このページは下から上へ順番に日付が新しいものになっています。
前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。
あと20分ほどで今年も終わりです。今日はまず近くのショッピングセンターにお年賀などを買いに行きました。それから庭の木に巻き付けていたイルミネーションを片付け、それからレッスン室の片付けを始めました。今まで何年も手を付けなかったソフトの書類とCD-ROMを片付けたのですが、これが分量が多くて大変でした。といってもまだiMacは箱に入ったままです。早く日の目を見させたいのですが、いつになることやら。
今年の一番のニュースはアシュケナージ先生のことでしょう。降って沸いたような話しでしたが、来年の8月にデュトワ先生と入れ替わりで着任されます。これからN響がどのように進んでいくのか不安半分期待半分です。
来年もよろしくお願い致します。
今日は午前中にフィット・ペダルの問題について話し、原因はほぼ解明できました。ただ解決法は未定です。それにしても新しいものを作るということは考えるべき問題がたくさんあり、なかなか大変なことだということがだんだん分かってきます。
その後年賀状に手を入れて、やっと投函できました。その後正月になったらPowerbookとiMacに色々インストールしないといけないので、FireWireのハードディスクを買いに秋葉原に行きました。結局80GBのLaCieのものを買いました。ついでにPowerbookのディスプレー保護のフィルムも買ったのですが、こちらはなんとも具合が悪くウンザリしています。(何回貼り直しても少しもキレイに貼れません。)
その後1人レッスンをして今年の仕事納めをしました。
家の片付けをしながらPowerbookに手を入れているので、家族にはすこぶる評判が悪いです。買ってきたHDDを使って自分の作ったデータは移しましたが、ソフトを1つづつインストールするという大変な作業が待っています。いつになったらちゃんと動くことやら全然見通しが立ちません。
昨日の勉強会は順調に終わりました。ヴァイオリンの生徒達は問題はあるにしてもそれぞれに頑張ってくれました。特に第1部と第2部の間のティータイムが何といっても楽しみのようで、親子ともにケーキ選びに夢中でした。また会の最後には歌を教えて下さっている有海先生のピアノで「聖しこの夜」を皆で歌いました。
ですが私は終わって家に帰るころから体調が悪くなり(連日の睡眠不足と体が冷えてしまったことが原因です。)、家に帰ってすぐに寝てしまいました。
今日は家内の母を送ってから家に戻って年賀状を相手に奮闘しました。この前買ったプリンタOKIのMICROLINE 2030Nはさすがに高性能で、以前のMicroline 800 PSIILTの時は郵便番号の位置がずれたり紙送りのエラーが出たりと大変だったのですが、今回は1つもエラーが出ない上に例年の半分以下の時間でプリントが終わりました。新しいPowerbookを使ってみても感じるのですが、技術の進歩は大したものです。下の写真の後ろのLaserWriterは毎分16ページのスピードでしたが、今の2030Nは最大毎分30枚です。
新年はレッスンは10日まで休みなので、それまでの間にiMacとPowerbookを使える状態にしなければいけません。(来年のヨーロッパ旅行の時は今使っているPowerbookを持って行こうと思っています。治安の悪いロシアに行くので最新型など持っていけません。それにロシア内ではインターネットには接続できないようです。モスクワは言うに及ばずサンクト・ペテルスブルグでも白昼大通りで引ったくりが横行しているという話を聞くので、全然行きたくありません。それに空港で荷物を開けられたり取られたりするそうです。)
今日は第九の最後の演奏会でした。今日も首都高は大渋滞だったようで、私は錦糸町で降りてホールまで行きました。今日は家からNHKまで1時間20分位かかりましたので、大渋滞と言えると思います。普段なら1時間あれば必ず着いていますから。
今風邪が大流行で、メンバーの中にも風邪に悩まされている人が何人もいるようです。終演後病院に運ばれた人もいるという話です。
第九はその年の締めのシリーズで毎年大御所が出てきますが、今回は大野さんが大抜擢ということです。今回のソリスト陣はどちらかというとロマン派的な歌い方をされていて、今までのN響の第九のスタイルとはかなり違うユニークな第九でした。それに全体にゆっくりとしたテンポで、巨匠の風格を漂わせていました。私の個人的な感想から言うともう少し前向きに若々しく進んで欲しかったです。
年が明けると大変な演奏会が私たちを待っています。まず1月のニーベルングの指環の抜粋、3月のジークフリート、4月のヨーロッパ旅行、6月のエレクトラです。難しい曲に挑戦することは良いのですが、体力的に持つかどうかとても心配な一年です。
今日出かけるまでに昨日届いたiMacとPowerbookがちゃんと動作するかと頼んだ通りのものが来ているか確認するために両方を動かしてみました。どちらもOS
Xで起動するので一応の設定をしたあとOS9で起動するとまた同じことをさせられるのには閉口しました。iMacは0S Xで、PowerbookはOS9で動かすことにしました。(OS
Xが順調に動くようならPowerbookもOS Xにします。)差し当たりソフトのインストールが一仕事です。1つの機械に一応のソフトを入れるのが一日仕事なので、2つにソフトを入れるのは大仕事です。いつになったら落ち着くことやら。
明日は生徒の勉強会で、栄子先生はその準備に追われて大忙しです。ヒョッとすると今日はひとりごとの更新は出来ないかもしれません。
今日は第九3日目です。今朝から教本をプリントしようとして悪戦苦闘しています。今まで順調にプリント出来ていたものが、楽譜が文字化けしてしまうのです。どうもOSが9.2になってからおかしいようです。9.0.4に戻してプリントしてみないと原因が分かりません。結局夕方出かけるまでやっても原因は分かりませんでした。この様子を見ると新しいPowerbookもOSは9の方が良いようです。iMacの方でOS
Xをやってみて、Powerbookは現状維持ということにすることにしました。
実は今朝iMacとPowerbookが届いたのですが、プリントが上手く行かなかったのでまだ触っていません。早くG4/1GHzの実力を見たいのですが、しばらくは触る時間がありません。実はまだ触っていなかったFinale2003をインストールはしてみたのですが、それもPetrucciフォントをちゃんとインストールするためだったのでまだその実力を見る事は出来ていません。私の横には届いたiMacとPowerbookが恨めしそうに私のことを見ています...........?!
今日は本番のあと忘年会があるのと、夕方の交通情報で大渋滞であることが分かったので電車で行きました。電車から見た道路の状況は情報通り大渋滞でした。明日はどうなるのでしょうか?
今B&WのCDM-9NTを使わずにとってありますが、私の所では使うこともないと思うので買い取ってもらうことを考えています。やはり据置型のスピーカーの伸びやかな音には替えられません。今はほとんどが合板のトールボーイになってしまっているのですが、当たり前の木のエンクロージャーの音とは比較する余地もありません。年が明けたら早速処分しようと思っています。師匠は小さいスピーカーとしてはALRのEntry Sを、そして据置型としてはStirlingを奨めてくれています。今木のまともなエンクロージャーを作っているのはJBLとTANNOYくらいしかないというのが原因です。
第九はあと1日を残すのみとなりました。
今日は休みの日でした。午前中から銀行に行って送金をしたのですが、額が多いこともあって窓口で手続きをしました。それにしてもATMにも長蛇の列、窓口も長蛇の列とたった1件の送金のために銀行に1時間以上いる羽目になり、すませたかったもう1つの用事は出来ず仕舞いです。
今日のレッスンで今度の勉強会でかなり難しい曲を弾く子をレッスンしたのですが、何を弾いてもおっかなびっくり弾いているので全然音が前に出てきません。今までのレッスンでずーっとゆっくり譜面に書いてある通りに弾く練習をするように言ったのですが、ゆっくり練習を甘く見ていつまで経ってもちゃんと練習しないので、勉強会まであと3日という今になっても自信を持って弾けない状態です。 弾くことに不安があるため弾き出しの弓のスピードを上げるように言っても、精々<>の様にしかならないのです。
先程メールを見ていたらiMacとPowerbookが発送されたというメールが入って来ました。年内には配達されるでしょう。OSを9にするかXにするかはまだ迷っています。プリントもMIDI関連もJaguarになってほぼ問題解決となったようです。特にMIDIはOS Xの方が良いかもしれません。プリントはドライバの機能がかなりまだ制限されているようですが、普通のプリントは何とか出来そうです。来年の正月はXに慣れることに使わされそうです。今日本屋に行ってOS Xの解説書を買おうかと思ったのですが、前に新しいOSを導入する時も結局本はほとんど読まなかったことを思い出してやめました。 それにMAC POWERのバックナンバーを探せばほとんどの問題は載っていそうですから。
狭いところが大好きなスリッパちゃん............
今日は第九2日目でした。今日は年末の大渋滞で錦糸町から銀座まで45分と出ていたので、錦糸町から下の道に出て渋谷まで行きました。ですが幹線はどこも大渋滞で動きが取れないので、東京駅までわき道で出てからはもう一度首都高の環状線に乗ってホールに行きました。ホールに着いたらかなりの人が既に来ていてびっくりしました。
今日で第九も半分終わりました。あと2日で今年の演奏会も全て終わります。今年のソリスト人は独特の雰囲気を持っていて、よくやられる第九とはかなり違います。今日は会場にはとてもたくさんの方がいらしていて、ステージの上から見ると満席に見えます。
今回の1曲目のバッハ/ウェーベルンのリチェルカータは盛り上がろうとしたら曲が終わっていたという感じで、今一つ盛り上がりきらない感じです。8分位のこの曲の後10分休憩というのも中途半端に感じました。第九を聴きにいらっしゃる方は前プロについてはどう感じていらっしゃるのでしょうか?私たち弾く側はいつも結局第九の4楽章だけが受けているような感じがして仕方ないのです。
今まで第九の演奏会で一番大変だったのは、前半にベートーヴェンの1番を、後半に第九をというものです。(誰の指揮の時か覚えていませんが。)
終演後首都高でさっさと帰ろうと思って代々木の入口に行ったら、三宅坂まで渋滞と出ているのでUターンして箱崎まで下の道で行きました。(C定期の2日目の土曜日に走る裏道を行ったら20分ほどで箱崎まで行けたので、渋滞に付き合うより精神的に良かったです。)今日は3連休明けでとても混んでいるようでした。
家に帰って今これを書いているとスリッパが栄子先生に赤いヒモで遊んでもらっていました。
今日から第九の本番です。今日はゲネプロが11時からと本番が3時からでした。朝家を出てからホールに着くまで1回も止まらずに着いてしまいました。道も空いていてあっという間に着いてしまいました。それからNHKの1階の食堂で朝食を食べ、ゲネプロに備えました。1時にゲネプロが終わり3時から本番と言うのはどうもペースが作りにくいです。明日からは夜7時の本番だけですから、普段通りということです。
今回の第九は対向配置ということで、例年とは音の聞こえ方がまるで違いとても弾きにくかったです。またコーラスやソロの聞こえ方もかなり違います。私は個人的には対向配置は大嫌いです。今回など出だしのファーストなど全然聞こえません。かろうじてファーストの弾いているのを見て合わせるだけです。客席で聞いても音がステージの左半分から出ているように聞こえるそうです。サンティさんとかブロムシュテットさんのように対向配置をちゃんと手の内に入れている人の場合はそれなりに意味のある音が出てきますが、それ以外の人が対向配置をやってもあまり良い結果は出てきていません。指揮者自身が対向配置にして欲しいという場合以外は普通の並びの方が良いように私は感じています。
以前生徒のお父様にいただいたレコードからフランチェスカッティのサンサーンスの3番と序奏とロンド、ポエームのレコードを聴いています。このサンサーンスの3番は私が芸大を受けた時の課題曲で、先生が皆フランチェスカッティのレコードを聴くので弾き方が似ているとおっしゃっていたことを思い出します。今では受験の課題も私たちの時とは比較にならないほど難しくなっています。昨日持ち帰ったヒノ・オーディオのアンプで聴きたいのですが、下の部屋は理恵子が占領しています。REGAのプレーヤーとオルトフォンのKontrapunkt aの組み合わせの音は下のLINNとKontrapunkt bとは持ち味が違いますが、充分楽しめる音がしています。
今日は第九の練習2日目でした。午前中は1、3、2、4楽章の順に練習しました。午後からソロと合唱団付きで4楽章を練習しました。例年とは私たちセカンドの位置が違うので聞こえ方がまるで違い、今年の印象を言うのは難しいです。4楽章の練習の後バッハ/ウェーベルンのリチェルカータを練習し、普段より少し早く練習は終わりました。明日ホールに行ってゲネプロをやってみないとどう聞こえるのかは分かりません。明日はゲネプロが11時から、本番が午後3時からですからかなりきついスケジュールです。何しろ1時過ぎにゲネプロが終わり、お昼を食べたらすぐに本番があるということですから。
いよいよ明日からは今年最後の第九のシリーズの本番が始まります。明日だけがマチネーで、後は夜7時からの本番です。27日が今年最後の演奏会です。
修理に出していたメインアンプが戻ってきました。配線や部品の不良はなかったそうですが、出力管の300Bを初めとして、前段の管も整流管も交換されていました。(整流管からスパークが出ていたそうです。)この状態でしばらく様子を見ることになりました。家に持って帰ってコードはつないだのですが、私のレッスン室には理恵子がずっと居座っていて音を聴けないので、明日以降聞くことにしました。当然のことながら今は電源を入れてもノイズは聞こえませんです。店の方でもこのような例は初めてだとのことで面食らっていたようです。
近いうちにiMacとPowerbookが来ると思いますが、今度はOS Xにしてみることにしました。遅かれ早かれOS Xでしか起動しないようになるのだし、MIDIなどもOS X上でちゃんと動いているようなので、挑戦してみることにしました。まだClassic上でしか動かないソフトがたくさんあるとは思いますが、いざとなればOS9で起動すれば良いのですからここは一つXに挑戦することにしました。
今日から第九の練習です。指揮は大野和士さんです。家内がまだ結婚前芸大の指揮の先生のところでピアノを弾いていた頃、大野さんが受験のための勉強にきていたそうです。大野さんは最近ブリュッセルのMusical
Directorになられたことが新聞に載っていました。今日は昼休みに指揮者の部屋にお邪魔してしばらく話をさせて頂きました。今回もN響が終わると休みなしに次の国に行かなければならないそうです。先程書いた指揮の遠藤雅古先生は理恵子の芸大の入学式の前に急に亡くなられてしまったのです。
大野さんの第九はゆっくりめのテンポでじっくり行くタイプの音楽です。第2楽章など例年とても速いテンポで弾いてきているので、身構えていたらゆっくりとしたテンポで最初はいささか拍子抜けしました。ここ何年かの第九とは一味違う進行です。
今日は午前中から雨が降り予報では雪になるということでしたが、今のところ(22:00現在)雨ですから夜雪になったとしても積もることはないでしょう。今日は特に帰りはとても渋滞がすごかったです。土日は普段でも慣れない人が多くて流れがスムーズに行かないのですが、今日は特別でした。
家に帰ったらこの前(15日)家に持って帰ったのにちゃんと音が出なかったメリディアンのCDプレーヤーが届いていました。今回はめでたく音がちゃんと出てしばらく久し振りにメリディアンの音を楽しみました。といってももうご老体なので、酷使すると急性心不全を起こしそうです。今のリビングのCDプレーヤーARCAMと較べるとずっと音が柔らかくて響きが多いです。ARACAMは幾分硬めではっきりした音ですが、メリディアンとは正反対の音のキャラクターです。
今日は午前中に楽器屋さんに行って弦を買ってきました。さすがに3連休の前の20日金曜日だけあって、道はとても混んでいました。私の家から都心を横切って楽器屋さんまで1時間以上かかってしまいました。それから秋葉原によってMacの周辺機器の値段を調べて、それからお昼を食べて家に戻りました。今回iMacとPowerbookを注文して、周辺機器もいろいろ必要になると思うので相場を調べに行ったのです。
ついでにヒノ・オーディオに行って修理の様子を聞きましたが、やはり管が原因だとしか思えないとのことでした。今は管の入荷待ちとのことで、しばらく待たないといけないようです。年末はアンプを作っている暇もなさそうなのですが、アンプ作りの師匠Yさんはエレキットの6BM8のアンプでも作ってみたらと言っています。いずれ来るであろうiMacとPowerbookの環境を整えることに時間を取られそうなので、多分ハンダ鏝をもつ時間はなさそうです。
今度の正月は音楽を聴くことに集中しようと思っています。
明日からはいよいよ第九の練習の始まりです。今年は第九だけではなく、バッハのリチェルカーレが前半にあります。これでいよいよ今年も終わりになります。
今日は私自身は昨日より良かったのですが、全体としては昨日の方が乗っていたような気がします。最初のヒナステラの曲は集中していないとあっという間に取り残されてしまう難曲です。モーツァルトのピアノ協奏曲はとても面白い演奏でした。特にカデンツァが今まで聴いたことのないもので、和声がとても変わったものです。フランクはテンポが昨日より幾分ゆったりめで、昨日の方が緊張感がありました。
これで今年の定期演奏会は全て終わり、後は第九の演奏会を残すのみとなりました。
今日は午前中に今度の勉強会のプログラムの直しをし、その後車のアクセサリーをつけてホールに向かいました。今日はとても混んでいて、ホールに着くまで1時間以上かかってしまいました。色々話を聞くと今年の一番の渋滞は明日だろうということです。20日の金曜日である上に、21〜23日まで3連休ですから。
明日は私は楽器屋さんに行かないといけませんから、この大渋滞に巻き込まれるかも知れません。午後3時からレッスンがあるのでそれまでにはどうしても家に戻らないといけないのですが、うまく行くでしょうか?
来年になるとOS Xでしか起動しなくなるという話なので1GHzのPowerbookと800MHzの大きなディスプレーのiMacを注文したのですが、何と来年の6月まではMacOS9で起動するようにするという話がMACWIREに載っていました。私の使い方ではこの2機種で充分ですから、早まったとは思っていません。いずれもSuperDriveを搭載したものですが速度が1倍速なので、外付けの4倍速のドライブの方が良いかも知れません。それにしてもDVDのフォーマットがあまりにもたくさんあり、何を選んだら良いのかよく分かりません。
今日はB定期の初日でした。ゲネプロの時は私の印象は「今一!」というものでしたが、本番はさすがに良かったと思いました。ヒナステラは色々な楽器のソロがフィーチャーされていて、聴いているととても面白い曲だと思います。2曲目はモーツァルトのKV.488でした。全体に速めのテンポで、特に2楽章は普通よりかなり速めのテンポでした。最後のフランクはゲネプロの時とはいささか印象が違い、音色も表情もなかなか良かったと思いました。 今回のプロはデュトワ先生にしては小編成の曲ばかりですが、出来はかなり良かったと思います。
今日はゲネプロのあとYさんにホールの近くの丼屋に連れて行ってもらいました。とても美味しいお店でびっくりしました。その後少し暇つぶしをして、その後楽屋で一寝入りして本番に備えました。アークヒルズの丸善で毎月買うMACPOWERの1月号を買いました。今はインターネットで情報がreal timeに入ってくるので、こういう月刊誌はなかなか難しいと思います。昔は日本版MacUser、MAC LIFE、MACPOWERと3誌があったのですが、この順に廃刊になり今ではMACPOWERのみが健闘しています。今ではMAC FANとMacPeopleなどの隔週刊誌がよく売れているようです。私は今ではMACPOWERだけを買っています。それ以上の情報はインターネットのMACWIREで充分得られますから。
今日楽屋でこの前書いたTさんが50BM8の超3結アンプをYさんに返していました。真空管アンプを聴いていると安心して何枚でもCDを聴けるということで、演奏する人はだれしも真空管アンプを聴くとその音を気に入ってしまいます。
今日は練習3日目でした。所々すごく細かいところに拘っていらっしゃいますが、全体としては昨日と同じ印象でした。モーツァルトのピアノ協奏曲KV.488も、フレージングについてはすごく細かく指定されていました。場所によるとソリストのフレージングと違ったやり方をしていました。
今回は私はデュトワ先生の棒がよく分かりません。というのはそれぞれの個所でテンポや表現をどうさせたいのか、よく分からないのです。(昨日睡眠不足だった所為だけではないと思います。)今回の選曲はものすごい大編成でもなく、とてもよくまとまったプロだと思います。それにしてもヒナステラの初めの速い楽章だけはなんとも弾きにくいです。デュトワ先生の例として本番になると更にテンポが上がるので、とても心配です。(もっとも私たちは私たちで内緒の対応策は採っていますが........?)
昨日も書いた通り今朝練習所でひとりごとの更新をしようと思ったのですが、サーバーが応答しないというエラーメッセージが出て結局アップロードできませんでした。家に帰って試しにと思ってやってみたら一発で出来、何がエラーの原因なのか分かりませんでした。(プロバイダーに電話をしても、障害があるというわけではないということでした。)このところ全然思う通りに物事が運ばず、肩透かしの連続でした。(メインアンプのノイズと修理が出来たはずのCDプレーヤーがCDを認識しないこと、昨日のフリーズの件と今日のサーバーが応答しない件です。)
今年も残すところあと半月になりました。昨日は泉岳寺は大混雑でした。N響もあさってからのB定期と第9を残すのみとなりました。
今日もフランク、ヒナステラの順番で練習しました。とても要領よく練習され、割とあっさりとした練習で今日は終わりました。明日はこの2曲のほかにモーツァルトのKV488のピアノ協奏曲が加わります。
今日は練習のあと会議があり、それから家に急いで戻ろうとしたのですが道が混んでいて普段よりかなり余計に時間がかかってしまい、結局生徒を30分位待たせてしまいました。毎年年末は1日か2日大渋滞の日があります。今週あたりがそのピークでしょう。
ここまで書いてアップロードしようとしたら、アップロードの途中でフリーズしてしまうのです。デスクトップの再構成、PRAMのクリア、Dreamweaverの再インストールと考えられることをやっても同じ症状でした。それならとOSまで入れ直したのですが、症状は同じです。理由が分からず困っていたのですが、他のページはアップロードできるのです。ページの分量が多すぎるのかと思い、11月分のひとりごとを書きだしてページを軽くしてみたらエラーが出なくなりました。このおかげで寝たのは2時過ぎです。何か問題が起こるとそれを解決するのに1〜2時間はすぐかかってしまいます。
この項は17日に練習所に行って書いています。(今17日の8:55です。)
今度はサーバーが応答しませんというメッセージです。本当に思うように行かないものです。
結局家に帰ってやってみたら何ということなく一発でうまくいきました。
今日はフランクの交響曲とヒナステラの協奏的変奏曲の練習をしました。先生お得意のまず全曲通してそれから1楽章づつ細かくやっていくというスタイルで練習が進みました。午前中はフランク、午後はヒナステラでした。ヒナステラの曲はとても面白い曲で、弾いているより聴いている方が正解という感じです。この曲はそれぞれの楽器のソロを取り上げた変奏曲からなっていて、面白い曲です。フランクの交響曲はサヴァリッシュ先生も時々演奏されます。
Tさんという人が真空管アンプを借りて家でその音を聴いたら一発で気に入ったようで、私がホームページでアンプのことを騒ぐ理由がやっと分かったという話でした。N響の人たちの共通した反応は「今まではCDを1枚聴くともういいと思ったのに、真空管アンプだと何枚でも聴けてしまう。」というものです。今回は超3アンプだそうですが、真空管アンプの師匠Yさんが自作したものです。その話を聞いてホルンのYさんも昔巨大なホーンシステムを聴いたことがあるけれど、そんなにお金をかけるくらいならCDをたくさん買った方が良いと私と同じような事を言っていました。ナマの音を知っているとそんなにステレオに無駄なお金をかけなくても、充分CDやレコードから元の音を聞き取れるというのです。
この前私のメインアンプがまたノイズを出したと書きましたが、おとといはノイズが出なかったのですが昨日またガリガリいったので今日ヒノ・オーディオに入院させました。原因はバイアス電圧は安定してちゃんとかかっているので多分ラッシュカレントだろうとのことでしたが、しばらく預けて対策をとってもらうことにしました。
しばらくの間レッスン室の方のメインアンプはエレキットの300Bです。しばらく振りにエレキットの300Bの音を聴いていますが、これもなかなか健闘しています。
今日秋葉原に行ったら修理に出していたメリディアンのCDプレーヤーの修理が出来たというので喜んで家に持って帰ったのですが、CDを認識してくれないのでもう一度見てもらわないといけなくなってしまいました。ステレオというのは本当に手間のかかるもので、一度グズリ出すと元の状態に戻すのはなかなか大変です。
今日もレッスンと家の用事であっという間に一日終わってしまいました。明日はデュトワ先生の12月のB定期の練習が始まります。ヒナステラの協奏的変奏曲という日本初演の曲、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番イ長調、フランクの交響曲というプロです。ヒナステラはともかく、ピアノ協奏曲とフランクの交響曲はデュトワ先生としては珍しい選曲です。今年の最後の定期演奏会です。
今回の降り番で新しいことに気がついたのですが、まだそれを煮詰めるところまでいきませんでした。楽器の持ち方と拍子の勘定の仕方という非常に基本的なことなのですが、実際に弾く時には最後まで大きく影響します。
拍子の勘定というのはソルフェージュの問題で、楽譜通りに拍子をちゃんと勘定してみるという当たり前のことをやるかやらないかが分かれ道ということです。特によく耳にする有名な曲を弾く時には心すべきです。耳だけで曲を覚えるということの危険性を充分知った上で練習しないとこの落とし穴にはまってしまいます。
楽器の持ち方は要するに自然にということが一番大切なのですが、何が自然なのかということがとても分かりにくいのです。
今日は理恵子の公開の卒業試験でした。私は自宅と芸大の間を2往復しなければならず、あまり演奏は聴けませんでした。今日は娘を含めて5人の演奏を聴きましたが、皆それぞれに頑張っていました。とても面白い試験(演奏会)でした。その感想については栄子先生が書くと思います。
気がついたら今回の降り番はあと1日しか残っていません。降り番になると気が緩んで風邪を引くことがあるというのは私たちがよく話をすることです。今日など日が落ちたあとはとても寒く、コートを着ていても寒かったです。昨日はひとりごとを書いている時からブラームスのヴァイオリンソナタ第3番のCDを3枚立て続けに聴きました。今はバッハの無伴奏パルティータ第2番のCDを聴いています。人が違うと同じ曲でもこうも違うものかということがよく分かります。演奏というのはまさにその人そのものです。
私の個人的な好みをいうとブラームスの3番の演奏はシェリングとフランチェスカッティ、バッハの無伴奏はミルシュタインとシェリングが好きです。勉強のためには色々の人を聴きますが、自分で楽しむ時にはこの人たちの演奏を聴きます。
皆すごく持ち味が違うのですが共通して言えることは、確固とした自分のスタイルを持っているということです。
弾く時はそれぞれの部分をどう弾くかということをちゃんと考えておくことがとても大切で、弾ける弾けないという次元で物を言っているうちは人を感動させる演奏は出来ません。自分の声で聞いている人に語りかけるような演奏が出来ることが演奏する者の理想です。
昨日はこのホームページのサーバーの移設のために、更新できませんでした。(サーバーの移設が完了するのには丸1日位かかるそうで、昨日から今日にかけてアクセスされた方がこのホームページが読めないということがあったかも知れません。このホームページサーバーの移設が原因だったのですが、急に移設が決まったのでお知らせする時間がありませんでした。すみませんでした。)Pathインターネットは今までアクセスポイントは東京にしかありませんでしたが、全国にアクセスポイントが出来ました。またメールの認証方式が変わったために、他のプロバイダからでもPathからの送信が出来るようになりました。
去年クリーブランドに行った時にPathに来たメールに返信することが出来なかったのですが、色々やっていてその時はAT&TにつないでいたのでAT&Tのアドレスで返信すれば出来るということに気がつくのにしばらくかかってしまいました。
N響は降り番なのですが、毎日用事があって出かけています。今日は渋谷に行きました。さすがに年末でちょっとしたところを通り抜けるのに長い時間がかかりました。下の道をごちゃごちゃ走っていると、渋滞していても首都高の方が楽に感じます。といっても高い通行料を払う価値があるかどうかというと難しいところです。来週はB定期でサントリーホールに行き、その後はホールで第九の演奏会が4回あります。この6回の演奏会に遅刻せずに無事に行けることを祈っています。
先程アンプの電源を入れたらまたノイズが出てきてしまいました。管を替えてから1月も経っていないので、管に原因があるとは思えません。またアンプを持って行って見てもらわないといけなくなりそうです。不思議なことにコールドスタートの時だけ出るノイズです。オーバーホールに出しているメリディアンのCDプレーヤーもまだ出来ないようです。この年末はまたステレオに悩まされそうです。
明日は理恵子が奏楽堂で公開の卒業試験の演奏をします。私が学生の頃は古い奏楽堂で1曲弾くだけで卒業できたのですが、今はピアノ科についていうとレパートリー試験という正味30分以上のプログラムを抜粋して20分間演奏するものと、奏楽堂での30分の演奏という2つの課題をこなさないといけないようになっています。つまり私たちの頃に較べて倍以上の課題が課されています。それでもヨーロッパの音楽大学に較べるとまだまだ課題は軽いようです。(私たちの頃はすごく楽だったということです。)
午前中に上野に行きましたが、道路は雪の影響はありませんでした。(家の車庫の屋根には雪が残っていましたが、夕方までには融けてしまっていました。)昨日は雪で車が動いていなかったので、今日はさぞかし渋滞しているのだろうと覚悟していたのですが、普段と変わりありませんでした。毎年12月になると2〜3回大渋滞の日があるのですが、今年はどうでしょうか。
夜になってコーガンの弾くR.シュトラウスのヴァイオリンソナタのCDを聴いています。シュトラウスのソナタというとパールマンが来日した時にこの曲を弾き、曲の初めのフレーズをポジションをほとんど変えてないで弾いていたことを思い出します。普通の日本人だったらとても出来ない技です。若い同僚のSサンがこの前の日曜日のリサイタルでこの曲を取り上げていたので聴いてみたくなったのです。N響で難曲に追いかけられながら自分のリサイタルの練習もするのはとても大変なことで、私もぜひ聴かせてもらいたかったのですが、所用でどうしても時間の都合がつかず残念でした。
今朝目が覚めたら外は一面の雪でした。こういう天気の時に降り番というのは私にとってはとても珍しいことです。お昼に東陽町のイースト21に用事があって出かけましたが、道路は車がとても少なくてほぼ普段と同じ調子で着きました。市川インターを入るところにはチェーン規制という立て看板がありましたが、特に規制される様子もなくそのままあっという間に錦糸町まで行けました。でも皆用心しながら走っているので、全体にゆっくりした流れでした。夕方特に問題もなく帰れました。聞いた話では朝は電車のダイヤもメチャクチャだったそうです。普段の倍くらいかかったという人もいました。
正月前の積雪というのは11年ぶりだとラジオで言っていました。
この雪のおかげで遠くから来る生徒がお休みになってしまいました。でも夕方になってどうなるか分からないですから、休んでもらった方が良かったと思いました。今年は異常気象のオンパレードですから、また雪が降るかも知れません。
夜になって雪も止み、もう雪に悩まされることはなさそうです。
今日から1週間私は降り番です。今度のベルリオーズのレクイエムというのはとても編成の大きな曲だそうで、ティンパニーだけで8台並ぶという話を聞きました。オーケストラだけでも編成が大きい上に合唱団も付くので、練習所には全然入りきらないので練習は初めの2日間は五反田のゆうぽうとで、3日目から本番2日間はホールでということになっています。
今サンバレーさんからチャリオのReference200というスピーカーをお借りしています。
ウーファーが上にありポートが下の面に開いているという変わった構成のスピーカーですが、図体は小さいのにまともな音がしています。つないですぐの最初の印象はTANNOYのDevonとそっくりの音だということです。どちらもヨーロッパとは言え、イギリスとイタリアとではまるで違う音がするのだろうと思っていたのでいささか意外でした。リビングのSV-501iにつないで聴いてみただけですが、これからアンプを色々替えてみるつもりです。しばらく聴いているとエンクロージャーの大きさによる違いやエージングによるものと思われる発音の柔軟性の違いがあるようですが、このスピーカーは付き合ってみる価値は充分にありそうです。
今日練習をしていたら新しいことに気がついたのですが、これもフランチェスカッティのレコードを聴いていた中から気がついたのです。前にQUADの606で聴いていた時には気がつかなかったことで、これこそまさに真空管アンプの有り難みです。どんなに新しい高性能アンプの良さを説明されても、実際に音を聴くと性能の悪いはずの真空管アンプの方が魅力的に聞こえるのです。ヒョッとすると歪みを取ると一緒に音楽の芯が飛んでいってしまうのかも知れませんね。(実際の演奏の音には必ず発音に伴う雑音が付いているものです。弦楽器の音など音の芯になる母音的要素と音を遠くに飛ばす子音的要素があり、それをどうバランスをとるかが問題なのです。子音だらけだと乱暴に聞こえるし、母音だけだと寝ぼけた音になるのです。この子音が楽音なのか雑音なのかというのは実はとても難しい問題なのです。同じ音でも弾き方一つで楽音にも雑音にもなるのです。何が正解なのかは実演を聴いてそこから判断するしかありません。)
今日はC定期2日目でした。1時過ぎに開場した時にホールの入り口の方に行ったら、サロネンさんのペトルーシュカのCDを売っていたので買いました。帰りの車の中で聴いたのですが、テンポが今回の定期よりゆっくり目でした。同じ人が指揮をしていてもオケによってテンポが違うということで、速めに弾くのがN響の持ち味なのだなと再確認させられました。
ペトルーシュカが終わると何か演奏会が終わってしまったような錯覚に陥ります。この曲をプロの前半1曲目に弾くということはほとんどないことでしょう。どちらかというとマンダリンの方が1曲目という感じです。
ストーリーを彷彿とさせる音色を導き出して、曲の進行が弛れないようにグイグイと引っ張っていくその指揮振りは見事です。カーテンコールでN響が初めから指揮者に拍手を送るというのはとても珍しいことです。皆サロネンさんの技術と音楽性に感心しているということです。
ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲もトラーゼさんのダイナミックレンジの大きな演奏は迫力がありました。本番中にトラーゼさんは2楽章などのトランペットのソロの時にじっと関山さんの顔を見ているのです。また弾きながらすごい勢いで足をバタバタ動かすのです。その独特な演奏スタイルと迫力に会場もすごい拍手でした。普通ソリストは出番が終わると先に帰ってしまうものですが、トラーゼさんはマンダリンが終わる時まで舞台袖でサロネンさんを待っていらっしゃいました。初めは怖そうな人だと思ったのですが、とても気さくで面白い人です。
終演後秋葉原に行こうと思ってカーナビのいう通りに走ったら何と普段の倍くらいの時間がかかってしまいました。原宿の辺りを抜けるのにすごく混んでいて時間がかかったので、今日はカーナビの言うことを聞いてみたら大失敗でした。こういう日は表通りは大渋滞なのに、一本裏通りに入るとすいすい走れるという現象が多いです。時間があったら色々CDを見ようと思っていたのですが、秋葉原に行くのに時間がかかりすぎたので早々に家に帰りました。
最近はこうやってホームページをやっているとスリッパが机の上に乗って、手(前脚)で頭を撫でろと催促をするのです。今までさかんに頭を撫でさしていたのですが、今は少し離れたイスの上で寝ています。猫は大きくなるとほとんど寝ています。最近はスリッパは昼間はほとんど寝ています。そして人間が寝る頃になると動き始めるのです。さすがに夜行性の動物です。
昨日の夜から50万人目のアクセスも時間の問題になっていましたが、今朝起きてメールを見ていたら50万人目をゲットされた方からのメールがありました。97年5月にこのホームページを始めてから5年半が経ちますが、私にとっても50万というのはとても記念になります。
今日はC定期の初日でした。今回本番になったらどうなるのだろうかと思っていたのですが、普段のペトルーシュカやマンダリンとは一味違うとても楽しめる演奏だったと我ながら思います。サロネンさんが完璧に曲を物にしているので、弾く側から言うとかなり速めのとても弾きにくいテンポではあるのですが練習の時以上にしっかりとしたテンポで振られていました。(しっかりとしたというのは遅いという意味ではなく安定しているという意味です。)ペトルーシュカなどその情景が目の前に想像できるような指揮振りで、聴いていても同様な印象だと思います。またショスタコーヴィッチのピアノコンチェルトはソロのトラーゼさんが見事な演奏で、pppからffまでものすごいダイナミックレンジです。この曲はピアノと弦アンサンブルとトランペットのソロというオーケストラによる協奏曲です。トランペットは関山さんがソロを吹かれていました。トラーゼさんはとても気さくな面白い方です。
今回はテンポが全体に速めなので、速いところはちゃんと弾ききれないようなところがあるのですが、サロネンさんはそのことは充分承知の上でテンポを決めているようで、最後に向かって一気に持って行く感じです。ペトルーシュカもマンダリンもこういう曲が好きでない人にもぜひ聴いていただきたいような演奏になっていると思います。
今日はC定期の練習3日目でした。明日はいよいよ本番です。テンポとか持って行き方などが独特で練習の時も「あれっ!」ということが何回もあります。サロネンさんのやり方はただ楽譜に忠実にやっているだけなのですが、普通とはかなり違うので戸惑ってしまうのです。ソルフェージュという点ではよくそこまで音が聞こえるなという感じです。そしてストーリーに合わせて楽譜に忠実に持って行っているのです。音楽の解釈というか理解という点でも群を抜いています。この印象は初めてサロネンさんがN響を振られた時からの変わらない印象です。私たち弾く側もそれに合わせていかないといけないのです。
今回のC定期はストラヴィンスキー、ショスタコーヴィッチ、バルトークという3曲ですが、いつもならこのうち1曲づつが演目に出るくらいなのを1日の演奏会で続けて弾くのですから、こういう曲の好きな人にはこたえられない経験だと思います。
昨日書いた電源の平滑コンデンサーがないということの続編ですが、出来るだけ早く自分が使っている物のスペアを調達しておく方が良いのかも知れません。予備を持っていれば何かあってもその分だけ現状を維持できるというものです。それにしてもちょっと変わったものを維持し続けようとすると、とても手間と苦労を要求される時代になってしまいました。こういうことが続くとそのうち質が問題となる手間のかかる面倒なものは全て葬り去られる時代が来るのでしょうか?ということはクラシック音楽もそのうち葬り去られるのでしょうか?
今日はペトルーシュカ、マンダリン、ショスタコのピアノ協奏曲のカラオケの練習でした。サロネンさんはほとんどのところで譜面に書かれている通りのテンポで振られます。譜面に書いてある通りに弾くことがいかに難しいか再確認させられました。譜面通りに弾く練習がすごく大切だということを知らされました。
それにしても今回の曲目はどれも気を抜いて弾けない曲ばかりで、とても気が疲れます。 今日は家に帰ってしばらく昼寝をしました。どれ位の時間かは分かりませんが、起きたらスッキリしました。
今日サンバレーの「ザ・キット屋店主のひとりごと」を読んでいたら、「さてさて、今日は業界の困った話をひとつ。最近真空管アンプ屋さんが最も心を痛めているのは何か?答えは今日のタイトルの通り「電源平滑用のコンデンサが、とにかく市場に無い!!」事です。」という下りがありました。ヴァイオリンの弦についても何年か前に同じような状況がありました。以前はヴァイオリンの弦も何種類かあったのですが、ある時Kaplanがギター弦のメーカーに吸収され選択肢がほとんどなくなってしまいました。その頃ちょうどOliveの当たり外れが大きく、新しい弦も様子を見ないとちゃんと使えるか分かりませんでした。これからはナイロン弦を使わないといけないのかなと暗澹たる気分になったものでした。しかしその後Oliveもかなり良くなり、今では安心して使えるようになっています。今ではすべてが機械化されてしまい、手間とコストのかかるものはどんどん生産中止になってしまいます。仮に少々コストが上がってもどこかのメーカーが生産を続けていてくれれば良いのですが、もしすべてのメーカーが手を引くような事態になるととても困ります。
今日生徒さんのお父様がレコードをたくさんくださいましたが、今それを皆で聴いています。小品集を聴いているとその中に珍しい曲が見つかったりしてとても面白いです。ただレコードの宿命として1面の3曲目などというリクエストがあると、神業とは言いませんがアームを動かすのがとても難しいです。この手間と針先のノイズがレコードの短所ですが、出て来る音はCDとは違うとても心温まる音です。今日はピアノ曲ばかりを聴いています。ヴァイオリン曲は明日聴いてみようと思っています。
最近理恵子が試験を控えて下の部屋で練習をしているので、リビングでレコードを聴くことになっています。リビングで聴いているとDevonの方がエージングが良く出来ている所為か、音の出方が軽くてちょっとした音にも良く反応しています。ステレオの評価は本領を発揮できる状態まで聞き込んでからやらないとダメなようです。
今日はペトルーシュカとマンダリン(バルトークの中国の不思議な役人)の練習をしました。ペトルーシュカを弾くのは多分デュトワ先生で中国に行ったとき以来だと思います。マンダリンもフィッシャーさんでやって以来だろうという話でした。どちらの曲もサロネンさんの指揮だととても整理されていて物の見事に料理されている感じです。ストラヴィンスキーの曲をこれほど明晰に振られると、普通なら勢いで弾けるものがちゃんと弾けるテンポで振られるのでかえって弾くのが大変だったりします。今回のペトルーシュカはその意味でとても新鮮に感じます。デュトワ先生の時とはまるで違う方向からのアプローチです。
サロネンさんはきれいな音を出すことより、ストーリーに合わせて曲の雰囲気を出すことの方に焦点を合わせています。ですから場所によってはきれいな音でなくても思い切り弾くように言われます。そのことにより普段とは違う表情が出て、面白い表情が出ているところがたくさんあります。(普段あまり聞こえてこないパートの音が聞こえているところがたくさんあります。)
ですがサロネンさんの演奏会の曲はN響が普段あまり弾かない曲ばかりなので、弾くことにとても神経を使わされます。(ペトルーシュカは割と弾いている方です。)普段弾かない曲の場合ボーイングがどうなるか分からないので、ボーイングを合わせることに余計な神経を使うのです。
ステレオは私たちにとっての楽器と同様な存在です。楽器の場合最終的には楽器より弾き手の個性の方が影響が大きいものです。弾き手は楽器の違いをとても気にしますが、横で聴いていると楽器の違いより弾き手の違いの方が影響力が大きいものです。ステレオも同様で、同じシステムでもそれを聴く人のセッティングの違いやそれを聴く時の音量の違いによって、出て来る音は大きく違います。
色々なアクセサリーを使ってみても(インシュレーター、ボード、コード等)音の本質はほとんど変わりません。(もちろんこういうアクセサリーで音がかなり変わることは確かです。でも良く変わったと言い切れる場合は少ないです。何万から何十万もかけて良い時もあれば良くない事もあるというような物は私は必要ありません。なぜならいつまでたっても安心して音楽を聴けないからです。私はコードやインシュレーターの音など聴きたくありません。)普段聴く時にどういうセッティングでどういう聴き方をするかが最も音に影響するのだと思います。(聴き方というのは具体的に言うと、どんなジャンルの曲をどれ位の音量でどのように聞こえることを求めて聴くかということです。音の反応の良さを求めて聴いているとステレオの方もだんだんそれに応えてくれます。臨場感とやらを求めて大音量でいつも聴いているとそのうちに音量に対して耳が麻痺してしまいます。それに遠からず難聴になるでしょう。)たとえば店頭で聴いて弦楽器の音がきれいに出ていると思うことはまずありません。帯域はとても広くは聞こえるのですが、妙に音が硬くて響きがないのです。
今朝起きてすぐに車でクリスマスの飾り付け用品を買いに行きました。12月になっていることもあり、店内はたくさんのお客さんでごった返していました。長いTreeLightという名前のイルミネーションを買い、家に帰って早速飾り付けました。栄子先生が紹介すると思うので、詳細はそちらをごらん下さい。
来年になるとMacの起動OSがXのみになるので、そろそろOS9.2.2で起動するiMac(SuperDrive)とPowerbook1GHzを手に入れようと思っています。実用上から言うと今の現用機PowerbookG3/500mhzとPowerMacG4/400MHzで不自由はないのですが、先を考えるとここら辺で乗り換えておいた方が良さそうです。OSとしてはXの方が絶対に良いとは思いますが、周辺機器の動作の問題からいってOS9で動かせないと困ることが多いです。
今までだったらデスクトップはPowerMacG4を買っていたのですが、最近の様子から言うとiMacでも充分な性能を持っているので無理をして大きなものを買う必要もありません。
今日レッスン室のCDプレーヤーからMDプレーヤーにディジタルダビングをしてみました。CDプレーヤーは同軸、MDプレーヤーは光なので間にコンバーターを入れました。フォステクスのCOP-1というものです。かなり前に手に入れたのですが、今日初めてまともに使いました。充分使えます。また今日生徒に渡すためにレコードをMDに入れて(もちろんアナログ)見たのですが、こちらはレベル調整がなかなかシビアでした。そのうちレコードをCDに入れるのもやってみようと思っています。今持っているPowerMacG4/400MHzはそれ用に使おうかなとも思っています。
今日はサントリーホールの国際作曲委嘱シリーズの本番でした。普段だとアークヒルズのアンデルセンで朝食をとるのですが、今日は日曜日なので家で食べていきました。道はとても空いていてサントリーホールまで寄り道をしていっても40分もかからずに着いてしまいました。サントリーホールの前も下の写真のように飾り付けられていました。
今日から12月で今年もあと1月しかありません。今朝は起きた時はそれほど寒いとは思わなかったのですが、昼間外に出るととても寒く感じました。さすがに12月です。
MIFとか今日のような演奏会の場合普段の定期とはお客さんの雰囲気が違います。言葉では言いにくいのですが、拍手のタイミングとか仕方が微妙に違うのです。今日の曲は1曲目の田中カレンさんの曲だけが癒し系のような感じで、あとの曲は全然気が抜けない難曲ぞろいです。ゲネプロと本番が終わったらとても疲れました。あさってからはサロネンさんのC定期で、ペトルーシュカ、ショスタコのピアノ協奏曲1番、バルトークの不思議な宦官というプロです。選曲もいかにもサロネンさんらしい物です。