栄子のひとりごと2003年12月分

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昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。


12.31

 昨夜は結局1時過ぎまで煮物をしていて休んだのはすでに2時過ぎでした。今日も朝から頑張り、出来上がった沢山のお節を持って今から白井の母のところへ行ってきます。白井までは車で約1時間弱です。新年の挨拶を終えたらまたすぐに自宅に戻って元旦は親戚を迎えます。

 あと6時間ほどで今年も終わりです。今年1年間どうもありがとうございました。ホームページを始めたころは文字を打つにも時間がかかり、もう止めたいと思ったことが何回かありましたが、最近はホームページを更新しないと一日が終わらないほど生活の一部になってしまいました。正直に何でも書いて、後悔することもありますがありのままに書くことだけが取り柄のホームページです。どうぞ来年もよろしくお願い致します。


12.30

 27日のひとりごとの写真に工夫をしてみました。前から挑戦してみたかったことですが時間がなくてなかなか出来ませんでした。マニュアルを見ながら必死でトライし、やっとのことで出来ました。こんな事どなたでもご存知のことなのでしょうが何でものろまで、ぶきっちょの私にとっては初めての感激の体験!!!どうぞご覧になってください。

 毎年あまりにも慌ただしく過ぎ去り夢中で年末年始も過ごして来た私にとって、こんなにゆったりとした年の瀬を過ごせたのは久し振り。ゆっくりとお正月料理を作りながら色々なことを考えていました。
 今年は10月から理恵子もポーランドで暮らすようになり完全に子育てが終わった今、ホッとするとともに、この世界の厳しさをあらためて考えさせられています。もっとも、どの世界も一歩踏み入れれば同じことなのでしょうが・・・。 常に走り続けていなければすぐに負けてしまう、一瞬でも気を抜けない大変な世界・・・。私の生徒のどれだけがこの事を理解しているかは解りませんが(多分誰もわかっていないような・・)、才能があればあるほど厳しい世界であることは間違いありません。今日はその厳しい世界を垣間見ることが出来そうですのでご紹介します。今年で72回目を迎える歴史ある日本音楽コンクールの特別番組が23時から教育テレビで放映されます。今年は理恵子の同級生が3人本選 に残り皆素晴らしい演奏で競い合ったそうです。今年ピアノ部門本選会はコンチェルトではなくソロだったのでそれぞれに、より個性的な演奏が聴けそうです。芸大に入学してから珍しいほど同級生同志で仲がよく、理恵子も事あるごとに打ち上げ等に参加していました。お互いに励ましあい高められた学年であったようです。本選当日は聴きに行けなかったので、幼い頃から並々ならぬ努 力を積んできた同級生の演奏を今日は楽しみに待っていました。優勝、入賞の皆さんに心から拍手を贈ります!!!


12.29

 例年は生徒の年末コンサートに掛かりっ切りでとてもお正月だ、大掃除だ、といっていられなかったのですが、今年は早めのクリスマスコンサートを開いたので、いつもよりゆっくり落ち着いてお正月の準備が出来そうです。今日はお節の買い出しで近くの生協まで行きました。毎年お煮しめを作るのが楽しみ。 普段は炒り鷄のようにひとつのお鍋で手早く作りますが、お正月だけは全て別々にゆっくりと煮て素材の味を愉しみます。見た目に美しく作るのもまた楽しみのひとつです。きんとんは手間がかかりますが、美味しいのでいつも必ずたくさ〜ん作っちゃいます。でも今年は理恵子がいないので作り過ぎには注意しないと・・・。少し寂しいですが静かな落ち着いたお正月になりそうです。

 来年はゆっくりお正月ムードに浸って・・・なんて悠長なことを考えていたら、うわぁ〜〜大変!!2日からレッスンすることになってしまいました。でも可愛い生徒のためなら仕方ない!!頑張りま〜す。

 これより先は生徒さんへの連絡です。近いうちに生徒さんへ専用の連絡窓口を開設予定ですが、現在はまだありませんので申し訳ございませんが緊急連絡させていただきます。1月の声楽とソルフェージュのレッスンは10日と31日です。時間はいつも通りです。コンサートやコンクールで間が開いてしまったので出来るだけレッスンを受けるようにして下さい。時間が分からない人や質問のある方はメールでお知らせ下さい。
 ピアノのレッスン時間は年賀状に書きましたので、ごらん下さい。


12.28

 午前中に今年最後の一人のレッスンを終え、ずっと気になっていた年賀状にようやく手がつけられました。この作業が終わらないとなかなか落ち着けません。年賀状をいただくのは大好きですがどうも作るのは面倒で好きになれません。日本にはどうしてこんな制度があるのでしょうか?
 とは言っても全て旦那様が作ってくれるので、私はただ注文をつけたり文句を言っているだけなのですが・・・。でもそのお陰でとても素敵なのが完成しました!!!受け取って喜んでいただけるようなものを作るのは本当に大変なことです。
この2〜3日風の強い日が多く大切に育てている蘭の鉢がよく風に煽られて倒れてしまいます。昨日も強風だったらしく殆どが倒れていました。おこしながらよく見ると20鉢の蘭のうち殆どに可愛いつぼみがついているのを発見。毎年生徒さんや知り合いの方から頂き増え続ける鉢ですが、一鉢一鉢全てに思い入れがありどんな色のどんな形の花が咲くかまで熟知している私にとってはこんなに嬉しいことはありません。強風で倒れてしまってもしっかりつぼみを付けているかわいい蘭達を育てて入れておける温室があったら・・・と実は今計画中です。

このシンビジュームは我が家に来てからもう15年、
まるで子供のようなものです。

 ワルシャワからの送信が出来ず、いただいたメールにもお返事が出来なかった理恵子からつい先ほど、ようやくメールを受け取りました。「理恵子の留学日記」も届きましたのでどうぞご覧ください。楽しく過ごしたクリスマスの様子を詳しく書いています。


12.27

 レッスンのことを一切考えずに料理、炊事、洗濯、掃除・・・主婦業に徹するのもまた格別楽しいものです。今日は一人だけレッスンする予定の生徒が風邪でお休みでした。これでいよいよ今年のレッスンも明日一人を残すのみとなりました。
  夕方つい先日ショパンコンクールで入賞できた生徒達が遊びに来てくれて、プレゼントと心のこもったお手紙を受け取り楽しいひとときを過ごしました。色々楽しい話に花が咲きましたが、さりげないお母様がたのお話からも影で支える母親の力はやはり大きいと感じました。努力した子供たちそしてお母様がた本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。また次のステップに向け頑張りましょうね。

麻梨乃ちゃんと友加里ちゃんとともに


 さて今回金賞を受賞した有海友加里ちゃんの徹底したすべり止めをごらんください。
 全ては私がレッスンの時に思い付くままに言ったことをしっかりと受け止めて下さりこのようになったとのことで当日、本人は徹底的に演奏に集中できました。
1.フィットペダルではまだ多少高さが足りない分としてペダルとボードに高さを出すゴムを貼る(約8mm)
2.靴とペダル、靴とボードがすべらないように靴にゴムを貼る
3.椅子とドレスの生地がすべらないようにゴムを置く
4.床と椅子がすべらないようにゴムを敷く。(会場によって椅子は違うため 椅子にかぶせるゴムではサイズが違う場合がありこのようにゴムシートを置いても良いです。)
5.これが演奏中の姿、念には念を入れてフィットボードの下にもすべり止めを敷いています。

ペダルとボードに高さを出すゴムを貼る
靴にゴムを貼る
椅子にゴムを敷く
椅子に被せるゴム
ゴムシート
演奏中の姿

 まだ小学、中低学年のうちはお母様がゴムシートを敷いたりフィットペダルとボードをちょうど良い場所にセットしたり、椅子にゴムをはかせたり(後ろの2個だけで充分です)出来るかぎり短時間にセットしなくてはならないので大変なことです。あまり演奏以外で時間がかかってしまっては審査員の印象を悪くするので気をつけなければいけません。

 さあ今から2時間ほど日付が変わるまで練習をしてきます。


12.26

 今日は家中の大掃除をしながら今年の出来事を色々思い出していました。1月に理恵子リサイタル(青山)、3月に生徒の発表会、理恵子リサイタル(市川)、4月は山田先生といつもご一緒に講習会やコンサート通い、5月はピティナコンペが始まり、7月理恵子リサイタル(横浜)、アメリカ行き、9月理恵子ラストコンサート(青山)、10月留学、締めくくりは12月ショパンコンクール・イン・アジア、この間に生徒の勉強会3回とめまぐるしい1年でした。毎日夢中で走り続け気がついたら、もう年の瀬・・・。今年はホームページを通して長谷川先生と出会うことが出来、レッスンをすることが心から楽しいと感じられるようになり、その結果、生徒達も大きく成長してくれました。来年は一体どんな事が待っているのか今から楽しみです。このホームページも毎日多くの方が訪問してくださっています。一日で1000名を越える日もありました。全国からは毎日のように質問メールや励ましメールを沢山頂き見ず知らずの方々と貴重なつながりも出来インターネットの威力には驚かされています。


12.25

 コンクールが一段落した今、振り返ってみると人前で演奏を披露することは本当に大変なことだと思います。たとえば5分足らずの曲でも演奏するためにはどれだけの時間とエネルギーを費やしているでしょうか。張りつめた緊張感の中でちょっとしたミスも許されず、今までかけた労力に見合った演奏をするために全神経とエネルギーを集中させてステージに挑むわけですから、本人にとってそれはそれは大変なプレッシャーです。ですから周りの大人は出来るかぎり本人が演奏に集中できるように考えてあげなければなりません。

 先日終わったばかりのショパンコンクールで、私は始まった途端に大変な光景を目にしました。演奏中に椅子がするすると後ろに動いているのです。これは大変!!と思い私はその日演奏予定の生徒達4人に演奏の合間をぬって急いですべり止めのゴムを持参するようにメールを打ったのです。一人は用意していたそうですが他の3人は私のメールで初めて気がついたようでした。私はこの事についていつも勉強会などでうるさいほど言っているにもかかわらず普段自宅で絨毯を弾いているとつい、すべる意識がなくなっているのです。 もし本番中にすべってしまったとしたらそれまでの苦労は全て水の泡です。
  私もこの事で過去に苦い経験をしています。今からさかのぼること9年前。理恵子が中学1年生の時のこと。全日本学生音楽コンクール東京大会本選会、会場は銀座王子ホール。理恵子の番が来てリスト‘森のささやき’が静かにホールに響きはじめました。演奏が進むに連れて何か普段と違ってぎこちない演奏です。よく見ると演奏で踏ん張るたびに椅子がズルズルと後ろに移動しているのです。どんどんすべり続けクライマックスのフォルティッシモなど腕が伸び切った状態で弾くしかありませんでした。結果はかろうじて奨励賞でしたが悔やんでも悔やみきれずそれ以来椅子のゴムは理恵子にとって必需品となりました。今は弾き方も変わり殆どその必要はなくなったようですが、小さい子供や、まだ姿勢が安定しないうちは会場へのゴム持参は当たり前のことなのです。子供たちにはわからないので周りの大人が気がついてあげなければならないことが沢山あります。フィットペダルもそのひとつの例です。まだ充分ペダルに足が届かないのに、無理をさせて足をまっすぐに伸ばし肩を上げて弾いている姿を見ると、可哀相で見ていられません。私はこの姿勢を見るのがやり切 れなくてフィットペダルとボードを作りました。少しでもお役に立てればというつもりで作りましたがこれでも本当はまだまだ充分ではないのです。私の生徒のお母様はこのフィットペダルとボードに更に細工をされて出来るかぎり自然な形で演奏できるよう工夫されています。後日これを写真で紹介する予定です。一人ひとりの成長段階でそれなりの使い方を工夫してくださればと願っています。まだまだ言いたいことが沢山ありますが長くなってしまったのでまたの機会に...


12.24

 たった今コンサートから帰ってきました。理恵子からFAXが届いていて、大勢の方からHappy birthdayのメールを頂いたのに受信は出来ても送信が出来ないとの内容でした。その様なわけで、今はお返事を送る事が出来ません。申し訳ございません。

 久しぶりにN響ベートーベン第9のコンサートに行きました 。今日はクリスマスイブ。NHKホールのある渋谷の街もイルミネーションがとても美しかったです。行きの車の中でよく眠って行き、演奏前には出演前の昭義先生とコーヒーを飲んだので、今日のコンサートは眠気とは無縁で充分に堪能できました。
  なぜ眠気にこだわるかといえば・・・・。告白します!今からもう20年以上も前のことです。 結婚前高校に勤務していた私は当時担任もしていたので第9の時期 と言えば学期末の雑務に終われ相当寝不足の日々が続いていました 。今日の様に昭義先生から招待状を受取りうきうきとコンサートを聴きに行ったまでは良かったのですが 始まってしばらくすると猛烈な睡魔に襲われ完ぺきに別世界に行ってしまったのです。 いつのまにか3楽章も過ぎ4楽章にさしかかり合唱が始まった時、深い眠りから覚めたのでした 。 つまり第1楽章から第3楽章迄熟睡 してしまったのです。4楽章しか聴いていないので、 後で今日の演奏どうでしたか?と聞かれたらどうしよう と思いましたが案の定コンサートの感想を聞かれドキドキしながら 「大変素晴らしかったです・・・」と答えなるべく早く次の話題になるよう願っていたことを思い出します。ですから第9というと未だに我が家ではこの話で盛り上がり?!ます。
 ところで演奏の方はソリストも合唱も大変聴き応えがあり、オケの音も最高です。迫力あるオーケストラの響きに大満足でした。毎月定期公演の招待状をいただくのに殆どレッスンで行けないため無駄にしてしまっていますが、これからはなるべく行けるように計画を立てようと思います。


12.23

 久し振りに庭に出てお花の手入れを満喫しました。ここ3日間殆ど庭に出られなかったのですがお花達はとても元気が良く美しい花を次から次へと咲かせて楽しませてくれます。やっぱりお花に囲まれていると元気が湧いてきます。

2階リビングの窓辺も満開

 12月23日・・・。今日は天皇誕生日、そして今は、はるか異国ポーランドに暮らす理恵子の誕生日。(もし理恵子にメールを送ってくださる方はこちらへどうぞ、ポーランドにいる理恵子に届きます。)沢山の方から理恵子さんが留学されて寂しいでしょう、と言われるのですが実はあまりに忙しくて寂しくなっている時間さえ無いのです。理恵子はいつもリビングのピアノで弾いていたのでCDをかけると、まるでそこで弾いているように錯覚してしまい、あまり寂しく感じないのかもしれません。でもこのCDに毎日手が伸びて聴いているということはやはり寂しいのでしょうか・・・


12.22

 今日はショパンコンクール本選の日。連日の疲れから朝から気分がすぐれず、行こうかそれとも結果を自宅で聞くだけにしようか散々迷いましたが、やはり頑張っている生徒のことを思うと聴かずに家にこもっているのは申し訳ない気がしてきて、重たい足を引きずるようにコンクール会場に出向きました。会場に着くと生徒達は既に席に座っていてそれぞれに昨日レッスンした内容を、思い出すように箇条書きにしたノートを見たりレッスンを録音したMDを聴いている姿が目に留まり、こんなけなげで一生懸命な姿を見るとやはり来て良かったという気持ちが湧いてきました。10時ぴったりに審査は始まり、生徒達は想像以上に落ち着いた演奏を聴かせてくれて、昨日レッスンで注意したことが殆ど完璧に直っていて私も全員聴き終わった時はホッとしました。
 さて結果は・・嬉しいことに4人中2人が金賞を頂き他の2人も奨励賞を頂くことが出来ました。夢にも思っていなかったこの結果に生徒も私もただ驚くばかりでした。壇上で表彰されている姿を見ても正直夢を見ているような気持ちでした。ここまで来られたのは何といっても長谷川先生の熱い熱いご指導のお陰なのです。先生に月に1度レッスンを受け生徒達は見違えるようにやる気を 出し毎回別人のように変わっていくのですから。私自身も先生にいらしていただくようになってからずいぶん変わったような気がします。というより私自身が一番変わったのかもしれません。生徒の可能性は無限大でそれを引き出すのは先生次第・・・ということを生徒達へのレッスンを通して教えていただいたのです。こんなに素晴らしい先生と共に生徒を育てられる私は大変幸せです。 生徒達も先生のレッスンは緊張の連続ですがいつも待ちわびています。先生こ れからもどうぞよろしくお願い致します。
 表彰式後、あまりに嬉しくて「みなで打ち上げをしよう!!」ということになり近くの喫茶店で楽しく盛り上がり乾杯しました。レッスンでは見せないはじけた生徒達の可愛さにほれぼれし、生徒やお母様がたの満面の笑みでこれまでの苦しく長かった日々も報われました。金賞の2人は来年2月アジア大会に出 場します。是非また頑張ってね!!

金賞の有海友加里さん(右)
金賞の工藤麻梨乃さん(右)

今回各賞を受賞した四名の私の生徒
左が桑原朋子さん(奨励賞)、 右が浅原由香さん(奨励賞)

楽しいお茶のひととき

 夜思いがけず生徒のお母様からパティシエ・ヨコヤマのケーキをいただきこの上ないハッピーな一日となりました!!


12.21

 昨日の夜遅くまで手紙を書いたり片付けものをしていて夜更かしした上、今日は朝9時からレッスンを頑張り、午後からはあわてて中学生部門を聴きに昨日の会場へ行きました。電車の中では殆ど意識不明状態で眠ってしまい、自分でも目的地に無事着いたのが不思議なくらいです。さて中学生のレヴェルは驚くべきものでした。全部聴いたわけではないので断言は出来ませんが弾けて当たり前の腕自慢が勢ぞろいで、テクニック的に怪しいところが少しでも見えればもう終わりです。既に演奏家のような人ばかり続々と登場という感じです。 そんな強豪勢ぞろいの中で私の生徒は今回バッハで惜しいミスをしてしまいました。この生徒は大変な努力家ですが、譜読みを始めた頃はショパンコンク ールの課題曲を弾きこなすレヴェルには全く到達していませんでした。必死でやるとどれくらい頑張れるか試してみたいという気持ちもあり、参加を決めました。でも長谷川先生のレッスンでグイグイと引っ張っていただき、この夏のコンペティションから半年ほどで信じられないほど成長出来ました。今日惜しいミスはあったものの堂々と演奏してくれたことが何より嬉しかったです。まだ中学1年生なので今後の努力と頑張りに大いに期待したいと思ってい ます。
 帰宅後にまたレッスンが入って、もう終わった時には口が利けないほど疲れてしまいました。後もう少し頑張ると今年のレッスンも終わりです。年末は徹底的に主婦業に専念します。


12.20

 朝9時に家を出てショパンコンクール・イン・アジア関東甲信越地区予選を聴きに行きました。会場は池袋の近くの東邦音楽大学内の響きの良いホールです。小学生部門の全てに私の生徒がでているため、朝10時から午後8時まで88名全員聴きました。このホールはこじんまりとしていて微妙なピアニシモまでよく拾ってくれます。無理をせず自然に弾いて充分満足できるホールと言う 印象を受けました。私は客席に座ってただ聴いていただけですが終わるころには腰が痛く手足も棒のように感覚がなくなりそうでした。審査の先生方は本当にお疲れだと思います。私の生徒達は全員予選を通 過できたので明後日の本選に向けて後一頑張りしてもらうことになりました。 今年最後のコンクール、精いっぱい悔いのない演奏をして欲しいと思います。 明日は朝からレッスンで午後からは中学生部門に生徒が出場するのでまた同じ会場に足を運びます。

 残念なことはこのコンクールと日が重なってしまったので、今日と明日コンサートに出場する生徒の演奏を聴きに行けないことです。今日は都内の某私立高校に通う生徒が学校のコンサートに選ばれて出演しました。明日は今年のピティナコンペで優秀な成績だった生徒が演奏する披露演奏会です。どちらも普段なら絶対に聴き逃せないコンサートなのに残念で仕方ありません。
 生徒の晴れの舞台はいつも応援してあげたいのですが行かれません。ごめんなさいね、どうか許してください。健闘を祈ります。


12.19

 午前中に買い物と夕食の準備を済ませ、午後からは生徒も短縮授業で早く来られるので、夕食まで休み無くレッスン攻めでした。本番となるとどうしても実力の半分も出し切れない私の生徒達。どうにかこのジンクスのようなものを打ち破ってくれる生徒が出てきて欲しいものです。「思い通り思い切りステージを愉しめた!!」と言えるくらい成長してくれたらなぁと思います。それなりの演奏をするには、磨き抜かれた技術、感性、体力、精神力、集中力どれ一つも欠けてはならないわけですから相当の訓練が必要、ということですね。上を目指せばきりがないし、生徒の可能性は無限大なのでもう時間切れで途中でも あきらめなければならないのは辛いところです。コンサートやコンクールを間近に控えた生徒達を見ていると指導の難しさや責任の重大さに息が詰まりそうになります。

理恵子に荷物を送るための段ボールの中で遊ぶスリッパ!レッスンを終えてクタクタになり、家に戻ってスリッパと遊ぶ瞬間は至福の時!!スリッパは私の心のオアシスです。


12.18

 販売を担当してくださっているドンナハウスの話によると、フィット・ペダルとボードが全国各地からまたものすごい注文数だそうです。今月は全国でショパンコンクール・イン・アジアが開催されているのでまた夏の頃のような注文が来ているようです。これはやはり無理の無い自然な姿勢で弾きたいという先生方と生徒さんが多いという証明なので私もとても嬉しいです。
 そこで全国のフィットペダルご愛用の皆さまにお願いがあります。コンクールやコンサートでフィットペダルをご使用下さる方は必ず当日履く靴を履いて試してください。靴によってはボードとの接触面が滑る場合があるので、必ず靴を履いて踏んでみることを提案いたします。靴を履いてもすべらず、抜群の踏み心地で演奏していただくことが私の願いですから、このように靴の底にゴムを貼ることをお奨めします。お近くの靴屋さんにご相談になって下さい。

 これは私の生徒が履いている靴です。いつもこれを持参でレッスンに来ます。こうすることにより靴とペダルの面はピタッと密着しペダルとの接触面も全くずれません。是非お試し頂きますようお願い致します。


12.17

 昨日から寒さが一段と厳しくなってきましたが今週末には更に冷え込むようです。コンクールやコンサートを間近に控え風邪を引いている生徒が多いのが気掛かりです。本番に向けて忘れてはならないのがコンディション作りです。本番に向けて夢中で練習していると思わぬ壁にぶつかることがあります。 病気に注意することは勿論ですが、たとえば腱鞘炎にも要注意です。無理な練習や長時間の練習で手を壊してしまってはそれまでの努力は台無しです。
  思えば理恵子が小学2年生の時のこと・・・・。二日後にピティナコンペティション全国決勝大会に向け、猛練習をしていました。シューベルトの感傷的なワルツの左手の5指の響きが良くなくて何度も何度も繰り返し練習させていたら翌日「お母さん左手が痛くて動かせない・・・」というのです。みると5指周辺が腫れ上りとても弾ける状態ではなかったのです。あわてて湿布をし、都内の腱鞘炎の権威の鍼灸院までとんで行ったのです。針治療を受ける小さな娘の姿は痛々しく、当時私は食事も喉に通らなくなるほど意気消沈してしまいました。(昭義先生は演奏旅行先から「明日は頑張ってね。調子はどう?」と何も知らずに気楽に電話をしてきました。)結局二日後の決勝大会までには治らず、棄権という結果となりましたがこの時以来「休息も練習のうち」というのが我が家の決まり文句です。皮肉なことに決勝大会の翌日何事もなかったようにけろりと直ってしまったのです。夢中で練習するのも良いのですが、時には譜面をじっくり読んでイメージトレーニングをするのも大切なことです。


12.15

 朝から出かけていて先ほど帰宅しました。普段出かけることが少ないので、外出すると、この時とばかり全ての用を済ませたくなってしまいます。恵比寿でクリスマスの買い物をし、銀座のヤマハでCDと楽譜と本をどっさり買い込みました。前から計画していた生徒用の図書を充実させたくて今日やっと実現しました。勿論重くて持ってこられませんから後日の配達です。生徒達は本が大好きなので、どんなに喜んでくれるか今からとても楽しみです

 帰ってきてホームページをみたらビックリ!!今日中にも70万人に届きそうです。いつも沢山の方に訪問していただいて感謝の気持ちでいっぱいです。
 と思ったら既に70万を超えていました。今日1000人近い方がいらして下さったようです。どうもありがとうございます。


12.14

 昨日のコンサートは夕方6時からなので、午前中はお花の手入れをし、午後からは出かけるまで家の片付けです。何しろレッスンに追われる毎日で家の中は あまりお掃除もしていなかったので・・・。4時に家を出て錦糸町を過ぎたころ、段取りをいろいろ考えていたら急に足台一式を忘れてきたことに気がつきました。それからが大変!!全体の半数以上がペダル付き足台やフィッ トぺダルを使うので、持って行かない訳には行きません。コンサートの前に 不謹慎にもぎりぎりまで家の片づけなんか夢中でやっていた罰です。あわてて 家に引き返したら既に5時を回っていました。車にペダル一式を詰め込み10分後に再びホール目指して出発。休日でどこも渋滞が激しくトモノホールには開演時間10分前にかろうじて到着。3階のホールへ息を切らせて行ってみると 「いつもなら早い先生がどうしたんだろう??」というけげんな顔をした生徒とその家族全員が待っていました。それでも、大急ぎでペダルをセットしたり大体の段取りを説明し定刻の6時にはぴったりと開始できました。
 さて一番気になる演奏の出来はというと、大変安定した演奏を聴かせてくれた人、ほぼ満足の演奏が出来た人、緊張のあまり本意ではない演奏に終わってしまった人、等様々です。やはり日頃から無駄の無い練習をいかに集中して出来るか出来ないかが明暗を分けた要素と言えそうです。練習はとにかく時間がかかるものです。面倒な単純な練習もこつこつ努力を惜しまず続けられる人はそれなりの美しい音が出せるのです。人前で堂々と演奏したければある程度の練習量は覚悟しなければなりません。コンサートやコンクールが近づいて初めてもっと練習すれば良かったとか、ああすれば良かったこうすれば良かったと言っても後の祭りです。日々の家庭での緻密な努力の積み重ねこそが大切なのです。コンクールを受ける生徒は昨日の演奏により後1週間で何をすべきかがよく見えてきました。この1週間の練習は大変重要です。たった1週間でも驚くほど変わるものです。良い音を出したかったら姿勢も良くしましょう。慣れてきたら上を向いて弾いてみるのも良いことです。今まで聞こえてこなかった音が聞こえるかもしれませんよ。 更に精進してくれることを願っています。


12.13

 数名の方から今日のコンサートを聴きに行きたいといううれしいメールをいただきましたが、本日のコンサートは非公開です。毎年のことなのでつい非公開ということを書き忘れてご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

 今日の勉強会についてせっかく書いたホームページが一瞬のフリーズでたった今なくなってしまいました。もうさすがに書く気力もないので、トモノホールの写真だけ載せます。

トモノホール
備え付けのSteinway2台
ホールホワイエ
ここでケーキをいただきました

12.12

 明日はいよいよトモノホールでのコンサート(非公開です)。明日本番というのに自信のもてない生徒が何名かいてどんなことになるのか何となく憂うつです。でも中・高生はぎりぎりまで試験だったのでしかたないですが・・・。とにかく精いっぱい弾いてくれることを願うばかりです。コンサートの様子は明日のホームページに詳しく紹介させていただきますのでどうぞお楽しみに・・・。
 今日は夕食後、長谷川先生のホームページでご紹介していらっしゃる生徒さんの演奏にはまってしまいました。どれもみな、それぞれご指導の素晴らしさが行き届いた演奏で時間を忘れて聴き入りました。私もそのうち、こうしてインターネットに自分の生徒の演奏を紹介したいと思っています。がんばれ、私の生徒たち!栄子先生は本気だヨ!


12.11

 近くのホームセンターのこの光景は目の毒です。ついたくさん買ってしまいます。

 コンクールやコンサートが近づいてレッスンが毎日ぎっしり詰まってきました。コンクールを受ける生徒は殆どが時間が足らなくなってしまいます。一人の生徒に「今日は長谷川先生のように早口レッスンしますよ」と言ってからやってみたのですが元来、何でものろまな私にはやはりとても無理でした。でも短時間に密度の濃いレッスンをされる先生の様になりたい!!と本気で思っています。本番が近づいて来ると、自分のしていることがこれで良いのだろうかと迷う人も多いと思います。当たり前のことですが同じ曲でも色々な演奏家が全く違う解釈をしていますが、それぞれに自信を持って自分の演奏を披露してくれているからこそ素敵だと思えるし感動できるのです。迷いのある中途半端な演奏では誰も素敵だと思ってくれません。一番大切なことは、どう弾かなければならないかではなく、自分がどう弾きたいか・・という強い気持ちを持つことでしょう。

 来年一月には、久々にステップの審査のお仕事が入りました。今年は審査依頼を殆ど断ってしまったので、来年からはコンペもステップも全て頑張るつもりで〜す!!


12.10

 先日私の尊敬する山田千代子先生が我が家を訪ねて下さいました。コンサートや講習会、コンクールというと常に先生とご一緒させていただき、その度に山田先生のご指導、音楽に向かう情熱に触れ、常に目標であり計り知れないほどのパワーを先生から頂いた私でした。昨年学生コンクール東京大会本選会に生徒さんを出された時の私のホームページを今読み返してみると先生の心の温かさにあらためて目頭が熱くなる思いです。

 昨年11月3日の私のひとりごとより
 「今日は朝から大変な出来事があり過ぎて何から書いて良いか迷ってしまいます。まず今日の学生コンクールは行かないつもりだったので、ゆっくりと朝寝坊 をしていました。そこへ目覚ましがわりのTELが1本かかりました。それは今日の学生コンクールの小学校と中学の両部門に生徒を出場させていらっしゃる山田先生からのものでした。驚いたことに先生は昨日私がチケットが無くて入れないことを電話でぼやいてしまったので、今朝早くから並んでチケットを取って下さったのでした。「今からすぐに出れば間に合います!」と叱咤激励された私はそれからが大変。普段なら支度に最低でも1時間はかかるというのに、起きてから 45分後には電車の中だったのです。あわてたおがげで小学校の7番目の人から 聴けました。音色が美しく歌う気持ちがたくさんある人が多かったように思い ます。普段からよく聴きよく考えて練習しているのだろうな・・・さすがは本選に残る人たちです。中途半端な子はいません。休憩を挟み午後からは中学の部を聴きました。こちらは小学校ではあまり感じなかったテクニック不足や極度に緊張している子が数名いました。今回男の子の方がよく音を聴いてよく吟味 して演奏している点にとても感心しました。
 両部門を通して本気で頑張っている子がこんなにいることをあらためて思い知らされました。今回思いがけずこんなに素晴らしい機会を与えて下さった山 田先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
 そして何よりうれしいのはその山田先生のお弟子さんの實川風君が中学の部門 で第1位だったことです。文句の付けようの無い素晴らしい演奏でした。」

 先生は、数少ない生徒さんを素晴らしく育てていらっしゃいますが、信じられないほど腰が低く物静かで私は先生とお話をさせて頂いているだけで心が安らぎます。 この後すぐに實川風君は大阪で開かれた学生コンクール全国大会で1位となり、2ヶ月後に開かれたショパンコンクール・イン・アジアでは見事な演奏で金賞を受賞されました。

 今から半年前、その山田先生にとって信じがたい辛い出来事が起こりました。それ以来ピアノも外出も殆ど控えた生活を送っていらしたことを伺い、先生のお気持ちを考えると胸が締めつけられる思いです。つい先日我が家にいらしてくださったことをきっかけに、また少しづつピアノに向かっていただければと思わずにはいられません。一日も早くお身体も心もお元気になられてまた私たちに夢と希望を与えてください!!先生を待っている生徒さん達や先生方が沢山いるのですから。


12.9

 午前中暖かい日差しに誘われて気持ち良くお花の手入れをしました。こんなに寒い季節でもゼラニウムは頑張って咲いてくれています。スリッパも窓辺で日光浴です。我が家の動物園をお楽しみ下さい。


12.8

 昨日は長谷川先生のレッスンでした。私の生徒の弱点をしっかりと見抜かれた的確なご指導で、「そうか!なるほど」と私はいつものことながら必死でメモを取り、生徒達も目を輝かせて先生のレッスンについていきます。良い悪いを ハッキリ指示されるので生徒の心にひとつも迷いが生じません。そして何より嬉しいのは、出来ない時に決して追い込まずどうしたら弾けるようになるかを妥協せず細かく徹底的にご指導下さることです。それは厳しく高度であっても、子供たちにも解りやすく納得出来る内容なので時間はかかりますが必ず受 け入れることが出来ます。もうひとつ先生のレッスンの魅力は異常なほど速い展開にもあります。最初のうち先生の声の大きさと速さには面食らっていた生徒達も最近ではだんだん慣れてきて、緊張感の中にも先生のレッスンを楽しいと感じられる余裕が出てきたようで、「次は○月○日が長谷川先生のレッスン ですよ」と私が言った時、生徒達は心の底から嬉しそうな笑顔を返してくれるのです。5人全く休憩無しで繰り広げられる先生のレッスンはエネルギッシュで、今回も生徒のやる気が何倍にも広がリました。いつもお忙しい先生とご一緒に、今回は終わってから新幹線の発車までの間、銀座でお食事をしました。にぎやかな銀座もひとつ路地に入ると静かな落ち着いた雰囲気のお店が沢山あります。毎日時間に追われている身にとっては最高のリフレッシュになりました。


12.5

 とても寒い一日でした。レッスンの時、自分の手を冷たく感じたことなど一回もないのに、今日は最後のレッスンが終わるまで、氷のように冷たいままで、 指も全く動かないのには参ってしまいました。いつもならレッスンを始めるとすぐに暑くなるのでエアコンも切り、ときには冷たい生徒の手を温めてあげられるくらいなのに何という事でしょう。また風邪を引きそうな嫌な予感がします。明日は朝から沢山レッスンで、明後日は大切な長谷川先生のレッスンなのに困ったなぁ・・・。そのうえもうすぐコンクールが迫っている生徒の一人が 学校で突き指をしてしまい今日のレッスンは取りやめなくてはならなくなるし。心配事は後を絶ちません。


12.3

 理恵子の部屋でピアノを弾くエヴァ先生の5歳のお嬢さんマリーシア(理恵子のポーランド語の良き指導者???)です。エヴァ先生にはもうひとり21歳のお嬢さんもいらっしゃいます。マリーシアといえば・・・3年前私がワルシャワに行った時、播本先生とエヴァ先生と理恵子がホテルで密会??いえ、理恵子の留学問題などをお話をしている間、私が2歳のマリーシアの面倒を見る事になりそれはそれは大変な思いをしました。 最初は可愛くて、面白かったのですがあっちへ行ったりこっちへ行ったり追いかけているうちに息切れしてしまい、くたくたになったことを思い出しました。その頃に比べてずいぶん大きくなり、楽しそうにピアノを弾くマリーシアの姿に見とれてしまいました。

 理恵子からメッセージが届きました。こちらをごらん下さい。


12.2

 早いもので今年もあと1月となりました。おかげさまで私達のホームページも今月中には70万人目を迎えようとしています。もし70万人目をゲットされた方は是非お知らせ下さい。N響グッズと理恵子のリサイタルのライブ録音のCDをプレゼントさせていただきます。

 今日は前回10月の終わりに出来なかったピアノを3台調律して頂きました。レッスンの時に私が弾いているピアノは柔らかな温かい音色が好きで昔から使っていますが、楽器の特性に加えてもうだいぶ古いので、弾くと微妙に緩んでくる様になってしまい、そろそろオーバーホールをしないと限界のようです。そんなわけで、最近、自分の練習には隣に並んでいる生徒用のピアノを使っています。こちらは半年前に調律しましたが一日中弾いても殆ど狂いもなく丈夫な楽器です。バイオリンのレッスン室においてあるピアノはまだ古くないのですが、以前10年にわたって日当たりのよい2階のリビング に置いていた為、太陽の日差しを散々浴びてしまったせいで外側の木枠に小さな亀裂が入ってしまいました。ピアノが置いてある部屋には遮光カーテンを付けるべきでした。管理を万全にしないとすぐにデリケートな楽器達は病気にかかってしまうという痛い経験をしました。楽器も生き物だということを忘れてはいけません。このまま放っておくわけに行かないので、こちらの方も近いうちにオーバーホールです。

 12月になったので家の中もクリスマスモードです。我が家のファイバーツリー・・・色の七変化が美しく、いつまで見ていても飽きません。


12.1

 最近寝不足で朝起きた瞬間から眠くて眠くて仕方がありません。よく考えてみるとその最大の原因はどうもスリッパの様です。必ず毎日私の枕元で寝ているのですが、お布団の3分の2はスリッパが占領していて私は隅の方で小さくなって身動きも取れずに寝るしかありません。(今スリッパの爪が鋭く伸びているので寝ているとき時に少しでも動くと危険なのです!!)
 その上真夜中に一回は「ご飯ください!!」〜と鳴きます。起きたくないので知らん顔していると爪を立てないように気配りしながら肉球でポンっと私のおでこをたたきます。面倒のかかり具合は、まるで夜泣きの赤ちゃんと一緒です。
 そこまでして一緒に寝なくても・・・と思われるでしょうが私にとってはかわいい「長男」なのでそうも行かないのです。スリッパ、たまには昭義先生のところへ行って栄子先生をゆっくり寝かせてくれないかにゃ〜!!

 今日はピアノのレッスンのあとヴァイオリンの生徒の伴奏をしました。私はこの生徒を普段ソルフェージュでみていますがその時の楽しそうな顔とずいぶん違っていて驚きました。一言も自分からはしゃべらず黙々とにこりともせずにヴァイオリンを弾く姿に思わず吹き出しそうになってしまいました。私が一言「今日はずいぶん怖い顔をして弾いてるのね」というと急に力が抜けたようでした。昭義先生ってスリッパだけでなく生徒にも恐がられてたりして・・・(これを読んだ昭義先生が、スリッパは僕のこと少しも恐がっていないよと憤慨していました。)


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