12.7
ずっとStirlingに履かせるインシュレーターについて悩んでいました。床に直置き、御影石、コーリアンのボード、そしてその上に真鍮&ステン・インシュレーター、黒檀ブロック、アサダ桜ブロックと色々試しましたが、どれも求める音を聴かせてくれませんでした。このところ黒檀+真鍮&ステン・インシュレーターが良い音を聴かせてくれているので、幅40cm位の黒檀の角材がないかと思っていたのですが、残念ながら適当な物は見つかりませんでした。一番期待していたのは、山本音響工芸の黒檀製V字溝受けだったのですが、幅25cmしかないので使えません。(スパイクを真鍮のベースで受けて、これを黒檀の角材に載せれば、黒檀+真鍮&ステン・インシュレーターと同じ状態になると思ったのですが.........)そこでダメ元で同社の黒檀製のスパイク受けを取り寄せて試してみました。前面の2本のスパイクをこれで受け、後ろは中央1点をこのベースに載せてみました。

山本音響工芸の黒檀+セラミック・スペーサーPB-18
置き方がイメージ通りではないので、聴いた結果は「これで決まり!」ではないのですが、今まで聴いた中では一番響きが落ち着いて、音に芯が感じられます。そして音量を上げてもうるさく感じないのが素晴らしいです。高域が少し抑え気味に聞こえるので、高域用の42 Singleのレベルを少し上げました。今は黒檀+ステンのスパイクという、真鍮抜きの状態です。黒檀ブロックに真鍮+ステンを載せて、その上にStirlingを載せる、という方法もあるかもしれませんが、あまりに安定度が悪いので、これはパス!いささか中途半端ではありますが、しばらくはこのまま行きます。
一緒にDevon用に黒檀のブロックも取り寄せたのですが、明日素面(しらふ)の時に試します。Devonは重いし、足場が悪いので、この前Devonを抱えてひっくり返ったことを思い出して、今日は止めました。
それにしても再追試の結果、御影石はある部分良さがあるのですが、私には黒檀+真鍮&ステンの方がピッタリ来ます。残念ながら!
今日飲んだのは大震災で被害を受けた塩釜の浦霞の山廃純米酒「貳百八拾號」です。この震災の影響で作られていないお酒もありますが、頑張って色々な物を出荷されています。その心意気を応援する意味でも、皆様に是非味わっていただきたいです。 |