栄子のひとりごと2002年10月分 

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10.30

 バッハやツェルニーをコンスタントに上達していくには、自宅で練習する時レッスンに持っていく曲以外に4〜5曲先へ先へ譜読みすることが大切です。特に小学2〜4年生あたりは読譜力がしっかり身につく大切なときなので、できる限りたくさん譜読みをする必要があると思います。たくさんといっても気持ちの負担を感じてしまうようでは困りますから、あくまでも楽しみながら2〜3ダンでも半ページでも良いくらいの気持ちでコツコツと積み重ねていくのです。1週間後には必ず全部つかえずに弾けるまで練習していきます。これが軌道に乗ってくるとレッスンでは常に2〜3曲仕上がり、自宅練習では4〜5曲先まで見ているという良い条件が揃います。もし専門にピアノでやっていこうという気持ちが少しでもあるなら、これは常識的なことです。レッスンに持っていく曲しか練習していなくて、その曲が上がるとやっと次の曲を譜読みしているようでは例えばツェルニー30番では30曲を終わらせるのに何年かかるか分かりません。その気になれば1年かからず終わらせることも可能です。


10.29

 年末の新宿トモノホールでのコンサートに向けて一人ひとり仕上がりに差はあ りますが、思うように軌道に乗ってきました。ほとんどの生徒がだいぶ背伸び をした選曲をしているにも関わらず、心配はご無用とばかりにこなしてしまう ので驚いてしまいます。多少無理と思われる曲を弾かせていくことにより生徒 は成長するものなのですね。今年の締めくくりとして皆がどんな演奏を披露し てくれるのかがとても楽しみです。そしてもう一つの楽しみは何と言っても休 憩時間のケーキとお茶の時間でしょう。近くの有名ケーキ店から取り寄せるケ ーキは格別です。家族やお友達同士の輪がどんどん広がる素晴らしいひととき です。


10.28

 連弾や合奏はお互いに歌いたい気持ちがたくさんあり、どういう風にしたいかが分かりあえると気持ち良いほどピタッと決まります。合わせ物をする時には少し大げさなくらいの呼吸と体の動きが何より大切です。呼吸もせず体が硬いと絶対と言ってよいほど合いません。今月の12日に行われたティータイムコンサートを聴いた6年生のMちゃんは私が「どうだった?」と聞くと、「息の音がすごかった。先生からいつもブレスしてと言われていたけど、あんなにして良いとは思わなかった。」と言ったのです。あの時、間近で5人の迫力ある演奏を聴き、驚きと感動で一杯だったのでしょう。とても興奮して感想を語ってくれました。そしてこのMちゃんは演奏家の皆さんへの質問というコーナーで真っ先に手を上げて、「どうして指揮者もいないのにこんなにピッタリ合うのですか?」と質問をしました。答えは「皆の気持ちを1つにすることとブレスが大切。そして指揮者の代わりはファーストヴァイオリンがやっている。」と答えてくれました。ファーストヴァイオリンは皆をリードするために多少大げさなパフォーマンスとブレスで指揮者の役割をしています。つまりソロでも連弾でも合奏でもオーケストラでも全て同じことが言えます。


10.26

 今日は声楽に続いてソルフェージュのレッスンがありました。先生の美しい声が隣の部屋にいる私のところにも聞こえてきました。生徒達は皆楽しそうに声を出していて、やはり専門の先生が教えるとこうも違うものかと驚いてしまいます。ソルフェージュは今日初級中級のクラス2組のレッスンがありました。どちらのクラスもとても活気があり、複雑なリズムもどんどん分かるようなってきたようです。私が作った問題もすらすらと消化していってしまうので、どんどん次の問題を考えて録音していかないと間に合いません。うれしい悲鳴です。あっという間に時間がたち、どの子ももっとやりたいなという顔をして帰っていきました。


10.25

 年末のクリスマス・コンサート(非公開)はソロの他に連弾あり、ヴァイオリンとの共演ありと盛りだくさんの内容が予定されています。合わせの練習はとても楽しいのですが、皆それぞれにピアノの他に別の習い事が多いのと、学校の帰りが遅いのでお互いのスケジュール調整が大変です。でも何より楽しいらしく、目を輝かせています。驚いたのは1回目の合わせからほとんどの子が暗譜状態で張りきっています。よく歌いよく相手の音を聴くとピタッと合いますが、体が硬かったり自分が弾くことだけで精一杯のうちはピタッというわけには行きません。合わせる度に変わっていくことがとても楽しみです。


10.24

 昨日移動したピアノを今日はじっくりと調律してもらいました。2階に上げたピアノはあまり響きがなくてずーっと調子の出なかったピアノですが、今日の調律で蘇りました。今引っ張りだこの売れっ子調律師さんのおかげです。こちらの注文にいやな顔一つせず聞いて下さり、思い通りの素晴らしい調律をして下さいました。今までは弾き込みが足らないので音が本当に出てこないのだと思っていましたが、弾き込み不足ではないということが分かりました。まるでお料理の下ごしらえから盛り付けまでのようでした。やはりピアノの良さを弾き出すのは調律師さんの腕次第ということのようです。
 これで理恵子も今まで愛用のピアノと同じように今度のピアノを気に入ったようで、これからこのピアノを弾き込んでくれることでしょう。


10.23

 朝9時から午前中一杯かけてピアノ移動が予定通り行われました。クレーン車で400kg近くのピアノをいとも簡単に持ち上げてしまう迫力には驚きました。

 

 家の前にクレーン車がスタンバイしたところです。まず2階のO型を下ろし、1階のB型を持ち上げました。家を建てた時に2階へのピアノの上げ下ろしを想定して大きな窓にしてありましたが、B型はやはり大きいので、横向きでは入りにくくやり直して縦の向きでやっと入りました。

 

 永年使ったカーペットもついでに新しくしたので、部屋もピアノも新しくなったような新鮮な気持ちがしています。


10.22

 我が家ではピアノの搬入や移動の時は20年近く信頼のおける運送屋さんに頼んでいます。大変丁寧でピアノをまるで人間のように扱ってくれるのです。我が家の1階と2階のピアノを明日入れ替えるのですが、実はもっと早くに移動してもらう予定でした。ところがちょうどその日にポリーニのピアノ移動が入ってしまったらしく、明日に延期されてしまったのです。(ポリーニでは文句も言えませんね。)2階のピアノは理恵子が今まで13年間毎日弾いてきたものです。ピアノがただ1階に移動するだけなのに寂しいらしく、名残を惜しんでいつまでも練習していました。実は昨日ガラスで指先を切ってしまったので今日は弾けないと言っていたのですが・・・・・・指が切れているというのに今日また弦まで1本切ってしまいました。
 移動の様子は明日写真入りでご紹介します。


10.20

 先日台風の折に理恵子が出かけて行ったダン・タイ・ソンのコンサートが今日10時半から放映されるというので、夕食後テレビのスイッチを入れるとその1つ前のコーナーで今や世界的に有名になった大野和士さんが映っていました。大野さんがまだ湘南高校の学生の時、芸大入試のために芸大の指揮の先生のところにレッスンを受けに来ていました。朝から約10時間のレッスンを受けにお弁当持ちで来ていて、その内の3時間ほど私がピアノを弾いてレッスンのお手伝いをしていました。芸大入試の課題曲は勿論、シンフォニーやコンチェルト、オペラなど数えきれないほどたくさんの曲をピアノ相手に指揮をしてレッスンを受けていました。その頃の大野さんは青白い顔に黒縁眼鏡をかけ、とても真面目そうでいかにも芸大受験生という感じがしていました。でも最近の映像を見るとその頃のイメージとはかけ離れて、ずいぶん逞しくなったなという気がします。それもそのはずですよね。その頃からもう20年以上の時が経ったのですから。モネ劇場音楽監督に就任されたとのことで、そのオーケストラの映像がかっこ良く映っていました。フランス語で楽員に語りかける大野さんは、とても偉大でもう私のことなんか忘れちゃったかな・・・・・・
 ダン・タイ・ソンが弾かれたのはラフマニノフのパガニーニ狂詩曲で、これもまた最高に素敵でした。ショパンの時とはまた違ったダン・タイ・ソンの魅力を充分に味わえた名演でした。


10.19

 ソルフェージュの初級中級のレッスンがありました。楽しみながらどんどん新しいリズムパターンを覚えて行く様子は気分爽快です。生徒達の回を重ねるごとの成長ぶりは目を見張るものがあります。11月からは新しいひよこクラスもスタートします。譜面の書けない子供たちに一から教えることは大変な苦労がありますが、その子供たちの能力を引き出す面白さはまた格別です。自宅で音感訓練をきちっとしていてくれる家庭の子供は、また最高に伸びが速いです。私の生徒達はほとんどがソルフェージュのレッスンが大好きです。


10.18

 ツェルニー40番をいい加減にあまり練習もせずに持ってくる子の苦肉の策として考えた「栄子先生と1小節交代でやってみよう!」というアイデアが今我が教室に定着しつつあります。このレッスンが生徒にとっては大変スリルがあって面白いらしく、絶大な効果が上がってきています。各種のリズム変奏までかなりのテンポでやらせてしまうので、「ちょっと待ってよー!」と言いながらも懸命について来る姿はとてもかわいいです。終わる頃には皆顔を真っ赤にして汗だくです。一人練習ではなく先生と一緒に頑張っているということがうれしいのでしょう。弾き終わると充実感で一杯の顔をしています。私がこのやり方を思いついてから、ツェルニーをサボる子がほとんどいなくなったのはうれしい出来事です。毎週ツェルニーの進みが悪くてイライラしたのはもう過去の出来事です。


10.17

 ほぼ1年分の写真整理をしました。ほとんどが理恵子のコンサートの折りに撮ったものです。その時に花束などと一緒にいただいたお手紙も全部とってあるので、それも一緒に挟み込みながらアルバム整理をすると当時のことが蘇りとても楽しいものです。1年分の写真は分厚いアルバム2冊分におさまりました。写真を見てつくづく思うのは子供が女の子で良かったなということです。演奏も楽しみですがコンサートの度に新しいドレスを作っていただくのがとても楽しみだからです。ドレスはその曲のイメージで作っていただくので、生地選びから本人がやっています。作っていただく方は理恵子のことがよく分かっていただいているので、仮縫いも一切なしでピタッと決まるところがうれしいです。ドレスを見ただけでその時のコンサートの様子がハッキリと思い出されます。


10.15

 今日は四谷の紀尾井ホールのコンサートの日、レッスンを全てキャンセルし朝からそわそわわくわく、理恵子の師であるダン・タイ・ソンのリサイタルなのです。レッスンがなければないで日頃できない雑用がたくさんあり、溜まったアイロンがけなどを全て済ませ理恵子と待ちあわせた四谷に向かいました。久し振りにゆっくりと夕食を食べ始めたところに、ご主人様からお怒りの電話がかかりました。何かと思ったらキャンセルしたと思っていたレッスンの生徒が家に来てしまったとのことでした。このところ色々な行事が重なり、生徒に迷惑ばかりかけてしまっている私です。コンサート前にすっかり落ち込んでしまいました。
 気を取り直しコンサート会場に足を運ぶと、会場はほぼ満席の盛況でした。武満徹の「リタニ」から始まり、メンデルスゾーンの無言歌、リストの「伝説」、休憩を挟んでドビュッシーの前奏曲第2巻というプログラムでした。どれも完璧なテクニックと多彩な音色、ダイナミックな表現で聴衆を感激の渦に巻き込みました。極め付きはアンコールです。3曲弾きましたが、その内の2曲が私の大好きな曲でワルツ第2番と英雄ポロネーズです。今まで一度も聞いたことのないような迫力で圧倒されてしまいました。
 終演後楽屋に行きましたが、そこにはステージの上とは別人のような優しい笑顔のダン・タイ・ソンがいらっしゃいました。5年前に初めてお会いした時からいつもお会いするたびに日本語で「おかあさん。」と言って温かく迎えて下さいます。今日の演奏を聴き、ずっとダン・タイ・ソンのファンでいようと決心しました。今夜の演奏は一生忘れられないものになるでしょう。


10.14

 譜面を読めなくても耳で何度も聴きかなり高度な曲でも弾けるようにしてしまうメソードがあります。この方法はとても良い方法だと思います。私も自分の子供に生まれた時からたくさんの曲を聴かせて育ててきました。私の生徒の中にも導入の時期をこのメソードで過ごした子がいます。とても譜面を読んでいたのでは弾けないような曲をどんどん弾いてしまうのですが、奏法については何の注意もされないそうです。ただ音が合っていれば良いという世界のようです。このメソードは本当に素晴らしいと思うのですが、並行してソルフェージュと奏法も徹底して指導して欲しいです。(どんなメソードでも所詮は指導者次第ということかな・・・・・・?)
  そのおかげで私は今この子の手のフォームや姿勢ばかりを直すことを強いられています。私のところに来てしばらく経ちますがやっと最近になって人からも音色がきれいだと言われるまでに成長しました。私もやっと最近音が変わってきたと感じるようになりました。美しい音色というのは美しいフォームから生まれるものなのです。自己流の自分勝手な弾き方で人を感動させられるというようなことはあり得ないと思います。


10.13

 昨日のティータイムコンサートはいつものソロリサイタルとはがらりと雰囲気が変わり、大変楽しくいつまでも聴いていたいような気持ちでした。若さ溢れる大学生5人の演奏は聴くのは勿論ですが、見ているだけでも楽しかったです。演奏された曲目をご紹介しましょう。
1.ハイドン/弦楽四重奏曲「ひばり」
2.楽器紹介
 ハロルド・アレン/虹の彼方に(「オズの魔法使い」より) チェロ:傳田正則
 アリー・リューベル/ジッパ・ディー・ドゥー・ダー(ディズニー) ヴィオラ:坂口翼
 ジョン・ウィリアムズ/ヘドヴィクのテーマ(「ハリーポッターと賢者の石」より)
                  ヴァイオリン:白井圭、吉岡麻貴子
 ショパン/ピアノソナタ第3番第1楽章 ワルツ第5番
                  ピアノ:根津理恵子
3.ドヴォルザーク/ピアノ五重奏曲
 という具合ですから、小さな子供からお年寄りまで皆さんに楽しんでいただけたと思います。演奏会後は我が家で打ち上げパーティーをしました。演奏者は1階、親戚は2階に分かれそれぞれに盛り上がりました。終演後の記念撮影と皆さんからいただいた花束です。

 


10.11

 今日は朝から夕方のレッスン開始時刻までずっと来客があり、明日のティータイムコンサートの準備に追われたり慌ただしい一日でした。今日の大きな反省は私の勘違いで2人を同じ時間にレッスンに呼んでしまったり時間を間違えたりと、とんでもないことをしでかしてしまったことです。これでは生徒が時間を間違えたからといって偉そうな顔はできません。先生失格の厳しい一日で大変反省しています。

 明日はティータイムコンサートです。気を取り直して楽しんできます。その報告はまたあした。


10.9

 我が家の2階のリビングに置いてあるピアノはいま主に理恵子が練習に使っています。小学校2年生の時からなので、もう13年以上弾いています。その間にオーバーホールや部屋の音響の調整を色々試みました。小さい頃はこのピアノでも充分練習の意味はありましたが、今では練習中にどんどん弦が切れるようになり、リストやプロコフィエフの練習が始まると私もいつ弦が切れるかとビクビクしながら聴いています。そこで今ヴァイオリンのレッスン室にあるピアノがこのピアノよりサイズが大きいこともあり、ピアノを入れ替えてみようということになりました。
 以前は弦を切るたびに直してもらっていましたが、今では直してもすぐにまた切ってしまうので4〜5本切れたままの状態で弾いているので、やかんを叩いたような音がしています。理恵子はその音に慣れてしまい、全部揃っているマトモなピアノで練習した時にあまりにもきれいでこんな曲だったのかと思ったこともあるそうです。でも理恵子はこの小さいころから愛用のピアノがいくら弦が切れても大のお気に入りなので、今度リビングに入れるピアノを気に入るかが問題です。


10.8

 12日のティータイムコンサートに向けて、今日は家で合わせの練習をしていました。午前中から午後7時過ぎまでお昼休み以外はずっと熱の入った練習が聞こえてきました。皆若いのでものすごい集中力で、部屋は熱気に溢れていました。その様子を私の生徒に見せたら、あまりの音量の大きさに驚いて逃げてくる子やあっけにとられて口を開いたまま固まっている子など、見ていてとても面白かったです。

 

 12日のコンサートがどのようになるのかとても楽しみです。


10.6

 千葉音楽コンクール本選会を聴きに行ってきました。生徒が1人B部門で出場していました。B部門についていうと、参加人数122人、第2次予選に進んだのが42人、最後の本選会に進んだのが13人という事なので、かなりの難関と言えるでしょう。この13人中4人が女の子で、残りの9名が男の子でした。男の子が好かれる時代なのでしょうか?当初の予定では生徒の演奏を聴いたらすぐに帰るつもりでしたが、結局最後の発表まで聞いてきました。
 結論から言うと生徒は入賞できなかったのですが、残念という気持ちよりむしろその正反対で今日の演奏を聴いて大変満足しています。これまでこのMちゃんの本番は一度も聴きに行けなかったのですが、ビデオを見せてもらっていました。どれを聴いても歯がゆい演奏ばかりだったのです。でも今日の演奏は違っていました。演奏番号1番というハンディを背負いながらも、今までとは違う大きな成長を感じさせる素晴らしい演奏だったからです。今日はB部門(小学校3〜4年の部)とA部門(小学校1〜2年の部)しか聴いていませんが、生徒の出場したB部門に関してはかなりレベルが高かったように思います。その中でもMちゃんの今日の演奏レベルからすると、もしかしたら・・・という気持ちが微かにあったので、結果まで聞いてみようと思った次第です。終わってから昭義先生が会場であるぱ・る・るまで迎えに来てくれたので、Mちゃん親子と話をしないで帰ってきてしまったことが心残りです。ひと言褒めてあげたかったのですが・・・
 総合1位に入った子がなんと小学校1年生の男の子でした。この子の演奏はPTNAでも聴きましたが、見事な感性と脱力法で弾いています。もう1つ驚いたことは、毎日どれくらい練習するのという問いに対して、50分位かなとサラリと言ってのけたことです。


10.5

 私は歌うことが大好きです。その昔人前で美しく響く声で歌うことを夢見たこともありましたっけ・・・今日は隣の部屋で生徒達が声楽のレッスンを楽しそうに受けている声が聞こえてきました。といってもまだ3回目なので、生徒達が慣れて軌道に乗ってきた頃見学させてもらおうと思っています。人前で堂々と恥ずかしがらずに歌えるということは本当にすごいことなのですよね。こうして声楽のレッスンを受けられる生徒達がうらやましいです。グループのソルフェージュレッスンは皆楽しくて仕方ない様子でした。驚いたのはピアノのレッスンの時には見せないような積極性がある子がいたことです。多分こちらが本性なのでしょうね。

 久々にスリッパ登場です。2階の窓を開けてもらってお気に入りの場所に座っているところです。

 

 次はマタタビの粉をつけたツメとぎに夢中・・


10.4

 昨年今ごろちょうど肺炎にかかっていた時期でした。その頃のホームページを読み返してみると、人生無理をすることが当たり前みたいなハードスケジュールをこなしていた自分を思いだします。ちょうど家を改築してそれに伴って毎晩夜遅くまで片付けものをして無理をしていたので、肺炎にかかってしまったのです。それ以来私の口癖は「無理をしないで人生楽しまなくちゃ!」になりました。そう考えるようになってから、生徒を教えることも前よりずっと楽しくなり生徒をよりかわいいと思うようになりました。


10.3

  ピアノプレーヤーで録音するものがたくさんあるので、今日は失礼します。


10.2

 今日は皆よく練習してあり、感心したり感激したりの連続でした。レッスンが長引いて遅くなってしまいましたが、自宅の方に戻ると理恵子と昭義先生が一生懸命食事の準備をしてくれていて、美味しそうな匂いがリビングにたちこめていました。家族の協力があるからこそピアノの先生が続けられるのですね。


10.1

 戦後最大の台風が来る!というので、我が家でも台風対策に追われました。鉢植えを出来るだけ中に入れたり、いつも倒れてしまう自転車を初めから倒しておいたり・・・・理恵子は夕方から師であるダン・タイ・ソンのコンサートでオーチャードホールに行ったので、帰ってくるまで気が気ではありませんでした。先程無事帰宅しました。お客様は半分以下だったそうです。明日は秋晴れの良いお天気になるそうなので、ひとまず安心です。

 今日はレッスンが思うように行かない日でした。来るはずの子が来なかったり、時間を間違えてくる子がいたり等の上に台風情報は気になるしで、すっかり調子が狂ってしまいました。私がまだ2〜3歳だった頃三重県に住んでいて、もう少しで床上浸水になる恐ろしい体験をしています。戦後最大と聞いていたので、その時の伊勢湾台風を思い出して大変なことになるのではないかと思っていましたが、だいぶおさまってきたようで本当に良かったです。


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