栄子のひとりごと2003年2月分

メールはこちら


このページは下から上へ順番に日付が新しいものになっています。


2.28

 今日はレッスン以外はフィットペダルとフィットボードのことで朝から電話とファックスに明け暮れた一日でした。いよいよ全国の方から注文が来ました。 生徒を育てることに大変熱心な先生方も皆このペダルとボードに夢中になってしまいます。あすは銀座のヤマハでピティナの課題曲説明会があるので講師の先生方にもこのお話をしようと思っています。熱心な先生方がたくさん集まられるのでとても楽しみです。私の教室でも発表会が終わるといよいよピティナの開幕です。今年はどんな頑張りをみせてくれるでしょう。今日ピティナから課題曲のCDが届いたので、先程聴いてみて今年は誰にどの曲が合うかな ?と考えわくわくしていたところです。

 

 


2.27

 このところずっとフィットペダルとフィットボードのことで忙しく、お花の手入れを少し忘れかけていました。何と言っても私に元気を与えてくれるのはお花です。今日は久し振りに庭に出で見ると、パンジーの株が一回りずつ大きくなっ ていて、その生命力の強さにに驚いてしまいました。暫く放っておいたのに見事に咲き誇り、一生懸命大きくなっていて何と可愛いこと!!!生徒もこれくらい逞しいといいのにな〜。庭に咲く花は豪華な花より、素朴で強い花が好きなのでいつもパンジーかベゴニアを植えています。今年から庭が少し大きくなったので育て甲斐があります。生徒もお母様方もお花の好きな方が多いので 、 皆さん庭のお花をとても喜んでくださいます。お母様方からお花のことを褒 めていただくと、まるで自分を褒められたように嬉しくなり、その結果どんどん可愛いお花が増えていってしまうのです。明日はその庭の様子を写真でお見せしますのでお楽しみに・・・・


2.26

 感動の日!!!、待ちに待ったフィットペダル、フィットボードのページが公 開されいよいよ悩んでいらした皆様に使っていただける日が来ました。試していただいている先生からも続々と『すばらしい使い心地でたくさんの生徒に使わせたい』との嬉しい感想をいただいています。この感想も後ほどご紹介いたしますので楽しみにお待ちください。今までもコンクールや発表会で足台が原因で不自然な姿勢をしている子を何人も見てきましたので、これからはこんな 方々にフィットペダルフィットボードを使っていただき喜んでいただきたいと 思っています。何と言ってもこのホームページをご覧の方にまず優先的にお知 らせしていますのでこれから少しずつ広がっていけば嬉しいです。ちらし等が 出来るのはあと1ヶ月くらいしてからなのでそうなるとホームページを読んで いらっしゃらない多くの方にもお知らせできるので今からわくわくしています。何しろ栄子先生ご自慢のペダルとボード、「知る人ぞ知る」です。娘が今9歳だったらなーー悔しい!!!


2.25

 今日理恵子は地元の公立中学の来年度入学者の説明会で現在小学6年生の前で ピアノを演奏させていただきました。娘はこの学校出身なので卒業生として紹 介してくださったのです。体育館のアップライトピアノでの演奏でしたがきち んと調律をしてくださり、演奏中はだれ一人としておしゃべりする子もなくみ んなし〜んと聴いてくれたそうです。小学生から大きな花束と大喝采をいただ き、集まった2校の校長先生はじめ係の先生方も総動員で理恵子を温かく迎え てくださったようです。驚いたことに理恵子が通っていたときの担任の先生が (今はもう違う学校に勤務されているのですが、)偶然今日この会にいらした そうです。7年ぶりの担任の先生との突然の再会に理恵子は固まってしまった そうです。もう一つ驚いたのはその花束を持ってきてくれた小学生は4年前ま で私がピアノを教えていた生徒だったのです。その子はピアノも大変才能のあ る子でしたがやはり塾通いのため大好きだったピアノをあきらめなければなら ない生徒でした。こうしてやめて行った生徒も理恵子のピアノを聴いて心から 感動してくれたことがなりより嬉しいことです。


2.24

 フィットペダルとフィットボードの最終段階の打ち合わせが終わり、いよいよお待ち下さっている皆様にお配りできる日が近づいてきました。一両日中には ホームページ上で全てを公開できますので楽しみにお待ちください。その打ち合わせの真っ最中に文化会館からの電話で「16日の理恵子のコンサートがチケ ットすべて完売!!!」という嬉しい知らせを受けました。我が家に残っている チケットはあと2枚でしたが、たった今昔教えていた生徒からの電話でそれもなくなってしまいました。演奏する者にとってたくさんの方に聴いて喜んでい ただけることがいちばん嬉しいことなので、理恵子も当日は張り切って演奏して くれることでしょう。昔私のピアノの先生がピアノ・トリオ、(ヴァイオリン 久保田良作・・・皇太子様の師、チェロ清水勝男・・・・天皇陛下の師、ピア ノ近江康夫〕の演奏会を開かれた時の話です。大変残念なことに今は三人と も亡くなられてしまいまいたが、ジュピタートリオとして華々しくすばらしい 活躍をされていました。たまたま台風の日に演奏会があり演奏会がもしかしたら中止になるかもしれないと思い会場に電話を入れてみると事務の方から返ってきた言葉は『先生方はたとえお客様がひとりでもいらっしゃればやります! とおっしゃっています。』でした。この言葉はそれまでコンサートを軽く考え ていた私の心に突き刺さるようでした。演奏をする人はそこまで真剣勝負だっ たのか・・・・とその時に思い知らされた次第です。その日の演奏は感動で涙が 止まらなかったのを今でも思い出します。ちなみに私はその時花の大学生でした。それ以来私は一つ一つのコンサートをとても楽しみにするようになりました。理恵子が小さい時もそれぞれのコンサートを大切に聴いてもらいたかったので、行く前には必ず演奏される曲を予め聴かせてから連れていくようにしていました。そんなささやかなことからも理恵子は人一倍音楽を愛するよう になっていったのかもしれません。


2.22

 生徒が練習してこない理由にはさぼってやらない場合とそうでない場合があり ます。部活や塾通いのため帰宅時間が遅くなることの他、学校や先生によって はおどろくほどたくさんの宿題があり、もっと弾きたくても毎日せいぜい30分位しかピアノが弾けない子がいるのです。そんな状況を考えると『もっと練習 しなさい』と強く言えなくなってしまいます。本気でピアノをやろうとするとやはりある程度の時間をかけなければ上達できないので、勉強は二の次ぐらいに 思っておかないとなかなか両立は難しいかもしれません。世の中には両立させている人もいますが、よほど能力があり切り替えが上手いのでしょう。一般的には 両方をうまくこなしていくためには、よほど計画的に時間配分をしないと本人が可哀想だと思います。
 今日は嬉しい出来事が2つありました。小さいころからいつもひとりでレッス ンに来てひとりで理解していく生徒がいます。大変素直で音楽を聴くことも弾くことも大好きです。そんなMちゃんは発表会の曲の全体を占めている複雑なリズムが弾けなくてなかなか全体を通して弾くことが出来ませんでした。今日は『弾けないところのたった1小節だけを完璧にしてくる!!!』という宿題を持ち前の素直さできちんとやって来ていました。私はそこが1週間前とは比べ物にならないほど完璧だと思ったので、『よし、じゃあ試しにそのまま全部弾いてみよう!!!』といいました。すると何が難しかったの?というほどさらりと全部弾けてしまいました。そのときのMちゃんの嬉しそうな顔は今まで見たこともないほど輝いていました。私も飛び上がりたいほど嬉しかったです。
  もう一つの嬉しい出来事は私が高校の教師をしていたときの同僚の先生から20年ぶりに電話をいただいたことです。あまりに懐かしく心は20年前にさかのぼり、その先生は今でも先生を続けていらっしゃるので、その苦労話や昔話に花が咲きました。そして16日の理恵子のコンサートにはいらしてくださるとのことでした。今日はなんていい日だろう!

 理恵子のリサイタルにはこの先生のほかにも教師仲間数人や当時の生徒たちもたくさん子持ちで来てくれることになっています。『栄子先生!年とっちゃっ たね・・・』なんて言われないように頑張らなくては・・・いつまで意気がっていられるのか不安・・・


2.21

 昨日の続きになりますが良い練習を積み重ねてきて、最後の追い込みで大切なのは大胆な表現力です。これには
第1・・・堂々と音量が出せること  第2・・・自信と勇気がみなぎっていること   第3・・・堂々と演技が出来ること等があげられます。せっかく練習してきたのですから最後の頑張りまで突っ走ってもらいたいと心から願っています。 この3点は心の持ち方次第で出来ることなので家での練習で鍛えて欲しいところです。


2.20

 発表会まであとひと月になり、生徒たちもそれぞれに頑張って確実に成果を挙げてきています。でも全体には確かに良くなってはいるのですが何かビシッと 決まらないのです。徹底した練習をしないで適当に弾いているとすぐにこのようになってしまいます。少し弾けるようになってくるとゆっくり練習や面倒な細かい練習を敬遠してしまい、早くばかり弾きたくなるものです。子供たちに一見面倒な練習を楽しいことだと思わせるまでにすることは大変なことですが、それによって自分自身が『上手くなったなあ』と実感できれば必ず進んでやるようになります。とにかくよく音を聴き、ひとつひとつ大切に弾くことです。


2.19

 最近、我が家ではスカルラッティのソナタをよく聴きます。特にワイセンベル クの演奏が大のお気に入りです。私たち家族3人はたいてい好みがそれぞれ あるのですが、ワイセンベルクのスカルラッティに関しては全員一致の絶賛で した。スカルラッティのすばらしさを存分に究極に表現していて何曲聴いてももっともっと聴きたくなってしまいます。たとえば気分が落ち込んでしまった時などこれを聴くと、くよくよしていたらもったいない!!!といった具合 に気分まで明るくしてくれるのです。ワイセンベルクの演奏は他にもショパン やバッハ等を持っていますが、何と言ってもスカルラッティが最高!!!


2.18

 昨日は私の誕生日でした。ご主人様と娘にプレゼントを貰いルンルン気分でし た。いくつになってもおめでとう!と言われるのは嬉しいことです。
このところフィットペダルとフィットボードのことで考えなくてはならない細々したことがたくさんあり少々頭が痛いです。出来るだけ安くベストな状態で多くの方に使っていただきたいと思っています。事務的な手続きが多くなかな か先へ進めずお待ちいただいている方がたくさんいらっしゃるので気ばかり焦ってしまいます。でも近いうちに必ず喜んでいただける状態でお届けできると 思いますのでもう少しお待ちください。


2.16

 フィットペダルのページを新しくしましたので、どうぞごらん下さい。今日はフィット・ペダルを使う生徒がたくさん来ました。皆一様に「踏みやす〜い!」、「弾きやす〜い!」と大変喜んでいました。ペダル付足台がとれた生徒だけでなく、ピアノを始めたばかりのやっとペダルが踏めるような4歳児にも別の使い方があります。

 このようにペダル付足台と併用すると、足台の高さは27cmになります。小さすぎてペダルを踏み込めない子も、これによって軽く楽にペダルが踏めます。


2.15

 ご覧下さい。栄子先生ご自慢のフィットペダルとフィットボードです。(ペダルとボードはこのようにペアで使います。)たくさんの試作品を経てやっと今日の完成を迎えることが出来、感無量です。ペダル付足台の高さは一番低くした状態で13cmですが、そこから7cm、3.5cm、足台なしと無理なく移行できます。

 

 

 次は今まで作った試作品の数々です。

 

私の娘が小学校4年生のときから悩み続けてきたことなので、13年目にして ようやく解決できるのです。こんな感激は2度とないかもしれません。本業は 輸入住宅の素敵な豪邸を建てるのが専門のドンナハウスの磯部さん、夢を追いかける私の相談相手になって何度も話を聞いて下さったのを初め、わがままを何度も受け入れてくださった業者さん、工場の皆様、こんなたくさんの試作品を一 緒に考えて下さって本当にありがとうございました。途中で何度かもう止め てしまいたいと思うこともありましたが、あきらめずにやってほんとに良かったと思っています。あとは日本中のひとりでも多くの先生や生徒さんにこのフィットペダルと、フィットボードの価値を解っていただき喜んで使っていただ けることが私の願いです。本当に子供のことが解り本当に悩んでいらっしゃる方にこそ価値を見いだしていただけると思うと同時に、そのような方こそ使いこなしていただけると確信しています。娘がちょうどこれを必要とするときの様子を書いた『栄子のひとりごと』も是非ご覧ください。どんなに深刻だったのかがお分かりいただけると思います。身長125〜140位のときは姿勢や弾き方がただでさえ安定しないので補助なしでいい加減に癖をつけてしまうと大変な負担が本人にかかってしまいます。弾きにくいため色々な支障が出 てくるのです。本人は弾きにくい原因は解らないわけですから先生や親がよほどしっかり見抜いてあげなげればならない大切なことなのです。


2.14

 風邪が流行っています。私の生徒の3分の1もインフルエンザでダウンしているようでこんなにお休みが多い年はめずらしいことです。一日も早く回復して欲しいと思いますが、こんな時こそゆっくりと体を休めて欲しいとも思っています。病気で寝ていると普段気にしていない感覚が芽生えるようで、治ってレッスンに来た生徒たちはほとんどが『寝ているとき指がむずむずして早くピアノが弾きたかった』と言います。寝込むと身長が伸びると言いますが、休んでいた生徒の様子を見ると確かにピアノの腕も伸びているのは単なる錯覚ではないようです。弾きたい弾きたいと思う気持ちが上手くさせたのでしょう。このことからも解るように指を動かすことだけが練習ではありません。休むことも立派な練習の一つなのですから、時には神様から与えられた休息をのんびり過すのも良いでしょう。


2.13

 木曜日は休息の日・・・と決めているのでレッスンは無しで家の掃除、片づけ 等主婦業に徹することにしています。それにしても片づけても片づけてもなか なか綺麗になりません。レッスンのある日は食事の支度や買い物に追われ家の 中が汚くても忘れていられますが、いざ休みとなるといろんな汚いところが目 に入ってあれもこれも片づけたくなってしまいます。今日も色々なところを片 づけて1日が終わってしまいました。よくご主人様が家の中が汚いと怒るとい う話を聞きますが我が家ではそんなことは考えられないことです。私のご主人 様は汚くても綺麗でも何も気がつかないのです。したがって自分から掃除をし たり片づけたりということも絶対にあり得ません。もうすぐ結婚2?年になり ますがいつまでたっても気が利かないのは、やはり結婚当初甘やかしすぎたの が原因でしょうか???


2.10

 銀座の王子ホールへ発表会を聞きに行きました。350席のホールは聴衆で埋め 尽くされその上なお中に入れずロビーで時間を潰す人さえいました。ステージ に飾られたお花、スタッフの態度、仕事ぶり、すべてが完璧で実にうらやまし い発表会でした。生徒さんの演奏も実力者の粒ぞろいで、これまでに成長する には先生も生徒もどれほど多くの努力や苦労がおありだったのかな等と想像し ながら聴かせて頂きました。参考になることが多く大変充実した時間を過すこ とが出来ました。
王子ホール出たところで偶然昨年の学生コンクール小学校の部で全国1位にな られたお嬢さまとご両親をお見かけしたので、『東京大会をお聴きし、とても すばらしかったです。全国1位もおめでとうございます。』とお話したら何と その方も私や娘のことを知っていらしたので驚いてしまいました。勇気を出し て声をおかけした甲斐があり嬉しくなってしまいました。


2.8

 土曜日恒例のソルフェージュ、歌のレッスンとアンサンブルの練習でした。1 週間で随分成長していてさすがは私たちの可愛い生徒たち・・・・とうきうき してしまいました。・・・といってもまだ人前でお聞かせするレヴェルではありません。でもレッスンの度に上達する姿は聴いていてとても気分が良いで す。また友達との合わせが嬉しくて仕方ない様子は、見ているこちらまで嬉しく なるようです。
明日は某有名な先生の生徒さんの発表会を聴きに行くつもりです。毎年ご招待 をいただくのに必ず用事があり行けませんでした。曲目は小さい子でもかなり の曲を弾きます。ひとり1曲のみですから相当それに賭けているのでしょう。
私はいつも発表会は真剣勝負のソロの他に楽しいコーナーを設け、アンサンブル の楽しさや美しさなどを本人たちはもちろんいらしていただいたお客様にも充 分楽しんでいただこうと思っています。そして何時間も延々と続くのも好きで はありませんから、最初から最後まで通しても4時間以内に終われるように構成 します。ソロ、アンサンブル、教室卒業生の演奏、など今年も聴きにいらして 下さった皆様が飽きずに最後まで聴きたいと思っていただけるような発表会にしたいと思います。


2.6

 またこれか・・・・と憂うつな出来事が。私の生徒の何人もが今までにご近所 からうるさいと言われまともに練習できなくなってしまっています。それぞれ に市の施設を借りたり都内まで練習室を借りに行ったり、学校で練習したり・ ・・・など生徒の苦労は耐えません。練習の音というものはどんなに綺麗な音 で弾いていたとしても他人からはただの騒音でしかないのですから、何時間も それを聴かされたのでは文句を言われるに決まっています。文句を言われてし まうと本人は練習時間が減るばかりか音を出す事自体怖くなり上達は滞ってしまいます。他人を気にせず伸び伸びと弾けることの大切さと難しさを痛感する日々です。


2.5

 人前で上手く弾けるための家での練習の絶対条件・・・・・
本人:演技が出来ること、照れないこと、『こう弾きたい』など上手くなりたい気持ちが人一倍強いこと、努力することが好きなこと、
家族:本人が自由に弾けて、集中できる環境を与えてあげる。(姉妹 兄弟にちゃかされて、まともに練習できない・・・という話を聞いたことがあります。出来れば練習室は孤立していた方が良いでしょう。)
これらの条件は本人が出来るだけ小さいうちから整っているほど良いです。大きくなればなるほど難しくなってしまいます。私の娘も4歳の時恥 ずかしがって演奏した為に余り良い出来ではなくてがっかりしたことがあります。せっかく一生懸命練習してもこれでは甲斐がありません。そのとき以来コンサートの度に昭義先生と私が娘に言い聞かせてきた言葉は『なりきって演奏 しなかったらお家に入れないよ!!!』です。お家に入れて貰えないと大変だ!と思った理恵子はこの言葉を深刻に受け止めてくれてそれ以来絶対に恥ずかしがったり照れたりしなくなったのです。後にも先にも恥ずかしがったのは その1回限りでした。そして照れずにうまくいった時はわざと大げさに褒めちぎるのです。何をどうすれば褒められどうしたら怒られるかをしっかりと 教え込んだのです。親がどれくらい子供に真剣に要求するかはとても大切なことだと思います。私の生徒の中にも何をしたいのかはっきりせず、弾くことを恥ずかしがってばかりいる子がいます。大きくなるとなかなか直らないものです。 出来るだけ小さいうちに『なりきって弾くこと』が当たり前に育ててしまうこ とが大切です。


2.4

 受験生のソルフェージュもいよいよ最後の追い込みの時を迎えました。ほとんど1回聴いただけでかなりのスピードで間違えなく書けるようになるまで成長して くれています。毎回の訓練の賜物です。学校によっては実技の点数によりソルフェージュが受験できない学校もあるので、せっかくここまで頑張っている子たちなのでそんなことにならないよう祈るばかりです。頑張れ受験生!!!


2.2

 リサイタルが終わり理恵子はホッとする間も無く毎日室内楽、伴奏と駆け回り残り少ない大学生活を思いきりエンジョイしているようです。ソロの時の練習と違い大変活き活き見えます。ソロのリサイタルも緊張感が一杯でとても勉強 になるのですが、必要以上に神経質になってしまいます。今は少しその緊張感 から開放され、大好きな室内楽漬けの毎日で楽しくて仕方ないようです。大学で室内楽の発表が終わると3月にはいよいよ市川公演です。今度は大勢の方に楽しん でいただきたいと肩の凝らないインタヴューなどを織り交ぜ、楽しいコンサー トにしたいと趣向を凝らしているようです。詳しくはこちらをご覧下さい。
 司会はピティナで大活躍の國谷尊之さんです。國谷さんは理恵子が19歳の時ピ ティナの「10代の演奏家シリーズ」でのリサイタルでも司会をして下さり大好評だった方です。私もたまたま審査でご一緒させていただいたことがありますが、大 変魅力的でおもしろいお話にはつい引き込まれ時間の経つのも忘れてしまうほどです。ご自身でもトークコンサートでご活躍です。
是非聴きにいらして下さい!!。


2.1

 今日のアンサンブルの練習は顔合わせと曲の雰囲気を掴むことで終わりまし た。まだ譜面を渡して1週間も経たない人、今日譜面を貰った人などまちまち のレヴェルなので、これからのレッスンで徹底的に個人的に特訓することになります。特にアンサンブルは皆とても楽しみにしているようなので今日を境に どんな風になってくれるか、わくわくドキドキです。このような楽しい合わせ 物をすると不思議なことに自然と肩から力が抜けソロの方まで頑張ってくれる ので一石二鳥です。夕食後自分の練習をするつもりでいたのに気がついたらも うだいぶ遅くなっていて、ついに練習しない1日が終わってしまいました。悲し い・・・・。でも朝から夕食まで30分休んだだけで8時間レッスンに追われ ていたのだから仕方ないか・・・・。明日は早起きして今日の分を取り戻そ う!!!


2001年9月分10月分11月分12月分
2002年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2003年1月分はこちらです。

メールはこちら