昭義のひとりごと2014年7月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

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7.31

 わが家からは東京を横断していく前田ホール、往復だけで大仕事です。今日は帰りが大変でした。
 夏休み前のほっとコンサートの練習でした。ミューザ川崎とセットになることの多いほっとコンサート、今まではほっとコンサートのミニ版のような構成でしたが、今年は同じプロを弾きます。

 練習のあと家に戻って、もう1件の用事を済ませたら、

 右半分が防音室、左半分は手前に6畳間、奥は玄関ホール+水周りでした。新しいスタジオは前面が玄関ホール+共用部分、奥がスタジオになります。
 実は新しいスタジオにAutograph MIDをとも思ったのですが、使い回しでなんとかすることにしました。
 1階の奥のレッスン室にはピアノを2台入れるので、Devonの替わりに嵩張らないシステムを入れないといけません。とするとDevon+SV-91B+......という私の原点のシステムを新スタジオに持っていって、玄関脇のRogers LS5/9のシステムを奥に、玄関脇のレッスン室にはAutograph mini+mini91B+....かな?(リビングは手を付けない。)
 あるいはリビングのStirlingのシステムを新スタジオに、Devonのシステムをリビングに、 RogersのLS5/9のシステムを奥のレッスン室に、Autograph miniのシステムを玄関脇のレッスン室に、というのも一案です。
 実際にスタジオが出来たら考えます。


7.30

 明日からは久し振りのN響、ほっとコンサートの練習です。練習所の改築に伴い、今回は洗足学園前田ホールで練習、時間は11:00〜16:00です。

 今日離れの練習室が壊れました。まだ更地にはなっていませんが、いろいろな思い出の詰まった家がなくなるのは寂しいです。でも今度は勉強会やミニ・コンサートができる大きさなので、新しい思い出をそこでたくさん作ります。


7.27

 除湿器が快調なので、リビングにも1つ買い足しました。シャープのCV-C140というものですが、除湿能力が高いです。日に6〜8時間位点けているのですが、2日で4リットルの除湿タンクがいっぱいになります。一杯になると警告灯が点いて自動的に止まります。この水を捨てると、こんなに湿気があるんだと思い知らされます。これを見ると楽器を良い状態に維持するには、除湿器は必需品です。

 今日は午後からいわゆるGod Handの整骨医先生のところに2ヶ月ぶりに行きました。この先生はもともとは柔道の整体師でいらっしゃったそうで、スポーツ選手もたくさん施術を受けに来られるそうです。
 今日もスッキリして身長が何センチか伸びたような印象です。栄子先生と一緒に行った時は、帰りはいつもスカイツリーでお食事です。 (家からこの整骨院へのルートは、錦糸町で降りてスカイツリーの横を抜けていくのです。時間的にはスカイツリーがほぼ中間点です。)普段はソラマチ6階のレストラン街はどこも行列です。その上今日は夏休みになって最初の日曜日、さぞかし混むのだろうと思ったら、割りと空いていていつもの半分位の時間で席に着けました。皆さん敬遠したのでしょうか?


7.25

 今日は勉強会でした。

 6月初めの勉強会と同じ会場。今回は他の人の演奏を聴いての印象の他に、自分の反省も書いてもらいました。もちろん私も皆さんの印象を書きました。印象を書いていると、他のこと、たとえば写真を撮りたくても時間がありません。
 こういう広い会場で弾く機会はほとんどとれないので、ヴァイオリンの生徒さんには立つ位置、楽器の向きの違いを一人一人確認してもらいました。ステージの緞帳の真下に立つと、音が吸われてしまって客席まで来ません。それをステージ上で弾いて感じてもらいました。

 離れの解体が今日始まりました。離れは防音は完璧なのですが、室内の響きがとてもデッドです。この部屋を作った当時は防音というとこのように音を抑え込まないと防音できませんでしたが、娘夫婦が2年前に作ったピアノ室はもっと響きが多く気持ちが良い空間です。弾く側から言えばこうでなければ。練習室は響かない方が良いという説がありますが、響かないところで弾いていると、段々力んでいきます。室内がある程度響きながら防音がきちんとしている、というのが望ましいです。(オーディオルームも同じ)
 極太の弦を弾き込んだり、響かない練習室で弾くのは、日本の住宅事情の産物でしょう。適度な広さの石造りの教会なら、普通の太さの弦で楽に弾いて充分に空間に音が浸透します。響かない練習室で気合いもろとも弾いたのでは、良い弾き方は身に付きません。


桃から生まれたスコ太郎(?)
最近はここが大好き


7.23

 ピアノのハンマーが上がらなくなったので、おととい診てもらったのですが、最近はこの手の湿度によるトラブルがとても多いそうです。エアコンのドライをかけて湿気を飛ばすようにはしていたのですが、それでは追いつかないそうです。そこで今日除湿器を買いに行き、早速運転を開始しました。最初は湿度が75%近くでしたが、1時間位で54%に下がりました。その間ずっとヴァイオリンを弾いていたら、湿度が下がるとともに音がよく出てきました。日本も東南アジア並の湿度対策が必要のようです。ただ除湿器を付けると発熱するので、エアコンも同時に点けないといけません。

 離れのリフォームを控えて、今離れの荷物を段ボールに詰めて母屋に移動しています。2リットルのペットボトル6本が入る段ボールに楽譜などを詰めています。この段ボールはショッピングセンターにたくさん余って置いてあります。今この段ボールがリビングの隣の部屋に鎮座しています。総勢77個、壮観です。
 リフォームが済んだらこれらを持って行かないといけませんが、入り口が正面になるし、新しいスタジオは靴で出入りするので、戻すのは少し楽でしょう。
 今までの5割増位の規模で、コンサートだと40席位は置けそうです。洗面所や楽屋をとるとこれ以上は大きくできません。工期は3ヶ月半です。
 ミニ・コンサートやセミナーをここで出来るので、今から楽しみです。


7.21

 昨日は宝塚西地区ステップでした。ヴァイオリンの部がある時はいつもお呼びいただいています。今回も10人ほどヴァイオリンを弾かれた方がいました。

会場の宝塚文化創造館

そのエントランス

アドバイザーの皆様

打ち上げの席、原谷先生お疲れさまです

 宝塚音楽学校の旧校舎をリフォームした宝塚文化創造館が会場でした。前回お邪魔した時は駅前のホールでしたが、去年からこちらを使っていらっしゃるというお話でした。前回は日帰りの強行軍をしましたが、今回は2泊でした。
 10:00〜21:00という長丁場は大変でしたが、ご一緒した先生方はとてもお話の面白い方達で、休憩時間もいろいろな話で盛り上がりました。(皆さんFacebookでご縁があり、スコちゃんと孫のことでしばらく盛り上がりました。)このステップを主宰される原谷先生はお一人ですべてを切り盛りされていて、大変だったと思います。ゆっくりお休みになって、お疲れの出ないようになさって下さい。

7.19

 明日の宝塚西地区ステップに参加するために、大阪に来ました。昼過ぎにネットを見たら新幹線が豊橋三河安城の間で豪雨のために動いていないとのこと、一体どうなるのかと思ったら30分ほどで動き出しました。15:00過ぎののぞみに乗る予定なので、14:00過ぎに家を出たら今度は掛川の辺りで不通とのこと。これでは東京を出られても途中で長いこと待たされるだろうと覚悟しました。
 でも幸運なことに東京駅に着いたらほぼ定刻に発車、途中もほとんど雨には降られず、新大阪には10分遅れで着きました。

 結局ホテルには夜7時に着きました。ホテルの近くには食べるところがなさそうなので、ホテルのレストランで軽く済ませました。明日は9:30が集合時間なので、1時間前にはホテルを出ないといけないでしょう。早く寝ないと!


7.17

 今年も既に半分は終わってしまいました。この週末(20日)は宝塚西地区のステップのアドバイザーとして大阪に行きます。今までも何回かこちらのステップに呼んでいただいていますが、今回も11人の方がヴァイオリンで出演されます。いろいろな曲が聴けるのが今から楽しみです。
 こちらのステップに伺う時は不思議とN響が大阪で演奏会をしていることが多いです。今回も前日(19日)にN響はザ・シンフォニーホールで「夏」の公演をしています。今回は3連休の影響で泊りは大阪市内ではないので、誰かに会うことはないでしょう。でも何年か前にステップの前日にグランヴィアに泊まった時は、ロビーで理事長さんにお会いしました。

 このところ夏バテ気味だなぁと思っていたのですが、離れのリフォームの影響で寝室を替えたらとてもよく寝られるようになりました。今までは途中で目が覚めるし、朝起きても身体の芯がかったるく感じていたのですが、それがなくなりました。

 明日は栄子先生が東音ホールで新刊チェルニー30番下巻のセミナーをします。お時間の許す方はぜひお聞きになって下さい。


7.12

 郡山の往復500kmの燃費は15km/lでした。時間的にも想像より早く帰ることができました。前の525iの時より3割以上良い数字が出ています。

 私の楽器にはG線はゲージ16(Rigid)が限度で、それ以上太くなると楽器が負けます。16 1/4を16にすると太さは1.5%しか違わないのに、出てくる音はまるで違います。まるで16 1/4と16の間に境界があるという感じです。私の持っている楽器は2台ともここを境に音が激変します。でも楽器が違えばその境界点も変わるかもしれません。また調整も大きな影響があります。
 試しに使ったG線が手元に5〜6本残っていますが、それ以上に大きなプラスが奏法に返ってきました
 私の好きな音色の弦はOlive-Endしかありませんが、ゲージはまるで替わりました。またE線のアジャスターがLoop-endからBall-endに、松脂はNYMANに、弓の毛はシベリアに替わりました。どれも今お世話になっている楽器屋さんのお奨めです。


7.7

 郡山市民文化センターでのコンサートでした。今日は外環の三郷南→郡山南、須賀川→三郷南と1日で500km走破しました。BMWはアウトバーンの国の車、今日のような移動には持って来いです。行きは途中で1回休憩を取りましたが、帰りは順調に走れたので休みなしに走り切ってしまいました。とても安定しているので、メーターを見ないで走っているととんでもないスピードが出ています。「いけないいけない!」とアクセルを戻しながら走りました。
 今日で今回のシリーズは終わりました。練習所の立て替えのために今まで経験したことのない響きのスタジオでの練習に面食らいました。
 そういえば昨日のコンサートのあと駐車場に向かって歩いていたら、声をかけられました。誰かと思ってみたら私の生徒、おとといの浦和の演奏会が完売だったので、真岡の演奏会を聴きにきたというのでびっくり。どこの演奏会でも誰が聴いているか分かりません。もちろんどこでも手は抜きませんが.......

 わが家も離れのリフォームを計画しているのですが、今回の経験はとても参考になりました。そろそろ着工の予定です。


7.6

 今日は真岡市民会館でのコンサートでした。地図を見ると谷和原から60km近く走らないといけないので、一体いつ着くのだろうと心配でしたが、谷和原からの道はどこの市内も走らないので順調に走れました。帰りは三郷の料金所の渋滞が心配だったのですが、全然渋滞していませんでした。その先三郷南も出口の渋滞はなく、ほぼ行きと同じ時間で帰ることが出来ました。
 今回はあと明日の郡山の市民文化センターでのコンサートです。 2曲(ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とショスタコーヴィッチの5番)ともゆったり目のテンポでじっくり進んでいきます。


7.5

 11:30〜13:30までゲネプロ、本番は16:00〜という埼玉会館でのコンサートでした。埼玉会館は私がN響に入団した頃からある会場です。入団当時先輩に連れられて、通りの反対側にあるウナギ屋さんに行ったことを覚えています。そのお店は今でもありました。
 明日は真岡市民会館でのコンサートです。真岡は今まで行ったことのないところだと思います。北関東道の真岡インターで出れば良いようなのですが、ナビは谷和原から一般道を行くように指示してきます。高速を走っても時間的メリットはほとんどなさそうですし、この道は前に途中まで走ったことがあるので、明日はこの道を行こうと思っています。とはいっても谷和原から真岡まで60km近くあるので、走り甲斐はすごくありそうです。


7.4

 昨日より早く着いたのに、今日は最寄りの駐車場が満車、近くを走り回ってやっと空車のところを見つけました。これくらいの時間が一番混んでいるんだそうです。
 昨日と同様11:00から練習が始まりました。反響が少ない割には細かい音はよく聞こえてくる不思議なスタジオです。ショスタコーヴィッチの5番、ラフマニノフのピアノ協奏曲2番の順に練習し、あっさり終わりました。明日は浦和の埼玉会館、あさっては真岡市民会館、月曜日は郡山市民文化センターでの演奏会です。

 G線を細くしてからの微調整が続いています。今までいかにG線に振り回されていたかを痛感します。同じ曲を弾いてもタイミングの取り方までまるで変わりました。

 箱があると必ず入ってみるスコちゃん!お兄ちゃんのスリッパも箱が大好きでした。


7.3

 今回は羽田空港の西側に位置する羽田スタジオでの練習でした。首都高1号線の羽田インターから5分くらいのところにあるスタジオです。

 11:00からの練習ですが、9時半過ぎには着いてしまいました。最寄りの駐車場が空いていたので、そこに車を置いてゆっくり指馴らしをしました。
 今日はショスタコーヴィッチだけを練習しました。響きはとてもデッドで、1楽章の始めが今まで聞いたことのないような響きでした。でも練習が進むに従ってだんだん慣れてきました。明日もここ羽田スタジオでの練習です。
 今日1日弾いてみて、G線を1段階細くしたのは正解でした。今までより楽に弾け、出てくる音も今までとは違いました。


7.2

 私の場合弦が太過ぎたことが思ったように弾けない原因だったわけなので、ゲージの事を書いたのですが、他の人の場合には違うことが原因ですから、それを見つけ出さないといけません。うまく弾けない場合、その症状はいろいろあります。でもそれを引き起こす原因の根っこを見つけて治さなければ、他のところに転移します。
  その原因は多分に心理的なものから来ることが多いです。たとえば大きな音願望、力任せに弾いたのでは弦の自由な振動が阻害されます。でもただ力を抜いたのではスカスカいうだけです。つまりバランスの問題で、この修正は時間のかかる大作業、じっくり時間をかけて再発しないように持っていかないといけません。

 明日からはまたN響の練習が始まります。練習所の立て替え工事が始まり、しばらくの間(来年3月位まで?)いろいろな場所を借りての練習です。明日あさっては羽田スタジオでの練習、一体どうなるのでしょう?


7.1

 私が今までに弾いた一番太いG線はなんとOliveのrigidの17というものです。さすがにこの弦はしばらくして生産中止、一番太いのはrigidの16 3/4になりました。でもこれは特注品です。16 1/2もほとんど見ません。私はつい最近までその下の16 1/4を弾いてきました。でも手応えが今一つ、そこで16を試しに弾いてみました。
 たった1/4の違いなのですが、想像以上に大きな違いでした。やっと今になって思った通りの音に出会えました。この経験を自分だけでなく、生徒さんに活かしてもらうのがこれからの私の使命です。


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