栄子のひとりごと
2006年4〜6月分

栄子先生へのメールはこちら


このページは下から上へ順番に日付が新しいものになっています。

昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。

生徒さんへの連絡のページを更新しました。(2006.7.19)重要な連絡があります。必ずごらん下さい。


6.30

 昨日習志野文化ホールで開かれた理恵子のリサイタルは晴天に恵まれ、多くのお客様にいらして頂き無事終了致しました。客席数1500なので心配していましたが主催者の河合楽器様の絶大なご尽力で、開場時間の18:30には見る見る席が埋まっていきお客様が大勢いらして頂けました。

開演20分前

 いつも青山のサロンコンサートでお世話になっている調律師の方や大勢のスタッフの方々が一丸となりこのコンサートに向けて頑張って下さる姿をゲネプロ から本番終了まで目の当たりにし、改めてコンサートとは実に多くの方に支えられて実現するのだということを実感!!お客様に演奏を堪能して頂くためには、本人の努力と同時に信じ難いほどの陰の力や支えが必要なのです。スタッフの皆様カワイ音楽振興会の皆様に心から感謝致します。

 
今回お世話になったスタッフの皆様と  

 休憩時に販売した理恵子のCDも飛ぶように売れて、終演後のCDへのサイン会も長蛇の列で皆様にコンサートを喜んで頂けたようで大変満足。悲しい事に会場側から9時半には撤収するよう言われていたためサイン会も大慌てで終え楽屋の 荷物を車に積んで、5日後に手術を控えた母も一緒に聴きに行っていたので、 私達は母とゆっくり車で帰宅。理恵子はスタッフの方々と楽しい打ち上げ会場へ向いました。大変充実した素晴らしい一日となりました。理恵子は明日四日市、翌2日は浜松の病院での入院患者さんのためのコンサートだそうです。


6.29

 いよいよ今日は理恵子の習志野でのコンサートです。7月1日の四日市は既にチケット完売だそうですが、習志野は1500名の大舞台なので、そうは行きません。でも素晴らしいホールで弾かせて頂けることに感謝し、皆様に喜んで頂けることを願っています。
 今日は『カワイコンサート2006』というタイトルのコンサートで、演奏する ピアノは昨年ショパンコンクールの時に使用したその楽器を浜松から運んできて下さるとのことです。さてどんな響きがするのでしょうか。楽しみです!!


6.27

 かねてから病気療養中の母(栄子の実母)が7月3日緊急手術をする事になりました。生徒さんのコンペ真っ最中でもあり、29日には理恵子のリサイタルを控え切羽詰まった状態です。
 高齢な母はマンションに一人暮らしをしていましたが、現在私の家で手術までの日を過ごしています。母の状態を見ながら食事作りと看護をしていますが、このような状態の中、生徒さんには時間変更やキャンセルなどやむを得ずお願いすることもしばしばです。どの生徒さんのレッスンも大切ですが、特にコンペを控えた生徒さんを優先的にレッスンしなければならないこともあります。
 また新型フィットペダルの発売の嬉しい報告もしたいし全国から凄い数のフィットペダルに対する質問を頂いていますが、全くお返事できません。申し訳ござい ませんがどうかご理解の程お願い申し上げます。


6.24

 先日の素晴らしいソルフェージュレッスンとその時の嬉しそうな生徒達の様子や理恵子の小学校コンサート、新型フィットペダルのこと等、ご紹介したい内容は山のようにありますが、大変残念ですが現在あまりにも忙しくホームペー ジ更新がままなりません。

 本日リサイタルのことが朝日新聞に掲載されました。こちらをご覧下さい。


6.20

 昨日午後3時過ぎ二日間にわたる北見予選審査から戻りました。今回とんだハプニングが2〜3ありましたが、ベテランの先生方のご協力ですぐに対処出来どうにか無事に終えて帰宅しました。先生方スタッフの皆様、本当にありがとうございました!!
 その後すぐにレッスンが始まり夜まで続いたので疲労もピークに達しています。審査中にも生徒から合否の連絡メールが入り、この時期は心身共に休まる暇がありません。

 今日もレッスン沢山しましたが、この時期にきて簡単に考えて当然完璧であるべき練習をしていなかったり、凄いレベルのコンペに直面し今さらの様に慌てている生徒もいるようです。普段、必死さが見えないのにコンペの成績だけには敏感なのも困りもの。コンクールに限らず即席は通用しない世界なので普段からこつこつと良い練習を積み重ねましょう!!努力は必ず報われます。

 今日は午前中から理恵子の学校コンサートが出身校であります。地元テレビ局の取材もあるようで、子供たちにも良い想い出になると良いのですが。


6.16

 14日の日本財団のコンサートでは200名ものお客様がいらして下さり大成功だったようです!!様々な場所で多くのお客様に聴いて喜んで頂けることは何より励みになり嬉しいことです。ありがとうございました。

 今日から予選審査に出かけます。時間、進行、など送られてきた審査資料に昨日やっとゆっくり目を通すことが出来たのですが、往復の飛行機にあまりに時間にロスがありすぎるので慌てて変更願の連絡を入れると宿泊とパックでとっているため、今からでは変更する事は不可能です!!と言われてしまいがっくり。いつもギリギリまでレッスンしてから行き、帰りも終わり次第すぐに帰宅しているので今回のようなことは初めて。2日目の審査が午前中に終了するのに翌日の飛行機なんです!!あまりの忙しさによく確認しなかった私が悪いのですが、これからは自分で全て手配しようと強く決心したことでした!!!


6.12

 皆様お待たせ致しました!!いよいよ新型フィットペダルがリニューアルして新登場です。6月20日10時から予約開始し23日から発売開始します。詳細はドンナハウスピアノ事業部まで。
身長が120センチから150センチに満たない小さな子供たちの演奏をサポート致します。
1.ペダルの支持方法をより確実にし、安定性を強化しました。
2.ベースペダルの長さを変更し、身長120センチ台の小さな子供にもより楽に踏めるようにしました。
3.踏み心地の改善のためにベースになるボードの高さを4cmとし、調整用に2cmのボードも追加しました。
4アタッチメントの形状を変更し、高さは4、7、10、14センチの4種類としました。
5.身長に合わせて選びやすいように呼称を変更しました。

 明日6月14日(水)日本財団バウ・ルームにて理恵子がランチタイム・コンサートに出演します。
諫山隆美さんが司会と曲目解説をされるそうです。
詳細はこちら
通称 日本財団(ニッポンザイダン)
名称 財団法人 日本船舶振興会 ( The Nippon Foundation )
所在地 〒107−8404
東京都港区赤坂1丁目2番2号
日本財団ビル
総合案内 TEL:03-6229-5111


6.11

 朝メールを確認すると昨日エヴァ先生のインベンションとシンフォニアの講座と理恵子の豊橋でのリサイタルの感想メールが沢山きていました。たくさんのご声援をありがとうございました。その中でご自身のホームページで感想を綴って下さった方の文章をご紹介します。長谷川先生のページも是非ご覧下さい!!

 エバ先生の講座は生徒のお母様も行かれたので様子を伺うことが出来ましたが、とても素晴らしかったとのこと。まず最初に30曲通して演奏されその後1曲ずつ丁寧にレクチャーされ、大幅に時間をオーバーされてしまったそうです。この講座の直前にひらめかれたというアーティキュレーションをご披露下さったり、数曲はジャズ風に演奏して下さったり!!と先生ならではのアイディア満載でバッハの魅力を存分に堪能できた講座だったようです。今回私は聴きに行けなかったので是非またこのような講座を近々開いて頂きたいと切望します!!

 さて今日は朝から近くの会場である船橋勤労センターで行われたコンペティションの様子を見てきました。この近辺では今年初のコンペとあり、会場には先生や学生さんが多数見学目的でいらしている様でした。知り合いの先生方数名にもお会いしましたが、そこで新型フィットペダルの事で『予選に間に合わせたいからどうしたら良いか』などあれこれ質問攻めに遭ってしまい、内心は自宅で生徒のレッスンに間に合うかどうか冷や汗ものでした。新型フィットペダルの予約開始や発売予定日は近々発表します!!価格や写真を準備中ですので今暫くお待ち下さい!!


6.10 Part2

 たった今豊橋から戻ってきました。長谷川先生のホールのピアノは床を補強され鍵盤も象牙となり昨年とは印象が随分違っていました。昨日一足先に会場入りし、練習を終えた理恵子からは『凄く弾きやすくていい音だった!!!』と嬉しそうに電話がかかってきました。
 今日私がお昼前にホールに到着すると理恵子はゲネプロ真っ最中で私が入ってきたのにも気が付かないほど集中していました。少し風邪気味だったので心配していましたが、その後も元気に長谷川先生やスタッフの方々と打ち合わせしている姿を見てひと安心!運良く好天に恵まれ開場30分前には半分くらいのお客様が到着され、開演時間には超満員となった会場で華やかにパデレフスキのバリエーションでのオープニングです。理恵子の後ろのスクリーンに大きく映し出される手がまるで映画を見ているような臨場感があり、長谷川先生のこの素晴らしいアイディアには感激しました。
曲目は
パデレフスキ/主題と変奏イ長調
ショパン/序奏とロンド
     3つのエチュード
      エオリアン・ハープOp.25-1
      黒鍵Op10-5
      革命Op10-12
     バラード第2番
     スケルツォ第3番
インタビュー・タイム(長谷川先生がインタビューして下さいました)
ショパン/4つのマズルカ
     アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
会場の皆様の温かい拍手に応えてアンコールはフィールド/ノクターン、ショパン/ワルツop.42、ヴィラ=ロボス/道化人形の3曲を演奏しました。

 長谷川先生や弟さんの長谷川新様初めスタッフの皆様の温かいお心配りのもと、素晴らしい想い出に残るコンサートを開いて頂けましたことを心から感謝致します。そして温かい拍手を沢山下さいましたお客様、長い時間聴いて頂きましてありがとうございました。CDも沢山買って頂き感謝感激です。

大勢のお客様、そしてスクリーンに映し出された鍵盤  
長谷川先生と打ち合わせ 終演後のサイン会

6.10

 一昨日は酷いくしゃみと頭痛で急に風邪の症状が出てレッスンを全てキャンセ ルせざるをえませんでしたがどうにか元気になりました。いよいよ今日は理恵子が豊橋でコンサートをさせて頂く日です。
 理恵子は昨日から出かけて行きましたが私はレッスンが沢山あったので、これから新幹線で出かけます。昭義先生は今日サンバレーさんの東京試聴会でお話と演奏をします。そちらも聴いてみたかったのですがまた次回のお楽しみとい うことで、私は朝の新幹線で豊橋に行きます。すぐに生徒のコンペもあり来週は審査で遠出することになっていたりで心配の種は尽きず、その上真夜中にスリッパが『ご飯下さい!!』とおでこを叩くし、いつもはいない蚊まで飛んで来るし、、、で昨夜はほとんど眠れませんでした。もう悲惨な状態。

 では行ってきます!!コンサートの様子はまたご報告させて頂きます。


6.3

 ここ数日の忙しさで過労気味でしたが、今日は長谷川先生の素晴らしいレッスンがあり疲れも吹き飛ぶ思いでした。今回は翌日にステップで120名の審査を控えていらっしゃるので夕方からのレッスンです。レッスン室に入っていらした先生は顔色が悪く、歩くのも辛そうで心配になってしまいました。そんな状態でも先生は1分も無駄にされずすぐに簡単な打ち合わせをされその後、少し時間があったので最初の生徒が始まる前に新型フィットペダル(10センチ)を使ってショパンワルツを見事に演奏して下さいました。素晴らしい踏み心地!!と絶讃して下さり感激!!
 今から数ヶ月前のある日、17センチペダルの最終確認をある天才少女にお願いしました。小学校1年生のその少女はフィットペダルを縦横無尽に使い子犬のワルツを見事に弾いてくれました。すると自信作のはずの17センチペダルが少しずれてしまったのです。ショックでした!!
 それからは、ずれないための対策をあれこれ考えて悩み、17センチは流石に無理でしたがやっと10センチと14センチで完成品を発表できるまでになりまし た。小さな子供たちが楽にペダル操作出来る日が間近に訪れる、と思うと感慨深いものがあります。特に10センチ、14センチペダルは今まで長い年月をかけて試行錯誤しやっと完成したものなので、長谷川先生の今日のお言葉は私の心に奥深く染み渡りました。

 さてレッスンは。。。大変なお疲れにも関わらず、始まると物凄いエネルギーで生徒を引っぱっていかれます。一瞬でも隙を与えない緊張感がレッスン室に溢れ生徒も顔を真っ赤にして応えます。厳しさの中にも温かみのある先生のレッスンはすぐに生徒の心を捕らえ見る見る演奏が変わって行きます。生徒のどんな小さな迷いも不安も一瞬にして見抜かれ的確なご指導が次々に飛んできます。詳細は企業秘密で書くことは出来ませんが無駄の無い最短距離のレッスンは毎回驚きと感激の連続です。出来ることなら私の可愛い生徒全員にこの貴重な経験をさせたいのですが、それは時間的にも先生の体力的にも叶わないので希望制にしていますが、今回も約半日で枠が埋まってしまいました。いつも感 じるのですが、こうして別の角度から生徒を見て頂くことの重要性を実感した一日でした。先生お忙しい中いらして下さってありがとうございました!!


6.1

 2003年にフィットペダルを発売して以来3年が経ちました。15年も前から娘と生徒の姿勢で散々悩み、4年前ドンナハウス様のご協力でフィットペダルとボードが生まれました。当初は自分の生徒と周りで困っていらっしゃる先生方に使って頂こうと簡単に考えていたので、日本中の方にご愛用頂き私自身が大変驚いております。今では海外でもご使用頂いているという嬉しい事実もあります。
 さてそのフィットペダルとボードですが、いよいよ新型が発売される運びとなりました。多くの皆様には大変満足していただいておりますが、細かい部分について色々なご意見を頂戴しました。
 今月6月中旬にそれらを整理していよいよ新型フィットペダルとして新登場です!!
主な変更点は以下の通りです。
1.ペダルの支持方法をより確実にし、安定性を強化しました。
2.ベースペダルの長さを変更し、身長120センチ台の小さな子供にもより楽に踏めるようにしました。
3.踏み心地の改善のためにベースになるボードの高さを5cmとしました。
4アタッチメントの形状を変更し、高さは4、7、10、14センチの4種類としました。
5.身長に合わせて選びやすいように呼称を変更しました。

 詳細は後日発表致しますので、お問い合わせご注文はその後にお願い致します。


5.30

 6月は目まぐるしい月になりそう。生徒達のコンペがいよいよ始まり、フィットペダルのこと、理恵子の帰国とリサイタル、コンペの審査と次から次へと仕事が押し寄せてきます。そんな中少しの時間をみつけては庭に出てお花の手入れ、草取りをしていますが、この時期草の成育が良くイタチごっこ状態です。 草取りに時間がとられ最近は花殻積みも全く出来ない悲しい状況です。その上今年こそ毛虫を見ないで過ごせるように頑張ってきたのについに本日出没しました。。。。増えない内に職人さんに消毒をお願いしましょう。。。毛虫退治をしていると2〜3時間はあっという間で、すぐにレッスン時間になってしまいます。頑張っている生徒がいる一方、コンペが間近に迫っているというのに、弾けないところも適当に弾いていたり当たり前の練習をしていなかったりで、がっかりさせられる生徒もいます。単純な練習をこつこつと積み上げて行くことの大切さと本気でやったらすぐに変われることに早く気付いて欲しいです!!


5.26

 もうすぐ理恵子が帰国します。今回の滞在は約一ヶ月ですがその間に佐世保、豊橋、習志野、四日市、浜松、東京でのリサイタル、コンサートの他、地元市川での学校コンサート2箇所です。一つは本人出身の冨貴島小学校で、3年生が対象だそうです。ちょうど昨年の今ごろ、福田専務理事からポーランドの理恵子にこの学校コンサートのお話があり、自分が兼ねてからやりたかったコンサートのイメージそのものだったそうで、大いに共感し是非やらせて下さい!!と即、答えたそうです。
 ですから昨年秋の御殿山小学校でのコンサートは理恵子にとって想い出深い最初のコンサートとなりました。小学生の純粋でストレートな反応があまりにも 可愛らしく刺激的だったらしく、こんなに楽しいコンサートなら何度でもやってみたい!!!と言い続けていました。本人にとってこの学校コンサートはリサイタルとはまた別の意味で大変やり甲斐があり意義深いものだと思うので、 体力や時間が許す限り続けて行ってくれたら嬉しいです。
 ただ一つ残念なことは、今回もリサイタルの間で挟まれた形で学校コンサートをさせて頂くので、違う楽器との共演をしたくても中々合わせの練習の余裕がなく今回もまたピアノだけになってしまうことです。いつか共演で学校コンサートが出来ると良いのですが。

 
洗濯物をたたんでいると
必ずその上にお座りします
 

5.24

 関東地方は夕方から大雨です。土砂降りの中急ぎ足でコンサート会場である『ルーテル市ケ谷』へ向いました。今日は学生時代の友人のお嬢様が出演されるコンサート。今春音大を卒業した若きフルーティスト達によるフルートデビューリサイタルでした。普段はピアノやオーケストラの演奏会に足を運ぶことが多いので、今日の様なコンサートはとても新鮮で気持ちもリフレッシュ出来 ました。でもどうしてもピアノに耳と目がいってしまいます。やはりソリストの気持ちを考えて上手くサポートして行くピアニストはソリストが生き生きと自分の音楽を表現出来ていた様に思います。友人のお嬢様はクリーム色のドレスに腰まで伸びたストレートのロングへヤーがとても印象的でした。演奏も素晴らしくそれは美しい金のフルートとマッチしてまるで絵画を見ているようで した。夢心地から外に出ると依然として稲妻と雷を伴った大雨が続いています。あまりに恐くて大急ぎで家路に向いました。


5.20

  朝から8時半まで連続レッスンでした。金沢ステップに向けて毎晩真夜中まで 合わせ練習をしていたのが今になってたたっています。毎日酷い寝不足状態で 最後の数名のレッスンは意識朦朧としてしまいました。すみません!!!今日 は早く寝て明日に備えないと。。。

 今日は恒例のソルフェージュもあり我が教室のレッスン室は歌、楽典、ピア ノ、ソルフェージュとそれぞれ専門の先生方の熱いご指導でフル回転でした。 来月からはさらにソルフェージュ能力強化のため素晴らしいスーパー教師をお 迎えする予定です。日が近づいたらまたご報告しましょう。生徒達が生き生き と音楽に向き合える場を沢山提供したいと常に考えています。

 エヴァ先生のレクチャーは思わぬ反響で定員の5名はあっというまに満杯にな ってしまいました。私も聴きたかったのですが、この日は都合がつけられない ため生徒のお母様に託しました。

 Eva先生は勿論ショパン弾きとして名高いのですが、ご自身はバッハを必ずリ サイタルのプログラムに組み込まれたり、毎日の練習は必ずバッハから始ま り、恐ろしく信じ難いほどのバッハ狂!!?なのです。私がワルシャワ滞在中 も、毎朝先生のお部屋からバッハが聞こえてきてその美しく気高い荘重な響き に、思わず仕事の手が止まってしまったものでした。
 そんなエヴァ先生のバッハが目の前で聴けてレクチャーもあり!ですから、こ れは絶対に聞き逃せません。しかも平均律やパルティータではなくインベンシ ョンとシンフォニアですから、小さなお子様のお母様やピアノ指導者の方は必 見ですよね。出来るならもう一度日を改めてお願いしたいほどです!!


5.19

 金沢ステーションの東海林先生からトークコンサートの写真を送って頂きましたのでご覧下さい。今度は関西方面でステップが決っています。そういえば来月は北の方へピティナの審査があり生徒もそろそろコンペが始まるので気合いを入れないと。。。

 ビッグニュースを一つご紹介します。エヴァ・ポブウォツカ先生がバッハ2声 インヴェンション、3声シンフォニアのレクチャーコンサートをされます。
全30曲の演奏後、演奏法、指導法、解釈等をレクチャーされるそうです。
日時:2006年6月10日(土)14:30〜16:30(14:00開場)
場所:サロン テッセラ 田園都市線三軒茶屋 徒歩1分
会費:5000円当日受付
主催アンダンテの会

 バッハに造詣の深いエヴァ・ポブウォツカ先生の講座を是非お聴き下さい。先着5名の方までだそうです。
ご希望の方は私宛e-nezu@path.ne.jpメールをお寄せ下さい。


5.16

 このところレッスンに空き時間が出来たので待っていて下さった生徒さんも含めて新しい生徒さんが今月と来月にかけて入ってきます。新しい出会いは新鮮な慶びが沢山あります。皆さん意欲に溢れているのですが必ずといって良いほど手のフォームと姿勢に問題があります。ですから初めの数ヶ月は少々辛い矯正に追われます。手のフォームや姿勢が崩れていると腕や肩、体全体に変な力が入ってしまって結局上達は不可能になってしまいます。でも皆さんご自宅でのサポートが素晴らしく、回を重ねるごとに改善されて来るので、毎回どのように変身しているかがとても楽しみです。変な癖から脱皮できた時には、自分の音がよく聞こえ、自然体で弾けるので、歌う気持ちが溢れてきて弾く事が楽しくなります。こうなったら時間を忘れて弾くので上達は急速です!!矯正の時期は少し辛いのですが必ず改善出来るので是非頑張って欲しいと思います。


5.15

 昨夜遅く金沢ステップから戻ってきました。金沢は幼い頃住んでいたこともあり、とても楽しみにしていました。今回は昭義先生とのトーク・コンサートもあるのでいつものステップとは勝手が全て違いました。会場はコンサート会場ではないので音響的には決して恵まれてはいませんが、楽器店の店長さんのお 取り計らいで前日に2時間ほどリハーサルをさせて頂き、響きの確認が出来たので本当に助かりました。当日は9時から18時半まで約10時間で約100名のアドバイスを書き、講評し、間で2回ミニコンサートをするというものです。この3つをすぐに頭を切り替える事は非常に大変でした。その上丁度私達が座っていた真上にエアコンの吹きだし口がありまともに腕や足が冷えてしまい、止めて頂くと今度は暑くてたまらず演奏者に迷惑がかかるので、結局は震えながら持参したスカーフを巻いて我慢してました(悲。。こんな冷蔵庫状態で本当に演奏できるのか不安でたまりませんでした。冷汗・・・)
 ご一緒したのは大ベテランの林苑子先生、地元の若手実力者の長澤末子先生です。皆さん本当にお話がお上手で圧倒されてしまいます。この時期なのでコンペの曲も沢山聴かせて頂き大いに刺激を頂いてきました。地元の東海林先生をはじめステーションのスタッフの方や楽器店の方との素晴らしいチームワークで手際良く実に気持ち良く会が進行しました。100名も聴かせていただきましたが全体のレベルが大変高く中にはその年齢とは思えないような感動的な演奏もあり聴いていてあまり疲れませんでした。このステップに来て良かった!!!という思いです!!

 私達のコンサートタイムでは会場は照明を落として素敵なムードになり、まずチゴイネルワイゼンを演奏しました。この他に数曲用意していますが時間がないので会場にいらした皆様のリクエストにお応えして1曲演奏するという趣向。沢山の拍手を頂きこの日は丁度母の日でもあったのでドボルザーク作曲 『我が母の教え給いし歌』をアンコールとして演奏しました。午後からの2回目のコンサートでは立ち見の方もいらっしゃるほど超満員となり昭義先生が楽器の説明をすると小さな子供たちも皆興味津々に目を輝かせていてその後のコンサートもシ〜〜んと聴いて下さいました。リクエストコーナーでは拍手の多いものを弾いたのですがどれも盛大な拍手を頂いてしまいどれを弾いたら良いか迷いましたが、結局『タイスの瞑想曲』を演奏しました。
 本部からステップ創始者の戸沢先生、ベテランの霜鳥さんがいらしていて、私達が控室に戻ると戸沢先生が目を真っ赤にしてコンサートを大変喜んで下さったので、その様子に私まで感激してしまいました。

 ステップといいコンサートといい本当に素晴らしい経験をさせて頂きありがとうございました!!

私たちのお隣から林先生、戸沢先生
長澤先生、霜鳥さん
 
残念ながら私たちの演奏シーンはありません。撮る余裕がありませんでした。(冷汗・・・)

5.12

 明日から金沢ステップに行ってきます。プログラムを見るとバラエティーに富んだ楽しいステージが期待出来そうです。コンペの曲も沢山あり、楽しみ!! 今回は昭義先生とミニ・コンサートもあるのでそちらも頑張ります。
 ステップ翌日は朝から昭義先生が高輪の練習所で練習のため、審査が終わり次第最終の飛行機で帰宅することになっています。ですから遅くならないように、本部やステーションの先生方がいろいろとご配慮下さったようで本当にありがとうございました。


5.9

 午前中に昭義先生の運転で品川の御殿山小学校へ行ってきました。ここは昨年11月に理恵子が学校コンサートをさせていただいた学校です.目的はその時にお世話になった音楽の先生に、来月習志野で開かれる理恵子のコンサートのお知らせでした。突然行くことにしたので、お会い出来ない場合は言伝だけで 失礼するつもりでいましたが、受付でうろうろしていたら偶然音楽の先生が出ていらっしゃり校長先生、副校長先生にもお会い出来ました。
 副校長先生は私達がご挨拶を終わらせると今度はコンサートをした3年生(当時2年生)のクラスへ案内して下さったのです。授業中だったので、そっと廊下から子供たちの様子を見せて頂こうとしたら、先生はどんどんクラスの中へ入って行かれ、私達が目を丸くしていると「どうぞお入り下さい!!」とおっしゃったのです。私達は「ええ??!!授業中なのに!!!いいのかな・・ ・!!」と動揺しながらも中に入れて頂くと生徒達はこの人たち誰だろう?怪訝な顔を しています。先生が「みんなわかるかな?ヒントは昨年のコンサートで・・ ・」そこまで言いかけると子供たちの口々から「根津理恵子さん!!」「根津理恵子さんのお父さんとお母さんだ!!」と大騒ぎになり、コンサートのチラシやポスターを見せると絶対行くからね!!!と可愛く嬉しい言葉が返ってきました。突然子供たちから想像もしていなかった大歓迎を受けてしまい感激の学校訪問となった一日でした。


5.5

 体調も良くなり、、、というか5日には絶対に元気になりたかったのでレッスンを休み必死で身体を休めていました。今日5月5日はあのツィメルマン先生の講座と公開レッスンがあったのでした。レッスンを受けたのは関本昌平さん。曲目はショパン・ソナタ第二番。ツィメルマン先生は演奏家がその瞬間に何を思い何をどのように感じているかで聴衆をどれくらい惹き付けられるか、など作品を『弾く』のではなく作品を『どう物語るか』、を情熱的に語られあっという間の90分でした。講座の合間にほんの少しご自分で弾いて下さるのですが、欲を言えばもっともっと先生の音を聴いてみたかったです。先生は今後ひと月間で18回日本中でコンサートをされます。是非聴きたいと思っています。
午後からこの講座があったのですが午前10時からは同じ建物の別部屋で2006年審査員連絡会が開かれました。お恥ずかしいのですが私は今まで10年以上審査しているというのに、初めてこの連絡会に出席しました。これは全国からいらした先生方との素晴らしい交流の場であり今年の審査について各グループに分かれ有意義な討論をするというものです。私はフィットペダルのセッティングを支部の方が全面的にして下さる場合でも、親がセッティングを望む場合はそれを認めてあげて欲しいことをお願いしました。(審査員の多くは支部を運営されていらっしゃる先生方も多いため敢えてこの場をお借りしてお話させていただきました。)他にもいろいろとお話したかったのですが限られた数分の中では時間切れでした。こんなに先生方が集まったのは初めてとお聞きしましたが、やはり午後からの講座が相当影響していたのでしょう。会場ではあちこちで知り合いの先生方にお会いし、久々に楽しく有意義な一日となりました。写真は全国からの先生方で満員の会場。ツィメルマン先生の講座は「写真撮影と録画は見つけ次第没収し退場頂きます!!」とのアナウンスが入り実現不可能でした。残念!!

福田専務理事のお話

5.1

 昨日の勉強会を終え連休はほとんどレッスンを入れずに休息を取るつもりでいました。今日は早速白井の母を連れて銚子までドライブに行きました。久々の親孝行なのでずっと楽しみにしていたのですが、数日前からの風邪が段々悪化していて帰宅したら、咳は酷く、鼻水も止まらず、熱も出てきました。風邪引きでも決行した昨日の勉強会の感想メールをご父兄や生徒から沢山もらっていますが、全然お返事出来ていません。次のレッスンも決めなくては。。。本当にごめんなさい!!パソコンメールも新学期の転勤や引っ越しなどで新しい生徒のレッスン依頼が入ってきたり、フィットペダルの質問などもまた増えてきました。
 とにかく今日は早めに休み身体が回復したらすぐにお返事します。すみません。


4.30

 1時から目一杯5時まで勉強会でした。行く時から気分がすぐれず熱っぽかったのですが何とか薬を飲んでごまかし4時間ノンストップで頑張りました。途中でのんだ風邪薬が眠気を誘い、第2部の途中で疲れとだるさで倒れるかと思った瞬間もありましたがどうにか終わってたった今帰ってきたところです。ああ疲れた〜〜!!でも勉強会の感想を気持ちが薄れない内にアップしたいので頑張って書いてます。

 第1部と第2部に分けそれぞれにまずスケールをくじ引きで弾き、普段練習している練習曲と曲を弾き、その後30分間生徒抜きで父母対談の形で進めました。 今回感じたことはスケールの難しさ(弾くのも指導も両方の面で)とエチュー ドの難しさです。例えばコンクールの曲と平行してエチュードを弾かせても完璧に弾いて欲しいのですが、今日は必ずどこかでつっかかったり集中出来なくて弾き直したりするのです。普段からの鍛え方の甘さを実感しました。
 コンクールの曲に追われても計画的にエチュードを弾いていて実力を維持して欲しいな、というのが正直な気持ち。毎日数分の努力が出来るかどうかだけなのですが。父母の皆様方にわかっていただけたかどうかは甚だ疑問です。
 父母対談の今回のテーマは「子どもが毎日積極的に練習したくなるような環境 作り」でした。自分の子育ても参考になればと思い振り返り話しをしましたが、私の子育ては 簡単で単純です。ただ嫌いにさせないように、どうしたら楽しいと思ってくれるかな、と思いながら毎日過ごしていただけでしたから。。。。実はもう1つとっておきの話をするつもりだったのに、熱のせいか忘れてしまいました。


4.28

 風邪もどうにか回復してきたので、生徒の課題や自分の練習しています。遅い時間から始めたので、今日ももう真夜中の一時を過ぎてしまいました。ファリャのスペイン舞曲を練習していますがどうしてもピアノやピアニッシモがすぐに大きな音になってしまい難しい事といったら。。。。でもいま弾く事が楽しくて練習も苦にならないのでもっともっと時間が欲しい!!
 実はこの曲を三月の第一生命ホール入賞者コンサートでデュオで聴いたのですが、 あの美しい響きが未だに頭から離れません。ピアニシモから脈打つように微妙に聴こえるアクセントがこの上なく魅力的で異国情緒溢れた音色に聴き惚れていたのでした。もう一度あの演奏をじっくりと聴きたいです!!


4.26

 朝起きると咽が痛くて頭も痛い。久々に風邪気味で熱も上がってきたみたい。。。今月は自分のコンサート、理恵子のリサイタル、生徒のコンクール等 いろいろあったから仕方ないかな。
 生徒達のコンペの日程がほぼ決まったので手帳に書き込み、審査やステップアドバイザーの日程も書き込んでみると、結構大変なスケジュールです。来月は金沢のステップでアドバイスと昭義先生とのデュオ、6月には早速遠方の審査 に出かけます。7月8月も各地での審査です。昨年は全ての審査をお断りしてしまった分、今年はできる限りお断りせずに頑張ろうと思いますが、気持ちだけは若くてもやはり限界がある様です。悲しい。。。。30日の勉強会までにはどうしても元気にならなくては。今日は早めに休みます。


4.25

 今後の理恵子のコンサートをアップしました。トップページからお入り下さい。
 習志野のコンサートについては今日からチケットの発売いたします。ご注文はこちらへどうぞ!楽しいプログラムなので是非聴きにいらして下さい。


4.23

 門下生の活動をアップしました。トップページからお入り下さい。


4.21

 いよいよ明日は新年度の初のソルフェージュです。新しいクラス編成になるので皆張り切っています。今日は一人ひとりの顔を思い浮かべながら能力別に課題を作りました。やる気に溢れた新人さんも加わるので私も身が引き締まる思 い!!楽しく参加してくれると嬉しいな。有海先生、大場先生今年度もどうぞよろし くお願いいたします!!!

 幼児の頃から和声やリズムなど鍛えていると、訓練次第では4〜5歳でも5声や 6声まで聞こえるようになり、さらにリズムに敏感に反応出来る様になるの で、その必要性と重責をしみじみ感じています。ところがこのところの忙しさでソルフェージュのレッスンを思うようにしてあげられないので辛く悔しいです。早急に対策を立てなければ。。。
あぁそういえばピティナからも重大な責任あるお仕事を依頼されていますが今まさに決断の時で毎日頭を痛めています。本当に身体がいくつあっても足りません。

 話しを元に戻して。。。。
 多くの生徒を長年見ているとこんな例もあります。幼い頃感性は豊かなのに和声聞き取り等が中々出来ずしょっちゅう間違えてばかりだったので、聴音に関 してはあまり期待していなかった生徒が年月が経ち自分の音を良く聴き練習を重ねている内に微妙な違いも聴き取れる鋭い耳に成長してくるのです。実際に現在在籍の生徒にも数名この例を見ることが出来ます。逆に自分の音を聴いていない生徒は幼い頃天才的に音がわかっていてもどんどんその能力は低下します。やはり訓練次第とは言え、真に大切なことはソルフェージュで鍛え上げることも勿論必要ですが日々の練習で自分の出している響きにどれだけ耳を傾けられる か!!!習って身に付くことも大きいですが、それだけではなく意外にも耳の上達は一番身近な自分の練習の仕方にもあるということです。才能があってもそれを上手く使っていなければ宝の持ち腐れになってしまいます。ソルフェージュの目的は書けるようになる!聴こえるようになる!ではなく感じる心、歌う心をより豊かにするための手助けなのです。


4.18

 理恵子が滞在中はあまりにも慌ただしく食事もろくにゆっくりと出来ませんで した。ワルシャワに戻った今少しの静寂が我が家に戻ってきました。

 先日のリサイタルで気になったアンコールのことをお話致しましょう。
 温かい拍手に応えて今回も数曲のアンコールを披露してくれるのかと楽しみにしていたのですが、ショパンワルツop.42を1曲弾いたのみでニコニコとお辞儀をしては袖に下がってしまうのです。お客様は大きな拍手でアンコールを期待されています。私もこの際沢山聴きたかった(笑)ので手がちぎれるほど拍手をしてみたのですがついに1曲で終わってしまいました。アンコールを1曲で やめてしまうことは今まで無かったことなので私の頭の中には色々な妄想?! がよぎりました。ワルシャワに帰国して一休みするまもなくベートーベン、プ ロコフィエフ、ショパンのソナタを演奏する予定なので、そのことで今回は余裕がないのかな? いや、疲れているのかな? もしかして手が痛いのか な。。。そんなことを思いながら終演後に真相を聞いて見ると、ワルツが自分の考え通りに演奏出来たことが嬉しくてその余韻に浸って終わりにしたかった。。。。とニコニコしているのです。私はあれだけお客様が拍手して下さっているのだからせめてもう1曲弾いて欲しかった と言うと、最後に袖に入る時自分も一瞬そう思ったそうです。でも時既に遅し。期待して下さったお客様本当にすみませんでした。アンコールはその時の ひらめきでとっさにお気に入りの曲を弾いてしまうこともある理恵子ですが、 今回は珍しく前日にかなり入れ込んで大のお気に入りのルトスワフスキのエチュードを練習していたはずなのに。。。。残念。

 数日前協会関係者の方から嬉しいお知らせを戴きました。今年の日本ショパン協会賞最終選考3名の中に選んでいただけたそうで、このことは今後の励みと なることでしょう。http://www.chopin-society-japan.com/


4.17

 理恵子のコンサートはお陰様で大勢のお客様にいらして戴き、補助椅子も並べていただいた分では足らず急遽追加していただくなど、有り難い事でした。幼少の頃から、高校、大学時代にお世話になった先生方にもいらしていただいて感激の一日でした。中にはこのシリーズを第1回目からずっと楽しみに聴き続けて下さっている方や、数名の方はキャンセル待ちまでしてチケットを手に入れお聴き下さった方もいらっしゃり、感謝の気持ちで一杯です。またいつも私の生徒達も皆楽しみに聴きに来てくれるのですが、今日のレッスンでは、皆可愛く純粋な感想を教えてくれました。様々な感想を戴けた今回のコンサートの中で特に印象的だったのは、高校時代からよく演奏を聴いて下さっている先生から「ショパンはまるでポーランド語で語りかけるように聞こえてきました!」 との感想を戴けた事でした。今回あまり派手なプログラムではなかったのですが、毎回少しずつ変わってきている理恵子の演奏を皆様にお楽しみ戴けたようでほっとしています。ここ数日ものすごい雑用に追われ、睡眠時間が3時間という日が続いています。
 理恵子はもうワルシャワです!!


4.15

 先程コンサートから戻って参りました。ショパンをめぐる作曲家たちのシリーズも今回で6回目となりました。ショパンコンクール以来、全く別の新しいプログラムを組み練習を重ねての今回のリサイタル。このシリーズは、お陰様で毎回沢山のお客様にいらしていただき、心から感謝申し上げます。とりあえず今日は写真のみアップ致します。
 今回はかなりマニアックなプログラムでしたが、次回の6月のコンサートはきらきら星変奏曲、幻想即興曲などよく知られた名曲を集めた楽しいコンサートですので、小さいお子様も充分にお楽しみ頂けると思います。


4.13

 理恵子のコンサート情報とCD の情報をアップしました。どうぞこちらからお 入り下さい。


4.12

 今日は朝からピティナの福田成康さん霜鳥さん、小野さんがいらしたり他にも一瞬も気の抜けない重要な行事が重なり、夜全てのレッスンが終わった頃には もう口も利けないほど疲れ切っていました。それでも主婦は家族のために食事作りも頑張らなくてはならずこんな日にはお手伝いさんが欲しい心境。。。
そのうえ今週末には大きなコンクールが控えていて、理恵子のリサイタル当日とその翌日に渡りこのコンクールがぶつかっている為、何かと落ち着きません。
こんな素晴らしい手作りケーキはそんな私の気持ちを一気に癒してくれました。

左から福田成康様、霜鳥様、
私、帰国したばかりの理恵子

 

4.9

 毎年恒例の勉強会が今月の終わりにあります。そこではエチュード、バッハ、全調スケールを披露することになっているので今生徒達は皆必死でさらっているようです。特にスケール全調は厳しいかなと思うのですがこつこつと毎日練習を積み上げていれば出来てしまうものです。それぞれのレベルに合わせて1オクターブ+カデンツという可愛らしいものから4オクターブ、コード分散和音等もレベルに合わせてだんだんと高度なものに挑戦します。生徒達の頑張りは目を見張るものがあります。

1週間前に頂いたお花は今もこんなに美しく咲きつづけ
レッスン室から戻ってきた私の心を癒してくれます。
一つ一つどのお花も愛らしく、
それぞれに何かを語り掛けているよう。

4.8

 久々にお花の写真をアップします。一生懸命咲いて可愛いお花達。今年は気温 の変化が激しかったので、どうなることかと思っていました、今日見てやはり いつもの年と変わらず生き生きと咲いていて安心しました。今年はほとんどが ビオラにしたのですが、パンジーと見分けがつかないくらい大輪に育ちまし た。ゼラニウムも沢山の蕾をつけこれからの開花が楽しみです!!



4.7

 我が家はほとんどテレビを見ませんが食事中にDVDを見ることが多いです。今日は出来て間も無いエヴァ・ポブウォツカ先生のバラード全曲とノクターン全曲のレクチャーと演奏が収録されたものにくぎ付けでした。(昨年11月に収録されたようです。)その内容の面白さと演奏に圧倒され一気に見てしまったほどです。エヴァ先生の演奏を聴いていると、ショパンがあまりにも自然体で聴こえてきて、今すぐにこの曲を弾いてみたい!!!という衝動に駆られます。レクチャーは指導する上で『目からうろこ』のお話ばかりで、少し高価でしたがこのDVDの購入を即座に決めて良かった!!!という思いです。他にはヤシンスキ先生のマズルカ、パレチニ先生のポロネーズなどあっと驚くものばかりです。最近はこのDVDに目一杯ハマってしまっています。
 昭義先生もこの事に触れています。どうぞご覧下さい。


4.3

 コンサートも終わりやっと生徒達のレッスンに専念出来ます。コンクールの曲のレッスンも計画的に入れなくては・・・・明日は渋谷の病院で胃カメラを呑みます。午後からはレッスンが沢山あるので朝の内に済ませようと思っています。普段通りレッスンしたいので異常の無いことを祈るのみです!
 10日後に迫った理恵子のリサイタルにもやっと気持ちが向くようになり時間をかけられるようになりました。お陰様で多方面からお客様がいらして下さる予定でチケットも手持ち分は完売となりました。(カワイの方には若干残っているようですが。。。)
 今回理恵子の日本滞在はたったの8日間となってしまいました。その間も色々予定が入っているので中々自宅でゆっくりとは出来ないようです。


4.2

 無事にコンサートを終えたった今帰ってきました。何と言っても生徒のご両親の皆様が裏方を全て担当して下さり、会がスムーズに進行し私たちは演奏に集中出来、本当に助かりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 今回のコンサートのメインは何と言っても第2部のリクエストコーナーでした。沢山の曲目リストからいらしていただいたお客様全員に休憩時間にアンケートをとり、記入していただき私の生徒達がその場で集計しリクエストの多かったものから第4位第3位第2位第1位の順に演奏するというものでした。生徒のおかあさまの司会進行も素晴らしいので客席は凄い盛り上がり方で完全にステージと客席が一体化して楽しい企画となりました。これと同じことをピティナのステップでも計画していただいているのでこれからのステージがますます楽しみです。今回さらに嬉しかったことは文化会館の元館長様がステージマネージャーをして下さったことでした。この館長様のお取り計らいで今回全く予期していなかった演奏中に美しい照明までつけて下さったのには驚きました。沢山の曲の譜めくりをしてくれたのは元私の生徒でこの春から海外で勉強をします。今回私のドレスを作って下さったのはMEME様。実は理恵子がショパンコンクールの時に着用したドレスと同じ生地で作っていただきました。こうして多くの方に支えられ励まされ今日のコンサートを無事に終えられたことを皆様に感謝しご報告致します!!!

  昭義先生が弓をほどいて説明しています
リクエストコーナー。司会は有海由紀子先生 開演前の会場
リクエスト・コーナーの集計風景 終演後生徒たちとともに
皆さんに頂いたたくさんの花束

 


4.1

 いよいよ明日はコンサートです。
チケットもほぼ完売状態で身が引き締まる思いです。今回は会館の手違いで市の共催ではなくなってしまったため、諸々の仕事を全てお父様やお母様にお引き受けいただいてまさに手作りコンサートです。かえってその方が良かったかな、、 楽しいコンサートになることを祈るのみ。。。実は事務的な作業の内プログラムだけがまだ出来ていません。今朝まで昭義先生が演奏旅行で九州に行っていたのでそれだけが残っているのです。原稿は勿論出来ていますので今から印刷をします。今日のお昼過ぎに昭義先生が帰ってきましたが、一休みしてから合わせ練習をしました。リクエストコーナーで弾く曲はたったの4曲ですが全部練習しておかなくてはならないので、全曲通し練習をしたら2時間半かかってしまい分量の多さに驚きました。曲数が多い上バランスやテンポなど、当たり前のことですが大変気を遣うので肩が凝りました。今日は明日に備えて早めに休みます。


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