10.29
AirMacユーティリティがきちんと動作しないことに始まった今回の大騒動はやっと解決しました。いろいろな経緯があるのですが、一番ショッキングだったのはMacBook Proのディスプレーの色でした。

上の写真はOSが立ち上がっていく途中の様子です。普段と同じ色調です。ところがある所から突然、とんでもない色になります。(その色は上の写真上にカーソルをのせて見て下さい。)それにしてもOSを入れ直したらいろいろな問題は解決した上に、Photoshopなどの起動時間がとても短くなりました。これはプリ・インストールされているOSに問題があるということを現しています。私はいつも新しいMacを買った時は必ずOSは入れ直してきましたが、今回は時間もなかったのでそのまま色々なソフトをインストールしました。そのツケが一度に回ってきたということです。
もう1つの懸案はG線の太さです。今まで常用していた物よりゲージが1/4小さい物を試しに使ってみました。ゲージはたった1/4しか違わないのに、音は想像以上に違いました。Olive-endには普通の弦と硬巻き(Rigid)の弦の2種類があります。同じゲージでも硬巻きの方が音が締まっています。ですがその分弾く時に動かさないといけない質量が大きいので、発音には気を遣わされます。特に弱音(piano)で弾く時にイメージ通りの音が出し難かったのです。それが1/4細くしてほぼ思った通りの音になりました。ただその分強音(forte)の音のボリュームは減ります。細い弦を使うと流麗さは出やすいかわりに、音の芯は薄れていくという傾向があり、自分の出したい音全体のバランスをどうとるかの問題です。
弦の太さの問題は使っている楽器と弓、そして弾き手の腕と体力が関係してくる上に、弾き手の音色の好みもすごく影響するので、とても微妙な問題です。
さて、今日のB定期ですが、とてもおもしろい演奏であったと思います。指揮のノセダさんのとてもユニークな音楽は弾いていてもとてもおもしろいです。C定期を指揮されたソキエフさんも素晴らしかったですが、ノセダさんも素晴らしいです。ただ協奏曲の時にあのように動かれるのだけは、私たちから言うとあまりうれしくありません。 |