昭義のひとりごと2013年10月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

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10.28

 今日はバナナプラグとコネクターを買ってきて、リビングのSV-501 SEとStirlingのコードを新しい太いものに替えました。そしてDevonについては今までのコードをもう一度剥き直して繋ぎました。
 今回まずケーブルを交換して音がすごく変わったので、端子の接触面の劣化が音を悪くする最大の原因だろうと思います。スピーカーの位置による変化の幅はケーブルの経年変化よりは小さいです。今回はアンプなどの台と並べる、10cm、20cm前に出す、という3通りで試聴しました。20cm前に出した時に音が一番伸びやかに聞こえました。それ以上出すと邪魔になるので、20cmまでしか試していません。
 ずっとステレオに時間をかけられなかったのですが、このトライアルを通してまた色々聴き直してみたくなりました。


10.27

 昼過ぎまでレッスンしたあと夕方から整骨院に行き、夕食後に昨日の続きをしました。昨日スピーカーコードを新しくして音はクッキリとしましたが、まだ少し荒れています。その粗さをとるためにセッティング(壁からの距離と内振りの角度)を見直しました。結果から言うと今までより10cm位前に出したら音のつながりが良くなり、全体のバランスも明るい音になりました。
 これに味をしめて他のスピーカーの位置も全部見直しました。いずれも今までより10cm弱前に出しました。いずれも音色が明るくなりました。今までは後ろの壁に近寄りすぎていたので、後ろの壁からの反射がスピーカーの鳴りを抑えていたようです。スピーカーを前に出したら、自由に鳴るようになりました。
 面白いことにこの音色の変化に伴って、テンポ感まで変わりました。今までとても速く聞こえていたのが、今はもっと落ち着いたテンポに聞こえます。アンプを替えた時にもテンポ感がゆったり聞こえることがありますが(一番印象的だったのがSV-310Aです。)、セッティングも同じような影響を及ぼすようです。
 このことについてはお話したいことがたくさんありますが、また別の機会に。ご期待下さい。


10.26

 C定期2日目も無事終わりました。演奏中に会場の方に振り向くのにはいささか驚かされました。これで10月の定期も終わりました。

 夜になってリビングのスピーカーケーブルを交換しました。ケーブルがいささか太くてSV-501 SEのスピーカー・ターミナルの穴に入らないので、バナナプラグを探したのですが、今は予備がありませんでした。それでSV-501 SE側は今まで使ってきたケーブルの被覆を剥き直しました。
 バイワイヤリングに加えてスーパーツイーターがあるので、コードが6本あります。それぞれ4ヶ所被覆を剥くので計24ヶ所、 ちょっと面倒ですが同じシステムとは思えないほど音は変わり、一皮も二皮も剥けたように音がクッキリと聞こえてきます。スピーカーコードだけでなく、RCAケーブルもまるまる交換したら良いのでしょうが......
 前にも同じことを書いた覚えがありますが、年に1回は繋ぎ直して、何年か経ったらケーブルを新調した方が良さそうです。
 ケーブルはオーディオテクニカのAT6158という1m400円位で切り売りされているものです。 ある程度の太さがあって、接点が錆びていなければ良いと思っているので、高いケーブルは必要ありません。


10.25

 C定期の初日が終わりました。それにしても運命の1楽章が終わった時に、指揮者が客席に向かって拍手を求めたのには驚きました。

 ゲネプロが終わって渋谷の街に出たのですが、食べに行こうと思っていた店が閉店していました。しかたなく別の店で食べてから、AppleStoreに行きました。iPad Airが見たかったのですが、店頭には現行製品しかありませんでした。
 すぐに楽屋に戻ってiPhoneの音を聴きながらスコアの勉強をしました。よほどの長文でも書くのでなければ、WikipediaやIMSLPでの調べもの程度なら、iPadで充分こなせます。今ではゲネプロと本番の間でも、楽譜の入力をするのでなければ、iPadしか持って行きません。
 今日は昼寝するつもりだったのですが、気がついたら5時半、結局軽く食事してそのまま本番になってしまいました。でも睡魔に襲われることはありませんでした。


10.24

 1日お休みの後、おとといと同じ曲順で練習しました。運命は3楽章までは速めでしたが、4楽章はそれに較べるとゆったりしています。独特な進行がどのように聞こえるのか、とても楽しみです。明日はいよいよ本番です。

 先週末にAirMacを買った時に、一緒にスピーカーケーブルも10m買いました。スピーカーとアンプはすぐ近くなのですが、低域のSV-501 SEと高域の42シングルとStirlingをつなぐケーブルが2m×4、スーパーツイーターをつなぐケーブルが1m×2で10mというわけです。今まで使ってきたケーブルは7〜8年経っているので、新しい物にしたかったのです。まだ買ってきたままになっていましたが、先ほど2mずつに切り分けました。この週末には繋ぎ直します。
 もしこれが良い結果を出すようだったら、家中のスピーカーケーブルも取り換えようと思っています。1階の2つのレッスン室のDevonとLS5/9、離れに置く予定のAutograph miniと3つのシステムで30m位のケーブルが必要となりそうです。


10.22

 午前中に運命、午後レオノーレの3番とピアノ協奏曲を練習しました。運命の第1楽章はとても速いテンポで進むので、弱音の運命の動機の発音がとても間に合いませんが、ノリントンさんはそんなことにはお構いなしにどんどん進まれます。ところがその割には第3、第4楽章は速くありません。音量の小さいところで弦の後ろが休むのは、田園の時と同様です。ただ今回は田園とは違い2楽章は全休ではなく、p pp のところだけです。
 レオノーレは12型というかなり小さな編成です。面白いのは最後のPrestoの最初の部分で、ファーストは1プルトだけでスタートします。譜面の指示通り、ということです。最後の1コマはピアノ協奏曲でした。私は曲降り。
 急遽明日はお休みになりました。


10.21

 明日から10月C定期の練習が始まります。レオノーレの3番、ピアノ協奏曲第3番、運命というベートーヴェン・プロです。

 おとといわが家のAirMacのネットワークがダウンしてしまったので、メインのAirMac Extremeを交換してもう1度ネットワークを作り直しました。ところが初代のAirMac Expressは今のバージョンのユティリティでは設定できません。ユティリティで設定できた古いExpressとこの前大阪で買った新しいExpressを使って新しいネットワークを作りました。前は銀座のAppleStoreまで行かないとAirMacなど手に入らなかったのですが、今は近くのケーズデンキで買えます。

 このところ毎日のように長距離運転していますが、涼しくなってエアコンの負荷が減ったせいか燃費がとても良いです。特にエコ運転をしているわけではないのに、常に11km/l台が出ています。


10.19

 昨日PTNAのホームページの楽譜紹介コーナーで栄子先生監修の「チェルニー30番 30の小さな物語・下巻」が紹介されました。チェルニー30番30の小さな物語は
 1.弾きやすい順に並べ直している
 2.各曲に題をつけている
 3.とてもかわいい挿し絵がついている
 4.それぞれの曲を弾くのに必要な技術の解説がついている
という特徴があります。そして上巻10曲と同様、下巻の20曲もYouTubeに理恵子の演奏がアップされました。こちらのページの下部には各曲に行けるボタンが並んでいます。ご覧いただけばこの本の内容がおわかりいただけるので、ぜひクリックしてみて下さい。

 先日の台風26号の強風で、バラのアーチの足が片方抜けてしまいました。庭師さんに早速来て頂いて、アーチを直してバラを切り揃えてもらいました。また台風27号が来るそうですが、勘弁して欲しいものです。


10.16

 昨日は13日に受難したiPhoneを交換してもらいました。歩いている時に腰の高さくらいの所から転がり落ちて、ディスプレーが割れてしまったのです。一応ディスプレーの保護フィルムを貼ってあったので、画面は見にくいものの、そのまま使えました。設定などはほとんどiTunesからの復元で反映されますが、時々パスワードを要求されます。

 昨日ディーラーに入庫したのですが、代車がなんとActiveHybrid5でした。今まで523i、523dと代車で乗りましたが、今回ははるかにパワフルなActiveHybrid5です。普通に走る分にはその違いを意識させられることはありませんが、アクセルを踏み込むと豹変します。アッという間に100km/h近くまで行ってしまいます。
 明日には車を返すので、今日ディーラーの試乗コースを走ってみました。ものすごい加速力ですが、日本では持て余してしまいます。
 試乗コースの帰りに、なんとネズミ取りをやられていました。たまたまアクセルを踏み込んでいなかったので救われましたが........
 明日夕方にはMy320iが戻ってきます。


10.13

 休みになっても次から次へと色々なことが起こり、思ったように時間がとれません。今日は午前中住所を頼りに出かけたのですが、現地に着いたら目的地が見つかりません。30分近く迷った末に交番で聞いて、何とか目的地に行けたのですが、時既に遅く遅刻と相成りました。その中でiPhoneの事故、夕方銀座のApple Storeに行ったのですが、日曜日でGeniusBarは大行列、連休明けの火曜日に行くことにしました。なんとも散々な一日でした。

 昨日2本とも毛替えをしてもらい、松脂が混じらないように始めからLightを塗りました。この前はDarkで散々弾いた後Lightを塗ったので、それと較べると音はかなり明るいです。弓の毛は一応色々な産地のサンプルを試奏して選んでいるのですが、どれが良いかは微妙です。それに一番大切な自分の弓ではどうかという部分は、サンプルでは分かりません。
 弾く時は発音の前にしっかり弦を捉えておかないといけません。ソロの場合は自分のボーイングとテンポで弾けますが、オーケストラの場合はテンポはもちろんボーイングも自分では決められません。時々指揮者に要求される超絶的なボーイングに対処するには、発音に神経を遣わされるようでは間に合いません。身軽に動けながら粘り気のある音を出せる組み合わせを見つけるのは難問です。


10.10

 B定期が無事終わりました。私の次の出番は25、26日のC定期です。レオノーレの3番、ピアノ協奏曲第3番、運命です。

 今日は急に出かけることになり、1日で140km近く走りました。本番中に眠くなると困ると思ったのですが、全休の2楽章でも全然眠くなりませんでした。速めのテンポと独特な表情のおかげです。

 これで1週間半位休みになるので、まず弓の毛替えをして.......といろいろやり残したことを1つずつ片付けていこうと思っています。


10.9

 無事本番も終わりました。ノン・ヴィブラートで弾くはずなのに、ノリントンさんが歌われる時はヴィブラートがついています。なんとも不思議な感じ......

 今日はずっとサントリーホールにいました。iPadに保存したIMSLPのエチュードの譜面を見ていろいろ研究しました。iPadさえ持っていれば、どこででも譜面が見られるのはとても便利です。ただKayserとKreutzerはSchirmer、RodeはCarl Fischer、Dontは何版なのかも分からないのが悩ましいところです。版を気にするなら、自分でスキャナで読み込むしかないのですが、ページ数が多いのですごい手間です。
 iPadはとても便利ではありますが、データの編集を考えるとMacの方がはるかにやりやすいです。でもMacBookを持っていくのはいささか気が重いです。

 松脂をHillのLightにして半月が経ちました。奏法の細部の馴染みもほぼでき、とても快適に弾けています。粘り気の強いDarkは、条件が整うととても良いのですが、とても扱いにくいです。逆にさらさら過ぎる松脂もダメです。どこで折り合いをつけるかは、ステレオの調整と全く同じで、とても難しいです。


10.8

 ノリントンさんの田園は、よく弾かれるのとは違って、面白い音の動きにあふれています。会場にどのように伝わるのでしょう?速めのテンポで深刻にならずにどんどん進んでいきます。おかげで2楽章を弾かずに待っているのも思ったほどきつくありませんでした。いよいよ明日から本番です。


10.7

 ノリントンさん指揮のB定期の練習初日でした。ノリントンさんの面目躍如たる独特なテンポと表情の田園です。ホールでどのように聞こえるのでしょう?今回田園はピアノのところは、弦はほぼ半分位の編成、セカンドの場合は前の4プルトが弾きます。特に2楽章は全曲前の4プルトが弾くので、後ろ3プルトは2楽章の間中、黒子に徹しないといけません。これって結構きついです。
 今回のプロは前半2曲はともにほとんど弾かれない曲です。特にベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番は今まで弾いたことはもちろん聴いたこともありません。1曲目のグルック(ワーグナー編)の歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲も初めて弾きますが、こちらは全曲Andanteで進みます。(こちらはピアノでも全員で弾きます。)


10.5

 埼玉会館での演奏会、ゲネプロは11:30からです。普通は1時間半見ておけば充分なのですが、外環は事故があると逃げ道がないので、9時過ぎに家を出ました。都心に出て5号線を下るルートはウィークエンドは特に時間が読めません。そこで松戸から三郷南に出て外環に乗るのがいつものルートです。

 練習の時より速めのテンポになりました。それでもよくやられる熱狂的な感じとは一味違い、とてもよく整理されている感じです。
 今日の演奏会でセカンドのトップ山口さんがご卒業されました。私がほぼ5年前に卒業した時に、山口さんにお花をいただいたのですが、 その時のことを思い出しました。山口さん、長いことお疲れさまでした。そして色々ありがとうございました。
 楽屋でも話題になっていたのですが、浦和の演奏会は雨に降られることがとても多いです。今日も1日雨に降られました。
 来週からはノリントン氏の定期が始まります。


10.4

 明日の埼玉会館の演奏会の練習、秋山和慶さんの指揮で、幻想交響曲ピアノ協奏曲の順に弾きました。幻想交響曲はゆったり目のテンポで、想像していたのとは一味違う曲想でした。(ピアノ協奏曲は降り番です。)

 連日予定の倍走ることになってしまいました。でもMy 320iはしっかりそれを受け止めてくれるので、疲労は残っていません。明日は浦和、往復で100kmちょっとです。


10.2

 早朝から所用で上総一ノ宮に行きました。ナビの言う通りに京葉道路を下って千葉を抜け、千葉東金道路から九十九里道路を走りましたが、あとで地元の方の話を聞いたら、回り道だったようでした。台風のせいで九十九里浜を走っている時に見た海は波も高く、濁っていました。いつか晴れた時に走ってみたいルートでした。
  このところ毎日のように50km以上走っています。明日も今日ほどではありませんが、少し走ります。あさっては練習がありますし、土曜日は埼玉会館の演奏会です。今の車になった時には前ほど乗らなくなるだろうと思っていましたが、走行距離は全然減っていません。

 5日(土)の埼玉会館の演奏会は秋山和慶さん指揮、伊藤恵さんのピアノで、
 モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番
 ベルリオーズ/幻想交響曲
というプロです。
  そして次の週はノリントンさん指揮の10月のB定期
 グルック(ワーグナー編)/歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲
 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第2番(ピアノ:ロバート・レヴィン)
 ベートーヴェン/交響曲 第6番「田園」
です。


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