今日は午前中はモーツァルト2曲、といっても2コマ目に入ってすぐ練習は終わりました。練習の始まる時には「私の変わったやり方によく協力してくれてありがとう!」とのコメントがありました。またヴィブラートなしでちゃんと弾けるようにして欲しいという事も再度強調されていました。
長い昼休みのあと、エルガーの「ロンドンの下町」序曲、チェロ協奏曲の順で練習しました。ロンドンの下町については割とあっさりと練習は終わりました。でもチェロ協奏曲についてはとても細かく練習しました。今回3日の練習でしたが、3日とも協奏曲の練習をするのは異例な事です。
今回の定期が会場でどのように響くのか、そしてどのように評価されるのかとても興味があります。
練習が終わってから最近Powerbookのバッテリーの持ちが悪いのが気になっていたので銀座のApple Storeに寄ってバッテリーを買いました。毎日酷使しているのですから2年もよく持ったな、というのが偽らざる感想です。バッテリーの持ちが気になるという意味では、CLIEも同様です。こちらも最近持ちが悪くなっているのですが、いつまでCLIEが使えるのかという問題もあるのでそのままになっています。
私のPowerbookは1.5GHzなので普通に使うにはまだ充分である上に、今のMacBookProのカードスロットが新規格であるためにそのままの形では旧規格のW01Kが使えないという事があります。旅先でLANが使えない時にW01Kが使えないと困るので、そう簡単に今のBookに移行出来ません。
今日は「後宮からの誘拐」序曲から始め、その後39番を練習しました。午後からはエルガーの「ロンドンの下町」とチェロ協奏曲の2曲でした。チェロ協奏曲はソロまでノン・ヴィブラートで弾いているのには驚きました。チェロ協奏曲についてはソロ付きの練習でとても細かく表情を指定されていて、その力の入れようは凄いです。
今回の定期はどの曲も面白い表情を持っていて聴いて楽しいと思います。モーツァルトの39番が特にその意味で面白いです。1楽章の序奏など普段のほぼ倍近い速さで思わず拍子の勘定を間違いそうになるくらいです。2楽章も「えっ?」という感じがするくらいの速いテンポです。とてもユニークなモーツァルトで、どのように皆さんに受け入れられるのかとても興味があります。
今月はノリントン、サンティのお2人が指揮をされるので、対向配置月間という事になります。
こちらが何かを一生懸命やっているとスリッパが必ずこうやって相手をするように催促してきます。
「ニャ〜〜!」と言ってくるからといってお腹が空いている訳ではありません。グルーミングして欲しかったり、窓を開けて欲しかったりする事も多いのです。今もこれを書いていると、そのテーブルの上に飛び上がってきて相手をするようにヒゲをこすりつけてきます。お母様(栄子先生)が帰ってくるとすぐそちらに気が行きます。でもまたしばらくすると「ニャ〜〜!」と言いながらテーブルの上に飛び上がってきます。気まぐれスリッパでした。
今日は1月ぶりのN響でした。今日からはサー・ロジャー・ノリントンさんの指揮ですが、とても面白い方でした。ノリントンさんは対向配置をとっています。前にはファースト、チェロ、ヴィオラ、セカンドという順に並び、コントラバスはなんと山台の一番奥に並ぶという変わった並びです。(サンティ配置の場合はコントラバスは下手のファーストの後ろにいます。)
モーツァルトの39番から練習しました。面白いのは編成です。弦は14型、管は普段の倍の人数がいます。ノリントンさんの意図はフォルテの部分はTutti(全奏)で、ピアノのところは人数を減らして演奏させるというものです。私は今回5プルトにいるのですが、ピアノの時は1〜4プルトの人が弾く事になっているのでピアノの部分は弾かないのです。後ろ2プルトはさぼっている訳ではありません。
このモーツァルトについて面白いのは大きく2つの点があります。
その1つはヴィブラートについてです。モーツァルトの時代にはヴィブラートは使われていなかったのだから、今回はヴィブラートなしで弾くようにとの指示がありました。エルガーについても同じ指示がありました。(でも楽譜にはvibrantoという指示があります。どうしたら良いのでしょう?)
2番目はモーツァルトのテンポです。1楽章の序奏と2楽章がとても速いのです。1楽章の序奏の32分音符のスケールが主部の16分音符と同じ感じになるようにという事でとても速いです。2楽章もどんどん進んでいく感じです。それに対して1楽章の主部と4楽章はそれほど速くなくどちらかというとゆったりとした感じです。
またノリントンさんの練習はとても楽しいおしゃべりが多くて、弾く側を神経質にさせません。とても面白い持って行き方なので、客席で聴いてどう聴こえるのか自分でも聴いて見たい気分です。
昨日今日と栄子先生の手伝いをして花壇に300株ほどのパンジーを植えました。表通りに面した花壇だけでなく、ピアノのレッスン室の前とヴァイオリンのレッスン室の前の小さい花壇にも植えました。まだ植えたばかりなので、しばらくしたらキレイに咲き揃う事でしょう。
今までずっとオートモードかプログラムモードで撮ってきたのですが、この写真は露出モードで撮ったものです。もっと明るいレンズを使えば背景のボケがもっと活かせるのでしょうが、F4にしか出来ませんでした。(NIKONの18〜200mm F3.5〜5.6のレンズで撮りました。)F2.8位のレンズならもっとキレイに撮れるのでしょう。
いよいよ明日から1ヶ月ぶりにN響に行きます。今度のB定期はエルガーの「ロンドンの下町」序曲、チェロ協奏曲(チェロ:石坂団十郎)、モーツァルトの交響曲第39番というプロで、指揮はサー・ロジャー・ノリントンさんです。5日のNHK音楽祭は1曲目がモーツァルトの「後宮からの誘拐」序曲になる以外は同じプロで演奏します。今日から体調を整えるように早く寝ないといけません。
今日は1日トラブルばかりに見舞われ、ウンザリしました。最初は銀行で、次はJTBでトラブルが起こり解決までにそれぞれ1時間位かかってしまいました。その上夜になってビデオをDVDにコピーしようと思ったら、我家にある2台のレコーダーがエラーを起こしてしまいコピーは出来ませんでした。1階のVictorのビデオとDVDが1台に入ったレコーダーはビデオを入れると電源が落ちてしまうのです。また2階のDVDのレコーダーは「ディスクをチェックして下さい。」というメッセージを出してDVD-ROMも録画済みのDVDも受け付けません。というような事で最悪の一日でした。とはいっても事故を起こした訳ではないので、その意味ではまだ良かったのかもしれません。
とはいっても朝には頼んでいた1988年製の300Bが送られてきました。これは1階で使っている88年製300Bの予備として買ったもので、手に入るうちに予備を買っておかないと何かあった時に同じ物を手に入れる事はまず不可能だからです。まだ探せば高くてもまだ物はありますが、しばらくしたら金の草鞋を履いても物が見つからないようになるのでしょうね。
私が WEの300Bを手に入れたのは2年前の10月半ばの事ですから、それから丸2年毎日良い音を奏でてくれています。当時より3割以上値段は上がっているようです。
2年前に手に入れた(左から) |
TL-51X+Model2+SV722(Macintosh)+SV-501 SEという組み合わせは管を標準にするとほぼ36万、それにスピーカーを組み合わせて50万前後というところでしょう。ここで管にMullardとかWEを奢るとその分が上乗せになる訳です。CDプレーヤー+SV-310+SV-91Bという1階のシステムの方は更にその倍以上かかっています。
今にして思えば1階と2階のシステムの違いを意識する事もありませんし、CDトランスポート+Model2+SV-3+樽アンプ(あるいは同程度のアンプ)を聴いても充分楽しめるし演奏の内容も吟味出来ます。CDトランスポートは別にしてもこの組み合わせなら16万です。これにスピーカーとTL-51Xを加えても30万ちょっとという感じでしょう。
気楽に楽しむのなら適当な手持ちのCDプレーヤー+エレキットのプリTU-875+エレキットのメインTU-870+樽スピーカーかALR/ジョーダンのEntry Siが良いです。これならCDプレーヤーは別にして9万位で揃います。
私が自分でこれだけの投資をして今どう感じるのかと言うと、どんな物でもマトモな物であれば充分音楽を楽しめます。
でも一時期一生懸命になってホンのちょっとした違いをも気にしながら聴き較べをした事によって、自分の耳もそして演奏についての感性も育った訳です。皆さんも大なり小なり似たような道を辿っていらっしゃるのだと思います。こういう時期を通して自分なりの何かを掴む事が出来るのです。金額の問題ではなく自分の持っている物を最大限活かして、自分が気に入る音を出すのが大事なのです。これぞ自分の音だと言える物を掴むのには自分がそれに納得出来ていなければいけない訳で、それにはそれを消化するための時間が必要です。ネット上や本を通して結論だけを即席に手に入れるのは無理な相談です。
今日は朝から市川市文化会館でクラシックコンクールの本選がありました。朝10時半に始まり夜7時過ぎに終わるという強行軍でした。高校、大学、大学院、一般の4部門で行われました。高校と大学生はとても健闘していて、たくさんの人が全国大会に通過しました。この前のパルテノン多摩の本選よりはレベルが高く感じました。前にも書いた通り最近の学生の演奏レベルはすごく上がりましたが、クールな演奏が多くなっています。このクールな演奏ばかり聴いていると、良く言えば余裕を持っているのですが思い切り良く感じないので物足りなく感じてきます。
本選が終わったあと買い物をして家に戻ったらさすがにグッタリきました。人数はそれほど多くないのですが、1人あたりの時間が長いので総時間はすごく長かったです。今度の日曜日からはN響の練習が始まります。私はほぼ1月ぶりのN響なので、出来るだけ早く皆さんのペースに合わせられるようにしないといけません。
今日はN響がアメリカから無事戻ってきました。皆さんお疲れさまでした。
昨日カメラ屋さんに入ったワイヤレススピードライトコマンダーSU-800とスピードライトSB-600を取りに行き、早速ワイヤレスの多灯撮影を試してみました。
D80の上についているのがワイヤレススピードライトコマンダーSU-800、小三脚に付いている2つのスピードライトがSB-600です。SU-800のついたカメラ本体から離れた所に置いてある3グループのスピードライトを明るさも含めてワイヤレスにコントロールする事が出来ます。私は2灯しか買いませんでしたが、3灯必要な時は内蔵のフラッシュも使うつもりです。(内蔵のフラッシュでも外付けのスピードライトをコントロールできます。)このシステムはD200でも使えます。ディフューザーとバウンスも組み合わせれば大体のシーンに対応出来るでしょう。
普段はこれを持ち歩く訳には行かないので、カメラとディフューザーを持っていくようにします。このシステムと交換レンズ2本(TAMRONの11〜18mmの広角と28〜300mmの望遠)を入れられるカメラバッグがちょうどあるので、車で移動する時はそれを持っていきたいと思っています。
コンパクトデジカメの延長ぐらいにしか捕えていなかったディジタル一眼ですが、色々使っていくうちにこの世界の楽しさが少しずつ分かってきました。
明日は朝からクラシックコンクールの千葉本選の高校、大学、一般の部が市川市文化会館の小ホールであり、10:00〜19:40までで38人を審査します。
N響も今ごろ(25日午前0時)ニューヨークの空港にいて、帰国の便(ANA009便)の出発を待っているところでしょう。成田の到着は15:30の予定です。大きな事故もなく無事に旅行も終わって皆さんお疲れさまでした。
スリッパもそろそろ秋の体勢 温かいところにいます! |
サンバレーの店主のひとりごとに今年のWE300B30ペアと1988年のWE300B10ペアの限定販売のニュースが出ていましたが、このような良い話は滅多にない事なので88年の300Bを1ペア注文しました。私は最初は高価なWEの管にあまり良い印象を持っていなかったのですが、じっくり聴き込んでみると、値段は高過ぎるとは思いますがこの音は他の管では得られないものがあります。今回の管は1階のSV-91Bの予備として持っておこうと思っていますが、いささか勿体ないです。折角のこの管を毎日使ってこそ意味があるというものだからです。
私の経験から言うと88年の300Bももちろん良いのですが、整流管をWEの274Bにするとその方が影響は大きいような気がします。この間紹介されたRCA 5R4GYも素晴らしい管で、音の粒の緻密さは特筆されるべきでしょう。ただ私には線の太さの点から274Bの方がWE300Bに合っているように感じます。ただコストを考えると274Bはいささか敷居が高いです。でも最終的に出て来る音だけを言えば、274Bに一番魅力を感じます。とは言ってもこの274Bは今では手に入れるのは至難の業でしょう。
こういう話が出てくると必ず問題になるのがWEと他の管の違いがどの位あるのかという事です。自分の家で自分のアンプに挿して聴くと違いは分かりますが、どこか違う部屋で管の違いを意識せずに聴いたら多分どちらでも楽しんで聴いてしまうでしょう。実際サンバレーの試聴室で聴く時に管が何であるかを気にする事はほとんどありません。
それに管の違いばかり気にして聴くのが正しい聴き方ではないでしょう。やはり音楽を聴きながら発音のスピードや音の重心を楽しんでいく中から自然に管の違いに気付くというのが本当でしょう。演奏を聴く時に楽器の違いばかり聴こうとしても意味がないのと同じ事です。(聴いて違いが分かるという事が、音楽がよく分かる事の証明ではありません。同じCDで何度も違いだけを気にしながら聴いていくと、そのうち割と簡単に違いを言い当てるポイントが分かるようになります。でもそれは本質とは違う次元の議論です。)
結局その違いにどういう意味を見いだしてどこまで投資するかという問題です。
先月の末から満足に自分の練習をする時間が持てませんでしたが、最近になって少し落ち着いたので練習も軌道に乗ってきました。身に染みて感じたのは弾けない所は自分で弾けなくしている場合がほとんどだという事です。難しいと思う事によって自分から負のスパイラルに落ち込んで行ってしまうのです。しばらくまともに弾けなかったので練習を再開する時に全然気負いがないので、弾けなくて当たり前だからゆっくり弾いてみようと思えたのが良かったようです。今は今までよりはるかに効率的に練習出来て自分でもうれしくなってきます。
今回のキッカケは今月9日に書いた皮革の件です。これで楽器の持つポイントを再確認出来た事が最大のキッカケでした。このポイントは特別な事ではなく誰でも知っているのですが、実際には弾いている時に注意しないで見過ごしているのです。
国内も海外も演奏旅行の時に演奏会がキャンセルになったという事は私が入団してから今までは1回だけです。それは何年前の事かは覚えていませんが、神戸の演奏会の翌日和歌山で演奏会があるのに豪雨のために電車が不通になってしまい演奏会がキャンセルになったのです。(その時は急遽京都にホテルをとった覚えがあります。)
国内旅行では豪雨のために演奏会がキャンセル寸前という事は何回かありました。開演時刻を遅らせて何とか演奏会はやったという事が何回かありました。海外旅行では不思議な事に今までそういう大事件はありません。
でも2003年のロシア〜ヨーロッパ旅行の最初のサンクトペテルブルクの練習に楽器が間に合わなかったという事件があり、その時のデュトワ先生のうかない顔をご紹介した覚えがあります。今回もロスからサンフランシスコへの移動の時にサンフランシスコの空港が霧で閉鎖寸前という事があったようです。無事飛行機が飛んで事無きを得ましたが、海外旅行はこういう危険とはいつも背中合わせです。
でもこの「何とか事無きを得て」というのは我々にとっては最悪なのです。
なぜなら空港に長い時間釘付けにされた揚げ句、目的地ではホテルに寄る時間がないので会場に直行、休む暇なく会場練習本番を余儀なくされるからです。こうなるとバッグだけは先にホテル直行、人間は会場直行という事になります。2003年のモスクワの時にこの荷物と人間の泣き別れがあって以来、スケジュールがきついとこのパターンがよく出て来ます。不思議な事に1日しか滞在しない所でよくこの問題が持ち上がるのです。2003年のモスクワも2004年のフィラッハもそうでした。
今回はロス→サンフランシスコの移動以外は時間のかかる移動の日は旅行日になっていて夜本番がないので救われています。
アメリカ旅行は23日のニューヨーク公演を残すのみとなっているはずです。デュトワ先生の海外旅行からまず最初の公演地に飛び、そこで練習をしてから最初の公演をするというのが通例でした。ですから最初の公演地を発つ時には旅行は半分近く終わっているものでした。ですが今回はその前の2つの公演とメンバーが共通になっているせいか、最初の公演地ロスでは練習はありませんでした。
私が入団した当時の海外旅行は5日連続公演というスケジュールでした。移動して公演、移動して公演を5日続ける上に期間が40日というものでしたから、海外旅行はとてもきついものでした。中国〜東南アジア〜オーストラリアという旅行とまだ東西が分かれていた頃の西ヨーロッパ〜東ヨーロッパという旅行が私が経験した長くてきつい海外旅行です。(その上ほとんどがツイン部屋だったのです。)それがデュトワ先生がいらっしゃってからの海外旅行は期間が2週間位になり、スケジュールも余裕を持たせるようになり部屋もシングルになりました。
この後はしばらく海外旅行の計画はないという話です。
やっと落ち着いてきたので今まで通りに夜はゆっくり音楽を聴きたいのですが、なかなか思ったような展開になりません。少しでも毎日聴くようにしないと、良い刺激を受ける機会を失ってしまいます。ちょっと聴いた事がキッカケとなって新しいものに接する事も多いので、30分でも良いですから聴く時間を持ちたいです。それに毎日聴いていないとアンプやスピーカーも反応が悪くなってしまいます。本当にオーディオは楽器と同じ反応を示します。楽器もスピーカーも発音体である事は同じですから、当然と言えるかもしれません。
今日午前中にBMWのディーラーに行ったのですが、そこに展示してある車に乗ってみたら私のポジションはシートの前端が少し上がり過ぎている事に気がつきました。今までハンドルの9時15分の位置を持ってシートを合わせても12時の位置を持つと腕が伸びていました。背中のシートへのあたり方も今一つしっくり来なかったのです。シートの前端を少し下げたらピッタリ合いました。前の車の時はシートの座り方のことなど考えた事もなかったのですが、BMWはきちんと座っていないと違和感を感じます。身体がブレずにハンドルが切れないと妙に疲れます。(9月の末から毎日とても長距離運転していたので、その事がずっと気になっていました。)またBMWのオルガン型アクセルはかかとの位置がきちんととれていないと思ったように反応してくれません。BMWに乗り始めた頃アクセルの反応を悪く感じたのですが、それはかかとの位置が悪いからでした。午後に10km程走ってみましたが、とてもしっくりした感じで気持ち良く運転出来ました。楽器の持ち方と同じで一応出来たからといって安心するとすぐズレてしまいます。
という事で家に戻ってから早速楽器の持ち方を再確認してみましたが、こちらも問題なくきちんと持てていました。時々自分のやり方を見直しするのはとても大切だと思います。毎日少しずつズレていくと知らないうちに大幅に狂ってしまいます。ですから時々定期的に見直しをするのが大切です。
N響はボストンの演奏会が終わったところですから、あとパーチェスとニューヨークの2回の演奏会を残すのみとなりました。大きなトラブルはなかったようなので一安心です。加納常務のレポートを読むとNHKホールもデヴィース・シンフォニーホールのように音響反射板を付けると響きが良くなるのではないかと思いました。規模から言ってもNHKホールとほぼ同じですから、参考になるのではないでしょうか?N響は25日の夕方成田に着きます。
今日は午後から横浜の姉の所に母のお参りに行ってきました。まだ母が亡くなった事が信じられず、不意に目の前に現れるような気がしてなりません。今日は行きも帰りも首都高は渋滞で大変でした。今日はほとんどナビの言う通りに従いました。姉の所には2時間ほどいたので、帰りは夕方のラッシュにまともにぶつかりました。Aクラスのソルフェージュの先生をお願いしている大場陽子先生(作曲)が伊賀さえらさん(Art)、岩井亜希子さん(ピアノ)と一緒にされるパフォーマンスが7時から門前仲町にある門仲天井ホールであるので、栄子先生を間に合うように送らないといけません。用賀から霞が関まで100分という表示が出ていたのですが、とてもそれにつき合ってはいられないので用賀で降りてナビの言う通り駒沢通りを走り練習所の横を抜けました。何とか10分前には会場に着きました。間に合ってホッとしました。
明日は朝9時から佐々木邦雄先生のとても楽しいソルフェージュレッスンがあります。楽器を弾く時には楽譜と音が結びついていないといけない訳で、リズム・メロディー・ハーモニーの3要素を聴き取れないといけないのです。それを系統的に整理して覚えられれば、無駄な事をせずに楽譜が読めるようになります。導入の段階では楽器に触る事より、ソルフェージュに力を入れる方が大事なのです。つまりソルフェージュは音が分かるための早道なのです。
N響のアメリカ旅行も折り返し地点を通り過ぎたところです。今までロス、サンフランシスコ、フィラデルフィア、ニューブランズウィックと4ヶ所の演奏会が終わったところです。この後ボストン、パーチェス、ニューヨークの3ヶ所を残しています。移動は色々な事があり大変なようですが、演奏会自体はとても好評のようです。
昨日頼んでいたディフューザーが入荷したという電話があったので、今日それを取りに行きました。内蔵フラッシュ用のディフューザーなのですが、SB-600を着けた時にも使えます。今日は試しに色々なものを撮ってみました。またミニ三脚をSB-600用に買いました。これがあるとフラッシュをカメラ本体から離れた所に置いて発光させられるのです。
今日ワイヤレスコマンダーも頼みました。これで邪魔な影を出さない写真が撮れます。ライティングを気にするようになったキッカケは4日の勤続表彰の写真です。後ろにくっきりと影が出て顔が暗いというとても残念な出来だったからです。
色々やってみて普段は皮革ではなくハンカチで弾く事にしました。ハンカチを使う時にただ肩に載せてその上に楽器を載せるのと、2つ折りにして楽器を包むようにするのではかなり音が違います。ただ肩に載せた時の方が音がハッキリしていて私は好きなのですが、表板の保護の点から2つ折りにして使っています。(特に汗対策は大事です。)といっても弾いていくうちに持ち方が微妙に変わって、何も使わないようになるかもしれません。
今日は夕方から急に表参道に行く事になりました。それも40分ほどで行かないといけないという強行軍でしたが、箱崎で降りて下道で表参道まで普段なら自分の判断で道を決めるのですが、ナビの言う通りに従ったらほぼ時間通りに目的地に到着しました。
改装されたカワイのパウゼへ小さなコンサートを聴きに行ったのです。今までは普段は喫茶店として使われていたところを専用のコンサート会場に改装したのです。今まではカーペット敷きだったのがフローリングになって、よく響くのですが気をつけないと音が耳に刺さります。ヒョッとするとカーテンのような物を下げると響きの調整が出来るのではないかというのが第一印象でした。
個人的なスナップ写真をたくさん撮ったのですが、 内蔵とクリップオン型の2種類のストロボを使ってみました。これからしばらく集中的にストロボを使って、早く慣れようと思います。
コンサートの後のパーティーでは思いもかけぬ方から声をかけて頂いて驚きました。このホームページを見て下さっている方と話が弾んで、近いうちにまたご一緒出来る事になりそうです。
昨日のHDDのエラーの後始末はまだ出来ていません。外付けのUSBのHDDを検証したらエラーが発見され、そのデータを別のHDDに移してからそのHDDを初期化して、今はそのデータを元に戻しているところです。(今家には外付けのHDDは3台あります。1つはFireWire、2つがUSB2.0のHDDです。)結局Powerbookの外付けのHDD2台ともマイナートラブルがありました。私は昔からバックアップは外付けHDD何台かにしてきています。取り回しの良さとスピードを考えるとHDDが一番だからです。ただクラッシュが心配なので最低外付け2台に同じものをバックアップするようにしています。
今私のところには1日300通以上のメールが来るのですが、そのうちほぼ9割以上がスパムメールです。これだけ大量のメールがあると1つ1つ内容まで確認している暇はないので、発信人と題でどんどん選別していくしかありません。したがって出来るだけ内容を見ながら要らないものを削除しているのですが、スパムを未読の状態で削除しようと思っているので間違えて大事なメールを消してしまっているのかもしれません。(もし返事が来ないと思われる方は申し訳ありませんがもう一度送信して下さい。)それにしてもよく飽きずに同じスパムを送ってくるものだと感心します。ネット上を流れる情報のうち90%から95%がゴミだというのも首肯ける話です。メールニュースを読みたくない時はこちらにというボタンがありますが、そんなものをクリックするとちゃんと読んでいるという証拠なので今まで以上にジャンクメールが来るそうです。
今までのN響の海外旅行の様子を見直したのですが、このホームページを始めた97年以降を見ると98年11月末の中国、99年4月のアメリカ、01年8月のヨーロッパ、02年3月のアジア、02年5月の韓国、03年4月のヨーロッパ、04年7月のヨーロッパ、05年10月のヨーロッパ、今年の6月の韓国、そして今回のアメリカと行っているようです。私は99年のアメリカも行っていなかったのでN響では何年の事だか忘れましたが国連への出演でニューヨークに行った事があるだけです。
98年の中国旅行の時はまだモデムカード
を使って26400位のスピードで接続していました。この時は中国のプロバイダにつなぐと安定しないので、日本のPathに国際電話で接続するという事をやっていました。この電話線を通してネットにつなぐというのは2004年のヨーロッパ旅行までやっていました。でもこの頃になるとEtherのポートを持っていたり無線LANがあるホテルが増えてきています。国内でもモデムのケーブルなどまるで必要ないようになりましたが、海外もEtherのケーブルを持っていけば良いケースが多くなっています。今回はどうなのでしょうか?
夜になってPowerbookのHDDのバックアップをとろうと思ったらエラーが出てしまいました。Sync!Sync!Sync!というソフトでバックアップをとっているのですが、外付けのUSBのHDDにはちゃんとバックアップがとれるのですが、FireWireのHDDにバックアップしようとすると途中でソフトが終了してしまうのです。初期化してもう一度バックアップをとろうとしても同じ症状が出てしまいます。.Macで紹介されているBackup3でバックアップをとり直す事にしました。ところが初回のバックアップは気の遠くなるほど時間がかかってしまいました。USBのHDDへのバックアップもBackup3でやる事にしました。Powerbookに入っている自分で作ったデータは約18GBあります。これをiDiskにバックアップをとったら何時間かかるか分からないので、手持ちのいくつかのHDDにバックアップをとるのが安全でしょう。このバックアップをちゃんととってあると、具合が悪くなってHDDをフォーマットしなければいけないような事になっても、外付けのHDDからデータを戻せるので安心です。
今N響のいるロサンゼルスは日本に対して時差がー16時間なので(10月の最終日曜日まではサマータイムです。)、今日本で15日の午後9時だとロスでは15日の午前5時になります。ロス時間で14日の14:00から今回のアメリカ旅行で最初の演奏会がありました。
このホームページの1234567アクセスをヒットされたNさんという方はロサンゼルスの南カリフォルニア大学で哲学の勉強をされています。その方がこのN響のコンサートにいらして下さったそうで、その感想をメールで知らせて下さいました。演奏も大変良かったそうで、メインプロのエニグマが終わったら盛大なスタンディング・オベーションだったそうです。幸先の良いスタートで良かったです。
明日は10時にホテルを出て飛行機でサンフランシスコに行き、17:30から会場練習が始まるというこの旅行で最も強行軍の1日です。国内線でもセキュリティ・チェックが大変なそうなので、余計な時間がかからないと良いのですが。
今回のアメリカ旅行が出番だったらこのロスのNさんとその他にボストンでお会いしたい方がいたのですが、行く事が出来ず残念です。この後N響が海外に行く事はしばらくないようです。
今日DVDのコピーを作っている間に今まで試せなかったD80の内蔵フラッシュのコマンダー機能を使ってSB600をワイヤレスで発光させるテストをやってみました。最初はうまく行かなかったのですが、マニュアルを読み直しながら最初からやり直したらうまく行きました。しばらくはこれで色々やってみようと思っています。レンズに付けるディフューザーも頼んでいるので、それらを組み合わせれば今までよりはかなり良くなるでしょう。
今まではコンパクトデジカメの延長としてしか使えていなかったので、これからは少しは写真らしい使い方をしたいなぁ〜と思っているところです。
今日楽器を持つ時に普段は何も使っていない生徒に皮革を使わせてみたのですが、その子は皮革を使ってもあまり違いを感じないと言っていました。皮革を使うと持ちやすいと言うのではないかと想像していた私にとっては意外でしたしいささかガッカリしました。人によって持ち方は違うし感じ方も違うのだという事がよく分かります。とは言っても一般的には皮革を使う方が楽に感じるでしょう。
私自身はハンカチを中心に使っていく事にしました。普段は皮革を使わない理由は2つ、1番目はハンカチの方が厚さを簡単にコントロール出来る事、2番目は洗濯が出来ないので顎が表板に触らないように保護するのが難しい事です。また端切れは厚さが1枚ずつ違う事も問題です。でも持ち方がズレてしまったら皮革を使って持ち方を再確認します。でもこの皮革を教えて下さった生徒さんには感謝します。皮革を使うなら20cm角位の鹿皮がお奨めです。
最近近距離でフラッシュを炊くような時のとり方について今まで何も考えていなかった事を思い知らされました。(内蔵フラッシュを使ったために強い影が出来たり、鏡にフラッシュの光が反射して映ってしまったりです。)スピードライトSB-600というフラッシュは持っていたのですが、その使い方についてはよく理解していませんでした。ストロボの使い方について特集した本を買って色々試してみました。今まで内蔵フラッシュを中心にしていたのでほとんどがストレート発光で撮っていましたので、外付けフラッシュを使いバウンスさせるという撮り方は参考になりました。バウンスさせる時も真上に発光するのと斜め後ろに発光するのではかなり出来上がりは違います。
NIKONにはCLS(クリエイティブ・ライティング・システム)というシステムがあります。特にSU-800というコマンダーを使うと4チャンネルのスピードライトを光量まで含めてコントロール出来ます。私の使い方では2つのフラッシュをカメラから離して使えればしばらくは充分です。
初めは私はカメラには全然興味がありませんでしたが、今ではオーディオに車にカメラと金のかかる趣味を3つも持つ事になってしまいました。もうこれ以上触手を拡げると大変な事になります。
実は先月の末26日に義母新井富佐子(Galleryふさこをご覧下さい。)が亡くなりました。その日はB定期の練習2日目だったため、27日からのB定期は忌引をとった訳です。そのために急遽今回のアメリカ旅行を降り番にして頂きました。(9月末のオーチャード定期、10月初めのA定期とアメリカ旅行が同一メンバーになっているからです。)葬儀は故人の意向もあり密葬で執り行いました。
今日でさしあたり手続きしないといけない事が終わったので一段落しました。これからいつも通りに練習してステレオを聴いてという生活に少しずつ戻していけると良いのですが........
先週の水曜日4日に勤続表彰を受けた時に胸に飾ってもらったお花がまだ咲いています。HB101という栄養剤の霧吹きをしているからなのでしょうが、10日経ってもまだキレイです。
10月も半ばになりスリッパも秋の体勢に入ってきました。夜になると少し離れたカーペットの上でゴロンと寝転がる事が多くなりました。スリッパは明け方になるとお母様(栄子先生)のおでこをチョンとつついてエサを催促するそうです。ところがその前脚の爪がとても長いのです。後ろ脚の爪は簡単に切れるのですが、前脚の爪はなかなか切らせません。寝ぼけている時に隙を狙って1本ずつ切るしか方法はないのですが、なかなかうまく行きません。
N響はANA006便で17:00にいよいよアメリカ旅行に出かけました。今回の旅行が無事進む事を祈っています。
9日に書いた皮革ですが、色々やった感じでは皮革でもハンカチでも同じように使えるようです。皮革は新しいバランスを教えてくれましたが、普段使うのは多分ハンカチになると思います。時々持ち方がズレてきた時にはまたこの皮革を使って持ち方を直そうと思います。(皮革を普段使えないのは洗えないからです。ですから皮膚に直接当てられないのが不自由なのです。洗える皮革もあるようですが、基本的に皮革は洗わないものだと皮革の店の人に言われました。弾く時に使うには鹿皮が柔らかくて丈夫なので一番適しているという話でした。端切れは1枚1000円ですから、汚くなったらどんどん取り替えるという方法もあります。)
このように弾いて行く中で色々なものに出会いますが、とても良い物でも色々な事情から使えない事もあります。今回の皮革もまだどうするか迷っているところです。
Powerbookを使っていて一番困るのが突然カーソルがどこかに飛んで行ってしまう事です。そのために今まで書いた長文が一度に消えてしまった事もありました。手とトラックパッドの位置関係に問題があるのですが、私の場合は手首を奥に置けば緩和されるようです。手首が手前にあると親指がトラックパッドに近くなったり触ったりするようです。でもこういう癖を直すのはとても難しいです。何しろ無意識にとる姿勢の問題ですから。
いよいよ明日N響はアメリカに向けて出発します。ここ2〜3年でホテルのインターネット事情もすごく変わり、Ethernetで接続出来るホテルがとても多くなってきています。国内ではEtherかW01Kのどちらかで接続していますが、最近はほとんどのホテルでEtherが使えます。外国でもEtherかワイヤレスが使えるケースがとても多くなっています。今年の韓国も結局はEtherが使えました。私はEtherが使える場合はそれにAirMac Expressをつなげてワイヤレスで接続しています。(W01KのMacでの使い方はこちらです。)
AirMacとW01Kをクリックすると それぞれのホームページに行けます |
今では旅行の時はEtherのコードと普通の電話のコードを持って行くようにしています。PowerbookはAirMacカードを内蔵しているので、ワイヤレスネットワークには何も使わずに入れます。私が前回アメリカに行ったのは2001年で、その時はずっとクリーブランドに滞在しました。その時は昔ながらのモデムでインターネットに接続しました。この時はATTから接続していたので、アクセスポイントが市内にあるため電話代は一銭もかかりませんでした。この頃は外国に行く時はモデムセーバーとモデム変換アダプターが必需品でした。(アメリカは必要ありませんが。)N響の演奏旅行は色々の国に行くので、この変換アダプターを揃えるのが結構大変でした。今は何種類もの電源のコンセントの変換アダプターがでていますが、モデムについて同じようなユニバーサル型の変換アダプターが出ないのでしょうか。でもそのような物が出るより高速インターネットの普及の方が速いのでしょう。
今回のアメリカ旅行は明日12日に出発、25日に帰国というスケジュールで、その間に7回の本番があります。 (私は今回のアメリカ旅行は降り番です。)
今日は午前中に庭の芝刈りをしました。今年は夏に芝刈りを一度もしなかったので、今日はものすごい量の芝が採れました。大きな芝刈り機で切ったのですが、芝が長過ぎてとら刈りになったり取り残しがあったりなのですが長いまま放ってあるのよりははるかにキレイになりました。
午後になってから練習所に行きました。アメリカ旅行をあさってに控えて普段置いてある衣装ケースとか楽器ケースが見事になくなっていました。今回はセキュリティのために持って行く物に色々制限があるようです。ヨーロッパに行く時はいつも午前中の出発ですが、今回は夕方5時の便で出かけます。このアメリカ旅行の間に練習所はエアコンの修理が行われます。
この後浅草橋の皮革の店に行きました。皮革は切り売りをしないので鹿皮の1枚物を買うと15000円から20000円の間だという事でした。でもそれほど必要でないなら1枚1000円の端布があるとの事でした。そこで厚手の鹿皮を3枚買ってきました。
家に帰ってからまた皮革を使って弾いてみました。皮革を使う時はただそれを肩に載せているだけなのですが、今日色々やってみたらハンカチを使っている時よりは微妙に奥に入っていました。試しにハンカチで同じ所に持ってみたら、これも今までよりよく持てました。
結局自分では意識していなかったのですが、楽器の入る位置の問題だったようです。(ハンカチは顎あてを包んでいるのに対して、皮革は肩に載せているだけです。そのため喉への楽器のあたり方が微妙に違っていました。)
このように新しい事をしてそれがすごく良く見えても、本当の原因は違う所にある事もあります。でも皮革を使って楽に弾けるのなら、それは私にとってとても良いものなのです。
この皮革については皮革を染めるのに使う薬品がニスに対して安全なのかという心配があります。(高価な楽器のニスがダメになると取り返しがつかないのです。皮革を使っている人からニスに問題があったという話を聞いた事はありませんから多分大丈夫なのでしょうが。)ここ2日弾いた限りでは具合の悪い事はありませんが、長期間使って不具合があるかどうかは分かりません。しばらく様子をみようと思っています。
オーディオの基本線は生の音で決まるのですが、私達も他人の演奏を聴く場合に圧倒的にオーディオを通して聴くことの方が多い訳です。という事は私達の音に対するイメージもある程度オーディオによって作られるのです。それを突き詰めると自分の音もある部分オーディオが作っているという事になります。(実際ステレオの音と演奏の音は似ています。)ですから私は自分が弾いて出す音を問題にするのと同じレベルで再生音楽の音も問題にします。生演奏を出来るだけ彷彿とさせる音を聴いて楽しみながら、その中からどうすれば良い音楽良い音を出せるかのヒントを手に入れたいのです。幸いにしてそれを得る事の出来る装置を手に入れられてとても幸せです。
オーディオの音を磨くという作業は自分が演奏で出す音を磨くのと同じ手間がかかります。私はオーディオと演奏は表裏一体だと思っています。演奏する時に気になる事はそれを聴いていても気になりますから。
今まで何回か楽器を持つ時に皮革を使っている人を見てきましたが、自分で試した事はありませんでした。今日レッスンにいらした有能なアマチュアヴァイオリニストが厚手でとても柔らかい25cm角の皮革を見せて下さいました。試しに使わせて頂いたらとても具合が良いのに驚きました。その方は2枚その皮革を持っていらっしゃるとの事で、その1枚を頂いてしまいました。その後それを使ってずっと弾いてみましたが、顎が表板に触らないように気をつけないといけないのですがそれ以外はとても具合が良いです。この皮革は比較的に厚い上に摩擦で楽器を支えてくれるので、ハンカチより具合が良いです。シフトの安定性は今まで経験した事のないくらい良かったでした。持ち方は今までと変わりありません。
この方は津田沼のユザワヤでこの皮革を手に入れたそうなのですが、予備が欲しいので今日行ってみたら在庫はないとの事でした。皮革の問屋がある浅草橋や東急ハンズに行けば手に入るのかもしれません。
今日は連休の中日のせいか、高速には少し渋滞があったようですが私が動いた時は首都高は行き帰りともに部分的には混んでいましたが全体としては空いていました。思ったよりはるかに速く移動出来てホッとしました。
最近本屋でD80の解説本を見つけて読んでいますが、D70用のアクセサリーがそのまま使えるので助かります。D200についてはリモコンは使えずリモートコードはD70とは違うものが必要になるのですが、D80の場合は同じものが使えます。私は普段はスナップを撮る事がほとんどなのでこれらのアクセサリーを使う事はほとんどないのですが、やはり夜景のように手ブレを防ぎたい時には絶対に必要になります。それと同時に三脚も手軽に持ち歩けるものが欲しいです。いくらレンズがVRであっても三脚を使えばブレないですみますから。
私はそれほどカメラに入れ込んでいる訳ではないので、撮る時はJPEGでLサイズFINEで撮っています。RAWで撮った方が良いのは重々承知なのですが、後の処理が面倒なので。ホームページにアップする写真は当然JPEGであまり圧縮をかけないようにしています。(GIFは8bit256色しか扱えない上に、写真の場合にはファイルサイズはJPEGより大きくなります。ですから写真はJPEG、イラスト系はGIFにするのが定石です。この点についてはこちらに説明があります。)あまりA4サイズでプリントするような事はないのですが、撮った写真のデータはそのままハードディスクにとってあります。今私のハードディスクで一番場所をとっているのがこの写真のデータです。
主に外で写真を撮るので自分の家で撮るための環境が整っていません。ですからただ撮ると4日の写真のように後ろに影が出てしまうのです。自宅にちゃんと写真の撮れる環境を早く整えたいです。
1997年5月17日にこのホームページを始めてから9年5ヶ月が経ちましたが、今日午後7時40過ぎに150万に到達しました。1499999、1500000、1500001のお3方からメールを頂戴しました。これからも頑張って続けて行こうと思っております。よろしくお願い致します。
このところ忙しくて落ち着いて物事に取り組む事が出来ない日々が続いています。今日は神田の損保会館で真空管オーディオ・フェアが開かれています。いつもならサンバレーの展示には必ず行くのですが、今回だけはとても行けそうにありません。明日はしばらく取りやめていたレッスンの後おととい行かなかった横浜に行かないといけません。行きはともかく帰りがいささか心配ではあります。連休の中日ですし後に用事がある訳ではないので何とかなるでしょう。
東京を横切って行くので、どこかで事故や渋滞があるととんでもなく時間がかかります。この前も用賀から谷町まで65分と表示されていましたが、レッスンが後に待っていたので用賀で早々に下に降りて第2京浜から首都高の芝公園そして湾岸の千鳥町というコースで何とか間に合わせました。第2京浜に出てしまえば後は計算出来るのですが、246から第2京浜まで抜ける道を昨日書いたような方法で探して走ったのでした。
昨日の3号線の上りはその時より更に混んでいて谷町まで100分と出ていましたから、昨日無理をして行かなくて良かったでした。
サンバレーの車もこの大渋滞に捕まってしまったようでした。
N響は今日はA定期の2日目でした。今回は普段のように土日ではなく金土の演奏会でした。その上金曜日が日曜日の振り替えで初日がA定期2日目というなんとも複雑なスケジュールでした。この前のオーチャード定期(ブラームスのピアノ協奏曲第1番[ピアノ:エレーヌ・グリモー]、エルガーのエニグマ、ドビュッシーの海)と今回のA定期(武満の「鳥は星形の庭に降りる」、バルトークのピアノ協奏曲第3番[ピアノ:エレーヌ・グリモー]、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第1&2組曲)を中心とするプロで、12日からのアメリカ旅行に臨みます。(この2つのプロとアメリカ旅行が同一メンバーです。)
今回のスケジュールは12日(木)が旅行日(ロサンゼルスへ)、13日(金)が休日、14日(土)がロサンゼルスでのマチネ、 15日(日)がサンフランシスコ、 16日(月)は移動日、17日(火)はフィラデルフィア、18日(水)はニューブランズヴィック、19日(木)は移動日、20日(金)はボストン、21日(土)はパーチェス、22日(日)は移動日、23日(月)はニューヨーク、24日(火)25日(水)が旅行日というスケジュールです。15日のロスからサンフランシスコへ移動して本番というのがこの旅行の最大の難関でしょう。空港でのセキュリティ・チェックにあまり余計な時間がかからない事を祈ります。アメリカの演奏会はロスが14:00サンフランシスコが19:00以外、全て20:00開演のようです。
今日は横浜まで行くつもりで家を出てまずお土産のケーキを買いに船橋に行ったのですが、京葉道路が料金所から渋滞していました。船橋で降りて千葉街道で行こうと思ったらこちらも大渋滞、ナビを頼りに裏道を探しながらケーキ屋さんの近くまでは順調に行きました。ところがナビで首都高の様子を見たら3号線の上りが用賀から谷町まで100分かかると出ていました。そこで今日は横浜に行くのを諦め、そのまま何も買わずに花輪インターから上りに乗り、家に戻りました。全体的には車の数は少ないのですが、この土砂降りの雨のために道はとても渋滞しています。
テレビを見るとやはり行くのを止めて良かったようです。
今夜10時半になっても首都高はかなり渋滞しているようです。私は走っている時ナビの縮尺を色々と切り替えます。そうするとしばらくすると抜け道が見えてきます。このやり方はいつもうまく行く訳ではないのですが、かなりの確率で知らない所でも抜け道を見つけられます。ただ裏道は必ず行けるという保証がある訳ではないので、ダメだった場合も考えておかないと動きが取れなくなる事もあるので要注意です。(地元ナンバーの車が自信を持って入っていく道[特に何台も続けて入っていく場合]は有効な抜け道である場合が多いです。)
今日は午後から用事で出かけたのですが、段々雨が強く降ってきて帰る時には雨でセンターラインがとても見難い上に夕方で暗い事もあってとても走りにくかったです。今日の走行距離は40キロに満たないのですが、疲労感は150キロ位走ったような感じです。明日も100キロ位走る予定なのですが、あすも降りそうなので心配です。といっても明日は高速がほとんどなので人を心配する必要はほとんどないので今日よりは楽でしょう。
D80にはTAMRONの18-200mmを組み合わせて使ってきました。NIKONの18-200mmはレンズが大き過ぎてソフトケースに入りにくかったからです。でも手ブレ補正機構がついていてどんな状況でも安定して撮れるので、NIKONを使う事にしました。本体が小振りなのに対してレンズが大きくて重いのですが、レンズを支えるようにすれば良いようです。D80には同時に発売された18-135mmレンズが一番バランスが良いのでしょうが、折角持っている18-200mmですから使わなければ.....という事です。18-70mmはD70に、18-200mmはD200に、18-135mmはD80にベストマッチなのでしょう。色調はD200が一番落ち着いていますが、D80は普段使いには最適です。今まで持っていたD70はカメラ店の交換プログラムで新機種に交換しました。
以前はコンパクトデジカメで充分だと思っていたのですが、一眼を持つようになると色調のあまりの違いに少々面倒でも一眼を持って行きたくなります。
たとえば先月の29日にご紹介したクリーブランドの写真ですが、これは多分SONYのDSC-P1かP7で撮ったものです。
これに対してこれはD70で今年の韓国旅行の時に撮ったものですが、色の違いは歴然としていますね。
カメラにはまるで興味のなかった私ですが、これだけ違うと嫌でも一眼を持ちたくなります。最初はそれまで使っていたLUMIXをモバイル用に使おうと思っていたのですが、この違いを見ると少々面倒でも一眼を持ち歩く事になってしまいました。ですから小さくて高性能なD80は持って来いなのです。といっても今回のアメリカ旅行は降りているので、カメラの活躍する場はないのですが........
今日は午後からまず楽器屋さんに弓を取りに行きました。
TEAの本番(9月24日)での無残な姿 | 今日元通りになって戻ってきました |
強力な接着剤で付けてあるので多分大丈夫だそうですが、もしこれでも再度割れるようだったらくさびを打ち込んで接着するとか方法を考えないといけないそうです。家に戻ってから弾いてみましたが、不安感は全然なくしっかり付いているようでした。(弓を手に入れた時からフロッグの割れ目はありました。でも手に入れてから30年近く何事もなかったので安心していました。でも今から思うと弾いている時にフロッグがねじれるような感触がありました。その疲労の蓄積がこの前のTEAの本番の時に爆発したのでしょう。)
その後3時半から練習所で創立80周年記念式典がありました。今年は有馬賞が松尾楽器商会、ヤマハ、オーボエの北島さんに贈られました。年功表彰がヴァイオリンの大澤さんが35年、チェロの田澤さん、コントラバスの新納さん、私の3人が30年、クラリネットの横川さん、ヴァイオリンの横山さん、ヴァイオリンの斉藤真知亜さん、ヴィオラの小野富士さんが20年の表彰を受けました。
私が入団したのがN響創立50周年記念の年でした。その頃からいるメンバーの人たちはどんどん卒業されて今年はヴァイオリンだけでも5人の人が卒業です。N響も私が入団した頃と較べると今はかなり雰囲気も変わりました。団塊の世代(私も含めて)が卒業し終わる頃にはまるで違うオケのようになるのかもしれません。何年か前からオーディションを定期的にやるようになって新しいメンバーがたくさん入るようになって、演奏スタイルも微妙に変わってきています。
と良い事のあと家に帰る途中で市川インターの近くで木片のような物がバンパーにあたり深い傷が出来てしまいました。良い事があれば悪い事があるという事でした。走るには支障がないので、しばらくすればまた傷が出来るでしょうからその時に直す事にして、今は見ない事にしました。
昨日の大橋さんのひとりごとの中に「 なんかどうやっても、「これだ!」とか「すっきりした!」とか、感動(大げさ) や発見をすることがなくなってきているのです。」という話があり、とても身につまされる思いをしました。音楽を聴くのも弾くのも同じなのですが、たとえばある時新しい物や奏法を導入して「これだ!」と思ったとします。その時はとても新鮮な感動を覚えるものですが、そのまま何日か経つとそれが当たり前になってしまうと同時に新しい物の悪いところも見えてきます。そして最初に感じた感動を感じる事が出来なくなるのです。そういう事を何回も繰り返してレベルが上がっていくのですが、いつも順調に進歩していく訳ではありません。ある時期一生懸命やっても全然前に進めない時期もあるものです。
私はそういう時には今まで自分の辿ってきた道をもう一度通って見る事をお奨めします。今まで自分が何を感じ何を考えてきたかを見直すと、いま何を目指すべきかが見えてくると思うからです。より良いものを求めての旅の途中で妥協すると、それより先には進んでいけないのです。(特に演奏についてはそういう側面が強いものです。)
今日はクラシック・コンクールの東京本選の大学生以上の部の審査でした。この前の市川の文化会館の新人オーディションの時にも話題になったのですが、最近は学生さん達の演奏スタイルが段々変わってきているようです。私達の年代が学生だった頃と較べると今は平均的な技術レベルはとても高くなっています。子供の頃から難曲をどんどん弾いています。それもクールに何でも弾いてしまうのです。そこに違和感を感じるのは私達の年代だからなのかもしれません。
今日は午後1時に集合だったのですが、私は車で行くので遅刻したくないので、11時半には着いていました。(今日は京王線で人身事故があり、電車で来た人はかなり手間取ったようでした。審査員の先生方も苦労したようでした。)そしてゆっくりお昼を食べて審査に臨みました。7号線→環状線→4号→中央道と通り、国立府中で降りました。ほぼ1時間半くらいの道のりです。帰りは箱崎で事故があり環状線が混んでいるようだったので、途中で下に降りて錦糸町まで下道を走りました。夜7時過ぎの事だったのでとても順調に走れました。
明日は午前中にレッスンをしたあと、楽器屋さんに行って修理してもらった弓を受け取り、それから練習所に行って創立記念式典に出ます。(私は永年勤続表彰を受ける事になっています。)明日はN響はA定期の練習で、アメリカ旅行と同一メンバーが演奏します。
しばらく満足に弾く事ができなかったので、今日久し振りに弾いたら他人の手のような感じでした。毎日の積み重ねの大切さを痛切に反省させられました。こういう時を上手に使うと奏法を直す良い機会になります。物は考え方次第だと、都合よく解釈していく事にします。
このところ走行距離がかなり延びているので、今日何ヶ月かぶりに行きつけのタイヤ屋さんに行って空気圧を見てもらいました。タイヤの減り方は平均しているとの事で、今走行距離は15000kmですが40000km位までは走れるであろうとの事でした。(去年の11月末に車を替えたので、10ヶ月経っています。今のペースで行くと1年で17000km位になるでしょう。前の車の時より今の方が長距離乗る事が多いです。)ランフラットタイヤを履いているので、交換するのに普通のタイヤよりはるかにお金がかかりそうです。最初は良くても劣化の速いタイヤもあるとの事で、銘柄にも気を使わないといけないようです。空気圧は0.2キロほど減っていました。
明日はクラシック・コンクールの審査でパルテノン多摩に行きます。渋滞がなければとても楽しいドライブなのですが........そしてあさってはN響の創立記念式典があるので、練習が終わる頃練習所に行きます。その前に楽器屋さんに行ってこの前本番中に割れてしまったフロッグの修理をした弓を取りに行きます。