このページは下から上へ順番に日付が新しいものになっています。
昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。
生徒さんへの連絡のページを更新しました。ぜひごらん下さい。
ショパンコンクール・イン・アジアの受賞者記念コンサートを明日に控え最後のレッスンをしました。このコンサートはさすがに凄い人気で、すでにチケットが足らない状況だとか。私の生徒達もほとんどが聴きに行き応援してくれる予定です。生徒達はこんなにも華々しいステージで演奏出来る事を楽しみにしている様です。今日のレッスンでそれほど緊張している様子も無かったので普段通り楽しく弾いてくれる事を願っています。ただ一人は直前まで2泊3日の林間学校に行っており真っ黒に日焼けしていて私の方が2〜3日前まではらはらド キドキでした。しかもこの生徒は他に二つの大きなコンクールを同時進行で受けてます。それにしては疲れた様子も無く若いエネルギーには感心し通しです。明日は午前中から大人の方二人のレッスンがありますのでそれを終えてから品川の「きゅりあん」まで直行です!!!たのしみ!!
5月のコンサートで私の着たドレスがアップされました!!またあの時の感激を思い出しました。どうぞご覧下さい。http://retoto.cool.ne.jp/index-bu.htmの160番です。
いよいよMEMEさんNHKに登場です。凄いスーパーレディ、私のあこがれの方です。
生徒連絡のページ更新しました。(2004.07.31)
生徒さんお知らせのページ更新しました!!
9月25日に理恵子の一時帰国リサイタルが青山であります。チケットが発売になりましたのでどうぞお時間ございましたらポーランドでの勉強の成果をお聴きいただければと思います。ご希望の方はカワイ音楽企画、または私までお申し込み下さい。
今日は朝から嬉しいニュースが飛び込んできました!!千葉コンクール小学校全部門と中学校の部門全員が予選通過出来、ほっとしました!!
これまでほぼ毎年予選は一ヶ所だめでも2回目で受かってくれるのでほぼ確実に全員が予選通過してきたのですが今年は運が悪く通過出来なかった生徒がいたのでピティナ本選出場者が5名(昨年は8名その前は7名)と、いつもより人数的には少なめです。でもその分楽になった訳ではなく、別のコンクールを受ける生徒も多く結局はいつもの年と変わらない状況です。この千葉コンクールは結果が翌日の朝刊に発表されるので変な気を遣わなくて良いので助かります。とは言っても結果を聞くまではやはり心配ですが・・・
今年はこの異常気象のせいか昨年よりずっと身体がきつく感じられ万年寝不足も手伝ってなかなか自分の練習がはかどりません。最近はお昼前に30分休む様にしていますがこうすることにより少しは回復出来るようです。
現在我が家の1階の玄関部分を改築しているので朝からスリッパを2階の一番隅の部屋に閉じこめなければならず、母親としては可哀想でいらないストレスたまります。でも一番ストレス感じてるのは勿論スリッパ本人。可哀想に朝8時から夕方6時まで10時間閉じこめられるのですから・・・・「外に出て行かなければ閉じこめないよ!!」と言っても解ってくれません。夕方大工さんが帰った後はソロソロと一階の現場に降りて行き色々探検し、木くずや埃を身体中につけて帰ってきます。いつもは可愛い粉シャンプーの香りがするスリッパですが、埃にまみれたスリッパは何ともまた違った可愛さで思わず抱きしめてしまいます。
私のピアス好きは前にもホームページで紹介しました。仕事上指輪は出来ないしネックレスは余り好きではないのでピアスが唯一のおしゃれなんです。レッスンの時もほとんどピアスをしていますが女の子の中には私のピアスが気になって話をろくに聞きもしないでピアスに見とれている事があります。それはたいてい低学年の生徒です。目線がピアスにくぎ付けなのに私の言った事には大きくうなずき解ったふりをしますが完全に心はピアスです。そんな時「このピアスそんなに気に入ってくれた?」というと一瞬驚いた顔をしますがたい ていはもっとよく見てみたいという顔をするので近づいて良〜く見せてあげるととっても満足げな可愛い笑顔を返してくれます。そう言えば私も小さい頃、 習っていた先生が真白な手に青い大きな宝石のついた指輪をはめていらしたのが羨ましくて仕方なかったものでした。さてこんな事お話をした理由は今日久しぶりにネックレスをしようと持ち上げたら鎖の部分が鎖同士でからまってしまいとれなくなってしまったのです。レッスンの合間を縫って針やとげ抜きなどでほぐしてみますがなかなかとれません。レッスンより集中力いるみたい?!結局3時間近くかかりやっとの事でとれました。鎖は糸のように細いものが好きなので一度からまると大変な事になるのです。ピアスもネックレスもとにかく小さくて繊細なものが好き。でもいくら小さくても信じられないほどきらきらと魅力的に輝くのです。余り主張はしないけれど中から輝く魅力に溢 れている・・・生徒もそんな風に育てられたら嬉しいな。
この連日の暑さで庭のお花達も朝と夕方にお水を上げないと可哀想にからからに乾いてしまいます。水やり後は生き返ったように鮮やかな色に変身し元気もよくなり、まるでありがとう!ありがとう!!といっているかのようです。
お花と同じで私もこの暑さでのどがからから。今私のお気に入りドリンクは果汁100パーセントのグレープフルーツジュースに沖縄特産の黒糖入り黒酢をたっぷり入れて飲む事。夏バテには最高です!!お気に入りはまだあります!! 戴き物ですが何と「スズメバチウォーター!!」疲れやだるさが素早く軽減され長時間のレッスンにぴったりなのです。10本入りを戴きましたがあっという 間に無くなってしまったので40本を早速注文してしまいました。身体にいいものはすぐに飛びつきます!!
ピティナ本選、ちばコンクール、ショパンコンクール受賞者記念コンサート、と8月初めまで気の抜けない行事が続きます。ショパンコンクール受賞者記念演奏会はやはり凄い人気でチケットも手持ちが全部無くなってしまうほどです。
日本全国から金銀銅受賞者が一堂に会し演奏会をするのですからそうなるのも当然かもしれません。その様な貴重な機会に生徒が二人も出演させて頂ける事は最高の喜びです。あと1週間もありませんがどこまで頑張れるか限界まで挑戦の特訓の日々は続きます。
今朝お花達にお水をあげた時の様子です。
玄関の様子、生徒達と理恵子のコンサートの案内。
今日は嬉しい事が二つ。3時間昼寝が出来たので日頃の寝不足が解消してお肌にも艶?!が戻り元気になれた事。もう一つは生徒から嬉しいFAXが届いた事。このFAXは昨日のコンペで優良賞を頂いた生徒からのものです。自分としては悔いのない演奏をしたようなので本人はいささかこの賞には不満があったようですが、自宅で冷静になってじっくりとビデオ見てみたら色々自分の欠点を発見したようで反省点が実に的確に箇条書きにしてありました。私は実際にその時聴いていませんが箇条書きの内容は普段レッスンで感じている直したい事ばかりだったのです。自らこのように気づいてくれる事ほど嬉しい事はありません。自分で気が付けばもう上達は目に見えています。やはり本選に行けなかった事だけで落ち込むのではなく、この子の様にもう一度ビデオを見て落ちてしまった原因を追及したり改善策を子どもと一緒に話しあう事等、御家族のサポートこそ大切ですね。そしてそのFAXからはとても素直に今後ますます頑張る事が受け取れる内容でした。素直になってくれた生徒のレッスンは楽しくて上達にも勢いがあります。来年はきっといい事、嬉しい事が沢山あるでしょ う。
今年我が教室は前にも書きましたがピティナに関しては波乱万丈です。私の生徒の一人で、能力は持っているのに毎年なぜか報われ無い生徒がいます。今年はどうしてもその生徒を全国に行かせてやりたいな、ともくろみ早々と予選を済ませようとし、そこまでは良かったのですがいざ本番の日を迎えてみるとほぼ全員が全国レベルの演奏。この生徒はまさかの予選落ちをしてしまいました。こんなに早めに予選を受けた事は今まで無かったので気が付かなかったのかもしれませんが全国決勝大会での上位入賞者がぼろぼろ予選落ちして行くのですから驚きです。ピティナは選んだ地区で運命が決まってしまうという恐ろしく悲しい現実があるので来年からはもっと慎重に地区選びをしなければ・・ ・今となってはもう時すでに遅しですが、受ける地区をかなり適当に決めてしまった事を深く反省しています。でも本当はその様なレヴェルの中でも楽々通過出来るくらいの実力をつけてあげる事の方が大切なのですが。この生徒その後のレッスンで少しもめげる事なく凄い勢いでツェルニー50番4曲、ショパン・エチュード3曲、バッハ2曲、この他に指のトレーニング数曲、持ってきたのには驚きました。栄子先生はくたくたでも生徒達はどの子も若さとやる気で輝いているのでのんびりしているわけにはいかないようです。
生徒のピティナ予選と審査の重荷から開放され一段落した今日、連日40度近い気温のせいもあり急にどっと疲れが出て今日は一日ぐったりしてしまいました。またまた知らないうちにテーブルの上で1時間以上うたた寝してました! 今日はこの暑さでレッスンを忘れてくれた生徒がいたので、この時とばかり近くのショッピングセンターへ出かけ美味しいお茶を買ってきました。その後は夕食をゆっくり作り散らかった家じゅうを掃除し、忘れかけていた主婦の立場を思い出し久しぶりにくつろぎのひとときでした。しかし毎日本当にゆとりの無い日々です。私は生徒の数が少なくても時間のやりくり本当に大変なのに周りにいらっしゃる立派な先生方は私の何倍もの数の生徒さんを抱え見事に育てられ尊敬します。この世界少しでも油断していると置いていかれそうだけど本当はもっとゆっくりじっくり競争の世界でなく生徒を育てられたらなぁ・・・なんて物思いにふける一日でした。
19日に浦和でB級からF級まで約120名の審査をしてきました。朝7時半に家を出て会場である浦和市民会館には9時前に到着しました。控室に案内され例によって講評用紙に黙々とサインをしていると「あら〜〜根津先生!!スリッパ君はお元気ですか!!!」と元気の良い先生の声。でも私はどうしてもその先生の事が思い出せませんでした。
それもそのはず、この元気の良い明るい先生は我が家のホームページをよくご覧下さっている方で特にスリッパの事には興味がおありだったのです。そんな事で初対面のこの先生とサインそっちのけで暫くスリッパ談義に花が咲いていると、またもう一人の先生も我が家のHPを見ていらっしゃる事が判明!!緊張どころかスリッパのおかげで和気あいあいの審査員控室となってしまいました。
前回審査した大阪の会場ではB級C級はほとんどがフィットペダル使用でしたが 今回の浦和ではちらほらと寂しいものでした。それにしても約1年で日本全国ほとんどで使用していただき何より多くの小さなピアニストの姿勢が良くなった事は私としては最高の喜びです。
今回の会場は審査用のテーブルが用意されておらず私の苦手な座席に埋もれての審査だったので、C〜Fのカットで使用する小さな鈴や書類やストップウォッチの保管場所にはほとほと困ってしまいました。今回も審査員長でしたが、他の先生方にも色々と教えていただき本当に助かりました。各級毎に気を遣う事も多かったですが、F級の最後の審査をほぼ定刻で終えられた時にはホッと肩の荷が下りました。これで暫く審査は無いので生徒達のレッスンに専念出来ます。
20日は長谷川先生のレッスンの日。19日は審査で相当お疲れのご様子で我が家にいらした時のお顔を見たらお気の毒で申し訳ない気持ちで一杯になってしま いました。ところがいざ始まってみると凄いのです。疲れていらっしゃる事などみじんも感じさせない素晴らしいレッスン!!!例によっててきぱきと指示が飛び日頃比較的のんびりの我が生徒達がみるみる先生のペースで変身して行くのですから。生徒達は目を白黒させながら必死です!!今年は地元のコンク ールに挑戦する生徒も多く皆頑張っています。このコンクールは地元の新聞社 がかなり力を入れている大きなものです。さて今日でピティナも最後の一人の予選が終了しました。結論は優良賞で惜しくも本選には行けないというものでしたが、この子にとっては何よりのプレゼントでした。一年前引っ越しで我が教室に入ってきた時、歌う気持ちだけは素晴らしいのですが一体何から手を付けたら良いのかさっぱり見当もつきませんでした。私も毎回のレッスンで手を変え品を替え試行錯誤を繰り返しているうち少しづつ光が見え始めピティナへの挑戦を試みるまでに成長出来たのです。長谷川先生にも昨日は素晴らしいレッスンをして頂き優良賞まで戴けた事を励みに、また今後につなげて頑張ってくれる事でしょう。審査をする立場から優秀賞と優良賞との差は紙一重だという事を充分分かっているだけに残念ではありますが、今後の期待出来るひとりに成長してくれたので大いに楽しみです!!
先程理恵子から久し振りの留学日記が届きました。トップページからお入り下さい。
たった今浦和のPTNAの審査から帰ってきました。今回はB〜F級(デュオを含む)計11時間の審査(また審査委員長でした。)、あまりにも疲れているので詳しい内容は後日報告いたします。
今日は理恵子がポーランドでのリサイタルの日
場所はRybna(リブナ)と言う小さな町のお城だそうです。理恵子とエヴァ先生は15日からそこに泊まっていて先生にはリハーサルまで聴いて頂き、土曜日にワルシャワ で演奏会が予定されているため本番は聴いて頂けないそうです。
その町に住むほとんど全ての人々が理恵子のコンサートを聴きにいらっしゃるらしいです。このお城では普段はシロンスクカルテット(ポーランドベス ト1の)がコンサ ートをしているそうです。という事で皆様耳は肥えてらっしゃるとの事。理恵子も素敵なお城でその様な方々に聞いて頂ける事が嬉しくて仕方ないようです。曲目は40分の長大作パデレフスキの ソナタ、ハイドンソナタ、ショパンスケルツォ、等々詳しくは余り解りませ ん。お城でのコンサートかぁ・・・私も行きたいな〜〜〜
予定より3時間も遅れて御主人様が帰宅しました。アムステルダムで豪雨に出くわし飛行見合わせとなっていたようです。詳しくは昭義先生のひとりごとをご覧下さい。今回5ヶ所での公演の写真や美しい景色など詳しく紹介してくれるのでホームページが大変楽しみでした。オランダのホテルオークラのロビーにいたというスリッパに似た猫の話はとても可愛くて面白かった です。N響の方々も大勢我がホームページをご覧下さっていて皆さんが「スリ ッパそっくりの猫がいる!!」と大騒ぎだったようです。スリッパってどこへ 行っても人気で我が子ながら嬉しい限りです!!!今回もまた化粧品やレース、チョコレート等沢山のお土産を買ってきてくれました。
今度の日曜日にはコンペの審査も控え、そのすぐ翌日は長谷川先生のレッスンと続くのですがこの所異常な暑さで体力も消耗気味。何とか気力で頑張らなくては。この暑さと思い通り弾いてくれない生徒達に思わずいらいらしてしまったり近々に本番を控えた生徒につい強い口調になってしまい反省しきりの一日でした。
今度の審査も朝9時半から始まり夜は8時過ぎて終わるというハードなものなのでその間ずっと集中しなければならずかなり辛そう。前回の千里の審査もこの場でひと言では語れない程の辛いものでした。当日は全神経を集中させて一人ひとりの演奏を聴きストップウォッチ片手にカットの位置を間違えなくチェックしながらカットベルを鳴らしその間に的確な講評を書かなくてはならないのです。一瞬でも気を抜けないので本当に辛かったです。すでに審査歴は10年を越えてしまいましたが最近の悩みの種は年を追う毎にとっさに漢字が浮かんでこない事です。短時間に思ったことを大急ぎで書こうとすると普段なら思い出せるものも全く思い出せなくなってしまうのです。前回の審査でもお恥ずかしいのですが「迫力」という字が浮かんでこなくて困りました。やっとの事で思い出したのが「拍力」という字で日頃生徒に「拍子」という字をよく書いているためこの文字がとっさに浮かんだのでした。自信を持ってしっかりと講評に書いてしまい後でホテルに帰ってから急に正しい字を思い出しひとり落ち込んでいました・・・多分他にも気付かない間違えを沢山しているんだろうな・・・悲しい。今度はその様な事が無いように余り疲れた状態で審査に行きたくないな・・・頑張って睡眠時間確保しよう!!!
今日は生徒が出演するコンサートと理恵子の一時帰国リサイタルのご案内です。
今年の2月ショパンコンクール・イン・アジアのアジア大会で見事に銀賞を受賞した二人が出演します。頑張っていますのでぜひ御聴き頂ければと思います。お申し込みはこちらまで
1,第5回ショパン国際コンクールIn ASIA受賞者記念コンサート
東京品川区立 きゅりあん8月1日(日) 14時開演
工藤麻梨乃(小5)ワルツop.34-3 (ショパン)
有海友加里(小3)アレグロ(ハイドン)、田園舞曲(グルリット)、
コントルダンス(ショパン)
2,継続表彰記念コンサート
HAKUJU HALL9月5日(日)10時開演
浅原 由香(小5)幻想即興曲op.66(ショパン)
根津理恵子ピアノ・リサイタル・シリーズ「ショパンをめぐる作曲家たち」Vol.4
2004年9月25日(土)カワイ・ミュージックショップ青山2F・パウゼにて 全席2500円
ショパン/ノクターン 変ホ長調 Op.55-2
4つのマズルカ Op.24
スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20
リスト/ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調
パデレフスキ/メロディー 変ト長調 Op.16-2
ソナタ 変ホ短調 Op.21
遅れに遅れていた玄関の改装工事が今日から再開しました。ドアの輸入が遅れて工事が半月以上中断していました。これからピティナも本選に向けてレッスンや審査で大変な上今日は朝から工事の足場を組む金属音が響いています。この時期ピティナだけでも大変なのに張り切っている生徒は同時に開かれる地元コンクールにも数名が挑戦しています。何か身辺急に慌ただしくなってきました。生徒のほとんどがピティナ予選の一回目を終了しました。今年は早い時期から波乱万丈です。どこの地区も驚くほどのレヴェルの高さでその厳しいハー ドルをほんの一瞬の気持ちの緩みから越えられなかった生徒、それをあっさりと通過してしまった生徒等様々です。本番では持っている力の全てを出せるとは限らないので普段自宅での練習は一瞬でも気を抜かず120パーセントの演奏をするくらいの心構えでいて欲しいものです。またそうでなければこんなにもレヴェルの上がってしまったコンペで通用する訳がありません。
これは両極端で実に興味深い私の生徒の実例です。
1、毎回のレッスンで面白いほど伸びていく生徒。
2、いくら丁寧に解りやすく説明しても全く理解してくれずほぼ諦めかけた瞬間何がそうさせたのか、何かをきっかけに急上昇する生徒
1番の生徒に関してはごく当たり前のレッスンですが2番は急上昇始めるまでが大変な苦労です。この場合他の教室から移って来たというケースがほとんどですが先生のいう事をほとんど聞いてないのでレッスンというより心のカウンセ リングのような事から始めなくてはいけなかったりします。でもそんな生徒も 時間をかければ必ず心を開きまっすぐに私の目を見て笑顔を返してくれるのです。この瞬間からまるで別人の様に集中出来る様になり信じられないくらい私の言う事を聞き吸収してくれるのです。こうなると毎回ついてこられるお母様の顔つきまでが穏やかになるので不思議なものですね。子どもは追い込んで育てるより楽しんで育てたいですよね。子育てを終わってしまった身としては可能性を秘めた子供たちのお母様がたが羨ましい限りです!!
最近レッスンを始めたい方からの問い合わせが急激に増えてきました。でも今はコンペティション真っ最中でとても新しい生徒さんを教える時間はありません。9月に入ったら少し余裕が出来ますので今しばらくお待ち戴けますでしょうか。皆さまからの私のピアノ教室に対するご質問メールにお答えしたいのですが、フィットペダルの問い合わせと合わせるととてもお一人ずつに返信している時間がありません。そこでトップページの「栄子先生のピアノ教室」のコーナーに「新しく始めたい方へ」というコーナーを近々アップします。今は時間がなくて出来ないので来週の審査が終わって21日以降に多分アップ出来ると思います。栄子先生の教室でピアノをやってみたい方はどうぞその時までお待ち下さいませ。
手の腫れはどうにかおさまったのでようやくピアノにも触れほっとしました。この時期生徒のコンペ結果報告が入ってきて気が気ではありません。何年か前までは電話で結果を受けていたのでベルが鳴るたびに冷や冷やしていましたが、最近は生徒達のほとんどがメールで教えてくれるので受かっても落ちてもこれなら心臓に刺激がなくて大助かり。毎年の事ながらほんのちょっとしたことで受かったり落ちたり・・・一瞬でも気を抜いたら途端に結果に出てしまうので、生徒達も指導者も本当に気が休まる暇もありません。今年こそは休もうと思うのですが結局生徒の熱意に負けて毎年続けてしまいます。
来週に控えた審査資料が届いたのでまた各級毎に色々チェック等しなければならない事が山積みです。
ヨーロッパは涼しそうで羨ましいな。昭義先生の元気そうな様子がひとりごとから伺えます!!
昨日ワルシャワに荷物を送るため薬局から大きな段ボールを一つもらってきました。我が家の愛車は昭義先生が帰ってくるまで成田空港の駐車場に入ったままなので車で運ぶ訳にも行かず、大きくて持ち辛かったのですがやっとの思いで自宅までテクテク運びました。段ボールって思ったよりずっとずっと重たいです。汗ビッショリ・・・
海外への荷物はいつも Fedex かEMSで送りますが、今回は楽譜や本が多く20キロもあったのでEMSにしました。大体4〜5日で到着予定、でも本人の手に渡るまでは何かと心配です。
最近は9時過ぎから猛烈な暑さ(30度を越える日が続いてます)になるので朝5時からお花の手入れをしています。朝はとにかく気持ちがいいです!!ところが大変!!!軍手をはめようとした時左手の中指辺りに鈍痛が・・・昨日無理矢理に段ボールを変な持ち方で運んできたからかもしれません。よく見ると左手の指の付け根が大きく腫上っていました。あ〜あ今日こそレッスンまで練習するつもりだったのに・・・湿布して治るかな・・・でも最近本当にさらってないので右手だけでも動かさないと大変な事になりそう。
今月半ばのコンペの審査はグランミューズが含まれていない地区なので内心ホッとしましたが、どうやらまた審査員長らしいので少々気が重いです。御一緒の先生方を拝見するとなぜ私が?!という疑問が湧いてきますが仕方ありません、ご指名された以上は何が何でも全うしなければなりません。とにかく頑張りま〜〜〜す!!
さて先日審査したグランミューズ部門は前にも書きましたが事前の準備で大変な思いをしました。資料が送られてきたのがコンペの1週間前で、曲目を見ると知らない曲も含まれており、それから大慌てで銀座のヤマハに譜面とCDを買いに行きました。全てのカテゴリーを合わせると50名もの参加者の内訳はアマ チュアの方から音大を出られた40歳以上の大人の方まで幅広い年齢層です。その50名分の資料を全てそろえ、楽譜をコピーしCDをダビングし、知らないうちにリビングが広げた楽譜とCDで足の踏み場も無くなっていました。中には数曲演奏される方もあるので本部から送られてきた資料の制限時間をもとにCDを聴きながら譜面に一曲毎のカット位置を決めていきます。といっても演奏者のテンポは予測がつかないので2〜3ヶ所のカット位置を決めておきます。この気の遠くなるような作業を怠ると全体に大変な遅れが生じてしまうかもしれないので慎重にならざえるを得ません。
この事については事前に大ベテランの長谷川先生から色々教えて頂きその通り実行しましたが、そのおかげで当日は予定時刻の4分前に終了出来たのです。
長谷川先生には生徒のレッスンだけではなく私自身が学ぶ事ばかりです。先生の偉大さを改めて感じます。
さてその内容ですがひとりひとりの演奏にかける情熱は相当のものがあり審査というより演奏会を聴かせて頂いているような気がしたほどです。中には聴き入りついカットを忘れそうになる様なものもありました。1曲が長い曲の場合最高の山場でカットしなければならない時など気の毒で申し訳ない気持ちでし た。このグランミューズ部門は限られた人のためのものではなくピアノを学ぶ多くの人に沢山の可能性と夢を与えてくれる素晴らしい企画であることを確信しました。審査員の事前準備の苦労は別として・・・・
今朝は7時半に家を出て成田まで見送り、無事ヨーロッパに向けて飛行機も飛び 立ちました!!
家にたどり着くとこのところの疲れが一気に押し寄せてきて、爆睡してしまいました。ほんの20分程度休むつもりが結局レッスンの始まるぎりぎりまで眠ってしまい、驚いて飛び起きると今度は寝過ぎて頭が働かず、やれやれ困ったものです。
これで気になっていた審査も一応一段落し、次の予選の審査は今月半ばに1ヶ所、近くに行く事になっています。それまではとにかく生徒のレッスンに専念しなければ・・・レッスン前に少しピアノに触ったら指の感覚ほとんど無く、まるで軍手をはめているような鈍さ。そう言えばあまりの忙しさにこの10日間ほどまともにピアノに触っていませんでした。今晩から少しずつ感覚を戻さないと、このままでは弾けなくなる一方だぁ。かなしい・・・せめて1時間でも練習時間確保しよう・・・・
お昼前に大阪の審査から戻りました。家に着くと出かける前よりずっと増えた お花が出迎えてくれて思わずデジカメのシャッターを切りました。抱きしめたくなるほど可愛いお花達!!
今回審査委員長という重責を背負い出かける前から精神的にも体力的にも限界でした。というのも課題曲が決まっていないグランミューズ部門の資料をそろえ、進行がスムーズに進むようにひとりずつのタイムを計算したり・・・の作業がことのほか時間がかかり、睡眠時間が普段の半分に減っていたのです。そ の上大阪は気温も高く始まる前は緊張とそれまでの準備疲れで今にも倒れそうでした。
でもいざ審査が始まると一人ひとりの一生懸命な姿につい惹き込まれ夢中で審査している自分がいました。どの子も今日の日まで皆ひたすら頑張ってこの一瞬にどれだけの時間をかけてきたかと思うと疲れたなんて言ってはいられないのです。この事は勿論自分の生徒でいやというほど解っています。精一杯夢中で書き続け気が付いたら一日目は終了していました。鏡に自分の顔を写したら 目が充血し腫れあがりまるで別人のようでした。それにしてもあのカットの ベルを鳴らす瞬間の気持ちは何よりいやなものです。せっかく練習してきたも のを一瞬にしてさえぎってしまうのですから。でも決して冷たくカットしている訳ではなく仕方なくやっている事です。
実は明日家族がヨーロッパに出発のため準備で慌ただしくコンペ2日目のグランミューズ部門についてもお話したい事が山ほどありますが、今日はここまでで時間切れ・・・残念ですがまた報告します。