このページは下から上へ順番に日付が新しくなっています。前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2009.6.2一部変更あり!確認下さい!)必ずご覧下さい。栄子先生のひとりごとはこちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。
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5.30 実は昨日夜PrimeTubesのVer.4とVer.5(ナス管)の聴き較べをしました。ナス管は他の300Bと較べて鳴らし込みを必要とするようです。というのはスピーカーで言うと新品のままで振動が分離しない状態のような音の出方なのです。充分エージングが出来れば、振動板がボッテリまとまって動いているような今の感じから、軽く細かく分離して振動している感じに移行できるでしょう。私はスケールの大きなボリュームと軽く勢いのある瞬発力の両立を求めています。ですからじっくりバーンインして、細かなニュアンスがよく出るようにしたいのです。現状では私ならVer.4の方をとります。でも音の端々に素晴らしい力量を見せているので、エージングの結果が楽しみなのです。 |
5.29 おととい今日と続けて楽器屋さんに行き、弦を買い、弓の毛替えをしてもらいました。その時に最近は細い弦で軽く弾くのが流行りですが、もっと太い弦でしっかり弾くのが本筋ではないか、という話で盛り上がりました。 |
5.28 昨日届いたナス型の300Bの音を聴いてみました。まずmini91Bに挿してみました。同じ曲、演奏でもこれほど管によって違うのか!と感心させられました。ただこちらはスピーカーもプリもメインもエージングが充分でないので、管の比較を書いても経過報告にしかならないでしょう。 裏の写真は手持ちで長時間露出でとったのでぶれてしまいました。 1つ1つ細かく言ってもあまり意味がないので、要点だけをまとめます。このナス型は普段聴いているのとは違う断面で音楽を切っている、という感じがとても強くします。いつもはあまり気にかけないようなパートの動きがよく聞こえてきたりして、曲の新しい面を探す面白さがあります。また中域が少し薄く、帯域が広がっているように感じます。 |
5.25 練習が終わった後SV-91BのWE300B(88年版)をmini91Bに挿して聴いてみました。さすがに本家の88年物は素晴らしかったです。よく鳴らし込んであるからかもしれませんが、特別にどこかが目立つのではなく全体のバランスが良く、そのままずっと聞き入ってしまいます。そして不思議に聴いているとホッとします。どこが出っ張ってどこが凹んでというような事を言ってみてもあまり意味はありません。発音の仕方、響きの肌合い、音の間合いなど言葉にしにくい部分で私の感覚にピッタリ来ます。 |
5.23私自身が演奏旅行で一番痺れたのは、10年以上前の北海道旅行でした。どのようなコースの旅行だったかはよく覚えていませんが、釧路の演奏会の次の日が1日移動日で、次の日に青森で演奏会がありました。私は用事があってその移動日に家に戻ったのです。そして青森の演奏会の当日、昼前には着く飛行機に乗ったのです。ところが青森の上空に着いたら豪雨のために降りられず、そのまま羽田に戻ってしまいました。羽田に着いたのが午後1時前、それからあわてて東京駅に行って新幹線に乗ろうとしたのですが、JRだと終演後にしか着けません。そこで演奏業務部長さんの携帯に電話を入れたら、「今は青森の天気は良いので次の飛行機をトライして下さい!」と言われました。3時の飛行機にはまだ空席があったので、それに乗りました。今度は無事に定刻通りに着き、そしてズィッツプローベの30分前にはなんとか会場に着きました。自分の席に座った時には、本番を弾いた時以上に疲れが吹き出してきました。この時に携帯を持っていないと不便だという事を痛感して、このあと携帯を使い始めました。 今朝クロネコがやってきて、STC4274Bと真鍮&ステンインシュレータを届けてくれました。最初に今までコーリアンを下に入れていたAutograph miniに真鍮&ステンインシュレータを入れてみました。今まで樽プリSV-20D+mini91B+Autograph miniを聴いて気になっていた事が、このインシュレーターでほぼ解決されていました。mini300の時には感じないのですが、mini91Bだと時に音が詰まるのです。プリとメインの相性なのかとちょっと不安だったのですが、セッティングの問題でした。この音を聴いてWE310A付きのmini91Bで行く事にしました。 |
5.22今Autograph miniは下の写真のようなスタンドにコーリアンのインシュレーターをかませて置いています。これは2階リビングですが、今は1階の小レッスン室に置いていますが........ 明日真鍮&ステンレスインシュレーターが届くので、どのように音が変わるか試してみます。一緒にお願いしていたSTC 4274Bも届きます。こちらはSV-91Bに挿して楽しんでみます。もしこちらが気に入ったら、挿し替えるかもしれません。本当は御影石のボードも敷いた方が良いのでしょうが、今回はスピーカーとスタンドの間のインシュレーターだけ交換してみます。 私はN響に32年在籍しましたので、その間には色々面白い事件がありました。たとえば演奏旅行中に台風の影響で演奏会が流れてしまった事を2回経験しています。1回目は私が入団する直前の高知の演奏会(私はその時はまだ入団していませんが、そのやり直し演奏会の時にはいました。)、2回目は和歌山での演奏会です。 もっと面白い話もあるのですが、それは追々ご紹介します。 |
5.21今日は夜B定期を聴きにサントリーホールに行きました。今日のプログラムは前半がネルソン・ゲルネルさんのソロによるブラームスのピアノ協奏曲第2番、後半がブラームスの交響曲第2番、指揮は尾高さんです。私は前半は舞台袖で聴きましたが、袖のモニターでもゲルネルさんの音は充実した深い音がしていました。このモニターでこのような音が聴ける事はとても珍しいですから、客席ではさぞかし素晴らしい音だったでしょう。後半は客席に移って聴きましたが、2階の後の席で天井が頭のすぐ上にある場所だったのでちょっと残念でした。とはいっても後の席でもNHKホールのようによく聞こえない、という事はないので楽しく聴けました。 |
5.18 おととい届いた310A付きのmini91Bを昨日も今日も聴きました。候補の2台を入れ替えながら聴くのも違いを聴くという意味では大切ですが、普段は1台を聴くわけです。1台をじっくり聴いて違和感のないことも大切です。 |
5.16 昨日帰る時にホールの前の通りに今日明日の「タイ・フェスティバル2009」のお店が並んでいました。今回私は前半が降り番なのですが、ゆっくり行くと駐車場に入れない恐れがあると思い、昼過ぎには着くように家を出ました。今日は首都高はガラガラでとても走りやすかったです。(とは言っても、道を探しながら走っている車に何台も悩まされました。土日は本当に事故が多いですから気をつけないといけません。) 午前中に鼻薬の効いたmini91Bが送られてきました。前段が310Aに挿し替えられていて、300Bは私の家にあるPrimeTubes Ver.4と88年のWE300Bを挿してみました。時々mini300の音も聴き較べました。 |
5.15 いつも通り11時からゲネプロでした。プロ順にチェロ協奏曲、交響曲2番を練習しました。 家に帰ってリビングでレコードを聴いたのですが、今までとは帯域のバランスが変わってとても良い感じです。今まではコーリアンのボードで良いと思っていたのですが、こうやってみると響きを止めていたようです。このようにステレオの音が変わると、音楽の聴き方が変わります。そうすると今まで気がつかなかったところに光が当たります。そういう過程を経て、聴いている人の音に対する感覚も微妙に変わっていきます。つまりステレオは単なる道具ではなく、自分の音楽感を決めるとても大きな要素です。そして生の音の聴き方もその影響を受けて変わっていきます。演奏と再生音楽はこのように車の両輪のようなものです。ですから私はステレオの音に拘るのです。 |
5.14 取っ付きにくかったエルガーの2番も、3日間の練習でやっと馴染みました。いよいよ明日は本番です。エルガーの譜面は普通と違ってL_____と書いてあるところはlargamente、R_____はritardando、A_____はaccelerandoを意味します。表記法だけの問題ですが、目に馴染まないのはたしかです。 家に帰るとこの前と同じく黒御影石のボードが届いていました。今回は2階のStirlingの下に入れてみました。 Devonの場合と同じく、防振ゴムをボードの各カドの下に入れてあります。最初は音が静かになった印象でしたが、しばらく聴いていると音の細かいニュアンスがとてもよく聞き取れる事に気がつきました。ピアノのアクションの音とか音色が今まで以上によく出てきます。(今まではコーリアンの板をそのまま床に置いて、その上にスピーカーを載せていました。その時に較べて響きがかなり整理されました。そして防振ゴムで振動が床まで伝わりにくくなっているので、音が明るく聞こえます。)今までとはいささか方向性の違う音が出てきています。 |
5.13今日は4楽章を弾いた後、1楽章、2楽章と進んでいきました。エルガーの曲は自分が弾かないで聴いているときれいなメロディーが流れていきます。でも自分のパートを弾いているととても難しいので、他のパートを楽しみながら弾くほど余裕が持てないのです。(曲はEs-Durですが、流れの中で色々の調に転調していくので、臨時記号を間違いそうになるのです。また突然とても弾きにくい音型が出てきます。)そのためメロディーが頭に入ってこないのでしょう。何回も弾いて曲の流れ構成が頭に入ってしまえば良いのでしょうが.........昼過ぎまで交響曲を弾いて、そのあとはチェロ協奏曲に移りました。 ちかいうちにStirling用の黒御影石が来るので、来たら早速Stirlingの下に入れてみます。サイズによって細かく値段が決まっていますが、Devon用もStirling用もともに2枚で15000円位です。黒御影石は触るとスッと動いてしまうので、下に防振ゴムを入れた方が良いです。音も黒御影石だけだと少しきつい感じですが、防振ゴムを入れると良い感じになりました。 |
5.12 今日からは尾高さんの指揮するC定期の練習です。今回はエルガーの交響曲第2番というとても難解な曲がメインです。去年の5月には尾高さんが同じエルガーの交響曲第1番を指揮されています。同じエルガーでもチェロ協奏曲というとメロディーがすぐに出てきますが、交響曲は2曲ともすぐに歌えるというタイプではありません。 |
5.11レッスン室のスピーカーの配置換えは今のところ手が着いていませんが、御影石のボードを注文しました。とてもきれいなインド黒御影石のボードで、1枚13kgの重さがあります。これは本来床とスタンドの間に置くものなのでしょうが、私のスタンドの使い方だとスタンドとスピーカーの間に使った方が具合が良いです。そこでスタンドの上にこれを置いて、その上に真鍮&ステンレスインシュレーターを置き、その上にDevonを置きました。御影石のボードの表面がきれいに研磨してあるので、スタンドの上に置いたボードが軽く動いてしまいます。これでは触った時に簡単に動いてしまうので、今日近くのホームセンターで防振ゴムを買って、これをスタンドと御影石ボードの間に挟みました。 早速オーケストラ、ピアノ、ヴァイオリンを聴いてみましたが、御影石だけの時は幾分硬く聞こえたのがちょうど良い感じに鳴ってくれました。次は2階のStirlingの下に入れてみようと思っていますが、特注サイズになってしまうので納期が1〜3ヶ月と言われてしまいました。気長に構えないといけないようです。 明日からはN響のC定期の練習が始まります。エルガーのチェロ協奏曲(チェロ/ロバ−ト・コーエン)と交響曲第2番の2曲で、指揮は尾高忠明さんです。 |
5.8 この1週間Autograph miniに組み合わせるメインアンプを決めようと色々試行錯誤をしていく中で、Autograph miniをメインに使われている若きチェリストの方と何度もメールのやりとりをして、有益な情報をたくさんいただきました。私も良い刺激を受け、もう一度自分のシステムを見直そうと思いました。今まず見直そうと思っているのが、スピーカーのセッティングです。Stirlingは下にコーリアンの板を、Devonはいささかいい加減にスタンドにインシュレーターを載せてセッティングしています。そこでこの際試しにDevonの下に大橋さんに奨められた御影石のボードを敷いてみる事にしました。そうすればきちんとした3点支持ができます。実は1階レッスン室のスピーカーの配置を根本的に見直そうかと思っています。(今までスピーカーを短辺の方に置いていますが、長辺に置くのを試してみたいのです。これは前から色々な人に奨められていたのですが、ふんぎりがつかなかったのです。)ただそうなるとピアノの位置も影響を受けるので、まとめ上げるのが大変です。 |
5.6 2日にmini91Bを最初に聴いた時は、まだ馴染んではいないけれどこれで決まり、と思いました。帯域のバランスは重心が下がっていて、一番私の好みに合います。でもそれから3日間続けて聴いてもあまり音がほぐれてきません。樽プリ+mini91B+Autograph miniという組み合わせで聴くと、なにかに引っ張られているような感じがするのです。1つ1つは素晴らしいのですが、組み合わせとしてはお互いに牽制しあっているような感じと言ったら良いのでしょうか? 実はここで一番大きな問題は聴き手自身です。Autograph miniはとても個性の強いスピーカーです。ですから自分の方もスピーカーに寄っていかなければ、スピーカーもいつまで馴染みません。同じTANNOYでもDevon、Stirling、Autograph miniは皆違うものを持っています。同じものでも日によって違う面を見せてくれたりします。日々新しい発見ができるからこそオーディオは、そして音楽は楽しいのです。 |
5.2 朝目が覚めた時に交通情報を見ると、中央道は国立府中から先が渋滞していました。また江戸橋までが渋滞していたのですが、よく見ると事故渋滞のようでした。そこで車で行く事にしました。両国の手前で少し渋滞した以外はほとんど渋滞もなく、とても順調でした。今日の渋滞を避けるために、昨日多摩センターの近くに泊まった人もいました。でもその必要は全然ありませんでした。 本論の演奏の方は今日はお客様は大変喜んで下さいました。さすがにコバケンさんだけの事はありました。今日の会場パルテノン多摩は20年ぶりに来たそうです。客席数1414の小さめのホールで、響きは少なめですが質の良いホールです。 |
上の写真はゲネプロの時の様子です。客席で聴いているといつもとは違う声部の動きがよく聞こえてきて、とても面白かったです。 演奏会が終わって家に戻ると、玄関に大きな箱が2つありました。Autograph miniを鳴らすメインアンプを探すために大橋さんに是非聴かせて下さいとお願いした、mini300 MK2とmini91Bです。夕食後、試しに聴いてみました。まずmini300MK2を聴いてみたら、なるほどという感じでした。そこで今度はmini91Bを聴いてみました。 こちらに移った途端に、「これこれ!」という感じです。今まで聴いたメインアンプの中で一番私好みの音が聴けました。mini300MK2も良いアンプですが、mini91Bを聴くといささか影が薄くなります。(較べると響きの幅が幾分狭く聞こえました。)ダークでありながら輝いている、魅力的な音です。驚いたのはミルシュタインの小品集のCDをこのアンプが一番良く聴かせてくれた事です。色々聴いていくとどんどん馴染んでくれます。他のアンプとスピーカーからでは聴けない音です。Autograh miniはドライブ力の強いアンプが必要なようで、まだ鳴らし込みが充分でない我が家の状態では特にその傾向が強いです。SV-9tもAutograph miniをよく鳴らしていますが、mini91Bは更にその上を行っています。300BはPrimeTubesですが、WEでなくてもこれだけの音が出たのは驚きです。10周年記念の樽プリ+mini91BはSV-310+SV-91Bに似てドライブ力がある良いカップルですね。特に小さい割に鳴らし切るのが難しいAutograph miniによく合います。 |
5.1 今日は最初に幻想を1時間練習し、その後チェロ協奏曲の練習に移りました。ユニークな解釈の元に全てをなぎ倒していくような迫力のある幻想でした。これ位自分の感ずるところを徹底的に表現しないといけないのでしょう。そうだからこそ、いつまでもこれほど若々しくいられるのでしょう。これは指揮者だからこそできる特技です。チェロ協奏曲は降り番です。 豚インフルエンザが大流行したら、演奏会も自粛という事になるのでしょうね。水際作戦の成功を祈るばかりです。来月には理恵子がパリではフランスのショパン協会の演奏会に、ジュネーブでは国連でのコンサートに出演の予定ですが、豚インフルエンザの影響がどう出るのか心配です。 |
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