昭義のひとりごと2006年1月分  

メールはこちら


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。


このページは下から上へ順番に日付が新しいものになっています。
前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。

生徒さんへの連絡があります。こちらへどうぞ。(2006.2.7)ピアノの生徒さんは栄子先生から重要な連絡があります。必ずご覧下さい。


1.31

 今日はブロムシュテット先生のC定期の練習初日でした。ブロムシュテット先生の場合はいつも対向配置です。そしてセカンドがいつもファーストと同じ人数です。今回は交響曲第34番がミサより1プルト少ない編成です。ミサの場合対向配置だと、細かい所が聞き取り難いです。でも今回はとても良い出来になりそうな予感がします。午前中は交響曲、午後はミサ曲を合唱団なしでソロ付で練習しました。合唱団は国立音大です。
 N響もインフルエンザが流行していて、前回も今回も突然風邪でダウンしてしまった人が何人もいるそうです。写真のようにマスクをしている人が何人もいます。

自分のホットカーペットで寛ぐスリッパ

 

 夜になるとスリッパは私達のすぐ横に来て、右の写真のように身繕いをしたりゆっくり寝たりしています。明け方には毎日栄子先生を起こしに来るようです。毎日寝ていられないとこぼしていますが、かわいいので許せてしまうそうです。


1.30

 私の家が乾燥している事は前にも書きましたが、その影響がモルト・オーディオ・ボードにも出ていました。反りが出てしまったのです。今では加湿器で部屋の湿度は50%前後にはなっていますが、ボードは自然の樽材なので少なからず経年変化はあるでしょう。時々ボードを見て反らないように加湿する必要があるのかもしれません。(梅雨の季節には逆の意味で湿度に注意しないといけないでしょう。)
 楽器も加湿した事によって本来の響きに戻って行っています。日本は多湿だという先入観念が強いので、除湿には気をつけますが加湿にはほとんど神経が行っていません。

 明日からはブロムシュテット先生のモーツァルトのハ短調ミサ曲の練習が始まります。今年になって明日でもう1月がすぎてしまう訳で、月日の経つのは本当に早いです。1月の定期が最初の演奏旅行のせいで2つ2月にはみ出しています。ブロムシュテット先生の練習は普通の練習よりきついので、今日は早く寝て明日に備えます。体調充分でないとブロムシュテット先生の勢いに潰されてしまうのです。(菜食がこの気力と体力の原点なのでしょう。持久力がなんともすごいです。)演奏家というと美食の大食漢が多いですが、菜食のブロムシュテット先生にはこのような成人病の気配は無縁でしょう。


1.29

 今日は家事とレッスンの合間に近くをドライブしました。最初に去年の10月に行ったジャガーのディーラーの前を通ったら、なんとLAND ROVERのディーラーに変わっていました。実はおととい文化会館に用事で行った時にジャガーの看板を下ろしていたので、どうなるのかと思っていたのです。それから旧の行徳街道をしばらく走りました。途中でメインストリートに出て左右に色々なディーラーを見ながら走りました。それからしばらく走り、環7→京葉道路と通って原木インターで降りて家に戻ってくるというコースを楽しみました。日曜日は全体的には走りやすく所要時間は読みやすいのですが、時々ドキッとさせられる事があり私は土日はあまり好きではありません。
 私の新しい車も今日で2000kmをオーバーしました。月平均1000km位のペースですが、時々長距離を走るので年間では15000km位でしょうか?そろそろエンジンを回すように走った方が良いでしょう。馴らしの時は4500回転以下で走るように言われていますが、そろそろ加速の時などもっと回したくなってきました。今の車になってから今までと一番違う感じがするのが疲れない事です。とにかくボディ剛性が高くて、乗っていて気持ちが良いのです。再来週には足利の演奏会があるので、特にこの点について確かめようと思っています。

 今回のA定期はブラームス・プロで、テツラフさんのヴァイオリン協奏曲は聴いてみたかったです。テツラフさんというと以前津田ホールのリサイタルでルトスワフスキを弾き始めた時に弓の頭を飛ばしてしまったのを目撃した事を思い出します。その時の弓はすごい名弓だったと思うのですが、それ以来テツラフさんはグラスファイバーの弓を使われています。
 火曜日からはモーツァルト・プロが始まります。交響曲第34番とミサ曲ハ短調です。


1.28

 1週間前の土曜日には東京では珍しい大雪で悩まされましたが、今では通行に困る事はありません。でも未だに雪かきで積み上がった雪が残っている所もあります。今日は昨日買ってきた加湿器を私のレッスン室にセットしました。今まで私の家はとても乾いていたようで、半日もすると加湿器の水がなくなってしまいます。

 ところで昨日は新しいFinaleを使いながら、2つあるMIDIインターフェースを再度試してみました。1つはヤマハのUX16、もう1つはFastLaneという物です。前のバージョンFinale2005の時はUX16だけを使っていたので、FastLaneのドライバは入っていません。手元にあるCD-ROMからインストールしようと思ったらOS9上で動くインストーラーのようでちゃんと動いてくれません。しかたなくネット上でOS X用のドライバーを探してインストールしましたが、なんとかちゃんと動いてくれてホッとしました。モバイル用にはヤマハを、デスクトップのiMacG5用にはFastLaneを使おうかなと思っています。でも2台でデータを作ると後でその管理が大変になるので(それぞれの曲の最新のデータがどちらに入っているかが分かりにくくなるからです。)、結局Powerbookで全てをやる事になってしまいます。それでいままでFastLaneが余ってしまっていた訳です。家中のMacのデータをどこかにバックアップしておかないといけないのですが、最近いい加減になっています。


1.27

 今日は1日マイペースで練習するつもりだったのですが、朝方の電話で急遽昼過ぎに練習所に行く事になりました。それから折角出かけたので色々のやり残しの仕事を片付けたらアッというまに夜になってしまいました。
 このところ我が家は加湿器にハマっています。実は栄子先生がピアノのレッスン室に行くと顔が突っ張るような感じがするというのです。色々やったあげく分ったのは湿度が異様に低かったのです。エアコンをつけるとなんと30%台しかなかったのです。それで近くの電気屋で加湿器を探したのですが、最近は除湿器はたくさんありますが加湿器は2〜3種類しか置いていません。一番大型の物を買ってピアノのレッスン室に置いたら、とても良い感じになったそうです。
 それに味を占めてその大型の加湿器をリビングに持って行き、少し小型の加湿器をもう1つ買いました。驚いたのはリビングの湿度はどうやっても40%にしかならないのです。でも今までとは違ってとても空気がまろやかです。私のレッスン室も大同小異なので更に今日もう1台買い、都合3台の加湿器が我が家には居ます。

 今日は譜面書きのソフトFinale2006の日本語版が来ました。出先で譜面の入力をしようとするとPowerbookのキーボードでは高速ステップ入力で和音を入れるのが、1音ずつ入れないといけないのでとても面倒なのです。ヤマハのQY70を使えば良いのですが、電源アダプターが昔の物なので大きくて重いのです。定期のゲネプロと本番の間などは譜面の入力に最適なのですが、楽器と衣装の上にPowerbookとQY70などとても持って行けません。それにQY70は昔のADBの時代の機種なので、USBのMIDIインターフェースとコードも持って行かないといけないのでとても気が重いのです。それに高速ステップ入力をフルに使おうとするとテンキーパッドも必要です。せめてより小型の電源アダプターが出てくれると助かるのですが、ダメですかね?(電池でも動くのですが、単3を6本使って1時間位しか持たないのでは使えません。)

高速ステップ入力をQY70で使うためのセット
小さいと言えば小さいのですが
他の荷物があるととても邪魔

1.26

 今日は私の父の誕生日、両親と一緒に浅草の竜泉寺町にある普茶料理のお店に行きお祝いをしました。坪庭のある部屋でとても手の込んだ美味しい料理が出て来て、コース全体では2時間以上かかりました。これだけゆっくりと食事をする事は滅多にないので、とても充実した時を過ごす事が出来ました。
 実は食事が始まった途端に手元にあるカーセキュリティが急に鳴り、ドアが開けられたという表示が出ていました。慌てて車の所に行くとなんと左後ろの窓が開いていたのですが、セキュリティをつけておいてつくづく良かったと思いました。

 戻ってからレッスンをしていて弓の動かし方について大事な事を再確認しました。今日の生徒はこの事によって今一つ通らなかった音が見違えるほど通るようになりました。要するに弓は弦と直角に.....という事なのですが、実際にはなかなか守れないのです。私自身もこの事に気がついて奏法の悩みがほぼ解決したという、最後の砦のような問題でした。

 オーディオの小道 番外編第8回を書きました。


1.25

 今日は昼休みに会議があるので練習所に行きました。屋根の雪もほとんど溶けてしまい、道の端に積み上げられた雪以外はもうほとんど影響はありません。色々なところで事故はあるのですが、たまたま私の通ったところはその影響を受けず思い掛けないほど順調に練習所に着きました。(環状線外回りが込んでいるようなので会社線の新橋で降りて第一京浜を行きました。)
 会議自体は今日1日で解決するような簡単な話ではなく、午後の練習が始まってからも私は色々な人と話をしていました。今日からはブロムシュテット先生のブラームス・プロの練習が始まりました。私が着いた時にはブラームスの1番の2楽章の最後を練習していました。ヴァイオリンのソロの部分で普段聞かない音だなと思ってメンバー表を見たら、今回からの定期3本はミリングさんがコンサート・マスターでした。

 今まで除湿器しかなかったピアノのレッスン室に昨日加湿器を置きました。日本の気候では加湿器は要らないと思っていたのですが、湿度計を見たらなんと湿度は30%ほどしかなかったのです。ピアノのレッスン室に行くと喉が痛くなると栄子先生はずっと言っていましたが、大型の加湿器を据えて一番高い時に60%になるように設定しています。これで喉が痛くなったり皮膚が引っ張られるような感じがしたりという事がなくなったそうです。楽器にとっても30%は乾き過ぎです。とても快調なのでこの際リビングにも1台買おうという話になりました。ヒョッとすると全部のレッスン室に要るのかもしれません。

 今日神楽坂のMさんからSV-310が完成したというメールをいただきました。お仕事で忙しくてなかなか作る暇がなかったそうですが、昨日やっと完成されたそうです。私も暮の27日に樽アンプが来てからほぼ1月経ちますが、未だに作る暇が持てません。(近いうちにSV-9t+Rogers LS5/9はピアノのレッスン室に持って行きます。そして樽mini+樽サブウーファーをソルフェージュのレッスン室に持って行こうと思っています。これをドライブするアンプがまだ決まっていないので、SV-501i、WS-350B樽アンプ、TU-870の中から選ぼうと思っています。それと同時にEntry Sをドライブするアンプも決めないといけません。)Mさんは去年からサントリーでのB定期の会員になって下さいました。今年は1月の初めに演奏旅行があったので1月の定期は今週からになります。ですから1月のB定期が2月8、9日という変則スケジュールになっています。(なおこのB定期の前半のモーツァルトのピアノ協奏曲は第21番は長調から第23番イ長調に変更になっています。)

B電流をレッドゾーンぎりぎりまで流しています 「おかあさま、マドあけて」「さむいからだめ!」

 新しいNIKONのレンズはとてもキレイに撮れるのですが、右の写真のように部屋の明るさが不充分の場合には(照明が白熱電球のため色調は温かいのですがどうしても明るさが不足してしまいます。)白いカーテンが黄色く写ってしまいます。フラッシュを焚くとカーテンは白くキレイに撮れるのですが、スリッパの場合は目が........?


1.24

 今日1日で雪はかなり消えました。芝生の上の雪はまだ消えていませんが、道はほとんど雪は残っていません。今日は割と暖かかったからでしょう。

 今日スタッドレスタイヤの件でディーラーに行ったのですが、今年は豪雪のためにスタッドレスタイヤは今ではほとんどないそうです。今年また雪が降るようだったら車に乗らないようにしないといけません。
  前の車に乗っていた頃にも1度1冬に3回位大雪が降った事がありました。まだ我孫子に住んでいた頃で、練習所まで往復すると1日100km位走っていました。(今は1日50kmです。)家が駅から遠かったので、車を家において電車で行くという気にはあまりなりませんでした。でも今では駅まで歩いて5分位なので、電車で出かけるのもあまり気が重くありません。それに総武線、京成線、都営地下鉄新宿線の3つが選べます。(3つとも止まってしまうという事は今までほとんどありません。)

 4月に栄子先生とのコンサートがありその他にもそれまでに済まさなければいけない用事が山のようにあるので、残念ながら樽アンプを作る時間がありません。
 アンプやスピーカーを色々試してつくづく感じるのは、音を決めるのは自分の感覚とセンスだという事です。ですから私はどの部屋でも同じような音を出し、良くも悪くも私は私の音しか出せないのです。他の人の意見を参考にする必要はあるとは思いますが、やはり自分の感覚が一番大事です。人によって大事にするものは違うのですから、ヒントを幅広く求めるのは良い事ですが最終的な判断は自分ですべきです。人が良いというから自分では違いをあまり感じないけれど一応使ってみるというのが一番危険です。本当に良い物の場合は聴き較べなどしなくてもその良さは分ります。それ位違いのある物でなければ買った後で必ず後悔します。私は無駄な買物をして無駄な時間を浪費しないように「これなら!」と思う物以外には手を出さないように自分に言い聞かせています。


1.23

 今日は朝からガレージの前の雪かきをしました。土日と演奏会だったので手が付けられなかったのですが、その間に残った雪は下半分が氷になっていました。熊手でその氷をかこうとしても、ぴったりコンクリートにくっついていてなかなか浮き上がらせる事は出来ませんでした。昼過ぎに再度雪かきをしてなんとか氷をかき取りました。それから3日ぶりに車に乗りましたが、表通りは全然雪の影響はありませんが、裏通りは凍っているところがまだ多いです。(帰りに裏道を使おうと思っていたのですが、アイスバーンになっているのでUターンしました。)
 庭は南向きですが、まだ雪がしっかり残っています。通路だけは雪かきをしましたが、芝生の部分はまだ新雪のままです。屋根の雪もそのまま残っています。気温も低いので完全に溶けるにはまだかなりの日数がかかるでしょう。

 あさってからブロムシュテット先生のA定期の練習が始まります。ブラームスのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:クリスチャン・テツラフ)と交響曲第1番です。私は降り番です。


1.22

 今朝起きたら外はこのような様子、外に行ってみたら家の前の道路は凍結していました。

 道路情報を見ると京葉道路は篠崎までチェーン規制がされているので、今日も車は諦めました。今日の楽屋では昨日以上に今朝の道路事情は良くないと言っている人が多かったでした。 (車を諦めて電車で来た人が予想以上に多かったです。)

 今回のようなコンサートマスターの弾き振りで弾くのは指揮者が指揮する場合以上に皆が集中しなければいけません。やはりN響の合奏能力の高さを証明した演奏会と言えるでしょう。今日の会場大田区民会館アプリコは1400人ほどの収容力を持っているそうで、出来て5年目だそうです。5年前にもN響は来ているそうですが、私は覚えがありません。(昔の手帳を見たら1999年1月9日に来ているようです。私は降り番だったようです。)


1.21

 今朝7時半に起きたら外はこのような様子でした。

 早々に車で行く事は諦めました。9時半過ぎに家を出て西船橋で武蔵野線に乗り換え、武蔵浦和で埼京線に乗り換えるというコースで行きました。雪のせいで電車は結局20分ほど遅れました。今日の会場彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールは600人程度のホールです。会場ではとてもよく響いて聞こえるそうですが、弾く側から言うと他のパートの音が聞き取り難いホールでした。12時からゲネプロがあったのですが、雪のせいで私がホールに着いたのは11時半位でした。結局雪の影響は私の家の周りが一番大きかったでした。会場の近くは歩道は雪が積もっていますが、車道はほとんど影響がありませんでした。
 今回のプロは1曲目が管楽器8本だけのセレナーデ、2曲目はピアノ協奏曲、後半は交響曲40番という訳です。今日の会場は小さいのでピアノ協奏曲についてはゲネプロ後急遽1プルトが減るという事になりました。(明日の会場での編成は行ってから決まると思います。)
 明日は大田区民ホールアプリコでの演奏会です。

 私のカメラはD200、レンズはNIKONの18-200mmになりました。今までよりかなり重くなりましたが、かえってこのくらい重い方がブレなくて撮り易いです。このレンズ1本あればほとんどの場合はカバー出来ます。あとは超広角レンズと超望遠レンズが要るかなという程度で、普段遣いはこれ1本ですみます。


1.20

 今日は明日のさいたま芸術劇場とあさっての大田区民ホール「アプリコ」の演奏会の練習でした。今回はモーツァルトプロで指揮者が登場する前のオーケストラの形を味わいます。コンサートマスターの堀さんの弾き振りによる演奏会で白い企画です。
1.セレナーデ第12番「ナハトムジーク」
2.ピアノ協奏曲第25番(ピアノ:田部京子)
3.交響曲第40番
というプロです。今晩から雪が降るという予想ですが、降り出しは少し遅くなりそうです。今は明日昼頃に降り出しそうだという予想です。

 樽miniを家で聴いた時にとても反応が良いので、低域を少し増強してやると良いのではと思ったのです。私のその感想に端を発した今回のサブウーファーを今また聴いています。昨日はピアノを中心に聴いたのですが、今日はヴァイオリンソロを聴いています。とてもこの小さいスピーカーから出ている音とは思えない余裕のある響きがしています。樽mini本体の響きに余裕がプラスされたと言えば良いのでしょうか。オイストラフ、ハイフェッツ、ミルシュタインの小品集を続けて聴いていますが、それぞれの人の持ち味がとてもよく分ります。
 ついでにオーケストラのCDも聴いてみました。シューマンの「春」とマーラーの「復活」です。シューマンくらいなら充分いけますが、さすがに復活になるとフォルティッシモはきついです。でも2楽章などはとても良い響きです。ソロ、室内楽そして小編成の曲でしたら充分これで堪能出来ます。


1.19

 明日はN響に出かけますが、今日は1日色々の用事でずっと家を空けていました。夕方家に帰ったらサンバレーから昨日店主のひとりごとに出ていた樽サブウーファーが試しに聴いてみて欲しいという事で送られてきていました。早速下のように試してみました。

 この写真ではよく分りませんが樽サブウーファーをボードの上に置いた鋳鉄のブロック4つに載せています。本当は樽インシュレーターにしたいのですが、手持ちがないので仕方なくこのようにしています。最初はコーリアンのボードを使っていましたが、店主のひとりごとの写真を見てモルトオーディオボードにしてみました。この音は予想以上に素晴らしかったです。聴いていると3つのスピーカーで作られる面全体から音が出て来るような錯覚に捕われました。樽miniだけの時とは一味も二味も違う音です。気になる部分がない訳ではないのですが、聴き込んで行くうちにどんどん音がこなれていきますしセッティングも適当に置いただけですから、しばらく聴いてみないと何とも言えません。でもこの状態でここまでの音が聴けるとしたら私としては脱帽です。現状はあくまでも試作という事だそうですが、私としてはなんとかして製品化して頂きたいです。


1.18

 今回の休みもあと明日1日を残すのみとなってしまいました。今回は大きなテーマ2つをこなす事が出来ませんでしたが、それ以外は思った以上に進みました。特に4月のコンサートの準備は演奏については思った以上に順調です。

 今日はずっと庭の木に飾ったままになっていたクリスマスのデコレーションをはずしガレージのゴミを整理してから買物に行きました。それから歯医者さんに行き、そのあと自分の練習をしました。昨日紹介されたキズパワーパッドですが、今日その使用法をちゃんと読んでみたら、とてもよく皮膚になじみ付けたままでもヴァイオリンを普通に弾けました。演奏家には絶対にお奨めです。

こうやって毛繕いをしてから ヒナタボッコ

1.17

 今朝メールを読んでいたらHさんという方から薬指のキズにはバンドエイドのキズパワーパッドが良いというメールをいただきました。同時にニュートロジーナのハンドクリームが良いという事も教えて頂きました。早速昼頃出かけた時に薬局で探してみました。キズパワーパッドには普通(10枚入)と大きめ(6枚入)という2つのサイズがあり、今回は普通サイズの方を使いました。またニュートロジーナのハンドクリームは少量でとても長い時間手の潤いを保ってくれました。(つけすぎるとベタつき感が残るから気をつけるようにとの注意書きがついています。)Hさんにはこの場を借りて再度お礼を申し上げます。

 私のようにホームページを持っていてメールアドレスを公開していると、毎日毎日ウンザリするほどスパムメールが来ます。でも発信者のアドレスと題名を見ればスパムかどうかはほぼ100%分るように訓練されたので、「重要事項」等と書いてあってもアドレスがいい加減な場合は本文など読まずにごみ箱行きで即削除です。インターネットというのはとても便利に有効に使える事も多いので重宝する一方、発信元のハッキリしないいい加減な情報も飛び交っています。ですから同じ言葉をキーワードにして検索しても時には正反対の情報に遭遇する事もままあります。

 昨日のサンバレーの店主のひとりごとでSV-310EQの仕様が決まった事が書かれていました。私は学生時代に集めたレコードがたくさんある上に、去年ご卒業になったTさんにたくさんレコードを戴いたので是非とも良い音でこれらを聴きたいのです。実は今このレコード達の置き場に困っています。2階のリビングと隣の部屋に分けて置いていたのですが、Tさんに戴いたレコードがそこには入り切らないのです。今はクローゼットの奥にしまってあるのですが、SV-310EQができるまでには一ヶ所に揃えて置きたいです。同じ演奏をCDとレコードで較べると、便利なのは勿論CDの方ですが音はレコードの方により共感を覚えます。
 帯域など欲張らなくても演奏のエッセンスは充分に伝わります。その事を最も端的に教えてくれるのが樽miniスピーカーです。言われなければ横に置いてあるStirlingが鳴っていると誰しも思います。そしてこれで充分だと思わせてくれるのです。(勿論何回も聴いていますから、私は違いは分ります。でも横で聴いていると言われなければその違いは分らないものです。)


1.16

 昨夜も夜更かし、今朝も寝坊してしまいました。月曜日の燃えるゴミも遅刻しました。
 その朝寝坊の布団の中で今まで今一つ掴めなかったセキュリティの設定を何度かやり直し、やっとその肝が分りました。もう1つのオプションをどうするかまだ迷っています。それにしても技術の進歩には目を見張るものがあります。少し前の常識が今では通用していないという事を思い知らされます。本当のところは実際に使ってみないと分りません。それについては売っている店の方でもよく掴んでいないというのが本当のところではないでしょうか?店で説明を聞いていても実際に試してはいないのではないかと思わせるような発言がとても多いからです。限界を分ってその範囲内で使うのであれば、安いからと言って馬鹿に出来ないものがあります。

 薬指の傷跡は一応新しい皮膚で覆われてきましたが、まだハッキリと傷は開いたままです。あとどの位でバンドエイドを外せるのか分りません。3を押さえるとバンドエイドが隣の弦に触って変な音はします。
 練習の方は順調に進んでいます。楽器と弓の持ち方全般にわたって今までとは一味違っています。 不思議な事に感覚的な部分まで変わってしまいました。


1.15

 今日は昼頃レッスンしたあと栄子先生を千葉のぱるるホールに送り、その後家に戻って1人レッスンしてから栄子先生を迎えに行きました。PTNAの受賞記念コンサートがあったのです。今その時の録画を見ていましたが、やはり演奏には思い切りが大切です。決め所の1音の思い切りやフレーズの流れなど沸いて出てくるようになるまで煮詰めておかないといけないのです。思い切りを持てるためにはその曲に対して自信がなければいけないのです。練習はその自信を持つためにやるのであって、本番の舞台上でこうすれば良いのだという事を自分が納得出来ていなければいけないのです。適当なところで妥協すると普段の練習の時はうまくいっても、本番の時に思わぬ馬脚を現わしてしまうのです。これはまさに「人の振り見て我が振り直せ!」です。間違えないで弾けただけではまだ道は遠いのです。

 今日は今までの寒さから一転してとても暖かくとても過ごしやすかったです。雨で雪崩が誘発される恐れがあるとテレビでさかんに言われていますが、雪の積もった地方はどうだったのでしょうか?N響は今日は松江の演奏会です。
 昨日切ってしまった薬指はまだ大きく口を開けていますが、出血は止まりました。でも皮膚が傷を覆うようになるまでにはまだしばらくかかりそうです。といってもそれまで弾かない訳にもいかないので、指先用のバンドエイドを貼り付けて何とか誤魔化して弾いています。痛みはないのですが、バンドエイドが弦に触って変な音が出るのが気になります。

 車が変わってからずっと気になっていた事にシートへの座り方とステアリングの操作法があります。最初は本屋に行って運転法の本を探したのですが、あまりピンとくる物はありませんでした。そこでネット上で運転法やステアリング操作をキーワードとして検索してみたら、いくつかとても参考になるページを見つけました。中にはとても分かりやすい写真入りで説明のあるページが見つかり早速プリントしました。今までは全てが軽くどんな悪い姿勢をしていてもそれなりに運転出来たのです。でも今度の車は運転しているうちに自然に良い姿勢へ誘うような不思議な感覚を持っています。
 今日早速座り方を直す事から始めました。ステアリング操作も今までの悪い癖がよく分りました。今日は一人の時には色々試しながら走ってみました。弾き方と同じで、何事も基本が大切という事を再確認しました。 (今日読んだステアリング操作法を実践してみたら思っていた以上に効果がありました。)


1.14

 今日は栄子先生が用事で出かけたので、自分でお昼を作ろうとしたら何と今度は左手の薬指を切ってしまいました。やっと中指が治ったのに今度は薬指です。セラミックの包丁で思いの外に深い傷が出来てしまい、未だに少しずつ血が出ています。見かけは切れそうにない格好をしていますが、セラミックの包丁は普通の包丁よりはるかによく切れます。お粗末の一席でした。
 夕方からはバンドエイドでぐるぐる巻きにして何とか弾いていますが、3(薬指)だけはまだ痛くてしっかり押さえられません。栄子先生には鈍いので死んでも気がつかないと言われている私ですが、今回は傷が開いてとても痛いです。

 私はずっとTANNOYばかりを使ってきていますが、これは特に理由がある訳ではありません。でもDevonを使い始めてから自分でもそれが使い切れていない事はよく分っていましたが、何か別れられないものを感じていたのです。今から5年前に真空管アンプに目覚めて1階にレッスン室が出来た時に新しいスピーカーを入れようと思って色々物色しました。そして某スピーカーに辿り着いたのですが、どうしても今一つ同化出来なかったのです。(お客様がいらっしゃる時までに用意したいと思ってあわてて選んだために大失敗しました。)トールボーイなので置く場所を考える以外にセッティングのやりようはないのですが、どこにどう置いてもスピーカーばかりが妙に目立ち演奏家そして音楽が目の前に浮かび上がらないのです。世間ではこのスピーカーはとても評判が良かったのですが、このトールボーイは高域と低域が馴染まずまとまりが良くなかったのです。それを手に入れてからの悪戦苦闘の中で縁があってRogersのLS5/9を格安で手に入れる事が出来ました。Rogersもとても良いスピーカーではあるのですが、フルにドライブし切れていない感じは拭い切れませんでした。このRogersを紹介して下さった方はStirlingやTurnberry、そして他のスピーカーを色々聴かせて下さったのですが、私にはStirlingが一番魅力的に聞こえました。そこでStirlingを買った訳です。つまりTANNOYを選ぼうと思って選んだのではなく、その時色々聴いて気に入ったのがたまたまTANNOYであっただけなのです。 (Devonにそのように調教されてしまったのかもしれません。)
 メインに使うスピーカーがTANNOYであったためにアンプはシングルアンプそれも300Bに辿り着いたのだと思います。結局色々な偶然からTANNOYを使う事になり、それを活かしていく中から300Bに辿り着いたというのが私のオーディオ遍歴なのです。私の経験と好みから今の陣容があるのですが、どなたにもこれをお奨め出来る訳ではありません。私は私なりの思い入れがあるので何故かTANNOYから離れられないだけです。RogersやEntry Sも良いスピーカーですし、樽miniなども驚きです。そしてQUADのESLも一度は自分の物にしてみたい欲求に駆られます。でも良くも悪くも今の私の基準値はDevonでありStirlingであるのです。
 楽器もずっと付き合い続けて自分もそれと一緒に成長して、後から振り返って初めてその意味が分るのです。スピーカーも永年それを使って自分も成長し、後から振り返ってそれが自分にとってどういう意味を持っていたのかが初めて分るのです。楽器については自分のレベルが低いためにその楽器の本領が分らないという事があります。同様にスピーカーの良さが分らないのはヒョッとすると単にそのスピーカーに遊ばれているだけかも知れないという反省を常にしています。何年かたって自分が変わったと思うようになっても同じ印象を受けるかどうかいつも真摯に向き合っています。(少なくとも私の場合は!.........ですから私が書いている事は私はそのように感じるという程度の意味しかありません。でも弾き手の感覚を分かって頂く事は無駄ではないと思うのでしつこく書いている訳です。ですから皆様も「こんな事を言う奴もいる。」程度に受け取っておいて下さい。)


1.13

 今日はまだ指先の傷が治っていないので何も弾けませんでした。昼過ぎにカーショップに行って部品を買ってきて家で取り付けました。取付には予想したよりはるかに時間がかかりました。配線の車内の取り回しを全部やり直したからです。今までは配線を止めるクリップをできるだけ少なくするようにしていましたが、すぐに温度差と重さのせいでとれてしまいました。今度は配線自体をできるだけ目立たない所に移してクリップは多めに使うようにしました。シガーライターに2口の分岐をつけましたが、車は常時給電タイプではないのでバッテリーを酷使する訳ではありません。(常時大電流を消費するような物はつけていません。)

 4月の初めにコンサートをやるまであと3ヶ月、今回は親しみやすい事を最も大事にしたプロなので今までのように難曲のオンパレードではありません。今までの私とは一味違う面を表現出来ればと思っています。今のところ手応えは良いですが、間際になるといつも悩ましくなってしまいます。今日で車の問題もクリア出来たし明日には中指の切り傷も治るでしょうから、いよいよスプリング・コンサートに向けて頑張ります。

 今回のN響の演奏旅行は編成が小さいので私も横山さんも降り番です。従って演奏旅行の様子はまるで分りませんが、今日は鳥取への移動日で明日は鳥取、あさっては松江の演奏会です。この厳寒の中の演奏旅行ではこの週末にかけてが一番の難所です。無事に演奏旅行が進む事を祈っています。週末にかけて温度が上がる予想でしたが、今日はとても寒かったでした。


1.12

 今日は昼頃お見舞いに出かけました。今日は妙に混んでいて予想したより3割増位の時間が余計にかかってしまいました。やっと仕事も軌道に乗ってきた証拠なのでしょうか?最初はカーナビの言う通りに従っていたのですが、途中からとにかく車のいない裏道ばかりを通り何とかレッスンの時間に間に合うように帰りました。このところ連日の夜更かしの上に今日は妙に気を遣い疲れ切ってしまいました。この調子で今回の降り番もアッという間に終わってしまうのではないかと心配になってきます。
 皆さんは私達が演奏旅行で出かけている時は大変だと思われるでしょうが、家を離れているために用事が出来ないのでかえってその分楽だったりするのです。移動して演奏する以外の事は身に降りかかってこないのでそれだけすれば良いからです。それに対して家に居ると思いもかけない用事が突然起こりますが、家にいる以上どうしても解決しなくてはいけない訳です。今回も初めに想像した以上に色々な事が起こり、気がついたら夜という日が続いています。

 年が明けてからずっと乾燥しているせいで左手の中指がひび割れしてしまいました。思いの外にひび割れが深くて、夜ハンドクリームとオロナインを塗って寝たくらいでは直りません。最近寒いのでお湯で手を洗うようになっていたせいでしょう。(お湯だと温かいので繰り返して洗ってしまいます。冷たい水だと必要以上は冷たくて洗わないので手もふやけないのです。)今は中指を押さえるのは痛くて出来ないので、今日は早く寝て直そうと思っています。

 N響は今日は広島の演奏会です。明日は鳥取への移動日です。明日から4日間が気温が幾分上がって雨模様の日が続き、雪崩が心配されています。この週末に鳥取と松江、来週火曜日には松山の演奏会です。


1.11

 今日は午前中に前に矯正してもらった歯をまた少し直してもらいました。午後からは銀行に行ったあとディーラーに行ってカーナビの具合を見てもらいました。普通に運転するには何の不都合もないのですが、気になる事が2つあるのでそれを聞きに行ったのです。解決法は発見出来たので面倒である事以外に問題はないのですが、直すとしたら多分コンピューターのソフトの再インストールかアップデートを必要とするでしょうから、代車を用意してもらわないといけないでしょう。

 そう言えばAppleからとうとうIntel搭載のMacBook ProとiMacが発表されました。いよいよMacとWindowsの違いはOSだけになるのでしょうか? クロックは大して上がっていないのですが、Bookは今までの4倍、iMacは2倍のスピードが出るという触れ込みです。ただBookは最低でも26万、iMacは16万といささか高いです。でもiSightカメラ内蔵とか装備はほぼオール・イン・ワンになっています。

 最近ヨーロッパの方が録画してくれたDVDのコピーをしているのですが、業者にPALをNTSCに換えてもらいました。ところがNTSCに直してもらったディスクを家にある東芝のレコーダーに入れると再生出来ないというメッセージが出ます。(1階にあるVictorのレコーダーでも同じ症状が出ました。)そこで再度違うDVDのディスクに入れ直してもらったので事無きを得たのですが、その業者の話ではレコーダー選びは色々の問題があるようです。面白いのは最初に再生出来なかったディスクをしばらくたって再生してみたら見えたのです。ディスクによって上手く再生出来たり出来なかったりするそうです。今日もダビングをしたのですが、出来たディスクを東芝のレコーダーに入れたらまた見えませんでした。(今回は1階のVictorではちゃんと見えました。そのおかげで練習時間を少しとられてしまいました。)でもしばらくしたら突然再生出来ました。本当は何が原因なのかどうもよく分りません。
 最初に書いたカーナビもこのレコーダーも頭脳の部分にコンピューターが入っている物はちょっとした問題がどうしても出て来ます。

専用のホットカーペットをもらってご機嫌のスリッパ

1.10

 3連休も開けて朝外を見たらうっすらと雪景色。

 昼前にはこの雪もすべて溶けてしまいました。今日は昼過ぎまで郵便局と銀行を回りました。普段は縁のない本局にまで行く事になってしまいました。その後近くのショッピングセンターに買物に行きました。
  N響は今日は広島への旅行日、明日は周南市で第1回目の演奏会です。天気予報を聞くと今週末には気温が上がり、雪崩に気をつけるようにとの事でした。(この土曜日は鳥取、日曜日は松江の演奏会です。月曜日の松山への移動日が中国山地を通り抜ける事になるので一番心配です。)


1.9

 今日はお昼に練習所に用事で出かけました。今回の演奏旅行はあさって11日に周南市、12日に広島、14日に鳥取、15日に松江、17日に松山というスケジュールです。このすごい寒波で14、15日の移動に影響が出ないと良いのですが。鳥取には13日に移動する事になるので大丈夫でしょうが、15日の松江への移動が心配です。
 もし私は出番だったら15日の松江へはレンタカーを借りて鳥取から車で往復するつもりだったのです。14日15日ともに15:00からのマチネなので、車なら楽に帰れるからです。

 今日練習所で大橋さんのひとりごとに登場されたTさんに会いました。大橋さんが楽しそうに色々聴かせて下さって本当に楽しかったとその時の事を思い出しながらニコニコと色々お話をされていました。TさんはSV-91Bの音が気に入られたそうですが、その気持ちは私にもすごくよく分ります。弾き手が音と向かい合うには91Bは持って来いの素材だと思います。やはり弾き手にはシングルアンプの方が微小レベルの反応が感覚に合います。下方リニアリティに富んでいるという事です。(RogersのLS5/9だけは例外でシングルアンプではよくドライブ出来ず、SV-9Tをつないだら思いもかけなかった音が出てきました。)
 私はオーディオを聴く時には多分皆さんが想像されるより小さい音で聴いています。弾き手は誰でも皆さんが想像されるよりずっと小さい音で聴いています。その小音量でニュアンスが聴き取れる必要があるので、自然とシングルアンプを選ぶようになるのだと思います。大体弾き手は大音量で鳴るスピーカーの音は本能的に受けつけないのです。
  生演奏を聴いて音を大きく感じるのは音量自体より音の伸びの良さによるのです。楽器から音を引き出す時も音量を出そうとするのではなく、音をよく響かせるようにすべきです。スピーカーからも大音量を出すのではなく、音を潰さずに良い音を響かせるべきでしょう。小さい音で活きた音を出すようにすると自然と楽器もスピーカーも小レベルの反応が良くなって行くものです。同時に耳をつんざく大音量とともに音楽にとって最も大切なニュアンスが踏みにじられてしまう事も忘れてはいけません。横で聴いている人が顔をしかめるような音量でいつも聴いているのだとしたら、それはそれこそ難聴になるための訓練にしかなっていません。


1.8

 今日は午前中にレッスンをして、午後からは千駄ケ谷の津田ホールにN響の酒井さんのリサイタルを聴きに行きました。前半がモーツァルトとグリーグのソナタ、後半は小品集でした。今回は第8回との事ですが、これだけ続けるのはとても大変だと思います。とても参考になる演奏会でした。私も4月のコンサートに向けて頑張ろうと決意を新たにしました。
 その後ディーラーに行って福袋を買おうと思ったのですが、残念ながら昨日売り出して昼前にはなくなってしまったそうです。

 昨日のサンバレーの店主のひとりごとに少し前のStirlingの話が出ていました。このHWが出てしばらくした頃、私はDevonを手放してStirling HWにしようかなと本気で考えた時期がありました。でもDevonが鳴らせないのにStirlingにしたらきっと迷路に入って同じ事で悩むだろうという直感がして思いとどまったのです。結局は問題を解く鍵は音の軸の高さにあったのです。そのヒントは大橋さんのひとりごとにあったのです。
 スピーカーから出る音はアンプの影響も大きいようですが、部屋の音響の方がはるかに影響力はあるでしょう。まず部屋の空間全体を充分に鳴らし切れるようにセッティングを決めて、その状態でそのスピーカーをドライブし切れるアンプを探すという順番になるのでしょう。セッティングがちゃんと出来れば基本的な部分は既にクリアしていると思います。
 楽器も部屋の響きの助けを借りて初めて本当の音が出せるのです。どんな部屋でも同じ良い音が出るなどという事はありえないのです。スピーカーも部屋の響きを味方にして初めて本領を発揮するでしょう。部屋とケンカしても所詮は勝てません。


1.7

 今日は今年の初演奏会でした。11時からゲネプロがある時のように8時半過ぎに家を出たのですが、今日はとても順調にいき、9時半前には渋谷に着いてしまいました。東急の駐車場が開くまでにはしばらく時間があったので、マークシティに行き軽く朝食を食べました。それから東急の前に行ったら丁度10時でした、

 今回はソリストの出入りはありますが、指揮者は板付き(ずっとステージの上にいる事)で進行しました。そのため曲の入れ替えに余計な時間がかからないので、曲数の割には余計な時間がかからずにすみました。
 今日はお客様にもとても好評のようで、皆さんとても楽しそうな顔をされていました。普段弾かない曲を弾くので私達は気が重いのですが、お客様の顔を見ると弾いて良かったという気になります。それに曲自体はとても楽しいものばかりです。次の演奏旅行も同じようなプロですから、周南、広島、鳥取、松江、松山の皆様も充分お楽しみになれると思います。(私は今回の演奏旅行は急遽降り番になってしまいました。)次の演奏旅行は特に鳥取松江は雪が心配です。レンタカーを借りるという人がいるそうなのですが、事故や遅刻がなければと思います。

 終演後車に乗ってカーナビを見たら首都高は大渋滞でした。それで渋谷から箱崎まで下の道を通りました。途中で首都高を見たらほとんど動いていませんでした。更にその上市川インターも大渋滞でなかなか出られそうにないので、1つ先の原木インターまで行って裏道を使って戻ってきました。そうでもしないと市川インターを出るだけで何十分もかかってしまうのです。最近土日の演奏会が増えたのですがマチネが多いので、終演後も全然道が空いていないのです。


1.6

 今日は明日の演奏会の練習2日目でした。ウィーンのオーケストラならこういったプロは得意中の得意なのでしょうが、私達は今回のプロは半分以上は初めて弾く曲です。こういう曲の弾き方の伝統のないオケですから、指揮者やソリストにとっては当たり前の事でも私達には初めての体験という事が多いです。
 今日の午後からの練習の時にソリストの写真を撮ろうとしたのですが、私の席からではソリストは見えませんでした。それにオケの中からだと背中しか撮れないので撮る事は諦めました。今回の演奏会は弾くのではなく客席で楽しみながら聴くのが一番良いでしょう。ただプロは小品ながら曲数が多いので、とても長くなるのではないかと思います。
 明日はオーチャード定期、今年の初演奏会です。11時からゲネプロ、午後3時半から本番です。明日はゲネプロのあと2時間位の間にやる用事が山盛りです。私はオーチャード定期の時はいつも東急の地下の洗車場でキレイにしてもらっています。明日は車が替わってから初めて洗車をしてもらいます。

 明日の演奏会が終わるとしばらく降り番なので、その間に是非とも樽アンプを作りたいと思っています。そして色々なスピーカーで音を聴いてみたいと思っています。きっと今までとは違う断面が見えてくるはずで楽しみなのです。特にRogersとの組み合わせに期待しています。RogersのLS5/9はSV-9Tでは充分ドライブ出来るのですが、シングルアンプで鳴らし切れると良いと楽しみにしているのです。

 今日は私の誕生日でしたが、たくさんのメールをいただきありがとうございました。ここでお礼を申し上げるとともに、これからも今まで以上に頑張ります。そして家に帰ってきたら栄子先生が生徒のコンクールを控えてとても忙しい中を縫って買ってきてくれたプレゼントがテーブルの上に置いてありました。


1.5

 今日は初仕事でした。行きも帰りも道は空いていてとても順調でした。いつもこうだと良いのですが.......?今週中は大丈夫でしょうが、連休明けからはさぞかし大渋滞でしょう。
 あさってのオーチャード定期とその次の旅行はルドルフ・ビーブルさんの指揮で、J.シュトラウスを中心とする作曲家達の小品集です。有名な曲もある一方普段ほとんど弾かれない曲も多いので、弾く側は気の抜けない曲の連続で大変です。また曲によっては普段よく弾くのとは版が違うのか、音が違っているものがありました。
 オーケストラだけの曲を最初に、お昼から歌付きの曲を練習しました。
 この寒さのために練習ホールのエアコンはなかなか温まらず、コートを上から羽織っている人もいるくらいでした。100年に1度の寒波だそうなので当然かもしれません。

 栄子先生のひとりごとが2ヶ月ぶりに再開されました。
 4月2日に栄子先生とコンサートを開く事になりました。皆さんが親しみやすい曲を中心にして、面白い企画も計画しています。詳細が決まり次第お知らせ致します。


1.4

 今日は仕事始めのレッスンをしました。N響の仕事始めは明日です。午後からまた近くをドライブしてまわりました。既に営業している店もあればまだ休業中のところもあります。ショッピングセンターなどはすごく混雑していますが、ディーラーなどはほとんどがまだ正月休みです。

 前にも書きましたが、私は洗い過ぎで手がパサパサになってしまっていました。それを防ぐために色々ハンドクリームを試してみましたが、私にはキスミーの薬用ハンドクリームが一番合います。瓶と携帯用チューブの2通りがあります。最初に手に付けた時は少し脂っぽく感じるのですが、すぐに手に吸い込まれその後の感じは一番良いです。手につけた時にさっぱり感じるものはすぐに手に吸い込まれてしまってたくさんつけないといけません。(これは少量でも充分効きます。)前に愛用していたジェル状の物より手には良いようです。

お花の向こうにスリッパが..... ここにニボシがはいっているのかな?

 明日からの初仕事に備えてもう少し弾いてから今日は早く寝ます。正月休みはほとんど自分の練習ができなかったのですが、奏法の手応えは充分で自分としてもうれしいです。やはり自分でしっくり来る弾き方が一番です。人の弾き方がキッカケになって変わったとしても、それを自分の物にするためには自分の中に消化しなければいけないのです。
 オーディオについても人の言う事に振り回されないで自分の感覚を信じて自分で道を見つけられるようになるまで頑張るしかありません。私もオーディオ評論など信じていたらとっくの昔にDevonもStirlingも捨てていたでしょう。でも何か心に引っかかる物があったので今まで頑張ったために今の音に巡り合えたのです。手応えのある物はちょこっと聴いたぐらいでその本性は分りません。次から次へと新しい物を渡り歩くのでは分からないものもたくさんあるのです。他人を頼らずに自分の耳で分かるまで何度も何度も聴くしかありません。他人と意見が違っても気にしない事です。違うからこそ自分の存在価値があるのですから。


1.3

 正月三が日は片付けに徹しました。まだ部分的ですが、ずっと気になっていた所が少しはキレイになりました。まだ本棚に手が付いていないのですが、これから少しずつ場所を限ってキレイにしていこうという話になりました。

 午後から車で出かけたのですが、近くのショッピングセンターに行く人がとても多くて渋滞していました。自動車用品店に行きたかったのですが、こちらも人出が多くすぐには車を止められませんでした。その割には店内は人出は多くありませんでしたが。結局何も買わずに帰ってきました。

 冬休みはあと1日、あさってからは早速フルに練習です。新年最初の演奏会は7日のオーチャード定期です。J.シュトラウスを中心とする小品集で歌物のソリストはソプラノは中嶋彰子さん、テノールはトーマス・ピフカさんです。指揮はルドルフ・ビーブルさんです。その後の演奏旅行も同じメンバーでやはり小品集です。明日中には普段通りの調子に戻しておかないといけません。


1.2

 昨日の夜も夜更かししてしまったので、今朝は10時過ぎまで寝ていました。昼過ぎに栄子先生と一緒に神田明神に初詣でに行きました。2日なのに錦糸町から先は大渋滞のようなので、7号線沿いの裏道を使って神田明神のすぐ近くに駐車場に向かいました。(休日はそこら中で事故があるものなので、できるだけ単独で走れるコースを選ぶようにしています。)さすがに休日だけあって裏道はとても順調でアッという間に着きました。
 車を置いてから神田明神まで歩きました。残念ながら雨が降っていましたので神田明神の全景は撮れませんでしたが、屋根のあるところから境内の様子を撮りました。

 雨が降っているのに境内はご覧のように人がたくさん出ていました。おみくじは末吉でした。(これから良くなる?)甘酒の袋入りを買って家に戻りました。(境内では1杯350円ですが袋入りは500円ですから)

 家に帰ってから昨日の1階の私の部屋のクローゼットに続いて、今日は寝室を片付けました。ついでにキッチンまでやる事になり、キッチンの方は見違えたように変わりました。寝室の方はクローゼットまで片付けないといけないので、まだしばらくおあずけです。
 年末に来た樽アンプを早く作りたいのですが、その前に家中の片付けがあるので手を出せません。(昨日大橋さんが理恵子のCDについて書かれていた事を早く追試したいです。)一緒に届いた樽インシュレーターは樽miniで試した限りでは鋳鉄の物よりはるかに自然で音楽的な響きが聴こえてきます。やはり楽器は部屋全体まで響かせてやらないといけないです。(スピーカーも楽器です。) 実は昨日の1階の片付けでDevonの位置が今までより少し前に出たのですが、音にはあまり影響はありませんでした。昨日はその音を聴いているうちに急にヴァイオリンを弾きたくなり、真夜中に1時間ほど弾いてしまいました。私の部屋は一応防音をしてあるので、真夜中の1時でもヴァイオリン位ならいくら弾いても外には聞こえません。今日も今はリビングで聴いていますが、これから1階の音を聴いたら昨日と同じになるかもしれません。
 SV-310EQが出たら表現力が多分アップするでしょうからカートリッジをKontrapunkt bからJubileeにしてみようかなと思っています。

 11月末に来た車も1ヶ月で約1200km走り、ほぼ癖は掴めました。特に知らないうちにきちんと座席に座らされてしまう事には驚きました。きちんと座った方が疲れが全然少ないのです。またナビなどインスパイアの時とまるで違うので慣れるのには苦労しました。練習所やホールに行くと1日で50km以上走るので、移動に際して疲れない事は絶対条件です。


2006.1.1

 明けましておめでとうございます。今年も一年よろしくお願いします。

 昨日は結局一日中家に居て年賀状と片付けに追われているうちに新年を迎えてしまいました。12月に入って急に温度が下がり、1階のレッスン室の方は寒いのであまり行きません。今も2階でCDを聴いています。

 オーディオの小道番外編に「第7回:毎日少しずつ」を書きました。

 今日は昼頃弟一家が両親の家に遊びに来たので、私達も一緒に3家族でお正月を祝いました。夕方までトランプをして遊んだりしましたが、それから家に戻って私のレッスン室のクローゼットの大掃除を始めました。すごい収容力のあるクローゼットなのにとても勿体無い使い方になっていたので、一度全部外に出してもう一度整理し直しました。接続コードなど山のように出て来て、何とも無駄な買物が多かった事を反省させられます。(それと同時に懐かしい品が見つかり、いっぺんに20年以上も前にさかのぼりました。)夜10時頃まで掃除をして、それから夕食を食べたらもう12時過ぎになってしまいました。


2002年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分 
2003年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2004年1月分 2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2005年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分はこちらです。