栄子のひとりごと2005年1月分

 栄子先生へのメールはこちら


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昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。

生徒さんへの連絡のページを更新しました。(2005.1.30)ぜひごらん下さい。


1.31

 私は父を早くに亡くしているため幼い頃から叔父が父親代わりをしてくれています。その叔父夫婦が今日は楽しい食事に招待してくれました。叔父夫婦は理恵子をまるで孫のようにいつも応援してくれていて近い将来絶対にポーランドへ行きたい!!!と嬉しい夢を語ってくれました。高齢のためそろそろ足下も危なげで杖をついて歩く姿には、しみじみと年月の流れを感じましたが優しいまなざしは昔と少しも変わっていません。これからも元気で是非ポーランドにも足を運んでもらいたいと思いました。

お料理があまりにきれいなので思わずシャッターを切ってしまいました

1.29

 今日はレッスンが午後からだったので午前中にお花のお世話をして、気分転換もばっちり出来ました。やはり毎日みてあげないとすぐに虫がついたり種を結んでしまったり可哀想な状態になっています!!

 今日のレッスンは5人だったので比較的楽でしたが、依然として鼻詰まりは治らず苦しい思いは続いています。夕食後、懸案のソルフェージュのクラス分けや問題作りに追われましたが何とか目処がつきほっとしている所です。

 そういえば先程ピティナから豊川ステップのアドバイザーローテーション表という物が届きました。内容をみてびっくり!!普通は3名の先生ですが参加人数が多いため急遽4名の先生方がローテーションを組んでアドバイスする事になったそうです。そのためお昼休みも途中何度かの休憩も先生方全員ご一緒ではなく、一人ずつばらばらにとるそうです。何だか寂しいです。先生方とお話が出来るのも楽しみの一つなのに・・・・残念!!
 でも、この地区は頑張っている人が多いらしいのと、間近に迫った地元のコンクールやコンサートを控えた人の素晴らしい演奏も聴けるようなので今からとても楽しみです。

 とにかく早く風邪を治さなければ。明日は朝から一日中レッスンがあるので夜更かしは止めてそろそろ休みましょう


1.28

 今週初めから体調を崩し、良くなってきたと思うとまたぶり返し、なかなか本調子に戻れません。悲しい・・・。今朝7時半頃のこと・・・まだゆっくり寝ていようと思っていたらとんでもない事が・・・・どっか〜ン、ゴロゴロドッシ〜ン!!!
 何事かと思えば理恵子が階段から転げ落ちたのでした。あ〜ぁ明日友人の結婚式というのに。背中にあざを作ったくらいで事無きを得ましたが全く人騒がせです。リサイタルが終わってから一日も休む暇なく出かけている理恵子ですが、いてくれて嬉しくもありそうでなくもあり・・・・とにかく理恵子がいると母親としては気が休まる暇がなく疲れ果ててしまいます。レッスンを終え夕食の支度の時、私は風邪で鼻が詰まっていて全く味見が出来ないので昭義先生に味見をお願いすると「うん!おいしいよ!!」でも何となく怪しいので理恵子にもお願いすると「濃すぎてからい!!」というのです。鼻が詰まっていると苦しい上に全く味が解らずここ2〜3日悲しい思いをしています。早くすっきりと治りたいです!!

 今日は久々に楽しいレッスンが沢山ありました。一生懸命な子供たちとのレッスンは私の元気の元です。始めて半年〜9ヶ月の姉妹。(年中と小1)競争しながら楽しく成長しています。


1.25

 疲れがピークに達してしまい今朝はとうとう熱まで出てなかなか起き上がれませんでした。午後からのレッスンまでゆっくりと休養しましたが、レッスン始まってもなかなか調子が出ずやっとやっとでした。こんな日は思い切ってレッスンをお休みしたいところですが、今日は出来なかった分の振替えレッスンが多くそうも行きませんでした。こんな日に限って余り練習してない生徒が多くのども痛く、今日のレッスン辛いものがありました。せめて一週間くらいゆっくり休みたい心境です。


1.24

 今日はテレビの取材があり音楽評論家の諫山さんがお見えになりました。テレビの撮影は過去にも数回経験がありましたが毎回緊張の連続です。一週間ほど前の事でしたが、ある生徒をご指名でそのレッスン風景を撮影したいというありがたい身に余るお話を頂きました。

 撮影は3時半から8時半まで休みなく続けられました。5時間にも及ぶ撮影の間中スタッフの方々は黙々とお仕事をされ、照明の熱さとスタッフの皆さんの若さ溢れるエネルギーが部屋中に充満していてその熱気に圧倒されました。その生徒は収録の後「あぁたのしかった!!!」とひと言!!唖然とする私でした。

諫山さんがお2人・・・?何とぜいたくな話し!!


1.22

 我が家は今、三人三様の別々の方向を向いています。とは行っても別にけんかをしている訳ではありません。昭義先生は演奏旅行、理恵子はリサイタルが無事終わった今休む暇なく、恩師へのご挨拶、多くの友人と会ったり友人の結婚式に出席したりと毎日飛び跳ねています。明後日は一番楽しみにしていた仙台行きだそうです。以前コンクールでホームステイさせて頂いた方に招かれています。そこではミニコンサートも企画して頂いているようで、演奏を通して多くの方とこうしてつながりがもてる事は本当にありがたい事です。

 私はと言えば今までになく大変な思いをしています。というのも昨年秋から新しい生徒たちが増え時間の遣り繰りが大変になってきた事、そしてその生徒達はやる気のある子達ばかりで驚くほど頑張っているのでその分教える方も熱が入り、クタクタになってしまうのです。もう私の許容範囲を超えてしまっているのでこれ以上生徒を増やす事は不可能になってしまいました。たまったメールにもほとんどお返事出来ずにいます。もう暫くお待ち下さい。来週半ばには必ずお返事出来ます。
  そしてもう一つ、最大にくたびれる大きな原因はおかあさん業なのです。理恵子がいるだけで思わぬ雑用に毎日振り回されてあっという間に一日が終わりです。このような具合なので今は家事や可愛いお花に時間をかけられずストレスたまりっぱなしです。あぁ時間がほしい!!


1.20

 今日はN響のコンサートを理恵子が聴きに行きました。私はレッスンが沢山あったので残念ながら行けませんでした。理恵子は以前にベルリンでアシュケナージ先生の講習会を受けているので今日は楽屋に伺ってご挨拶してきたそうです。


1.19

 理恵子のライブ録音CD 第2弾が昨日出来てきました!!内容は昨年9月に行われた青山でのリサイタルの実況録音盤です。

  カーソルをのせてみて下さい

1.18

 理恵子の留学日記がアップされました。どうぞご覧下さい。


1.17

 理恵子のリサイタルが行われたトモノホールは駅から分かりにくい所にある為、初めての方にも分かりやすいように案内図を貼る事を思いつき、開場1時間前に昭義先生と周辺に貼って歩きました、生憎の土砂降りでガムテープがつきにくく、その上風も強い為傘を差す事も出来ず、二人ともびしょぬれになりながら大変な思いで貼り終えました。結構時間がかかってしまい大慌てで会場に戻り鏡に映った我が姿をみてショック!!髪はぼさぼさ疲れ果てた顔・・・そう言えば今日は私が担任をしていた頃の生徒がきてくれるので20年ぶりの再会の日だった!!、音大時代の友人もチケット買ってくれたんだった!!どうしよう!!でも開演時刻は刻々と迫り、もう諦めるしかありませんでした。悲しい・・・でもまあ主役は理恵子だからいいや!と開き直りいよいよ開演!!

 今回は御木本澄子先生主催のコンサートなので沢山の指のトレーニングの先生方や先生のお弟子さんが大勢いらして下さいました。北海道からの宮澤先生は生徒さんを連れていらして下さいました。10分前にはもう満席状態で開演を待つ緊張した空気が場内に張りつめていました。すると定刻に青いラメのドレスに身を包んだ理恵子がにこやかに登場!!ホールの照明にライトアップされきらきらと輝き、このドレスにして良かった!!と内心ほっとしました。実は前日までこのドレスではなくシャンペンゴールドのドレスを着る予定でした。ところが前日に試着してみたら・・ん??理恵子の様子がおかしい・・「いきデ ・キ・ナ・・ィ」あ〜ぁせっかくこの日の為にダイエットさせたのに手遅れだったか・・・。
 それからが大変。練習どころではなくなりドレス選びが始まり部屋中にドレスが溢れ返る有り様。やっと着られたのがこの青いドレスだったのです。そんないわく付きのドレスをこともなげに着こなし楽しそうに演奏出来た理恵子でした!!

当日のプログラムは以下の通りです。

ハイドン   アンダンテと変奏 へ短調 
ショパン   即興曲第1番 変イ長調 作品29
       スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
       アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 作品22 
パデレフスキ カプリス ト長調 作品14−3 
       ソナタ 変ホ短調 作品21 より
リスト    ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調

アンコールはパデレフスキ「メロディー」と「メヌエット」の2曲でした。

 このような素晴らしい機会を提供して下さった御木本澄子先生に心から感謝申し上げます。まだまだ曲によって理解度にむらはありますが、現時点での努力を御木本先生も大変評価して下さり、いらして頂いたお客様にも楽しんで頂けた様でひとまず肩の荷が下りました!!次回は6月カザルスでの大舞台が待っています。今後とも応援よろしくお願いします。


1.15

 今日は理恵子のトモノホールでのリサイタルでした。雪の予報でしたが、予報は外れあいにくの大雨でした。そんな中を大勢のお客様にいらしていただき感謝しております。とりあえず写真のみアップいたします。でも明日朝から夜までレッスンがつまっているため、詳細はのちほど。

太腕で熱演!・・・? 超満員のお客様
左から宮澤功行先生と生徒さん、
右は御木本澄子先生
渡部由記子先生と
生徒と生徒の父兄とともに 生徒たちとともに

1.12

 今年に入ってから休まる暇も無く九州、四国と出かけていたのでやはり相当疲れが出てしまいました。昨日一昨日とついにダウンしていました。でも昨夜ゆっくり休んだら今日は大分疲れも取れてレッスンに集中出来てほっとしています。ここ2〜3日お花の手入れも出来ない程時間に余裕がありません。掃除もほとんどする暇が無く廊下や階段にはスリッパの毛や埃が塊で落ちているんです。悲しい・・・・。でも明日は珍しくレッスンが一人だけなので久しぶりにのんびりとお花と庭の手入れや家事に専念出来そうです。

 4月に2年に一度の発表会をするのですが、2年前に比べると信じられないほどの成長ぶりです。曲目だけを眺めていても半数以上の生徒がかなりの大曲を弾くことになるので教える方も必死です。夜は時間のある限りさらって指遣いや練習方法を考えているとあっという間に日付が変わってしまいます。

 今日のレッスンでは暮れからお正月にかけて一月近くレッスン出来なかった生徒をレッスンをしたのですが、驚きました。暮れに新しく渡した教材2冊をほとんど全曲持ってきたのです。そしてその半分以上が大変音楽的によく弾けていました。この教材2冊は遅い生徒では何年もかかるものです。この生徒は 私のところに来てまだ数ヶ月ですが、癖のある弾き方も大分直ってきて 今では姿勢も手のフォームも自然になり弾くことが楽しくて仕方ないようです。生徒が伸びて行く時のレッスンは何より楽しく、つい時間の経つのも忘れてしま います。


1.10

 一昨日遅く四国から戻りました。理恵子のリサイタルは四国村異人館というこじんまりとした美しいサロン風のコンサート会場で行われました。前日の夕方にリハーサルをした時あまりにもピアノが響きすぎて半開にしようかと迷ったほどでしたが、当日はお客様が入ると落ち着いた響きになり心配無用で安心しました。

本番前日のリハーサル風景です

 温かな拍手に迎えられ、シャンデリアが美しく輝く会場に理恵子はニコニコと登場。小さい頃は仏頂面で、にこりともしなかった理恵子ですが、いつの頃からこんなに笑顔でステージに出てこられるようになったのだろう・・・・そんな思いにふけっているとパデレフスキのメヌエットがきこえてきて、いよいよリサイタルの始まり。
 お客様は、いつもこの企画を楽しみにいらしていらっしゃるという地元の常連さんと、初めての方と半々とのことでした。歴史有るコンサートだそうで理恵子で106回目と伺いました。私がこのコンサートのことをインターネットに載せたので、コンサートが終わると私のホームページを読んで下さっていらっしゃるという方が何人も理恵子の元へいらして下さり大変喜んで下さいました。ドレスは前回東京のリサイタルで着た紫のものでしたが偶然にも会場の外観と全くおそろいでとてもマッチしていて驚きました。
 日本で全く知らない土地でのコンサートは理恵子にとって初めての経験でしたが温かい皆さまの応援で素晴らしいコンサートにして頂き、また一つ帰国の大きな想い出が出来ました。また本場の讃岐うどん、お魚をたっぷりと堪能させて頂き、本当に四国の皆さまに感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございまし た!!


1.9

 アジア大会の会場(福岡国際会議場)は今回、広く綺麗でこんな素晴らしい場所でショパンが弾けるだけでも幸せだと思いました。私がここに着いたのは午前10時でした。せっかく全部聴こうと張り切っていたのに、なんとコンクールは1時間前の午前9時から既に始まっていました。小学校1〜2年部門の最初の数名は既に終わっていました。1〜2年部門20名。3〜4年部門23名。5〜6年部門 17名。日本全国の金賞受賞者とアジア諸国からテープ審査で選ばれた精鋭達 60名の演奏が午前9時から午後6時まで9時間にわたって繰り広げられました。 この長時間では審査に当たられた委員長のヤシンスキ先生をはじめ先生方はどんなにかお疲れのことでしょう。ただ聴いているだけの私でさえも前日までひどい寝不足状態が続いていた上10時から8時間かなり集中して聴き続けたため終わってふと我に返ると今にも倒れそうでした。今回どんなに無理をしてでも聴きに行った甲斐がありました。なぜならほとんどが想像をはるかに超えるハイレベルで(中にはなぜこの人が???と思わせる演奏もありましたが)日本だけでなくアジア諸国から参加された子供たちの驚くべき才能と底力を目の当たりに出来たからです。
  全ての演奏が終わり、先生方や出演した浅原由香ちゃんご家族と感想などお話したり記念撮影をしていると、もう帰りの飛行機の時間が迫ってきたので結果が気になりながらも会場を後にしなければなりませんでした。その後空港で搭乗直前に浅原さんから嬉しいメールを受け取りほっとしました。

 高松の理恵子のコンサートの様子は明日写真とともにアップします。時間がないのですみません。


1.6

 ショパンコンクールアジア大会の様子を今途中まで書いていたのですが、明日朝から高松行きなのになんの用意もしていなくて慌てています。これから準備をしなくてはならないのでとりあえず写真をアップします。日曜日に詳しくご報告出来ればと思っています。

浅原由香さん(小5) 長谷川先生、佐藤君、浅原さんとともに
8時間聴き続け疲れ果てた私・・・

1.5

 お正月からずっとあまりにも色々なことがありすぎて、一日があまりにも短く睡眠時間もほぼ毎日4〜5時間という状態でした。つい先程福岡から戻った所ですが自然にまぶたも閉じてしまうほど眠いです。

 私は福岡で開かれたショパンコンクール・イン・アジアのアジア大会を聴きに行ったのですが、結果も聞かずにあわてて空港に向かったので結果は浅原さんのメールで知りました。ですから今の時点ではほんの数名の方の結果しか分かりませんが、とりあえずは嬉しい結果だけご報告です。小学校5〜6年部門に出場した浅原由香さんが見事銅賞を受賞しました。由香ちゃんの大変落ちついて、よく音を吟味して演奏する姿に感動し、終わって本人の嬉しそうな顔を見たら涙が止まらなくなってしまいました。本当によく頑張ってくれました。陰で支えて下さったご家族に心から感謝いたします。そして直前までお正月もなくレッスンをして頂いた長谷川先生、本当にありがとうございました!!今回外国からの出場者も昨年より増えどの人の演奏を聴いてもさすが!!というため息の連続だったのでまさかの受賞に驚きと喜びで一杯です。長谷川先生の生徒さんの佐藤元洋くんも、目をつむっていると小さな身体から出ている音とは思えない素晴らしい音色で、彼の演奏が始まると会場がし〜んと静まり返るほどでした。佐藤君も銅賞!!!おめでとうございます。札幌の宮澤先生の生徒さんの木村さんは豊かな音色と圧倒的なテクニックで見事金賞を受賞されました。嬉しいことに来週15日には理恵子のトモノホールでのコンサートに宮澤先生がいらして下さいます。こんな素晴らしい先生にいらして頂けることは理恵子にとって大変な励みになります。本当にありがとうございます!!

明日には写真などご紹介します!!


1.1

 明けましておめでとうございます!!!今年も新たな気持ちで頑張りますのでよろしくお願いいたします。
 昨日は家の大掃除をしたりレッスン室の模様替えをしていたらいつの間にか新年になっていました。そして今日元旦は両親、弟家族とともに新年のお祝いをしました。子供たちは高校生と中学生ですが遥かに私の身長を超えてしまっていました。生徒にもどんどん追い越されいつもこの時期になると子供の成長には驚かされます。

左から弟の奥様、私、両親 母ご自慢のビスクドール

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