5.22
今Autograph miniは下の写真のようなスタンドにコーリアンのインシュレーターをかませて置いています。これは2階リビングですが、今は1階の小レッスン室に置いていますが........

明日真鍮&ステンレスインシュレーターが届くので、どのように音が変わるか試してみます。一緒にお願いしていたSTC 4274Bも届きます。こちらはSV-91Bに挿して楽しんでみます。もしこちらが気に入ったら、挿し替えるかもしれません。本当は御影石のボードも敷いた方が良いのでしょうが、今回はスピーカーとスタンドの間のインシュレーターだけ交換してみます。
私はN響に32年在籍しましたので、その間には色々面白い事件がありました。たとえば演奏旅行中に台風の影響で演奏会が流れてしまった事を2回経験しています。1回目は私が入団する直前の高知の演奏会(私はその時はまだ入団していませんが、そのやり直し演奏会の時にはいました。)、2回目は和歌山での演奏会です。
昔は携帯などなかったので、単独で行動している人に連絡をつける方法がありませんでした。1回目の高知の時は前日の公演地松山からバスに4時間ほど乗って、山越えをするしか方法がありません。松山で連絡の取れた人は、翌日の高知の演奏会のキャンセルを聞いていますが、連絡の取れなかった人がバスで4時間の道のりを、なんと自転車で山越えをしたそうです。
2回目の和歌山の演奏会の時は、前日は神戸で演奏会がありました。そして和歌山の演奏会の当日朝に大阪と和歌山の間の川が増水して、JR(当時は国鉄)も南海も止まってしまいました。そこで神戸のホテルに皆が集合して、そこで演奏会の中止を言われました。その時も別行動していた人(この方は郷里が奈良だったので、奈良にいらしたのです。)が苦労して和歌山に行ったそうです。その時は急遽京都にホテルを取って、1日自由日を楽しみました。(やる事もないので、昼から皆で飲んだ覚えがあります。)
今では皆が携帯を持っているので、列車が不通になっても途中の駅からタクシーに相乗りで公演地に行ったり、というような事が簡単に出来るようになりました。それにしても天候でキャンセルになった演奏会が32年間に2回、というのは少ないと思いませんか。
私が入団する前には、松江で豪雨に遭い、動けずにホテルに閉じ込められたという有名な話もあります。この事件には私より2〜3歳上の方が経験されていますが、当然みなさん卒業されています。
また豪雨のために開演時間を遅らせてなんとか演奏会をした、という事も2回ほど経験しています。
もっと面白い話もあるのですが、それは追々ご紹介します。 |