昭義のひとりごと2009年2月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

このページは下から上へ順番に日付が新しくなっています。前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。

生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2009.3.8)必ずご覧下さい。

栄子先生のひとりごとはこちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。
根津理恵子の ポーランド通信第15回がアップされました。 こちらからどうぞ!


2.28

 今日は静岡で会場練習が13:30〜(開演は15:00です。)なので、10時過ぎのひかりに乗りました。静岡には11時過ぎには着きホテルに行きましたが、案の定部屋には入れてもらえず荷物だけ預けて会場に行きました。

 今日の会場には2年前の3月24日にも来ています。その時の日記を見るとその前日には今回と同じく、池袋の芸術劇場で演奏会がありました。この時は帰りに豪雨の中を走った事を覚えています。
 会場に着いてから近くの美味しいそば屋さんに食べに行ったのですが、待っている人があまりにも多いので諦めました。そこで近くの中華に入ったのですが、こちらもかなり待たされてしまいました。これならそば屋さんで待った方が良かったようでした。

 私は組合の書記長をしていた頃の習性で、会場練習の2時間前には必ず会場入りしています。もっとゆっくりで良いのですが........
 ズィッツ・プローベは昨日の本番を踏まえて2〜3ヶ所を取り出して練習しました。シュピーラーさんはとても気さくでプレーヤーを緊張させないように気を配られています。「ギョウザ」「パチンコ」もその1つなのでしょう。今回は前半のモーツァルト2曲の編成が小さいので、私のように後半のシェヘラザードだけを弾くのは前半から弾いている人との気持ちの落差が大きいです。
 シュピーラーさんのスタンスとN響の習性が微妙に違うので時々肩すかしを食らいますが、なかなか面白いキャラクターの指揮者だと思います。シェヘラザードなど全編にわたっていつも船に乗っている感じを出すようにと言われていますが、その感じは今回よく出ていると思います。「船酔いししそう!」という声も聞こえては来ますが.........

 終演後は静岡出身のS田さんに美味しい寿司屋さん(寿司国 神明町店)に連れて行ってもらいました。今日はマチネー、それも3時からなので終わってから名古屋、京都、福井などに行く人がとても多く、静岡に泊まっている人はほとんどいないようです。私は今回、明日の終演後富山まで行って2泊する予定にしています。明日も午後4時開演ですがマチネなので、終演後移動しても夜8時には富山に着けます。
 明日は14:30〜ズィッツ・プローベがありますが、クラリネット協奏曲だけをやるそうなので、本番に間に合うように行けば良いようになりました。最初は9:12のひかりに乗るつもりでしたが、遅いひかりに乗変しました。


2.27

 朝からみぞれ交じりの天気で、家を出る頃には結構白いものが降っていました。多分すぐに上がるとは思ったのですが、今日から4連戦なので大事をとって今日は車を諦めました。新宿線で新宿3丁目に行き、副都心線に乗り換えて池袋に行くコースをとりました。乗換案内で調べると違うコースが出てくるのですが、乗換が1回なのと降りてからが近いという2つの理由からこのコースをとりました。行きは首都高がかなり渋滞していたので電車が正解のようでしたが、帰りは会場を出てから1時間10分、やはり帰りは車が良かったです。(いつも帰りが楽なので、行きの苦労があるのに車で行くのです。)
 今日は車でなかったのでカメラは持って行きませんでした。ですからシュピーラーさんの写真は今日もありません。今日のゲネプロは14:30からプロ順で行われました。フィガロ、クラリネット協奏曲、シェヘラザードの順です。シュピーラーさんは細かい事にあまり拘らずに、サラッと行くタイプのようです。今まで経験した事のないスタイルです。そのためこちらに戸惑いがあるのですが、今日の本番を弾いてみて様子が分かってきたので、段々落ち着いていくでしょう。
 明日は静岡でのコンサートです。明日は終演後名古屋や京都、福井に移動する人がほとんどのようですが、私は静岡に泊まります。明日は移動せずに早く寝て、あさっては早く静岡を出て福井に向かいます。そして終演後次の公演地富山に移動して2泊します。

 栄子先生が考案したフィット・ペダル&フィット・ボードがPTNAのプレゼント・コーナーで紹介されています。フィット・ペダルは理恵子が小さい時にちょうど良い補助ペダルがなくて、悩んだあげく考案したものです。この際使ってみたいと思われる方は是非ご応募下さい。栄子先生のひとりごとも是非ご覧下さい。


2.26

 今日は久し振りに明日からの演奏旅行の練習のためにN響に行ってきました。今回は明日の池袋の東京芸術劇場での都民芸術フェスティバルを皮切りに、静岡、福井、富山に行ってきます。指揮はカルロス・シュピーラーさんで、モーツァルトの「フィガロの結婚」序曲とクラリネット協奏曲(クラリネット:ポール・メイエ)、リムスキーコルサコフの「シェヘラザード」というプロです。
 今日もいつもと同様にカメラを持って行ったのですが、シャッターチャンスを逃してしまい指揮者の写真を撮り損ないました。明日もう一度トライしてみます。
 練習はシェヘラザード、アンコール(明日をお楽しみに!)、フィガロ、クラリネット協奏曲の順に進行しました。とは言っても私はプロの後半だけが出番なので、モーツァルトの2曲については分かりません。
 シュピーラーさんは日本語をよくご存じで、ブッフシュターベ(練習番号)を言う時にGは「ギョウザ」、Pは「パチンコ」と言われます。日本各地でご活躍のシュピーラーさんらしい喩えです。構えた感じではなく、自然な流れを重視した運びでとても面白いです。会場で聴いても楽しいでしょう。

 先日N響の大ファンの方から1月のB定期でエグモント序曲を聴いて、N響がとても変わったように感じたというメールをいただきました。私の年代前後の皆さんは大なり小なり同じ事を感じていらっしゃると思います。(この方はもっとお若い年代だと思いますが...........)私は1月B定期の生の音を聴いていないので、何とも申し上げられません。ただ傾向としてはたしかにN響の音は変わっていると思います。昔は弾き方ニュアンスをそろえる事にとても苦労したものでした。ところがその伝統を伝える暇もないうちに団塊の世代が定年を迎え、新人の皆さんは自力でそれを身につけようと今苦労されています。ですからその中から自然に新しいやり方が出来、新しい秩序が備わってくると思います。
 その意味では去年で弦の世代交代はほとんど終わり、今年からは管の世代交代が一挙に始まります。オーケストラとしてはこちらの方が影響は大きいでしょう。

 私の出番は午前中で終わり、AppleStoreに行って前にもご紹介したAppleのパーソナルトレーニングOne to oneに登録しました。私がトレーニングを受けたいのは、iMovieを使った動画の編集とLogic Expressを使った録音の編集の2つです。どちらも早く馴染むように実地にトレーニングを受けようというのが目的です。
 今まで読み込んでHDDに溜めたファイルは、単純にHDDをMacにつないだだけでは認識しません。iLife2009を色々いじっていて見つけたのは、HDDを初期化してそこに1回の読み込み分だけをカメラと同じファイル構造でコピーしたら、「カメラを検出しました。」というメッセージとともに動画を読み込んでくれました。こういうちょっとした事が分かってくるとそのソフトに馴染んでいくので、導入の部分を教えてもらって早くイメージを掴みたいのです。
 同時にAirMac Express(802.11n規格)も手に入れました。(ホテルの部屋でどこでもネットにつなぎたいのと、iPod touchを使うにはワイヤレス・ネットワークが必要だからです。)形は前のg規格の物と変わりありません。今までAirMac Express経由でiTunesの音を聴いた事はなかったのですが、今AirMac Expressのオーディオ出力をSV-722に入れて聴いています。iTunesの読み込みはAACエンコーダー256kbpsなので、決して目の覚めるような音ではありませんが想像以上の音です。これなら1階にも古いAirMac Expressがあるので、この出力をModel2に入れてみようかな?(SV-192Sが来て今まで2階で使っていたModel2が余っています。)
 もちろんMacBookをUSBでSV-192Sにつなげば良いのですが、動きが制約されるので気ままなスタイルで聴くにはAirMac経由の方が合っています。今もiTunesを聴きながら、ひとりごとを書いています。それにしてもこのソースの環境の変化はすごいです。
 今日の実験が思ったよりうまく行ったので、1階のもう1つのレッスン室でもiTunesを聴けるようにしようかな?これは単にExpressの設定さえすればすぐに聴けるので簡単です。


2.21

 今日は長谷川先生のベートーヴェン講座&公開レッスンが開かれました。第1回目の今日は長谷川先生が最も得意とされるベートーヴェンのピアノソナタの中でも初期の「悲愴ソナタ」を取り上げました。先生はピアノソナタだけでなく、ベートーヴェンの管弦楽曲の作風まで織り込んで、今まで私などあまり考えた事のなかったピアノソナタと管弦楽曲の作風の変化についても解説されていて、とても参考になりました。そして博識であるにもかかわらず、とても謙虚なお人柄にも感激しました。そうであればこそ、門下生の皆さんが色々なコンクールで上位入賞を果たされるのでしょう。
 この様子は栄子先生のひとりごとこちらをご覧下さい。

 iPod touchを手に入れてからほぼ10日が経ちました。Macとの連携(MemoとToDoのMac本体とiPod touchの間の同期)をとろうと思って色々やった中でうまくいったものもありましたが、2種類のSyncはうまくいきませんでした。また本体右側のUSBポートにカメラからのコードをつないでも認識してくれませんでした。OSがどこか狂っているのだろうと思い、昨日の夜まず今のOSをアーカイブして再インストールしてみました。(初期化して再インストールするのがベストなのはよく分かっているのですが........)気になっていた部分は直りましたが、OSの再インストールと動作確認、Adobe、Finale、FileMakerのシリアルの再入力だけで2時間弱かかりました。


2.19

 iPod touchとMacとの連携を色々やっている中で、どうもMacBook ProのHDDを初期化してOSを入れ直した方が良いように感じました。というのは新しいiMacとはきちんと連携できるのに、MacBook Proとはうまくいかないという事がいくつか見られたからです。最近のOSはとても複雑なので、しばらくすると変な症状が出る事がよくあります。更に困るのはAdobeやFinaleなどが初期化する前にインターネットを通して登録を解除しないといけないのです。その上再インストールした後気の遠くなるような長いシリアル番号を入れないといけないのです。(シリアル番号を長くしたからといって、不正コピーがなくなる訳ではないでしょう。)でもOSの健康を取り戻すにはしかたないか.........でも今やっている暇はないので、時間が出来たら1日がかりでやります。

 いよいよあさってには長谷川先生の公開レッスン&講座が開かれます。明日もスタッフの皆さんがいらっしゃる事になっています。そんな中私は別の用事で渋谷とお台場まで往復しなければならず、今日は何も出来ないうちに夜になってしまいました。今週中に済まそうと思っていた用事は結局手つかず........いつになったら落ち着くのでしょう?この調子だと退職を記念して旅行に行くなど、夢のまた夢........


2.17

 今日は朝から土曜日に行われる市川フレンドステーション主催の長谷川淳先生のベートーヴェン講座&公開レッスンのための打ち合わせがありました。私は当日配られる資料を作成しました。今まではこのような資料はAdobeのInDesign CS3で作ってきましたが、これを機会にCS4に移行しました。実はルビ(ふりがな)を振ろうと思ってもうまくいかなかったのですが、スペースを含んだ文字列にルビを振ろうとしていたのが原因だと後で分かりました。
 CS4(Creative Suite4)になって、一度消えてしまったFireworksが復活しました。FireworksはWEB関連の画像処理のソフトで、DreamweaverとセットでMacromediaから出ていました。またIllustratorの対抗馬としてFreehandというソフトが出ていました。そしてAdobeとMacromediaが競い合っていたのですが、そのMacromediaがAdobeに吸収されてしまいました。そしてDreamweaverは残りましたがFireworksは消えてしまいました。(それに相当するソフトとしてImageReadyがAdobeから出ましたが、あまり使い勝手はよくありませんでした。多分そのためFireworksが復活したのでしょう。)

 これに伴って今月になって激変したMacとInternet2009年版も書き換えました。今まで時間がとれなくて手をつけなかったマルチメディア系のソフトも、これからはレッスンにも活用していこうと思っています。自分で色々トライするよりAppleStoreのOne to oneのようなパーソナル・トレーニングを使った方が時間の経済です。特に新しいソフトの導入の部分は、Try and errorより説明を聞いた方がはるかに早く理解できるでしょう。そのためにカメラのデータを持ち歩けるように32GBのUSBメモリーを注文しました。
 私がMacを始めたのは1990年ですが、その当時はたとえばメモリーは8MB、HDDは100MBでした。今はメモリーは4GB、HDDは250GBです。M(メガ=100万)がG(ギガ=10億)と3桁(1000倍)単位が上がった訳です。6年で1桁パフォーマンスが上がる計算ですね。そしてどんどん安くなっています。今始める人がうらやましいです。

 それにしても急激に外の温度が下がっています。4〜5月頃の陽気が突然普通の2月の陽気になるのですから、身体がついていかないですよね。皆さんも風邪を引かないように、くれぐれもご注意下さい。


2.15

 この前買ったiPod touchをPalmの代替として使えるようにすべく、色々なMemoとTo DoのAppを試してみてやっと本命を見つけました。MemoについてはMacとの連携がとれる事と階層構造を持てる事の2つが必須条件です。またTo DoについてもMacと連携のとれる事が必須条件です。
 MemosとToDoというAppが今回見つけたもので、Macとの連携はともにGoogleを通してとれます。Palmの時はHi-Noteという階層構造を持つメモを使っていましたが、そのメモをメモ帳に書き出してそれをHotSyncでMacに読み取らせました。そしてそのうち必要な物をGoogleDocを通して、iPod touchに移しました。またToDoはMacのiCalとは連携していませんが、こちらもGoogleアカウントを使っています。これでCLIEの持っていた機能はカメラ以外はほとんどiPod touchに持たせられました。CLIEより小さくて軽いのに機能満載です。その分バッテリーの保ちはあまり良くありません。(明るさを少し絞って、自分でこまめにスリープさせる必要があります。)
 今度はiMacを使っての音と動画の編集が出来る環境を作らないといけません。特に動画の編集は今まで手をほとんど出していない分野なので、One to OneというAppleStoreのトレーニングを受けた方が良いかもしれません。その方が時間の無駄なく易しくソフトの使い方を学べるでしょうから。

 この1月の間にはこの事以上にしなければいけない毎年定例の行事が待っています。その他にもたくさん用事があって、なかなか樽プリに手が出ません。

 この樽プリSV-20DはUSB端子とPhono入力を持ちリモコン標準装備と贅沢で可愛いです。これが出来たらリビングのSV-722と聴き較べをしてみたいです。リモコンがある事からリビングで使うのが一番合っているでしょうから。今リビングのDACはSV-192Sになり、これにもUSB端子がついているので、USB端子だけはダブってしまいます。早く作ってどういう感じの音を奏でてくれるか聴きたいです。

 21日(土)に開かれる長谷川淳先生のベートーヴェン講座と公開レッスン(市川フレンドステーション主催)に寄せて、長谷川先生からメッセージが届きました。題材は悲愴と熱情ですが、他のベートーヴェンのソナタを弾く時にも役立つ音楽の語法や技術について、素晴らしいアドバイスをいただけるとても良い機会です。ピアノを弾かれる方は是非お聴きになる事をお奨めします。私もヴァイオリン・ソナタのヒントを得られるかもしれないので、とても楽しみです。


Peters版の全2冊のベートーヴェンソナタ集
ミニチュアスコアと同じサイズの譜面です


2.12

 今日は楽器屋さんに1/2のセットを選びに行ってきました。フランス製の楽器3本と、Finkelの弓2本の中から選んだのですが、1/2位だと選別に手間取るかな?と予想していたのですが、すぐに決まりました。特に弓の方が私は気に入っています。楽器もいささか訳ありなので、それを承知であればとてもお買い得です。

 そのあと銀座のAppleStoreに行って2.66GHzのiMacを買いました。生徒のレッスンやコンサートでの様子を撮りためたムービーが今では450GB近くありますが、それを生徒別に分類してDVDに焼いたりするために専用のMacが欲しかったのです。今はVictorのEverioのハードディスクタイプを使っていますが、ハードディスクが一杯になるとそのデータを500GBの外付けハードディスクに溜めてきました。最新版のiMovieのシステム要件を見ると、家にあるiMac G5も速度が1.8GHzなので満たしていません。一番安い2.4GHzのiMacにしようと思っていたのですが、結局はその上の2.66GHzでメモリーを4GBにしたものにしました。
 家に帰ってから、早速セッティングをしました。ワイヤレスマウスとワイヤレスキーボードにしたので、最初にその設定をして、そのあといくつか設定をするとすぐに使えるようになりました。
 そしてソフトウェア・アップデートでOSなどを最新版にアップデートしました。そのあとプリ・インストールされているiLife08を09にアップデートしました。そしていよいよiMovieを起動しました。今までとり溜めたデータを入れたハードディスクをつないだのですが、そのデータを取り込めません。そこで色々試行錯誤の結果、外付けハードディスクの1つを初期化して、それをハードディスク・ムービーと同じファイル構成にしてみたら、iMovieがカメラを検出しましたと言ってそのデータを読んでくれました。
 このiMacはこの映像と録音の処理専用にしようと思っています。

 昨日の卒業記念パーティーにはコンサートマスターの堀さんから瓶入りの紹興酒の差し入れがありました。聞くところによると20年物だそうで、とてもまろやかでした。その残りをお店の人に入れてもらったものを頂いて帰ったので、今日はそれを楽しみました。堀さんには去年9月の北海道旅行の旅先でも、私の現役最後の演奏旅行という事でごちそうして頂きました。堀さん、ありがとうございました。

 最近我が家の長男は自分からフトンの中に潜っていくようになりました。フトンがたたんである中にスリッパがいる事が多いので、うっかりフトンに載れません。普段はスリッパの存在は分からないのですが、今日はこのように手だけが見えていました。

 これを見るとどうしてスリッパというか分かりますね!


2.11

 今日はN響のヴァイオリンの方たちの主催で私の卒業記念パーティーを開いて下さいました。今まで卒業パーティーが何度も開かれている麻布十番の中華のお店が会場でした。


今日のパーティーで頂いたお花

 今から振り返ると色々思い出す事はありますが、この年まで大過なく過ごせた事は周りの方々に恵まれたからだとつくづく思います。それに演奏会の本番前の舞台袖で、他の方が練習されているのを見たり聴いたりした事が、とても良いヒントになった事が何度もありました。これからはエキストラで出演した時に、そういう良い刺激を見過ごさないようにしないといけません。
 N響は今まで弦楽器の人達がどんどん卒業してきましたが、これから2〜3年の間に今度は管楽器の主席の方達が続々卒業されます。この何年かでN響の音もずいぶん変わりました。あと3年もしたらまるで違うオケになっていたりして........音の質だけでなく、タイミングの取り方なども変わりました。昔が良かったという気はありませんが、その昔のサヴァリッシュ、スイトナー、ライトナー、ノイマンというようなマエストロに指揮された頃に蓄えられた財産が、伝統という形で残っていかないのはとても惜しいと思います。今の現役でこの頃を知っている人の方が少なくなりつつある現実を考えると寂しいです。

 今日はこのパーティーの前に銀座のAppleStoreに寄ってiPod touchのケースと保護フィルムを買い、それからパーティーの会場に行きました。普段は車で動く私ですが、今日は飲みたいので電車で移動しました。行きはJRで有楽町に行き、そこからAppleStoreまで歩き、その後は銀座から溜池山王まで銀座線、そこから麻布十番まで南北線に乗りました。帰りは大江戸線で森下に行き、そこから新宿線で本八幡まで乗りました。特に行きは乗換が多かったのですが、思ったよりははるかに楽に移動できました。今日は休日ですし、荷物が小さなショルダーバッグだけだった事もあるので、普段の移動の参考にはなりませんが......


2.9

 Palm互換機の後継が出ない以上、寿命の終わってしまったCLIEに固執せざるを得なかったのですが、新しいiPod touchとiPhoneにはPalmの持っていた機能のほとんどを持っています。唯一気になっていたのはCLIEで色々な情報を書き込んでいたHi-Noteが階層化されたメモ機能を持っていたのですが、iPod touchの純正のメモにはその機能がありません。CLIEも純正のメモにはその機能はありませんから、その点は変わりありません。でもApp Storeを色々見ていたら、階層機能のあるメモ帳が見つかりました。更にGoogle Docsを通して、そのメモ帳の内容をMacでも管理できる事が分かりました。

 左が新しいiPod touch、右は第5世代のiPodとCLIE TH55です。右の2台の機能が左のiPod touchに入っています。(カメラの機能だけはiPod touchには入っていませんが、今では携帯のカメラの方がきれいですからこの点は考える必要はありません。)今回私が手に入れたiPod touchは16GBのフラッシュメモリーを持っています。他に8GBと32GBの物があります。(操作法は今までのiPodとはまるで違います。ですがとても優れたインターフェースを持っているので本能的に使えます。)再生される音もイヤホンやカーステレオで聴く限りでは良くなっています。前のiPodの曲を全部こちらにも移しました。
 更に驚いたのが搭載されているSafariの表示の細かさときれいさです。こんなに小さな表示領域なのに、小さい文字もかなり読み取れます。上の写真の2台以上の機能が左の薄い本体の中に入っているのを見ると。技術の進歩には本当に驚かされます。まさに日進月歩ではなく、秒進分歩の世の中ですね。


2.7

 MacとInternet2009年版にiPodではスケジュールを入力できないと書きましたが、今のiPod touchはイベントを追加できるし、アドレス帳やメモの機能も持っています。iSyncを使えばMacBook ProのiCalとアドレスブックのデータと同期できます。またiPhotoの写真のデータや音楽を携帯する機能も同時に持っているので、いつまでもCLIEに固執する理由もありません。唯一カメラの機能はありませんが、今ではCLIEのカメラより携帯の方がはるかにきれいです。現状では電話の機能を考えると、まだiPhoneに移るのは時期尚早でしょうからiPod touchが本命かな?

 今日学校の先生をされている女性のレッスンをしたのですが、全身に力が入ってガチガチになってしまっていました。そこで「子供をダッコするような感じで楽器を持って下さい。」と言ったら、少し良くなりました。でも弾いている顔がとても恐いので、「優しくダッコをしても、そんなに恐い顔だったら子供が怖がりますよ!」と言ったら、急に笑い出して満面の笑みを浮かべられました。そして急に柔らかい音になりました。
 次のレッスンになったらまた元に戻ってしまうかもしれませんが、何回かこういう課程を通って脱力が出来るとうれしいです。その方はとてもうれしそうな顔をしてニコニコしながら帰られました。私もとてもうれしくなりました。

 市川フレンドステーションのページに『講座前にベートーヴェンの伝記を読んできてもらえると嬉しいな!』という新しいお知らせが載りました。どうぞこちらをご覧下さい。


2.4

 おととい書いた眼底検査のあとの運転について、ひとりごとをお読み下さっているお医者様から「点眼薬で散瞳させるので、検査後は運転しないように!」とのご注意を頂戴しました。私も身をもってこの危険性を実感しましたので、眼科に行く時は歩いていく事にします。それにしても何もなくて本当に良かった!

 今日は一日Macに振り回されました。DVDをコピーしようと思ってToast10で読み込みを始めました。ところが途中まで行くとToastがフリーズしてしまい、他の操作を一切受け付けなくなってしまいます。Command+Option+Escapeで強制終了させようとしても、うまくいきません。強制再起動でなんとか事なきを得ましたが、古いバージョンのToast8でやっても同じです。もしかしてディスクの所為かと思い、再生してみると途中でフリーズします。そこでこれを複製したディスクをコピーする事にしました。
 今度は順調にいくかと思いきや、コピーが終わったあとの検証でエラーが出ます。試しに2枚やってみましたが同じセクターでエラーが出ます。DVDの読み込みの時に違う事を平行してやっていたので、その所為かと思い他の事をしないようにしたらやっとうまくいきました。1時間ほどあれば出来ると思って始めたDVDのコピーが終わったのは、なんと夕方の5時過ぎ、本当にMacに振り回されました。
 それに夜になって練習していたら、栄子先生がメールが送れないと言い出しました。栄子先生だけではなく私のMacBook Proでも同じ症状が出るので、AirMacとインターネットのホームゲートウェイの両方を再起動したら、とても気持ち良く動作するようになりました。
 パソコンとかインターネットは順調に動作していれば良いですが、何か事があるととんでもなく時間を食います。AppleStoreのGeniusBarは頼りにはなりますが、予約を取ってそこに行く手間と時間を考えると、なんとか自分で解決できて良かったです。

 そんな中でレッスンをしていて強く感じた事がありましたが、それについてはまた日を改めて書きます。


2.2

 先週の末から栄子先生は神戸舞子地区のステップとヤマハ・ミュージック大阪の神戸店でのセミナーのために神戸に行っていました。その様子は栄子先生がひとりごとに書くと思うので、そちらをご覧下さい。
 家には私一人しかいなかったのですが、そのため明け方にスリッパに何度も起こされました。普段は栄子先生と私を交互に起こしに来るのですが、起こす相手が私一人なので毎晩3〜4回起こされました。最初はおそるおそる人を起こしていたスリッパですが、今では少し爪の伸びた手(前脚)を額にあてて少し引っ張るのです。どんなによく寝ていても爪で引っかかれるのは恐いので、爪を感じると飛び起きてしまいます。敵は夜行性なので、人間がよく寝ている時が活動時間帯なので仕方ないのですが、睡眠不足になってしまいます。

 今日は昼頃眼科で眼底の検査をしてもらいました。異常は特になかったのでホッとしたのですが、検査のために差された目薬のせいで帰りの運転は大変でした。最初は何も感じなかったのですが、ナビを見たら普段とは見え方が違うし、太陽が眩しかったでした。距離にして2kmくらいの道のりですが、家に着くまで気が気ではありませんでした。先生に注意はされていましたが、これほどとは思いませんでした。
 2〜3時間したら普通に戻り、夕方東京駅に行った時には普段に戻っていました。


2.1

 今日から2月、1月は何かと気忙しく、落ち着いてステレオを聴く気分になれませんでした。また自分の練習も思うに任せませんでした。それも2月になって少し落ち着きました。年末に来た樽プリも聴いてみたいですが、未だに作れずクローゼットの中に寝ています。前に使っていたQUADはリモコンが使えましたが、プリの所まで行かなくても音量がコントロールできるのはとても便利です。私は基本的にボリュームは聴く時に動かさないのですが、CDを取り替えた時などに聴いていてい少しボリュームを変えたくなる時もあります。そういう時にはリモコンはあると便利です。QUADのプリはボリュームだけでなく、入力の切り替えやトーンコントロールも出来ましたが、ボリュームのコントロールしか使っていませんでした。

 シェアウェアではない製品版のMac用のホームページ作成ソフトはDreamweaverしかないと思っていましたが、act2から来たメールニュースを見るとFreewayというホームページ作成ソフトが出ているようです。同じact2からはRapidWeaverというホームページ作成ソフトも出ています。Dreamweaverは単体で5万弱しますが、FreewayはPro版でも半額以下です。これなら操作に違和感さえなければ、乗り替えても良いですね。RapidWeaverは更に安く8000円しません。まあやりたい事が出来なければ、いくら安くても役には立ちませんが、一度試してみても良いかもしれません。(とは言っても体験版はないようなので、買わなければ試せません。そこが問題!)

 今月は11日に私の卒業記念パーティーがあるのと、月末の東京芸術劇場→静岡→福井→富山という旅行に出ます。この旅行は福井と富山が雪の中でしょうから、素直に新幹線で行く事にしました。一度くらいスタッドレスで雪の中を走って演奏旅行に行ってみたいのですが、静岡→福井の移動の距離を考えてやめました。


2002年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分 
2003年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2004年1月分 2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2005年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2006年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2007年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2008年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2009年1月分 はこちらです。