5.21
今日は明日のオーチャード定期の練習でした。アレクサンドル・ヴェデルニコフさん指揮で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、プロコフィエフの組曲「ロメオとジュリエット」抜粋版というプロです。ロメオとジュリエットというとアシュケナージ先生の時も今回のような強行軍で本番を迎えました。この曲はデュトワ先生で録音もしているので曲には慣れてはいますが、決して易しい曲ではないのでいささか気が重いです。
昨日の夜また1階の新レッスン室のステレオを繋ぎ直しました。というのは屋根裏部屋が冷暖房完備(ただ夏暖房、冬冷房完備です。)なので、そろそろ昼間は居られないようになってきました。それに1階の新レッスン室の方が聴く機会が多いし、生徒に良い音で聞かせたいので、1階にAutograph miniのシステムを持って行くことにしました。

Autograph miniはとても神経質なスピーカーなので、なかなか思ったような音が出てこず、困っています。Entry Sを載せた台の上にどのようにセッティングするか、色々試行錯誤しました。この台の上に直接置くのは問題外、桜と黒檀のブロックでも、真鍮+ステンインシュレーターでも思ったようになりません。スピーカースタンドを置く場所がないので、あと出来るとすれば台の上に防振ゴム+黒御影石を置いて、その上に桜か黒檀のブロックか真鍮+ステンインシュレーターを入れることです。御影石を入れると音が少し引っ込むのですが、質的にはこの方が良いです。御影石を入れると屋根裏部屋と同様桜のブロックが一番良かったです。一応音はまとまったのですが、横方向への拡がりがまだ今一つ気に入りません。まあ下の写真のような配置ですから、横方向の拡がりを求める方が無理なのかもしれません。でもまだ何とかする余地はありそうです。
上の写真にカーソルを載せると、この前の大震災の傷跡がみられます。
こちらを一応まとめたあと、屋根裏のEntry Sの接続をやり直しました。今までAutograph miniを載せていたスタンドが余ったので、それにEntry Sを載せました。でも御影石が入っていないので、こちらは黒檀のブロックを入れました。そして吸音スポンジは1/3位が外に出ている状態です。
実は昨日繋ぎ直してから音出しをしたら、左チャンネルから音が出ません。接続を再度見直しても原因が分かりません。しばらくしてスピーカーのターミナルにコードを深く入れ過ぎて、コードがターミナルに接していないことに気がつきました。何ともお粗末でした。
前のレッスン室とリビングのように構成が変わらない所は音を追い込みやすいのですが、プリ+メイン+スピーカーを丸ごと1階から屋根裏へ、またその反対に動かすのは大仕事です。移動して接続してセッティングの音決めをすると3時間位がすぐ過ぎてしまいます。 |