今日で4月も終わりです。神々の黄昏の第5回目の本番が今月1日でしたが、今から思うとはるか昔の事のように感じます。というのもオペラが終わってからずーーっと目の回るような忙しさだったからです。今から思うと神々の黄昏って一体いつの話?というくらいそれから色々な事がありました。今日は午前中は今度のコンサートの当日のプログラムを作りました。一度できたと思ったら、なんと曲目の題に間違いが見つかりあわてて原稿を差し替えました。
午後は給油と洗車と空気圧の調整をしてもらい、思った以上に時間がかかってしまいました。それから家に戻って自分の練習をしました。今日はゆっくり練習を中心にしました。弾き難い所をゆっくり弾いてみる事はいつの時点でもとても大切な事で、そうする事によって自分の癖を再発見する事があります。
明日からはまたN響の練習が始まります。このところ夜更かしが続いているので今日は早々に寝るつもりです。
今回の降り番もアッという間に終わってしまい、何かとても気ぜわしかったです。5月のコンサートの練習は順調に進んでいるので、その点はとても気分は落ち着いています。でもそれ以外にやりたい事は山ほどあり、そちらはやり残してしまっています。いつもはコンサートが近づくと気持ちだけが先に行ってしまい「ああやろう、こうもやろう!」と頭で考えるようになりがちなのですが、 今回は練習が進むにつれて自分の音をよく聞けています。
おととい使えるようになったバスルームはとても気分が良く、なにか新しい家に入ったような気分です。これからトイレと玄関に着手するのですが、早くできて欲しいです。今回のリフォームでやっと思った通りになります。実は今まで荷物入れに使っていた場所がバスになってしまったのでそこに入っていた物を色々なところに置いているのですが、そのおかげで家中ごみ箱状態です。
16日に手に入れたCLIEはとても具合が良く、今までのPalmとは次元の違う出来です。手帳を持たなくても良いという事を目標にしているそうで、予定表でメモの手書き入力が出来るのがとても便利です。また手書きメモもあります。またスケジュールに写真や手書きメモを貼り付けられるのです。30万画素ではありますがデジカメもついています。写真付のアドレス帳も作れます。面積が狭いので手書きメモの分量は少ししかとれませんが、実用上はほとんど問題ないでしょう。会議などの場合はメモ帳を持って行けば良い訳ですから。ただこのPEG-TH55、入荷待ちの状態が続いているようです。
スケジュールとToDo、アドレスはiCalとアドレスブックとMissingSyncで同期をとれます。全体のバックアップはメモリースティックに取れるので、時々(週1回位)丸ごとバックアップをとるようにします。
今日は午前中に歯医者さんに行き、それから車で10分位のパン屋さんに行きました。今日初めて知った店なのですが、小さなホールにもなるようで20〜30人くらいのコンサートが開けるそうです。市川にはこのくらいの規模の小さなホールがたくさんあります。個人的には150〜200人くらいのホールが一番使いやすいのですが、そこまで規模の大きなホールは個人では維持し切れないでしょう。お茶とケーキ付のコンサートを定期的に開けると良いのですが......今回のコンサートの会場ローズルームは普通の演奏会形式で120人、詰めて150人位は入るそうです。
今回のコンサートは練習している段階でいつもとは違う手応えがあります。今回は皆さんに今まで以上に楽しんで頂けるよう頑張っています。今日は順調に練習が進みました。
今日はリフォームの第1段階が終わる日で、パウダールームとバスが移動しました。この後は残り半分をトイレと玄関に改装する事になります。今日早くパウダールームが使えたら早速シャンプーをしようと思っていたのですが、色々問題が起きて結局違うところでシャンプーする事になりました。(配線のトラブルがあってレッスン室の方のメインのブレーカーが落ちてしまい、一時はレッスンできないかと心配しました。ですが配線のコードを壁面で挟んでしまったためと原因が分かり、すぐに復旧できました。)
今日は夕方レッスンがあり夜はパウダールームに色々の物を運び込んでいたので、あまり練習は出来ませんでした。でも明日からはじっくり練習できます。(といっても明日の午前中は歯医者さんに行く事になっています。)
今日は栄子先生のお父様の祥月命日のお参りにお母様のところに行きました。お母様のところに2時間くらいいてから家に戻りました。その後地元のケーブルテレビの取材がありました。その取材の時に弾いている様子を録画されたのですが、昨日の練習で折角覚えたはずの事をすっかり忘れて今まで通りの弾き方をしてしまいました。やはり本番のプレッシャーがかかると冷静に物事に向かえないのだという事をいやというほど知らされました。これだから本番になると何が起こるか分からないのです。本番の時に同じ事を繰り返さないように心してかからなければいけないというとても良い教訓を今日は与えられました。
取材が終わってからハタとこの事に気づき、もう一度弾き直してみたらちゃんと弾けました。でも本番は1回なのですからやり直しは効かないのです。最初からこの通りに弾けるかどうかが勝負なのです。
今日は昨日レッスンできなかったためにまとめて生徒が来ました。最近はレッスンがほとんど土日にまとまってしまっています。おかげで土日が両方ともふさがると大変です。先月のオペラの時は大変でした。
今日レッスンをしていてとても有益なヒントを得ました。アマチュアオケで弾いている人が左手の4の指が音階練習などで酷使されると痛くなるというのです。弾き方をよく見ていると4の付け根の筋肉に力が入っているのです。最初は肘の位置を変えれば良くなると思ったのですが、そうではありませんでした。指の押さえ方の角度に問題があったのです。難しいものを弾いたり興奮してくると指が立って揃ってしまう傾向がありますが、そうなると左手全体に力が入ってしまうのです。これを完全に直すのはなかなか大変ですが、ちょっと気をつけるだけでもずいぶん左手は楽になります。
勿論左手だけでヴァイオリンを弾いている訳ではないので、左手の形だけ直せば良いという訳ではありません。左手に合わせて右手も形を直さないといけないのは勿論です。左を直して、それに合わせて右を直し、更にそれに合わせて左を直し、また右を直しといつも気をつけて行かないと奏法は良くなりません。一度やり方が決まっても常に奏法の見直しをしないとすぐ形は崩れます。(何年か経てば筋力も変わってくる訳ですから、同じ弾き方で良いはずはありません。また自分の音に対する嗜好も変わって行きます。自分の奏法が良くなる事によって表現が広がっていくものですし.......)
自分の弾き方も左手の押さえ方に少し気を配るようにしただけで、ずいぶん力が抜けて良くなりました。全体をどうまとめるかはこれからの問題ですが、とても良いヒントを得る事は出来ました。
今日は京都のコンサートホールでのスクロバチェフスキ先生の最後の演奏会でした。プログラムはB定期と同じです。コパチンスカヤさんは日を追うに従って音が伸びているように感じました。今日は協奏曲のアンコールにコパチンスカヤさんのために書かれた曲(作曲家の名前は私のところではよく聞こえませんでした。)を弾かれました。初めはごく普通の現代曲だと思っていたのですが、途中から靴で床をたたく音が聞こえたり、しゃべったり歌ったりする声も聞こえ、最後には弾きながらくるりと一回りして曲が終わりました。
今回の運命は基本的にすべてイン・テンポです。普通は最初はイン・テンポでも途中オーボエのカデンツァの所とか最後はいくぶん2つ目の動機はテンポが落ちるのですが、最後までイン・テンポで行きました。これは今回とても効果的でした。また何度も管楽器特に金管には音量を落とすように何度も注意されていました。特に面白かったのはエグモントの最初のコードですが、音が出るとまず金管が、次に木管が、そして最後に弦がディミヌエンドするようにと注文された事です。このように細かく音量の変化を指示された事は今までありませんでしたが、面白い表情が出ていたと思います。
今日は行きの車中で気がついたら三河安城を通過していて、私がよくお邪魔するそして愛用している300BのアンプSV-91BとSV-501 SEのメーカーサンバレーがこの近くだなと思いました。今回は演奏会は京都なのでお邪魔できませんでしたが、また名古屋の近くで演奏会があったら是非ともご一緒したいです。
今はリビングはSV-501 SE、写真の私のレッスン室はSV-91Bを置いています。
昨日は家に帰ってからやることがたくさんあり、そのうちにひとりごとの更新を忘れて寝てしまいました。身体の具合が悪いと言う訳ではありませんのでご安心を!
栄子先生と一緒に弾くコンサートを3週間後に控え、今日は朝から色々なところに連絡をとり、午後からは何人もの人にお会いしました。夕食後にやっと練習にかかれましたが、終わってリビングに戻ったら疲れた顔をしているといわれました。でも今日の練習はとても有益でした。このところは練習の効果がちゃんと上がっているので良いのですが、更に本番が近づくと必ず空回りする時が出てきます。本番の時に悪影響が出ないようにうまく持って行ければ良いのですが........
差し当たり明日は京都の演奏会ですから、自分の練習は全然出来ません。あさってからの降り番に懸けるしかありません。
今の私の悩みは、練習しているとスリッパがやって来て頭を撫でろと催促することです。「にゃ〜〜〜あ」とすごい形相で鳴かれると、思わず楽器をケースにしまってしばらく相手をしてしまいます。これが日に3回位必ずあるのです。相手をしないで放っておくとしばらくしていなくなるのですが、またすぐやって来て「にゃ〜〜〜あ」と鳴きます。そのスリッパは今私の横で外を眺めています。
今日はB定期の本番でした。この前のA定期を会場で聴いたOさんは4番など素晴らしかったと力説されていました。弾く側からは色々「?」と感じるところも会場で聴くとそんなことに関係なく素晴らしい演奏に聞こえるそうで、スクロバチェフスキさんの力量を再確認させられます。それにしてもスクロバさんの若さには驚きます。普通あのお歳になるとテンポは普通ゆるくなってしまうものなのですが、最後まで緩まずに持って行けるところなど素晴らしいです。
昨日の合わせの時にスクロバチェフスキさんはその昔シュナイダーハーンとヴァイオリン協奏曲を共演した時のエピソードをお話しされました。3楽章の途中でシュナイダーハーンの弓が弦に引っ掛かって飛んでしまい、オーケストラはそこで止まってしまったそうです。弓がソリストの手に戻ってからまた曲が進んだそうです。この時の話をスクロバチェフスキさんはシュナイダーハーン版カデンツァと呼んで、その時の様子を細かに説明されていました。
今回のカデンツァはベートーヴェンがヴァイオリン協奏曲をピアノ協奏曲に編曲した時のカデンツァのヴァイオリン版だそうです。ティンパニーの伴奏付でヴァイオリンが細かい音形を弾いて行く、めったに聴けない面白いカデンツァです。コパチンスカヤさんは弱音を強調される弾き方をされているのですが、弾かれている楽器の持ち味とは合わないような気がしました。このコパチンスカヤさんは本番の時右は銀ラメ、左は赤い靴を履かれていました。(本番の後楽屋口から出たところでソリストに会ったら同じ靴を履かれていました。)
今日はB定期の練習3日目でした。ヴァイオリン協奏曲のソリストはパトリツィア・コパチンスカヤという人で、出だしからとても面白い弾き方をされています。昔だったら先生に怒られそうです。楽器がもっと良かったらもっと印象的だと思いますがその点が残念です。カデンツァはヨアヒムでもクライスラーでもないもので、私は誰のカデンツァか知りません。
練習の終わった後歯医者さんに行って、その後自分の練習をしていたらもう1時過ぎになってしまいました。今日はもう寝ることにします。
今日もB定期の練習で、ヴァイオリン協奏曲以外の2曲を練習したので午前中に終わってしまいました。今回弾いていて感じるのがテンポが毎回微妙に違うことです。予備動作と実際に振り出した時の速さが違うのです。更にいつも同じというわけでもないのです。ですから毎回テンポが決まるまで落ち着きが悪くなってしまいます。やりたいことは例えば運命の1楽章などは運命のテーマはin tempoで弾くことなので、テンポさえちゃんと分かれば問題はないのです。明日の練習で決まっていくでしょう。3楽章と4楽章のつなぎ目(また4から3楽章へ戻るところのつなぎ目も)は独特な持っていき方です。
昼休みに会議が1つあった後、今までやり残した用事を全部済ませて家に帰りました。(家でやるべき用事はまだいくつも残っています。)その内の1つにCLIEに挿すメモリースティックを買うという用事があります。本体には32MBのメモリーが内蔵されていますが、内蔵のデジカメを使うとアッという間にメモリーが足らなくなるでしょう。今は一応128MBの物を買いました。それにしても今度のCLIEはすごい機能を持っています。今のところは試していませんがインターネットへも接続できます。(私の使い方だとCLIEだと表示領域が狭すぎます。)
夜になって自分の練習をしたのですが、テンポというか拍子の数え方の大切さを再確認しました。人の演奏(特に名演奏家の演奏)を聴くとどうしてもそのテンポの影響を受けてしまうのです。自分で弾く時には自分のペースを守らないといけないです。単純に速さだけでなく拍子の数え方も大切です。同じような速さでも数え方で弾き易かったり弾きにくかったりします。私は自分のテンポをキチッとつかんでから更に追い込んでいくように心掛けています。
今日は久し振りにリビングのステレオを聴きました。スピーカーがRogersのせいもあっていつもとはかなり違う響きで、栄子先生はいつもよりおとなしく聞こえるとの感想でした。ボリュームがいつもより少し小さいせいもあるのでしょう.......
もう1時近くなってしまったのでもうやめて寝ないといけません。
今日はB定期の練習でした。エグモント、ヴァイオリン協奏曲、運命というプロです。今日は運命を3、4、2、1楽章という順で、その後エグモントを練習しました。このプログラムだと普通はどんどん練習が進むものなのですがどの曲にもとても拘りがあるようで、ちょっと弾くとすぐ注文がたくさん出てきます。今日は日曜日ということもあり少しは早めに終わるかと思っていたのですが、結局3時までびっしり練習がありました。
ベートーヴェンの交響曲は奇数のものの方が圧倒的に多く弾かれますが、偶数でよく弾かれるのは6番「田園」だけです。奇数番号の曲はよく弾くので慣れていますが、この前の定期で弾いた4番などとても大変な曲です。(今回は先生のご自分の譜面なのでボーイングが普段のものとは全然違うので、弾きにくいという面もあります。)
栄子先生は昨日今日と目も回るようなハードスケジュールでレッスンがありました。今は私も栄子先生も土曜日曜はとても大変です。ほとんどの生徒が土日に来るからです。
今日は朝からとても忙しかったです。昨日CLIEを買ったのでそれをやっているうちに夜が更けてしまいました。今朝は10時にTEACのサービスマンが来てDevonのユニットとネットワークを持っていきました。その後レッスンがあり、一息ついた後またレッスンが続きました。夜になってから久し振りに自分の練習が出来ました。
昨日買ったCLIEにHiNote(アウトラインプロセッサ)とShisensho(ゲーム)をインストールしたら、どちらも古いソフトなので起動するととても懐かしい画面になってしまいます。Visor、Palm、CLIEと世代交代してきたのですが、Graffitiの書き方がそれぞれかなり異なります。特にCLIEのGraffitiは独特の書き方です。Palmの書き方に慣れている私はすぐ間違えてしまいます。予定表は純正のものでも良いのですが、自由度があるのでDatebook5をインストールしました。ATOKも入れて前のPalmにかなり近い環境になりました。HotSyncもMissingSyncを使うとちゃんと出来るので、Macであることの不利はありません。
リビングのDevonがいなくなってしまったので、下の部屋からRogersを持ってきました。ついでにメインアンプもSV-501 SEにしました。エッジの張り替えは1週間くらいで出来るそうですが、戻ってきたらどうするかまだ決めていません。折角手に入れた松下の6BM82種類の聴き較べを早くしたいのですが、落ち着いてやる時間がありません。
このところの睡眠不足解消のために今日は昼近くまで寝ていました。3時過ぎに家を出てまず最初に近くのサトー無線に行き、2週間ほど前に注文したCLIE PEG-TH55を買いました。今使っているPalmとは次元の違うパフォーマンスを持っているので、SONYの製品があまり好きでない私もこれは欲しくなりました。Macで使うにはMissingSyncを使わないといけないのですが、色々やってみようと思っています。
その後東急によってからホールに行きました。楽屋で充電しながら色々試してみました。まだ何がどのように出来るのかよく分かってはいませんが、
これからが楽しみです。
今日はよく寝たせいもあって、昨日よりは集中できました。先程理恵子から電話があり、昨日書いたことについて追加説明がありました。ポーランド語にはロシア語のようにkyで終わる名前はなく、kiで終わるそうです。またロシア語は最後の音節にアクセントが来るが、ポーランド語は最後から2つ目の音節にアクセントがくるのだそうです。ですから・・・スキーというような発音にはならないそうです。明日はエヴァ先生のお宅にお客様を招待し、理恵子のミニコンサートがあるそうです。近かったら聴きに行きたいところですが・・・
今日も昨日と同様の感じですが、今日は全体には集中し切れなかった感じです。昨日も今日も客席は異常なくらい盛り上がっています。さすがにスクロバチェフスキさんです。
今日はA定期の初日でした。私は昨日までの一件で疲れたせいか、本番になっても集中しきれないままで終わってしまいました。スクロバチェフスキさんはポーランド人だそうですが、ポーランド人の名前には・・・スキというのがたくさんあります。ウィニアフスキ、シマノフスキが音楽関係では有名です。私も今までウィニアフスキーと平気で書いていたのですが、理恵子によるとウィニアフスキというのが本当で、ウィニアフスキーと延びるのではないそうです。ですからスクロバチェフスキーではなくスクロバチェフスキが本当なのでしょう。(ロシア語の場合どうなのかは知りません。)
今回の定期はコリオランが思いの外遅いテンポであるのが意外でした。更に4番も7番もフィナーレがとても速く始まり、弾くのにとても苦労しました。練習の時も速い楽章についてはその時によって今日の本番のように速い時もあれば、もう少し落ち着いたテンポの時もあります。本番の緊張感で速めのテンポで行ったのだと思います。
7番の2楽章など普通は表に聞こえてこない対位法が今回はハッキリ聞こえてきて、その意味ではとても面白いです。ただ速い楽章のテンポはひょっとすると落ち着きがなく聞こえるのではないかと不安になります。実際今日のテンポだと4番も7番もフィナーレなどとてもちゃんと弾き切れません。更にボーイングが普段とまるで違い、悩ましい事この上ないです。
今日はゲネプロが終わってから用事があり、それからYさんとNHKの食堂でお昼を食べました。それから私は東急に行きました。このゲネプロと本番の間の時間はとても困るのです。というのは東急ハンズや西武ロフトなどに行くと、いくらお金があっても足らないからです。面白いものが出ていたりすると、どうしても欲しくなってしまいます。(今まで無駄なものをいくら買ったか分かりません。)
今私の家はリフォームの真っ最中、下のレッスン室へはとても行きにくい状態でステレオはお蔵入りになっています。早く行けるようになるといいなあ.......
先週の土曜日のC定期はもう少しで3200人という動員数を記録したそうで、スクロバチェフスキさんの人気のほどが伺えます。明日はA定期の本番です。今回はコリオラン、4番、7番というプロですが、私が意外に感じたのはコリオランのテンポです。スクロバチェフスキさんは全体に速めのテンポで振られているのですが、コリオランについては遅めのテンポで振られています。内容的な事から飛ばして弾くべきではないということなのでしょう。でも他の曲のテンポの設定といささかかみ合わない感じのテンポには馴染めないものを感じてしまいます。
この練習終了後から夜9時半くらいまで練習所にいましたが無事用事も済み、やっと胸のつかえがとれた感じです。これで落ち着いて自分の用事に集中出来ます。といっても明日は朝から夜までホールにいるわけで、なかなか思うように自分の事に集中出来ません。でもコンサートの1月前には一応片が付き、これからはコンサートの練習に集中できます。あーぁ、良かった!
ミスターSの注文はほとんどがもっと小さく弾くことです。ピアノと書いてあるとほとんど弾かないくらいまで弱くしないとご希望に添えません。これがスクロバチェフスキさんの秘密なのかもしれません。もう1つ独特なのが、ご自分で持っていらっしゃた譜面に書き込んであるボーイングです。普通に想像されるボーイングとは一味違って、譜面をにらみながら弾いていかないとすぐ間違えてしまう複雑なボーイングです。このボーイングがミスターSの秘密にどこまで貢献しているのかは定かではありません........今日は7番、コリオラン、4番の順に練習しました。
家に帰るとリフォームが順調に進んでいました。といってもスリッパはその音におびえて2階の奥の部屋に閉じこもったままで夕方大工さんが帰るまでビクビクしています。今日大工さんが帰ったら急に私の所に来て、頭を撫でてと盛んに甘えてきました。
今日も色々のことがあり、明日は朝から人に会わなければならず、どうしてこんなにやることが山積みなのだろうかと恨めしく思います。ストレスをためないように気持ちの発散をするのも特技なのでしょう。それにしても..........
今日はミスターSの練習初日でした。7番4番の順で練習しました。全体に速めのテンポでどんどん進んでいきます。4楽章だけは他と較べるとゆっくり目のテンポでした。7番は16型、4番は14型です。
今日は練習終了後用事があり、結局8時少し前まで練習所にいました。結局時間のムダ遣いに終わってしまい、腹の立つ事この上ありません。今日は本当は書きたいことがたくさんあるのですが、体調不調につきこれで終わります。
今日は栄子先生のひとりごとに登場したJ君からレッスンが始まりました。ピアノのレッスンの時にあったことをひとしきり説明してうれしくて仕方ない様子、ヴァイオリンのレッスンが始まっても興奮醒めやらずでした。その後しばらく自分の練習をした後またレッスンがありました。夜になってからは明日から始まる予定のリフォームの準備で、来客用の食器を片付けました。1階のレッスン室には奥行き90cmのクローゼットがあるのですが、下手な収納用タンスよりはるかに物が入るのにはびっくりしました。当初はこの食器2階のリビングに入れる予定だったのですが、その必要はありませんでした。
スリッパはその間中回りを歩いていました。今日は栄子先生が撮ったスリッパの写真をご紹介します。
リビングの窓でお昼寝中 |
お気に入りのトイレの窓で |
毎日毎日スパムメールやウィルス付きのメールがたくさん来るのですが、なんと今日は理恵子からメールで本文なしのExcelのファイルだけが添付書類になっているものが来ました。理恵子がExcelの書類など送ってくるはずがないので、早速ウィルスソフトで診断すると案の定ウィルスでした。そういうこともあろうかと私は発信人のハッキリしないメールの添付書類は絶対に開かずごみ箱行き、知り合いを名乗っていてもおかしな添付書類の場合は発信人に直接メールを出して確認します。それ位してもとても安心できないいやな世の中になったものです。
今日は今回の降り番で初めてN響に出かけない日でした。(そして今日で今回の降り番も終わりました。つまり今日1日だけ晴れて休みだったというわけです。明日は公休ですから、今日明日と休みです。)午前中は初めてゆっくりしましたが、午後からはレッスンのあと習志野フィルの練習に行きました。今日はそれほど人数が集まれなかったようですが、弾いていくうちにこの人数とは思えないような音が出てきました。デュカスの魔法使いの弟子、ルーセルのバッカスとアリアドネ、フランクのd-mollというプロですが、今日はフランクを取り上げました。フランクは一見弾きやすそうに見えるのですが、一筋縄では行かない曲です。他のパートにはppと書いてあってもメロディーのパートにはディナミークの指示がない所がたくさんあるのです。どの程度の大きさにするか悩む場所がたくさんあります。また弓の返しが目立ってフレーズが切れてしまう場所もあります。そういうことを直していくうちにアッという間に練習終了の9時になってしまいました。でも今日の練習もとても成果が上がったと思います。本番は7月4日(日)ですが、お近くの方はぜひお聴きになって下さい。
明日はレッスンの間に自分の練習と片付けをしないといけません。最後の休みの日もアッという間に終わってしまいそうです。
今日はミスターSのC定期初日でした。今回はステージ上の位置を一番奥の位置にして音を確かめるというトライアルをしています。N響はある時期からステージ上で前の方に段々出ていっていますが、一度元の位置の音を確認しようというトライアルです。今日はゲネプロの時にその音を聴くために私はホールに行きました。ゲネプロの時に聴いた感じでは初めはステージの前の方に出て弾いている時と同じ弾き方だったので、音がキツイかと思ったのです。でもしばらくしたらとてもよくまとまった音になり、残響の感じもとても良かったです。木管楽器の音も細かい音までよく聞き取れ、それでいて乱暴な音には聞こえませんでした。私の個人的な感想ではパートによって弾きにくい部分はたしかにあるとは思いますが、全体としては今までのステージの前に出る配置よりは演奏会の場合には数段バランスも音色も良いと思いました。(録音の場合にはまた違うのかもしれません。)今日の演奏会を聴かれた方はぜひそのご感想を教えて下さい。
ゲネプロの後帰りに銀座のApple StoreによってPowerbookのバッテリーを買いました。去年の正月に手に入れて以来同じバッテリーを使っているのですが、最近はバッテリーの持ちがかなり悪くなっています。家では電源のアダプターにつないでいて、外に出る時はスリープで持ち歩くという使い方なのですが、1年しか持たないというのはいくら何でも短すぎます。
今日も春闘ということで昼休みから夜8時位まで練習所にいました。途中1時間くらいヤマハに譜面を買いに行きましたが.......明日はまたゲネプロの時にホールまで行かないといけません。毎年恒例とはいえこの時期は大変です。今日は少しは早く家に帰って練習するつもりでしたが、とてもそのような展開にはなりません。
明日はいよいよC定期の本番です。全体に速めのテンポで進んでいくそうです。場所によってはかなりゆっくりになる所があるけれど、元のテンポに戻る所ではちゃんともとのテンポに戻るそうで、高齢の指揮者の場合一度テンポが落ちると遅くなったままというケースがままあるのですがミスターSの場合はその懸念はまるでなさそうです。また英雄の2楽章の最後の部分に運命の動機が隠されているそうで、練習の時には皆が笑いをかみ殺しながらその部分を聴いているそうです。本番の時も多分その動機がはっきり聞こえるのだと思います。
夜は理恵子に送る荷物を作るので一騒ぎありました。一度荷物を作ったらなんとスコアを入れ忘れていて、もう一度全部ほどいて荷物を作り直しました。結局終わったら真夜中でした。
今日は用事でお昼から夜まで練習所にいました。午前中は歯医者さん、午後から夜まで練習所と結局自分の時間は持てないまま一日がアッと言う間に過ぎてしまいました。早く終わって自分の時間が持ちたいのですが、来週まで自分の時間は持てません。この調子では身が持たないかなとつくづく思う昨今です。
弾き手というのはとても微妙なバランスの上に成り立っているので、体力も気力も充実していなければやっていけません。弾き手としてちゃんと責任を果たさなければ誰も認めてくれないので、雑用に忙殺されることを演奏家は一番嫌います。私も最近色々気掛かりなことや雑用に終われ、思うように自分の時間を持てないことに疑問を持ち始めています。差し当たり来週まではとても忙しいスケジュールに追われる毎日です。
というように悲観的になっていても物事は前に進まないので、何かに夢を託してやっていくしかありません。今の夢は5月のコンサートと家のリフォームです。
今日は降り番だったのですが練習終了後オーディションがあるので、2時過ぎに家を出ました。幸運なことにほとんど渋滞していなくて、40分位で練習所に着きました。今日はオーディションの後指についての講演があるとのことで、今まで指について悩んだことのない私としては折角の催しなので聞きました。理恵子が小さい時から腱鞘炎などに悩まされているので、それの解決になるならと思って話を聞きました。色々参考になるお話でした。
N響にも組合があり、毎年この時期に春闘というものがあります。今年も明日から始まります。差し当たり明日は午前中に歯医者さんに行って、その足で練習所に行って夜まで待機しないといけません。降り番といっても全然楽できないこの時期です。明日は一日中練習できないので、今日はこれから12時位まで練習します。
今日は11時まで寝てしまいました。昨日も家に戻ってから色々のことをやっているうちに結局夜遅くまで起きてしまいました。今日は夕方まで用事で出かけた後家に戻ってレッスンをし、自分の練習が始まったのは10時になってからでした。気がついたら12時半過ぎになっていました。
明日からはミスターSのベートーヴェン・プロの1月です。今度はC定期でフィデリオ序曲、ピアノ協奏曲第4番、英雄というプロです。私は降り番なのですが毎日練習所に行かなければなりません。
昨日の夜は新しく買ったデジカメの使い方をマニュアルを見ながら勉強していたのです。昨日は1600×1200のモードで撮るつもりだったのですが、設定を間違えて2304×1728で撮っていました。ホームページの写真は320×240にしているので、1600×1200の縦横を1/5にすれば良いのです。(今までのCybershotでは1280×960の1/4にしていました。)色調の調整の癖がよく分からないせいもあるのかもしれませんが、カメラが大きい方が色調は良いのかもしれません。でも手軽にすぐ撮れることも大事ですから、両方を平行して使って行こうと思っています。色々なカメラ(銀塩の一眼レフもデジカメも)をたくさん持っているYさんは画素数がそれほど多くなくても一眼レフタイプのデジカメはコンパクトタイプとは一味違う良い絵が撮れると言っています。といっても私は写真にそれほど興味があるわけではないので、一眼レフタイプを仮に買ったとしてもすぐに持って歩くのが面倒になってしまうと思います。せいぜいCybershotくらいが持ち歩く限度でしょう。OptioS4iも撮り方を工夫すればもっときれいに撮れるでしょう。(一度同じ題材を両者で撮ってみて比較してみようと思っています。)
3月は半ばからPowerbookの不調に悩まされ、銀座のApple Storeに何回行ったか分かりません。
最初のディスプレーのヒンジについては1週間かかりましたが、それ以外はその日のうちに直りました。部品さえあればすぐ直るのはとても有難いです。新国での練習に行っている頃は何度もApple Storeに行っていました。それにしてもApple Careに入っていて助かりました。充分元は取った勘定です。(去年の正月に買っていますから、Apple Careに入っていなかったら10万近く取られるところでした。)
先月1日に練習の始まった神々の黄昏も今日の第6回目の本番でやっと終わりました。今日はとても寒い一日で、場所によっては雪が降っている所もあるようでした。2日間休みがあった後の演奏会で小さな事故はありましたが、全体としては良かったと思います。
今日の演奏会はこれで終わりということで、皆張り切って本番に向かっていました。それにしても第1幕だけで2時間というのはものすごいです。去年もジークフリートの後デュトワ先生で幻想を弾いた時に、「幻想ってこんなに短かったっけ?」と言い合ったものです。
今日は会場も千秋楽ということでカーテンコールの時とても盛り上がっていました。ソリストの皆さんも感激ひとしおと言う表情でした。ピットで弾く私たちの表情も終演の時はにこやかそのものです。
実は今日行く時にPENTAXのOptioS4iを買いました。今まで使っていたCyber-shotのP7は大きくて、ステージに上る時にポケットに入れると演奏中にポケットの中で揺れて弾きにくいし、撮れるようになるまでの時間が長いのです。今日は買ったばかりでまだ使い慣れていないので、思ったようには撮れませんでした。でもこのサイズはとても魅力です。
SONYのCyber-shot DSC-P7(320万画素)とPENTAXのOptioS4i(400万画素)
客席の写真はOptioの夜景のモードで撮りましたが、このモードで撮るのはとても時間がかかります。
他の写真はカメラ任せのプログラムモードで撮りました。(もちろんレベル補正はPhotoshopでやっています。)
今回の神々の黄昏もあと明日1回の本番を残すのみとなりました。やっと終わるという事でホッとする反面何か大きな目標が目の前から消えてしまうような寂しさもあります。折角ここまでやったのだから次はリング全曲しかないですね。ジークフリートと神々の黄昏の真髄を日本に紹介して下さったメルクルさんに、是非とも全曲振っていただきたいものです。客席で聴いた方は異口同音にN響の音の良さを褒めて下さいます。新国の会場自体の響きが良い事に助けられている面はもちろんあります。でもその会場の良さを演奏で弾き出せたと評価して下さった事は私たちにとってとてもうれしい事です。
今日は神々の黄昏のためにほとんど出来なかったレッスンの最後のしわ寄せの1日でした。明日最後の本番が終われば普段通りのスケジュールに戻れます。私も明日の本番が終わってやっと一息つけるという感じです。
今回リングの最後「神々の黄昏」を弾いたのですから、今度挑戦するとすればリング全曲です。大変でも全曲弾いてみたいです。そうして初めてリングの全体像が見えてくるわけですから。メルクルさんは毎回とてもうれしそうに楽しそうに指揮されています。去年のジークフリート以上に今回はメルクルさんの良さがよく出ています。この超大作を飽きずに最後まで聴かせてしまうのは並大抵の技ではありません。
昨日新国に着いてからオペラシティに行ったら紀伊国屋書店があり、その音楽のコーナーにこのような本がありました。
オペラのあらすじを漫画で読ませるというもので、とても暗くて複雑な話をかいつまんで読ませてくれる面白い試みです。実は前回のジークフリートの時にこの本がある事は知っていたのですが、昨日はMacintosh関係の雑誌を見に行ったついでにこの本が目に入ったので何かの縁だと思い買いました。
ただ簡単に読めてしまうので、第1幕など2時間もかけて弾いているのにこんなに短いの?と思いました。
でも手短に話の筋を読むには最適な本です。文字だけの難しい解説書はちょっと読んだだけで睡魔が襲ってくるのは私だけなのでしょうか.......?(この難解なオペラの内容を汲んでこのような本にまとめるという事は、さぞかし大変な作業だったであろうと想像します。作者は里中満智子さんという方ですが、この本はマンガ名作オペラというシリーズの第2巻です。ニーベルングの指環の上下、椿姫、カルメン、蝶々夫人.......と出ているようです。里中さんは更にギリシャ神話についても同じようにマンガで紹介されています。(全8巻、文庫版もあるそうです。)ギリシャ神話などまともに読む事はほとんどないので、断片的にしか知りません。このような形で手軽に読めるのは大歓迎です。
今日は神々の黄昏の5日目でした。昨日今日と連日の本番はさすがに疲れました。1日目2日目の連続はまだ曲に慣れていないせいもあって緊張感があったのですが、今日は疲れが癒される前にムチで走らされるような感じです。でもこの長い曲を嫌々弾いているような感じは1つもありませんでした。昨日も今日も第1幕の最初の部分が今一つの感はありました。でもブリュンヒルデが登場する頃から段々盛り上がり、3幕も終わりの方に来ると弾いていてもピットからすごい音が出て行っている事が分かります。去年も今年も出番なので客席で聴く機会を持てないのですが、1回くらいは客席で聴いてみたいです。
私はゲネプロの時から開始前に新国の食堂でお昼を食べて、休憩時間に通りの反対側の珈琲館という所でその日のスペシャルコーヒーと軽食(ホットドッグ、サンドウィッチ、チーズケーキの中からその日の気分で選んでいます。)をとるというのがお決まりのコースになっています。休憩時間中にちゃんと食事をすると食べ過ぎになるのです。
うれしい事に昨日今日と本番のあと家まで30分ほどで着きました。それまでは夜10時頃でも渋滞していたのです。
家に帰って軽く食べてから、PalmとiCal、アドレスブックのHotSyncに再挑戦しました。まだiCalやアドレスブックの使い方に慣れていないので、どんな事が出来るのか試しながらやっています。今度CLIEのPEG-TH55が来たら、予定表とアドレス帳をゼロから作り直す事にしました。Now-up-to-DateとNow-Contactを使っていたのですが、色々な予定やアドレスに無意味な文字列のメモが付いた状態になってしまっています。それがバカにならない量になってしまっています。