栄子のひとりごと2004年12月分

 栄子先生へのメールはこちら


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昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。

生徒さんへの連絡のページを更新しました。(2004.12.30)ぜひごらん下さい。


お知らせ(栄子のひとりごとはこのお知らせの下にあります。)

これからの大きな行事を日程順にご紹介します。
1.ショパンコンクールアジア大会。1月4日〜5日
  生徒が5〜6年の部に出演、そして知り合いの先生の生徒さんも多くご出演の為
  福岡行き。

2.理恵子が四国と東京でのリサイタルの為の帰国。私も7〜8日は四国行き。

ハイドン   アンダンテと変奏 へ短調 
ショパン   即興曲第1番 変イ長調 作品29
       スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
       アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 作品22 
パデレフスキ カプリス ト長調 作品14−3 
       ソナタ 変ホ短調 作品21 より
リスト    ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調
                   (曲目当日変更の可能性あり)

とき:2005年1月15日、18:30開演 
ところ:トモノホール(都営大江戸線牛込柳町下車徒歩5分)
一般3000円、学生2000円

このトモノホールの演奏会のチケットは手持ちの分は完売してしまいました。ご希望の方は会場トモノホール(03-3260-7449)までお電話下さい。

 それともう一つ、来年1月8日には高松の四国村異人館という所でもリサイタルさせて頂くことが決まっています。

パデレフスキ メヌエット ト長調 作品14−1
       ソナタ 変ホ短調 作品21より 第3楽章
ショパン    即興曲第1番 変イ長調 作品29
        スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
リスト     ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調 
ショパン    アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
                        (曲目当日変更の可能性あり)

四国方面の方でお聴き頂ける方こちらをごらん下さい。

3.新年、理恵子と同じ便で来日されるエヴァ・ポブウォツカ先生を成田までお出迎え。エヴァ先生はショパンコンクール・イン・アジアの審査の為、来日されます。

4.2月13日は豊川にてステップアドバイザーです。
尊敬する愛知の杉浦日出夫先生とご一緒で今から大変楽しみです。この日、講評の時間をお借りして、もし時間的に余裕があれば、最近特にご質問の多い、10センチペダルや4段ボード、3段ボード等、新しく誕生した製品を中心にフィットペダルのことをお話させて頂けると嬉しいです。


12.31

 朝から部屋の掃除、そして明日元旦は隣の両親の家に親戚が集まるので、毎年の事ですが、きんとんや煮物等お正月料理を少しずつ作りました。
 わたしの姉夫婦は兄弟が多いので毎年60人近く親戚が集まるそうです。さぞにぎやかなお正月になる事でしょう。それに比べれば我が家は親戚も少なく、皆小食なのでほんの少しだけ作れば良いので助かります。

今年はニボシの食べ過ぎで、少し大きくなり過ぎました。

 あと少しで今年も終わりです。このホームページもそろそろトップページのカウンターが100万人に届こうとしています。インターネットを通して今年もたくさんのすばらしい先生方やピアノを勉強する学生さんとつながりを持つが出来ました。中でもやはり一番うれしかったのはフィットペダルとボードを使っての感想を教えて下さる事でした。このペダルを私が作ろうと思ったきっか けは、自分の娘が小学生の頃演奏中の姿勢があまりにも弾きにくそうで可哀そうなので、毎日電話帳を何冊も重ねたりペダルに大きなケシゴムをガムテープでくくりつけたり出来る限りの工夫をしてそれは大変な思いをした事でした。ちょうどその頃コンクールでも本当はもっともっと弾けるはずの子供たちが、 姿勢が悪いために弾けないでいるのを見るにつけ、何とかならないものかと悩み続けていました。
ですから今こうして日本中のたくさんの子供達の姿勢が良くなり、自由に楽しそうに弾いている姿やうれしい感想などを報告してくれる事が何よりの喜びな のです。
 それにしても、これを作った当初は自分の生徒や身近の仲の良い先生方の生徒さんに使っていただく事しか考えていなかったのでこんなにも日本中に広がってしまい、その質問メールの数にもいささか今の自分にはオーバーヒート気味です。そのような訳で、これから先もご迷惑をおかけするかもしれませんが、また来年も出来る限り精一杯頑張るつもりです。そして一生懸命な生徒たちのために、出来る限りの事がしてあげられるように、未熟な自分自身を磨いていこうと思っています。

 今年も一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。


12.29

 生徒の風邪引きや学校の試験などの振替えレッスンがあり、結局今日は朝から夕方まで今年最後のレッスン頑張りました。途中でお正月の生協の荷物が届きましたがあいにく私は休みなくレッスンのため、今日は昭義先生が全部やってくれました。私と生協の出会いは教師時代から。先生方は忙しくて買い物に行けないので女性の先生方はほとんど生協に入っていました。わたしも近頃は全く買い物に行く時間がないので生協のおかげで本当に助かっています!!果物などスーパーで買うよりずっと新鮮でおいしいです。

 今日こちらはとても寒い一日となり初雪が降りました。外は銀世界!!吹雪いています。レッスンを終え、これでやっと大掃除に取り掛かれる!と思っても疲れでまぶたも自然に下がり、一年分の疲れが出たようでなかなか片づけに取り掛かる勇気がわいてきません。いつの間にかすやすやと1時間も眠ってしまいました。

 今年もあと残すところ二日となってしまったので、とりあえず明日は年賀状、31日は大掃除ということでどうにか頑張ります!!


12.28

 「カンティレーナの調べ」2001年7月、亡くなられたステファンスカ先生の思い出を綴られた本が、つい先日12月14日発売されました。これは1999年から 2年間、東京芸大で先生の通訳を務められた吉川元子さんのかかれた書籍の題名です。副題は“ハリーナ・チェルニー・ステファンスカ先生との貴重な日々”吉川さんはステファンスカ先生の生徒さんでもあり、先生が芸大の客員教 授として赴任された時点から官舎で衣食住を共にされていらっしゃいました。 私がステファンスカ先生を間近で拝見させて頂いたのは忘れもしません、理恵子の芸大入学式の日でした。新しく出来た立派な奏楽堂での式は多くの立派な 先生方もずらりと勢ぞろいの中、張りつめた緊張感に包まれていました。いよいよステファンスカ先生がニコニコとステージに登場されさっそうと演奏され場内は一瞬にして感動の渦となりました。そしてこの学校で4年間勉強させて頂ける喜びで胸が一杯になったことを思い出します。

 私はこの本を昨日渋谷に出かける電車の中で一気に読んでしまいました。なぜならショパン生誕150年に当たっていた2000年の「全12回芸大ショパン全曲演奏会」を先生が提案された時のエピソードや、一人のレッスンは一週間に2回あり毎回レパートリーを変えて持って行かなければならず、その厳しいレッス ンに必死で付いて行く学生達の様子、など大変興味深い部分が多く、また大ピアニストでありながら日々努力を積んでいらっしゃる先生のひた向きなご様子など、面白くてつい我を忘れて読みふけってしまいました。この本は吉川先生から直接お求め戴けますのでこちらまで

 光栄にも理恵子は大学2年の一年間をステファンスカ先生の下で勉強させて頂 けました。この間に先生から学んだものは計り知れないものがあると聞いてい ます。2001年7月1日先生はポーランドで帰らぬ人となりました。その一年後 2002年奏楽堂でステファンスカ先生追悼演奏会が行われ理恵子は想い出の曲 「アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ」を弾かせて頂きました。 この曲はステファンスカ先生のレッスンに初めて持って行って怒鳴りつけら れ、その後数ヶ月後、ショパンコンクール直前にやっと笑顔で出場を許して頂 いたという、いわく付きの曲なのです。いつの日か理恵子本人から先生とのこ の様な想い出を留学日記に書いてくれる日がおとずれることを期待して。


12.26

 今日はB級以上の全国大会出場者の入賞者記念演奏会でした。場所は先週に引き続き千葉のぱ・る・るプラザホール。さすがにどの演奏も一人ひとり良く準備されていて充分楽しませて頂きました。ソロばかりでなく連弾もあり変化に富んだプログラムで2時間もあっという間でした。私の生徒はリスト作曲2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」、ショパン作曲「幻想即興曲」の2曲を演奏しました。演奏を聴いていて麻梨乃ちゃんが3年前私のところに初めてレッスンに来た時のことを思い出していました。感性と耳は充分でしたが手の形が最悪で、それに伴ってテクニックに限界が生じていました。この先何から手を付けたら良いのか途方に暮れていたのがちょうど3年前の2年生の時だったのです。あれから必死で頑張りこの短期間にテクニックも音楽性も驚くほど成長して感心するばかりです。本人も私も死に物狂いで頑張った甲斐がありました。そしてテクニックが安定してきた頃長谷川先生にレッスンして頂くようになると音楽性がまた急激に伸び始めたのです。先生にレッスンして頂くようになってからは眠っていた感性が次から次と呼び起こされ、本人の顔つきまで変わってしまったのですから驚きです。レッスンも毎回楽しくて仕方ないようです。こんなコンサートを控えていてもコンクールの時でもレッスンには必ずエチュード4〜5曲とバッハ2〜3曲持ってくる頑張り屋です。最初の一年は苦しくて可哀想でしたが、ここまで成長してくれた姿を見て今日は感慨無量でした。

リスト作曲2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」、ショパン作曲「幻想即興曲」の2曲を演奏

麻梨乃ちゃん(小5)

 
集合写真  
角野君と私と生徒たち 応援に駆けつけてくれた生徒とともに

12.25

 思いがけず生徒のお宅からこんな見事なものを頂きました。勿論こんな素晴らしいものは調理したこともないので頂いてもどうしたら良いのかどぎまぎするばかり。ついにはお隣の両親の元へ泣き寝入り!!さすがはおかあさま!!今夜は贅沢なエビのお刺し身におみそ汁。エビのだし入りおみそ汁の美味しいこと!この美味しさ一生忘れられないほど!!

体長50cmもある活きの良い土佐の大エビ  

12.24

 メリー・クリスマス!!今日は大好きなケーキではなく胃カメラを呑んで参りました。さて結果は・・・何の異常もなしとの事でした。これで年末年始安心して迎えられます。行き帰り昭義先生が送り迎えしてくれたので大渋滞だったようですが、私は車で何も知らずにすやすやと眠っていました。


12.23

 甥に子どもが生まれたので会いに行ってきました。「涼花(すずか)ちゃん」生後1ヶ月です。あまりにも小さく軽いので抱っこも恐る恐るです。赤ちゃんてこんなに小さくてデリケートでしたっけ!?かわいい!!もう一人欲しくなってしまいました。
沢山の愛情と期待を浴びてこれからどんな人になって行くのかな。楽しみです!!

 12月23日・・・そう言えば24年前の今日は理恵子が誕生した日でした!ハッピーバースデー!!

 明日はクリスマスイヴ。私はこともあろうにこんな素敵な日に胃カメラをのまなければなりません。今から憂うつ・・・本当なら半年前の4月に検査予定でしたが、忙しくてなかなか時間がとれずこんな日に検査となってしまいました。


12.22

 20日は生徒の通う名門女子高校のコンサートを初めて聴かせてもらいました。この高校の同じ敷地内に中学部、大学、そして立派な講堂まで備わっていて、当然全体を見渡すことは不可能ですが、あまりの規模の大きさにびっくり!そして講堂の中に入ってまたびっくり。あまりにも多くの学生達の姿に圧倒されっぱなしでした。
  ところが普段電車の中でよく見かける今どきの高校生とはどこか違うのです。高校生といえばお化粧、茶髪というのが先入観でありましたが全くその気配が無く、全員が全員とも清楚で明るいお嬢さんという印象なのです。なるほどそう言えば私の生徒も然りでした!!
 こんな環境で教育を受けられる生徒達は確かに幸せだなぁと妙に感心していると、いよいよコンサートの始まり。内容は音楽を勉強している生徒の中から2回のオーディションで選ばれた数名が年末の大きな行事として企画されているこのコンサートで演奏出来るというものです。出演者はバイオリン独奏2名、ピアノ独奏6名、フルート、声楽、アルトサクスがそれぞれ1名ずつというもので、それそれ個性ある演奏を披露してくれて全て楽しく鑑賞出来ました。
  普段余り音楽に縁がない生徒達もおそらく多い中、驚くほどマナーが良く、静かに鑑賞している姿には感心!!いかに普段の生活指導が行き届いているかということでしょうか。私がその昔勤めていた千葉の県立高校ではとてもこうはいきませんでした。私の生徒はこの1000名以上の全校生徒や先生が見つめる中、多少緊張気味でしたが堂々とショパンのポロネーズを弾いてくれました。実は私はまさかこんなにも大それた行事であったとはつゆしらず、簡単に考えていたので、こんな大舞台で演奏する生徒の姿に感動と驚きの連続でした。また次の目標に向かって頑張って下さいね。心から応援しています!


12.20

 今日は生徒の通う、都内の名門女子高のコンサートから戻り、おもむろにパソコンを開いてみると、何ということでしょう。長谷川先生のお母様の大変残念で悲しいご報告が・・・。ここ数日ホームページで先生がお母様のご様子を書かれていらっしゃり、心配していた矢先の訃報でした。謹んで哀悼の意を表し心からお悔やみ申し上げます。

 コンサートの詳細は明日詳しく報告させて頂きます。


12.19

 今朝起きて時計を見たら9時半!!相当疲れがたまっていたらしくなんと11時間近く眠ってしまいました。携帯を手にすると今日コンサートに出演する生徒からメールが届いていてその内容を読んでいたら、やはり聴きに行ってあげよう!!という気持ちが湧いてきて慌てて支度して出かけました。会場は響きの美しい千葉のぱ・る・るプラザホール。さすがに本選進出者のコンサートだけありレヴェルが高く皆相当自信を持ってこのコンサートに臨んでいる事がよく解る演奏ばかり。私の生徒は今日3名出演でした。1ヶ月前に同じ曲をコンクー ルで弾いた生徒など、とても同一人物とは思えない成長ぶりに驚かされ、もう2名の生徒も音色が美しく丁寧で心のこもった演奏を聴かせてくれました。子どもの能力は無限であることを実感!!と同時に生徒達がこんなにも感動的な演奏が出来るようになってきた大きな要因は1年半前からいらして頂いている長谷川先生のおかげなのです。生徒達の音色が際立って美しく何よりも音を大切にしてくれるようになりました。先生に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました!!やはり無理してでも聴きに行った甲斐がありました!!もう一つの驚きはB級の演奏者の9割がフィットペダル使用だったことです。どの子も安定した姿勢で危なげない演奏を披露してくれて嬉しくなり、充分すぎるほど楽しめた一日となりました。

実桜ちゃん(小1)、ブレちゃいました。すみません!
4段ボード10cmペダル使用
ショパン/ワルツ・ソステヌート、ポロネーズ変ロ長調遺作
友加里ちゃん(小3)
3段ボード7cmペダル使用
ショパン/ノクターン嬰ハ短調遺作
葵ちゃん(小4)
3段ボード7cmペダル使用
バッハ/フランス組曲第3番よりサラバンド
ショパン/ワルツ作品64-2
友加里ちゃん、実桜ちゃんとともに

 来週26日には同じ場所でB級以上の全国出場者がその華麗な演奏を披露してくれます。この日はピティナ全国決勝大会常連さんが多数出演します。我が教室からもD級で全国に出場の小学5年生の工藤麻梨乃さんがリスト演奏会用練習曲「小人の踊り」とショパン「幻想即興曲」を弾きます。お近くの方は是非お出かけ下さい。

昭義先生が新しい一眼レフで撮った写真です。


12.18

 今日は明日にピティナの入賞者コンサートを控えた生徒やソルフェのレッスン等一瞬も気を抜けない時間が連続9時間でした。さすがにハードで今日ばかりはレッスン終わってリビングの椅子に腰掛けた途端意識を失って、気が付いたら一時間近く眠っていました。旦那様は9時半に帰宅なのでそれから大慌でソルフェの記録付けと採点を終わらせ、急いで夕食の準備にとり掛かりました。ほとんどの生徒が今日で今年のレッスンは終わりです。生徒達はこの冬休み中に来年4月の発表会の曲を譜読みするのでそれぞれに課題をもらい嬉しそうです。私が日頃から思っていることは、コンサートや発表会は思いきり自分を表現出来る滅多に無いチャンスなのでコンクールも大切ですが演奏会はそれ以上に頑張って欲しいということです。

 ところで明日は記念すべき受賞者コンサートですが、この所のハードスケジュールで体調が思わしくない為聴きに行くことは残念ながら出来ないかも知れません。本人なりに満足出来る演奏をして欲しいと思っています。


12.17

 最近またフィットペダルに関するご質問メールが増えてきました。フィットペダルを一度もみたことがない方というからのも多く、興味を持って頂けるのは大変あり難いので嬉しい悲鳴ではありますが、いささかお返事に時間がかかります。中には翌日すぐに返事がなかったがどうなっていますか。といわれてしまうこともあります。ここ数日は試験休みの学生のレッスンが午前中からあるのでなかなか丁寧なお返事も差し上げられません。お花のお世話の時間を削って一生懸命お返事書いてますのでどうかお許し下さい(涙)。我ながらフィッ トペダルの需要がここまでになるとは想像もしていませんでした・・・・毎日あたふたと生活してます。あぁ神さま助けて〜〜〜


12.15

 暮れの入賞者記念演奏会が終わると、来年早々にはショパン・コン・アジア大会です。それが一段落すればあとは4月の発表会までゆとりがあるので来年1月から早速生徒全員、少しさぼり気味になっている指のトレーニング強化に充てようと思っています。不思議なことに生徒達は、一見退屈そうに思えるトレーニングも嫌がらずむしろ面白がってついて来るので、やればやるだけ確実に効果があがります。これは、癖のある生徒の矯正を何年もかけて直さなければならない大変さを思えば私にとってはとても楽しみな作業でもあるのです。でもやはり年のせいか凄く疲れやすく、レッスン終わるともうクタクタです。最近は生徒のやる気に先生が煽られっぱなしで困ったものです。

 生徒に頂いたこんなかわいいデザートをご紹介します。一口サイズの小さなマドレーヌに温めて溶かしたチョコをたっぷりかけていただくのです。題名は「フォンデュ・オ・ショコラ」〜〜〜〜部屋中にチョコの香りが甘〜く広がりました!!

お皿の上には豆粒のようなトラッキーが・・・


12.13

 今日は長谷川先生にいらして頂きました。先生がいらっしゃる時はいつも生憎の土砂降りの日が多いのですが今日は晴天に恵まれ庭のお花を眺めて頂く事が出来ました。人数が少なかったので一人ひとりにたっぷりと時間をかけて確実に上手くなるコツ、練習方法をご指導頂きました。中でも一番驚きだったのはツェルニーです。コンクールやコンサートに向けてレヴェルアップのレッスンでの感激はいつものことですが、今日はエチュードも見て頂いてあまりの驚きにしばし言葉もありませんでした。こうでなくてはいけなかった!!!日頃生徒に甘すぎた自分を反省!!!生徒にやる気を起こさせ、普通なら不可能と思って諦めてしまうような事を先生のレッスンは可能にしてしまうから不思議です。長谷川先生ありがとうございました。今年も1年大変お世話になりました!


12.12

 今日はピアノを始めて間も無い生徒や、私の所へ来て数ヶ月という生徒が中心の勉強会でした。まずは年齢順でプログラム通り一通り演奏してもらいました。当然慣れていない為知らないことや理解出来てない部分が多く、始まった時は想像もしていなかったハプニングなどもあり、親子で不安一杯の緊張感溢れる勉強会となりました。普段のレッスンで楽しそうに弾けていてもほとんどが緊張の余り、かちんかちんです。本日出席者の半分以上が人前で演奏するのが初めての生徒達。それを必死で見つめるお母様、お父様もはらはらドキドキです。年齢が上がっても普段家で弾いている通りに弾けることはまずありえません。半分出せれば良い方でしょう。そのつもりで普段から120パーセントの練習をしなければならないのです。これから多くの演奏の機会を経験し同じ年代の様々な人の演奏などを聴いたり見たりすることによって本人に少しずつ自覚が出来てくると変わり始めます。

 一人ひとりの演奏後は、演奏以外でのステージマナー、補助ペダル、椅子など姿勢に関すること、家でのほんの小さな積み重ね練習の重要性等、様々な約束事等、幼稚園児にも飽きない程度の時間で手短にポイントを説明しました。

  ピアノは英才教育でも何でもありません。ご飯を食べたり遊んでいる時のようにあくまでも自然体でなければなりません。子どもが興味を失わないように上手く持って行ってあげて下さい。
 まとめは「ご家庭でも、地道に一歩一歩大切に、楽しんで子育てお願いします!!!」でした。

熱心に聴き入る豆ピアニストたち 出番を待つ前も床で練習
ご家庭での練習方法の説明 食事の時はいつも私の横!

 明日はコンサートを控えた生徒数名とショパンコンクールのアジア大会を控えた生徒の為にわざわざ長谷川先生にいらして頂きます。どの子も皆張り切っています。


12.10

 1週間のなんと早いこと!明日は例によってきつい土曜日。
今日は昼間デパートへ買い物に出かけたのですが、街はどこもクリスマスムード一色でつい時間を忘れてしまいます。見ていると目の毒!!!あれもこれも欲しくなる性格は困ったものです。そんなことでレッスンにもう少しで間に合わなくなる所でした(冷や汗・・・)。 夕食後は明日のソルフェージュの準備に追われました。生徒のソルフェージュ能力は3ヶ月もすれば一人ひとり大きく違ってくるので定期的にクラス替えをしなくてはなりません。来月からは新クラスも増えるので、大幅なクラス替えを予定しています。
 ピアノプレーヤーでフロッピーにソルフェの課題をどんどん入れて行くのですが、疲れて集中出来ないせいか間違えてはやり直し・・・の繰り返しです。前は時間がある時に録音するゆとりがあったのですが、最近は余裕がなくぎりぎりにやっとやっと録音しているような状態。悲しい・・・。もう少し計画的に生活しなければ・・・と反省しきりです。最近また寝不足状態が続いていて、 夜自分の練習をしに出かけて行っても、気が付くとピアノのフタを閉めてその上で眠っていたりすることが多いです。

 明日朝から9時間の連続レッスンして、翌、明後日は導入クラスの勉強会と気の抜けない行事が続きます。今日はもう早めに休みます。おやすみなさい。


12.8

 9月の理恵子のリサイタルには沢山の方にいらして頂き、感激もひとしおでした。御木本澄子先生も大変喜んで下さり、このリサイタル終了後、理恵子に先生の主催でリサイタルの機会を与えて下さる、という大変あり難いお約束をして下さいました。先生は中でも特にリストとパデレフスキを気に入って下さり、是非もう一度その曲を含めて ご自分のホールで聴きたい、とおっしゃって下さったのです。それが来年1月15日に決まりましたのでお知らせいたします。 プログラムと詳細は以下の通りです。

ハイドン   アンダンテと変奏 へ短調 
ショパン   即興曲第1番 変イ長調 作品29
       スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
       アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 作品22 
パデレフスキ カプリス ト長調 作品14−3 
       ソナタ 変ホ短調 作品21 より
リスト    ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調
                   (曲目当日変更の可能性あり)

とき:2005年1月15日、18:30開演 ところ:トモノホール
一般3000円、学生2000円

このトモノホールの演奏会のチケットご希望の方はこちらまで。(氏名、住所、電話番号、券種(一般または学生)、枚数をお書き下さい。)

 それともう一つ、来年1月8日には高松の四国村異人館という所でもリサイタルさせて頂くことが決まっています。

パデレフスキ メヌエット ト長調 作品14−1
       ソナタ 変ホ短調 作品21より 第3楽章
ショパン    即興曲第1番 変イ長調 作品29
        幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
        スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
リスト     ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調 
ショパン    アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
                        (曲目当日変更の可能性あり)

 四国方面の方でお聴き頂ける方こちらをごらん下さい。

 そしていよいよ来年早々にはショパンコンクール・イン・アジアの最終審査アジア大会が東京と福岡で幕開けです。先日王子ホールで素晴らしいリサイタルをされたエヴァ・ポブウォツカ先生もその審査員として再び来日されます。先生は派遣部門の審査をされるご予定です。上に書いた2つのリサイタルに向けて帰国する理恵子と一緒の便でいらっしゃるので成田まで出迎えに行きます!!今からとても楽しみ。


12.6

 昨日の強風で庭のお花達が散々な目にあっています。咲きかけた花びらなど、無残にもちぎれてしまったり茎がぽっきり折れていたり、可愛そうなお花達。今朝はその治療に追われていました。
午後からはたくさんのレッスン頑張りました。今はもうほとんどのお母様が私よりずっとずっと若く、子育てに意欲的な方ばかりでこちらが煽られてしまいます。一瞬でも気を抜けないのでくたくたになりますが、一生懸命なお母様方を見ていると自分もかつては同じように夢中で子育てしていたことを思い出します。
  それにしても最近自分の練習はほとんど出来てなくて辛いものを感じます。やはり毎日少しずつでもさらっていないといけません・・・・いざ弾こうとすると指がもつれ、まるで自分の指じゃないみたいです。少しはまじめにさらわないと生徒に笑われる!!
 毎年新年には自分の練習時間3時間確保!!と決めて頑張るのですが・・・あぁ今年もあと少しで終わり、一年のなんと早いこと!  

 最近我が家ではまっているサラダホウレンソウです。葉が柔らかくて美味しいんです!


12.4

 何日か前にショパンコンクールに参加した生徒の実力が驚くほど付いた、というお話をしましたが、今日はまた別の生徒でもそれを強く感じました。この生徒は今年5月のピティナに始まり、千葉コンクール、ショパンコンクールと半年間、立て続けにコンクールに挑戦しました。特に10月半ばから始めたショパンコンの複雑な課題曲の譜読み、その後も小さな手である程度形に持って行くまでの大変な苦労(本人、私、お母様)、また弾けるようになってきてからは仕上げに手間取り・・・・という具合に課題は次から次ときりがなく、最終的には本人の気迫と努力の末「銀賞」という栄誉には輝きましたが全く余裕のないレッスン攻めで可哀想なことをしてしまいました。
 ところが今日久しぶりに課題曲から離れたバッハやツェルニーのレッスンをしてみて、この生徒のあまりの成長ぶりに驚きを隠せませんでした。まずは理解力、集中力の著しい向上です。今までこの生徒のレッスンで感じたことのない速さとやる気で反応してきたのです。他にも自分の音を聴く力、読譜力、感じる心etc.コンクール前とは格段の成長ぶりです。
 コンクールの弊害という事をよく耳にしますし、勿論指導者としてそれは充分承知している事なのですが、今日の様な生徒の様子を見ると、やはり持って行き方次第でコンクールは生徒を成長させる一番の早道だと確信します。また来年も頑張ろうと意欲は湧く一方ですが最近年と共に私自身の体力が少々心配。でも可愛い生徒達の為にはやるしかありません。とにかく頑張ろう!!


12.3

 例によって午前中はお花の手入れです。真夏と違うので汗は出てきませんがかなり消耗します。お花に肥料をあげ家の周りの草取りを夢中でやっていると大抵は3時間もあっという間です。こんなに頑張ってもまだまだ草は憎らしくも元気に生存しています。
ご覧下さい!!今日は久々に液肥を全てのお花達にあげました。美味しい栄養をたっぷり吸ったお花達は見事に生き返り、みずみずしく艶やかに変身です!!

少しずつ大きくなってきたパンジー レッスン室の前は色とりどり
さて、スリッパはどこにいるでしょう? 私がお花の世話をしている間中
この2階の窓から私をじっと見つめていました
かわいい!!

明日はまたハードな土曜日がやって来ます。私にとってお花は元気のもと!! 最高のリフレッシュです。本当はもっともっと増やしたいのですが・・・・


12.2

 先月のトモノホールでの勉強会に出演しなかった生徒の勉強会を今月12日に自宅のレッスン室で開くことになっています。4歳から9歳までの小さい生徒さんでまだ人前に出て演奏経験の少ない生徒さんがその中心です。来年4月には2年に1度の発表会を控えているためそのためのリハーサルでもあります。また、大きくなってからでは身に付きにくいことなど小さい内に身につけておかなければならないことは山ほどあります。
 小さいからこそ、すんなりと覚えてくれる時期にやって頂きたい毎日の訓練等をお話する予定です。今日はレッスンの合間にその原稿作りと来年発表会の曲目選定に追われていました。
 そんなことで、せっかく楽器屋さんがご招待して下さった今日の清水和音さんのオールショパンプロのコンサートには、結局行かれなくなってしまいました。でも嬉しいことに生徒の何名かにも招待状を頂けたので、きっと清水さんのパワフルな演奏で刺激を受けてくれた事でしょう。多分生徒達は感想を嬉しそうに話してくれると思うのでレッスンの時に聞くのが楽しみです。とにかく生徒達は忙しすぎて心のゆとりがあまり無いようですが、夢中で練習するだけではなく、少しでも日頃からCDや、出来ればコンサートに出かけて、音に親しむ時間をとって欲しい!!というのが私の願いです。


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