昭義のひとりごと2011年10月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

このページは下から上へ順番に日付が新しくなっています。前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。

生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2011.10.07)必ずご覧下さい。

栄子先生のひとりごとはこちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。
根津理恵子の ポーランド通信第17回がアップされました。 こちらからどうぞ!


10.31

 今日で10月も終わり、本当に月日の経つのは速いです。
 20日におかしくなった左のヘッドライトを昨日ディーラーに預けて直してもらいました。おかしかったのはボードではなくバルブ自体だったそうです。ヘッドライトはキセノンであるため、とても高価でハロゲンとは一桁違います。とはいっても明るさはハロゲンの比ではないので仕方ないです。既に9万km走っているので、右もそう遠くないうちに交換になるでしょう。代車には116が来たのですが、MスポーツだったのでシートがHiLineのものとは違いました。腰の部分のサポート、サイサポートがあるので、身体がより良くサポートされます。エンジンの反応、ハンドルの重さには違和感がありますが、シートだけは気持ち良かったでした。そしてシート位置を再確認出来たのはためになりました。来月も1年点検の時に多分同じ代車に5日間位乗ります。早く1シリーズに慣れないと!
 そう言えば新型の3シリーズが発表されたようです。また523iのエンジンがターボ付の直4になりました。どちらも早く試乗してみたいです。

 お昼前にレッスン室のDevonの音を聴きましたが、音の出し始めは高音がきつめに聞こえますが、すぐに落ち着いてきます。最初だけボリュームを少し絞っておいて、しばらくしたら普通の音量に戻しています。

 明日からは3日のサントリーホールでの第9演奏会の練習です。11月はイルジ・コウトさんが指揮される予定でしたが、けがの治療のために来日不可能となり、指揮者が変更と成りました。曲目に変更はありません。詳細はこちらへ。明日はホグウッドさんの指揮です。


10.29

 今日は足利の演奏会でした。1月にもここに行っています。

 今回はカメラを持っていかなかったので、上の写真は前に撮ったものです。

 朝交通情報を見たら、2ヶ所計20km渋滞していました。初めは10時半に家を出るつもりでしたが、この様子を見て10時に家を出る事にしました。東北道に入るまでは順調だったのですが、岩槻の手前から渋滞が始まっていました。渋滞の先頭は久喜の手前だったので、岩槻から久喜まで下道を行ったのですが、こちらも東北の渋滞を避けた車で混み合っていました。結局1時間近くかかって久喜に着いたのですが、これならそのまま待っていた方が良かったようでした。結局1時頃に会場に着きました。

 今日はプレヴィン先生の今回のシリーズの最後の演奏会でした。1曲目のショスタコーヴィッチのヴァイオリン協奏曲の会場の反応は「?」という感じでした。速い2&4楽章は盛り上がるので、会場も盛り上がるのですが、ゆっくりした1&3楽章は長い上に内省的なので手強い印象だったようです。


10.27

 今日は定期2日目でした。印象は昨日とほぼ同じです。
 今日は昼過ぎまで動き回っていたので、本番の時に特にヴァイオリン協奏曲の時に眠くなると困るので、昼過ぎに家に戻って昼寝しようと思いました。でも実際には全然寝られず、一睡もしないまま本番を迎える事になりました。
 でも本番は昨日と同様すごい緊張感で進んだので、眠くなる暇などありませんでした。本番が終わった時の会場の反応は「Bravo!」がすごかったでした。先月のブロムシュテット先生とはまた一味違いました。

 今朝は夏物のジャケット+スラックスを着ていたのですが、いささか寒かったでした。そこで本番に向かう時は厚手のジャケット+スラックスに着替えました。でも来週はまた夏日になるようで、しばらくは着る物に苦労しそうです。


10.26

 今日はB定期初日でした。終わって楽屋に戻ったら時計は21:15、思ったより時間がかかっていました。舞台の転換が多かったからでしょうか?1曲目のヴァイオリン協奏曲は4楽章ある上に、それぞれの楽章が長めなのでとても長大な曲です。特に第3楽章のカデンツァ付のパッサカリアが特に長いです。でもソロのチェ・イェウンさんは少しも緩まずに最後まで持っていかれていました。素晴らしかったです。
 プロの後半はリンツ+バラの騎士です。バラの騎士は特にゆったりとしたテンポで進んでいきました。本番を弾きながら響きを聴いていると、1つ1つの音の響きを大事にされているのがよく分かりました。

 ゲネプロの後3時位までアークヒルズのスターバックスで過ごしてから、楽屋に戻りました。初めは用事を済ませるつもりで楽譜とMIDIのキーボードを持っていったのですが、昼寝をして目が覚めたら6時少し前でした。結局何もしないうちに本番になってしまいました。
 楽屋のテレビでは木枯らし一番が吹いたと報じていました。昨日は夏日だったのに、今日は10度近く温度が下がりました。これだけ気温が変わると体調管理には充分気を遣わないといけません。


10.25

 今日はリンツ、ヴァイオリン協奏曲、バラの騎士の順に練習しました。ヴァイオリン協奏曲も今日の練習で、きちんと折り合いがつきました。リンツは降り番なのですが、外で聴くとなかなか良い響きで聞こえてきました。
 ショスタコーヴィッチのヴァイオリン協奏曲はソロのチェ・イェウンさんが素晴らしく、とても楽しめる名演になると思います。バラの騎士はいくぶんゆったり目のテンポでじっくり聴かせられるでしょう。でもプレヴィン先生の本領はリンツに表われるのではないでしょうか?

 夕方から1階の玄関脇のレッスン室のAutograph miniのシステムを聴きました。まだこれで決まり!とは行かないので、再度内振りの角度とスーパーツイーターの下に敷く脚を検討しました。この前内振りの角度を聴取位置の少し後ろに焦点を結ぶようにしました。でも今日再度正面向きと聴き較べてみたら、正面の方が空間が感じられました。そして今一つ引っかかっていたPT-R4の脚です。この前防振ゴムを敷く事にしたのですが、どうも聴いているとゴムの音が聞こえるような気がします。PT-R4をAutograph miniの上に直置きするのと、1.5cm厚の黒檀の板に前脚だけ載せる、1cm厚の防振ゴムに前脚だけ載せる、4脚とも載せるの4通りを試してみました。黒檀の板は音がほぐれないように聞こえます。そして防振ゴムに載せるのは、音は角が取れるのですが、どうしてもゴムっぽく聞こえてしまいます。何も介さず直置きするのが一番明るくて抜けが良く聞こえます。
 また全体のバランスをとるために、黒檀の台を机の前面に置くのと中央に置くのを再度試してみました。これはやはり前面に出した方が良かったです。
 色々の選択肢を試して、できるだけ早くその傾向を掴んで、音をまとめたいです。


10.24

 バラの騎士、ショスタコーヴィッチのヴァイオリン協奏曲、リンツの順に練習しました。一番手強いのはヴァイオリン協奏曲です。明日はリンツ、ヴァイオリン協奏曲、バラの騎士と練習します。
 今回プロはリンツ、ヴァイオリン協奏曲、バラの騎士だと思っていたのですが、前半がヴァイオリン協奏曲、休憩後リンツ+バラの騎士というプロ順だそうです。ショスタコーヴィッチのヴァイオリン協奏曲は全4楽章で、第1、第3楽章がゆっくりした長い楽章です。第2、第4楽章が速くて難しいです。

 このところ毎日どこかで事故があり、それに伴って渋滞が起きています。今朝も箱崎の下り線で事故があり、見物渋滞なのでしょうが錦糸町から先は渋滞していました。結局普段より15分位余計にかかってしまいました。明日は事故のない事を祈ります。

 最近タイの洪水が報じられていますが、NIKONの工場も被害を受けたそうです。私のカメラD90を見たら「Made in Thailand」でした。車も水没している様子が報道されています。早く落ち着いて欲しいものです。


10.22

 今日は2日目、いささかスリルに富んではいましたが、無事終わりました。会場の受けは昨日より盛り上がっていました。
 私自身は演奏用の眼鏡に取り換えるのを忘れて、譜面から距離をとりながら目を凝らして頑張ったのですが、うまく行きませんでした。今回は1曲だけなので休憩もなく、速い5曲目10曲目が最悪でした。
 トゥランガリラは第6曲がゆっくりした長い楽章で、修業のような曲です。右腕を持ち上げているだけで大変だからです。来週はB定期、R.シュトラウスのバラの騎士です。ショスタコーヴィッチのヴァイオリン協奏曲第1番も大変そうです。この定期は水木のサントリーでのB定期の後、1日おいて土曜日に足利で同じプロで演奏会があります。

 今日は土曜日、基本的に車の数は少ないのに、首都高は渋滞しています。こういう時は走れるところだけ首都高を使い、混んだらさっさと下を行くのが正解です。駐車場と化した首都高を行くよりは、渋滞していない下を行った方が速いからです。そう言えば来年から首都高は値上げですね!まあ6kmまでは500円、その先6kmごとに100円ずつ上がり、900円で打ち止めという事ですが、体の良い大値上げですね。値上げになる人が少ないような事を首都高は言っていますが、この不景気な時代に値下げになるような距離(つまり12km以下)を700円払って走る人がどれだけいるのでしょう。


10.21

 今日はC定期の本番でした。練習の時は細切れに練習しますが、ゲネプロで全10部を通して弾くと見えていなかったものが浮き上がってきます。今までこれほど難しいと感じた事はなかったのですが、今回は大変です。本番は1ヶ所危ないところがありましたが、無事通りました。
 本番の後の会場の反応は思ったほどではなく、何か乗り切らないという感じが拭えませんでした。テンポが今一つ乗り切らなかった事も影響しているのでしょう。

 今日はお昼を食べてから渋谷のAppleStoreに行きました。何か面白いものがあるかと思ったのですが、残念ながらiPhone4Sに並ぶ行列以外何もありませんでした。それからいつものように白一のアイスを食べてホールに戻ったら2時過ぎでした。畳の部屋に行って昼寝をしたら、そのまま2時間位寝てしまいました。トゥランゴリラ、じゃないトゥランガリラにあたったようです。

 今朝は表通りに出るところで事故があり、当事者達が取っ組み合いをしていました。そして帰りは江戸橋の分流で、前の車が環状線の方に出たかと思ったら突然前に割り込んできました。急ブレーキを踏んでなんとかぶつからずにすみましたが、追突されなくて良かったでした。


10.20

 今日はトゥランガリラの最後の練習でした。今日の練習を通してポイントを掴めたので、明日ゲネプロで全体像がまとまるでしょう。全10部で成っていますが、1,2,8,10部が難しいです。今日は午前中で練習は終わりました。今月はドイツレクイエム、トゥランガリラ、バラの騎士と続きますが、特に今回のトゥランガリラがどうなるのかとても楽しみです。

 2度目の車検を受けてから1年、つまり6年経ちます。今月の初めにエンジンのサーモスタットを交換しましたが、今日帰りにエンジンをかけたら左のロワービームに異常があるとのメッセージが出ました。ライトがおかしいのか、コントロールボードがおかしいのかは、ライトを外さないと分からないそうです。月末に原因を突き止めるために入院する事にしました。
 そろそろ走行距離が9万kmになり、時々トラブルはありますが、早めに手当てをしているので、気持ち良く乗れています。あと2〜3年12〜13万kmまではこのまま行きたいものです。


10.19

 今日も1日この難曲トゥランガリラを練習しました。速い楽章などどちらかと言うとゆっくりなテンポなのですが、とても難しく感じます。それに合わせるポイントが難しいです。今日は午後の最初のコマまでの練習でしたが、私はトゥランガリラにあたったような感じです。

 帰りに芝公園から首都高に上がり、交通情報を見たら箱崎の辺りも混んでいないので、順調に帰れると思って気持ち良く走っていたら、江戸橋の手前から渋滞!掲示板を見ると事故で両国まで50分!下に降りて錦糸町から入り直すのは高速代が無駄!そこで環状線を1回りして、浜崎橋から湾岸経由で帰りました。

 家に帰ってからOSをLionにしようと思っていたのですが、「動作がまだ不安定でフォントが艶消し」とのネットの評判を見て、アップデートは止めました。iCloudを早く体験してみたかったのですが、今年一杯は見送りの方が良さそう。
 などと言っていたら、我が家のワイヤレスネットワークの要のAirMac Extremeがリセットしてもすぐに調子悪くなるので、新しいAirMacに入れ替えました。まずメインにするAirMac Extremeを設定して、それからネットワークにつながっている残りの4台を1台ずつ初期化して、ネットワークを拡張しました。今のAirMacユーティリティはとても扱いやすく、全部で5台の設定もあっという間に終わりました。

 すべてが思ったように進まなかった1日でした。


10.18

 今日は1日トゥランガリラを練習しました。前にも弾いていますし、それぞれの場所は断片的には覚えています。でも速いところは何回弾いても難しく、マトモに弾けません。この曲のようにどんどん拍子が変わる時には、拍頭の手がかりが欲しいのですが、プレヴィン先生はこの難曲をさらっと振られるので、こちらは肩透かしを食らったような感じです。この長大な曲を暗譜でもしなければ、とてもついていけません。明日あさってで自分なりのポイントを探り当てないといけません。大変です。

 先週アップデートされたiOS5ですが、翌日ネットにアップデート失敗の記事がたくさん出ていたので、しばらくアップデートは放っておきました。(実はiOS5に新しく搭載されたリマインダーを使ってみたかったのです。)皆がいっぺんにアップデートしたので、このような事態になったそうなので、1月位経ってほとぼりが冷めてからやろうと思っていたのですが、iPad2を使っている人がiOS5にアップしたが、特に問題はなかったと今日言われていました。そこで夕食の前にデータのバックアップをとってから、iOSのアップデートに挑戦しました。幸いなんの問題もなく、順調に更新できました。
 iOS5の新機能としてiCloudがありますが、これはMacのOSが10.7(Lion)でないとダメだそうです。前は新OSが出ると真っ先にそれを取り入れていた私ですが、OS Xになってからはプリンタドライバが対応しないなどの問題があると困ってしまうので、少なくともプリンタドライバのアップデータが出るまでは待つようにしています。
 今日調べたら、今使っているOKIのC8600dnとCANONのMP960のOS10.7用のドライバがすでに出ているようですし、OSも10.7.2になり少しは落ち着いているでしょうから、明日データのバックアップをとってから、OSのアップデートをしてみます。もしトラブルが起きると解決するのに最低2〜3時間はかかるので、今晩アップデートするのは止めておきます。


10.17

 明日からしばらくN響の公演に出続けます。ヒョッとすると現役メンバーより出続けるかも(笑)今週は10月のC定期、プレヴィン先生指揮のトゥランガリラ交響曲です。今日はもう寝ます。


10.12

 午前中に1階小レッスン室でオーケストラの曲を色々聴いてみました。ソロの曲を聴いている時はスピーカーが下の写真の位置(10.9をご覧下さい)で一応良かったのですが、オーケストラを聴いたら色々なパートがつながりません。そこでスピーカーの位置を決め直す事にしました。Autograph miniを載せている黒檀の台を机の一番奥、下の写真の中央の位置(10.9)、そして机の一番前の3ヶ所を試してみました。一番奥はただ鳴っているだけ!という感じ、中央か一番前かという事になりました。

 結局一番前に置くのが良いという結論になりましたが、背面のポートから壁までの距離がある方がバランスが良い、というAutograph miniの傾向通りの結論でした。
 面白かったのは立って聴くと高域が強めに聞こえるのですが、イスに座って聴くとちょうど良い感じです。スーパーツイーターは一番弱く効かせているのですが........また聴取位置は机に座ってではなく、少し後ろに座って聴く方がバランスも音の拡がりも良かったです。なんとかAutograph miniに対峙するのではなく、リラックスして聞ける音を、そしてふくよかさをもっと出せると良いのですが。

 写真の通りスーパーツイーターをスピーカーに直接載せていますが、高域のきつさの原因がヒョッとするとこのせいか?と思い立ち、防振ゴムを敷いてみました。手持ちの防振ゴムが少し小さめのため、左右の脚がやっと載る状態です。前後は1枚の防振ゴムではカバーできません。最初は前脚だけを防振ゴムに載せ、次に防振ゴムを前後に並べて4脚とも防振ゴムに載せました。聴いた感じでは前脚だけ防振ゴムに載せる方が良かったでした。そして今は防振ゴムを横に2枚敷いて、前の2脚をそれに載せるようにしました。
 以前の直接載せている時より円やかになり、それでいながら音がボケません。ただAutograph miniはとても周りの影響を受けやすいので、違う部屋でもこれが通用するかは分かりません。
 また内振りの角度についても、正面を向かせるのと聴取位置の少し後ろに焦点を結ぶようにするのの両方を試してみましたが、現状では内振りさせた方が良かったです。

 こうやって気になる部分を少しずつ追い込んでいく中で、しばらくオーディオにかける時間が少なく、音が出るだけで良しとしていたために、音を聴き取る耳が悪くなっていたと思い知らされました。また頑張らねば..........


10.9

 今まで1階の小レッスン室のステレオを出窓に置いていたので、部屋の扉を開けると2本のスピーカーコードが目の前に見えました。これがなんとも艶消しなので、屋根裏に置いてあったラックを降ろしました。

 右に見えるラックはそのままでは重すぎてとても降ろせないので、ネジを外してバラしました。バラして運んでまた組み立てるという作業が必要なので、とても時間がかかってしまいました。このラックは傷をつけないで外したり組み立てる事ができない難物でした。この並びだと机に座って聴くのにちょうど良い感じです。小編成のものだと良いのですが、オーケストラなどの編成の大きいものがどう聞こえるのかは分かりません。近いうちに試してみます。これがうまく行くようだったら寄って聴く専用のシステムにします。
 メインアンプmini91Bをラックに入れられないので机に載せていますが、プリを机に載せた方が良いかもしれません。(mini91Bをラックに入れるのだったら、棚板を1枚外さないといけません。)
 屋根裏のシステムは壁際に並べる事にしました。こちらはラックがないので、簡単に整理できました。

 おとといZinman指揮のベートーヴェンの2番を聴いてみました。かなり独特ですが、なかなか面白く効果的な演奏でした。とても爽快な気分になれます。
 最近リビングの低域の響きが気に入りません。あるレコードを聴いていると低いEのあたりの音がブーミングを起こしているようなのです。隣の部屋との仕切り板を開けると少し改善するのですが、それでもその傾向は依然としてあります。スピーカーの位置で直せるのか、何か吸音材を置かないといけないのか、試してみようと思っています。
 以前は上の写真のAutograph miniのシステムの音が気に入らなかったのですが、今はリビングが一番気になります。ちょっとしたことで印象が変わるので、また他のシステムが気になるかもしれませんが.......?


10.6

 おととい書いたコーリアンの話の続きです。コーリアンを下に敷くとボリュームが1ノッチ分ほど小さくなると書きましたが、たまたま隣のキッチンに行って、そこで音を聴いたら驚きました。キッチンで聞こえる音はちょうど1ノッチ分位今までより大きかったのです。つまり同じ部屋ではレベルが下がったように聞こえるのに、隣の部屋にはそれに関係なく音が伝わっていたのです。リビングでは明らかに静かになったように聞こえるのですが、それは聴感上の問題なのかもしれません。とても面白い現象です。

 ずっと入荷未定で手に入らなかったDavid Zinman指揮のチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のベートーヴェンの交響曲全集が今日届きました。全5枚、交響曲を1番から2つずつと、序曲を何曲か1枚に入れています。たとえば1枚目は交響曲第1番と第2番の他に、レオノーレの序曲第2番と第3番が入っています。今日はその中からフィデリオ、レオノーレの2番3番という序曲だけを取り出して聴いてみました。ベーレンライター版による演奏だそうですが、とても前向きなテンポであると同時に、ティンパニーの連打をとても目立たせる面白い解釈です。でも今日聴いた限りでは、なかなか効果的でした。今日はスコアを見ずに何となく聴いたのですが、ベーレンライター版のせいか何ヶ所か「あれっ?」というところがありました。でも全体としてはとても若々しく、かつ細かいニュアンスを大事にした良い演奏でした。色々な点で独創的ですが、なかなか面白いCDです。
 ただ今日は序曲しか聴いていないので、明日あたりどれか交響曲を聴いてみようっと!


10.4

 6月にリビングに置いてあるStirlingの下の御影石の板を外したことを書きました。その後Stirlingを床に真鍮+ステンインシュレーターを介して直接置いていました。それからボリュームが上がると、低域が膨れて聞こえてくるようになりました。気になる時はボリュームを落として聴いていました。ソロや室内楽はそれで問題は回避できますが、オーケストラの場合はそれではスケール感を楽しめません。今日もオーケストラを聴いていて、響きが不自然なので、急に思い立って前に使っていたコーリアンのボードをStirlingの下に入れてみました。

 やってみたら想像以上に効果が上がりました。中低域が膨らまないので、今までより重心が少し上がりました。でも中低域の音はしっかり聞こえてきます。そしてボリュームが今までより1ノッチ上げるとちょうど良い感じです。そして何より意外だったのは、昔の響きの感じが戻ってきたことです。


10.3

 ついこの間まで猛暑に悩まされていましたが、台風15号が過ぎてからはめっきり秋めいてきました。今日などは初雪初冠雪などが報じられるくらい、気温が下がってきました。我が家の裏庭にも彼岸花が咲きました。

 今日など夕方外に出たら、ワイシャツだけでは肌寒く、ジャケットが必要でした。いよいよ芸術の秋も本番を迎えます。


10.2

 今日は鎌倉芸術館での演奏会でした。ここの演奏会は今まで「行きはよいよい、帰りは怖い!」のパターンで、帰りに横浜に出るまでに1時間以上かかっていました。朝交通情報を見ると首都高は殆ど渋滞がないので、7号線から横羽線経由で横浜を抜け、横浜新道から大船に行きました。ゲネプロは12:00からですが、10時過ぎには会場に着いてしまいました。

 ゲネプロは12:00〜14:00ですが、前に食べるほどお腹も空いていないので、11時過ぎから指慣らしをしました。

 『いざ、鎌倉への道』と題した5年にわたる5回シリーズのVol.1となる今日の演奏会は、そのプロジェクトの船出を飾るべく交響曲第1番をメインとしています。あまり広くないここ鎌倉芸術館の特性を活かし、音量で攻めまくるのではなく、音色を大事にされていました。落ち着いた良い響きになったと思います。

 ゲネプロが終わってから、会場のすぐそばにある創業大正11年という有名なおそば屋さんでお昼を食べました。決して安くはありませんが、とても美味しかったでした。皆この店を目当てにしているらしく、2時過ぎという中途半端な時間に、N響のメンバーで満員になりました。

 チャイコフスキーのバレー音楽セレクションとブルックナーの交響曲第1番というプロにも関わらず、とても多くのお客様がいらして下さいました。来年は11月にVol.2が開かれるようです。

 終演後はかなりの渋滞になるだろうと覚悟していたのですが、ナビの言う通りに走ったら殆ど渋滞もなく、行きと殆ど変わらない時間で家に帰れました。ルートは羽田までは行きの逆順に走りましたが、その先は浜崎橋のあたりが渋滞しているようなので、湾岸に出て千鳥町経由で帰りました。1日で170km近く走りましたが、とても気持ち良く走れました。今週中にサーモスタットを交換してもらい、今月来月の遠出に備えます。


10.1

 今日はブルックナーを練習しました。今回の1番は休むところもなく弾きっぱなしの上に、音のつながりが掴み難い難曲です。後の作品と較べると整理されていない感じが強いです。今日の練習もとても疲れました。明日は大船にある鎌倉芸術館での演奏会です。明日は日曜日、行きは良いのですが帰りは多分かなり渋滞するでしょう。私はここに行くのは久し振りです。というのは今の車になってから行った事がないと思うからです。ゲネプロが12:00から、本番は16:30からです。
 明日の演奏会の後はプレヴィン先生のC定期が出番です。その後はしばらく出番が続きます。


2002年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分 
2003年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2004年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2005年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2006年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2007年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2008年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2009年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分
10月分11月分12月分
2010年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2011年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分はこちらです。