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昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。
生徒さんへの連絡のページを更新しました。(2004.11.05)フィットペダルのページを更新しました。(2004.11.07)ぜひごらん下さい。
昨日,今年第2弾のパンジーが100ヶ届きました!レッスン中だったので植えることは出来ませんでした。何年にもわたって我が家にお花を届けてくださるお花屋さんは何も言わなくても私の好みをよく分かっていてくれます。大好きな薄紫や純白のパンジーやビオラは、見ているだけでも心が洗われる思い!!
今日は生憎の雨で植えるのはほぼ諦めていました。でも届いたお花を眺めている内にどうしても植えたくなってしまい少し小降りになった時を見計らって、急いで少しだけでも植えよう!!と思い立ち・・・生徒が45分後に来るのでタイマーを30分にセットし急いで植えることに。30分もあれば60ヶは植えられる!!!急げ!!ところがシャベルを探してもどこにも見当たりません。・・・その内にレッスン時間が来てしまい結局はなにもしないで30分が過ぎてしまいました。探し物にかける時間って本当に虚しく悔しい!!
今日はこれからずっとレッスンがあり、数日は雨が続くようで、いつになったら植えられるか心配になってきました。シャベル買いに行かなきゃ。
昨日届いた薄紫と白のビオラ | 純白のパンジー |
まだ半分しか植えていない状態 明日上のビオラとパンジーを隙間に植える予定です |
夕方レッスンしていると嬉しいニュースが入ってきました。広島でショパンコンクールを受けていた浅原由香さんが本選で見事金賞を受賞しアジア大会出場が決まりました。浅原さんのご両親のご実家が広島なので、お里帰りをかねてのコンクール出場でした。こんなレヴェルの高いコンクールで金賞を頂けるなんて思ってもいませんでしたので、広島から帰ったらすぐに2週間後に迫った関東・甲信越大会に向けてリズム変奏から徹底的にやろうね!!といって送り出した矢先でした。思いがけない受賞に本人も私もびっくり仰天!!です。ご一緒にご指導頂いた長谷川先生にも感謝の気持ちで一杯です。先生本当にありがとうございました!!
来年1月に、はるか福岡で開かれるアジア大会でもまた頑張って欲しいです。
昨日のフィットペダルの続きです。今日発売元のドンナハウスから4段のボード見本が届きました。ドンナハウスでは本業は夢のお城のような輸入住宅専門の会社ですが、今ではどちらが本業か解らないほどフィットペダルに力を注いで下さり、ピアノ事業部は日夜、より良い使い勝手を目指し研究を重ねて下さっています。
中身を明けてびっくり!!出てきたボードの軽いこと!!底に貼ってある滑り止めのゴムもこまやかな手作業の工夫が施され、美しい革張りについうっとり・・・ありがたいことです。私が今使用しているボードはすでに一年半以上も使い古してきたのでかなりくたびれています。並べてみたら私と理恵子の肌の違いみたいでした・・・
我が家のレッスン室には試作当初からのペダルが沢山ゴロゴロしているので、レッスンに来た生徒達は今日はどれにしようかな??等といって変わった形のペダルを面白がってはめたりしています。出来上がるまでの試行錯誤を考えるとこんなにも多くの方々に使って頂き、ここまでやって来られたのが夢のようです。これからも日本中の方に喜んで頂ける様より良いものを改良して行きたいと思います。あっと驚くような新しいものも作りたいなぁ〜なんて思ってます!!
ピティナコンペティションが終わってから現在またまたフィットペダルが大ブレークしています。そんな中10センチペダルのご注文を多く頂くようになってきました。自分で開発しておきながら10センチペダルに関してはなかなか自信が持てずにいたため7センチをお奨めしていました。ところが10センチペダルは4段のボードと合わせると大変踏みやすいことが分かりました。10センチペダルには3段ボード、と言う考えが頭から離れずもう一段増やすことを全く考えつかなかったのです。今日は朝からレッスン室にこもりこの10センチペダルと 4段ボードの使い心地に夢中になりました。
色々な靴をはいたり、裸足で踏んでみたり、どの位置に付けるとさらに踏み良くなるか等を試していました。生徒で試して見たかったのですが、生憎今日はフィットペダルに縁のない大きい生徒ばかりでした。明日は小さい生徒が来るので是非試してみたいと思います。これで130センチに満たない小さな子供たちにも楽にペダルが踏んでもらえそうで、堂々と10センチペダルをお奨めできることが何より嬉しいです!!
一年半ほど前のこと・・・今年J.G級で金賞の小林さんのお母様からお電話が有りました。フィットペダルに関しての質問のお電話でしたが生憎レッスン中だったので詳しいお話は出来ないまま電話は終わりました。その後すぐにフィットペダルをご購入頂きましたが何しろその時はまだ2段ボードしかなかったので当然高さが全然足りません。その後小林さんはもう少し高さのでる物を求められ今年のJG級でもそれをお使いになっていらっしゃいました。また機会があれば小林さんにも是非10センチペダルを試して頂きたいと思っています。
コンクール、勉強会、ステップなどを間近に控え、生徒の意気込みが感じられ私もつい熱がはいります。やはり目指す目標が間近に迫ると生徒達はどんどん面白いように変わってきます。出来ることならもう少し早くエンジンがかかってくれると良いのですが・・・・そんな緊張感のあるレッスンも楽しいですが、大人の方のレッスンもまた違った面白みがあります。最近社会人の方や生徒のお母様がレッスンにいらっしゃるケースが増えてきました。昔弾いていたけれど再開してショパンを弾きたい!!!子どもと一緒に連弾がしたい!!!などがその理由です。実に素敵なことですね。私もこのようなレッスンの時は気持ちが豊かになれ、応援したい気持ちで一杯です。是非頑張って下さい。
我が家のレッスン室は、次の患者さんどうぞお入り下さい!!と言わんばかりに、今日もレッスンした生徒のほとんどが風邪を引いて咳をしていました。明日は一番の冷え込みになるらしいので充分気をつけないといけません。もうすぐコンクールや生徒の勉強会を控えているので、今風邪を弾いたら大変なことになります。でもこう皆に咳をされると自分ものどが痛み出したようで憂うつになります。風邪を引いたら頑張ってレッスンに来なくてもいいのにみんな嬉しそうにレッスンに来るので困ってしまいます。風邪を引いたら堂々とお休み しましょう!!
さて先日のピティナのビデオの続きですが、昨年と今年2年続けて入賞している人の昨年の演奏を想い出してみると、たった一年で驚くほどの成長が見られ、この一年、計画的でいかに無駄の無い練習を積んできたかが伺いしれます。驚くほどの成長を遂げている入賞者達は他人には見えない部分で相当な努力をしているのです。毎年コンクールを受けていてもその曲だけに追われている様では、おそらく著しい成長は期待出来ません。余り練習していないのに結果に対する期待だけが大きいのも困ったものです。
今日は朝から用事で日比谷に出かけていました。すでにコートを来ている人もいて街はすっかり冬支度です。この1週間で一気に寒くなり風邪を引いている生徒も目立ちます。我が家の洋服ダンスもそろそろ衣替えをしなくては。この季節大好きな編み物をしたくて仕方ないのに時間がなくて出来ません。昔はよく自分のセーターや家族のものを作ったものです。一番沢山作ったのは理恵子が生まれてすぐに頂いた一年間の育児休暇です。この一年で私は子育ての他に沢山の楽しい経験をしました。普通は子育てに専念するための育児休暇なのでしょうが私はこの時こそ出来る限りの楽しい経験をしたかったのです。その一つとして理恵子とその従姉弟達5人のクリスマスプレゼントとしてほぼ徹夜でしたがベストを一気に編んでしまって親戚中から絶賛!?されたという楽しい思いでがあります。あの頃の私は本当に元気でした。ゆっくりと編み物をする時間がほしいな・・・
おかあさまの『はねぶとん』がだーいすき!
今年のピティナ入賞者のビデオが届きました。でも今日は朝から一日中レッスンづけなので夜までお預けでした。ですからレッスンが終わるや否やもうくぎ付けで食事なんてそっちのけで一気に鑑賞会となりました。どの級もどの受賞者もさすがに凄い集中力とすぐれたバランス感覚の持ち主ばかり。中でも特に上位、金銀銅受賞者たちの、落ち着きぶりには驚嘆の連続でした。日頃の先生方やご家庭での訓練の賜とはいえこの張りつめた緊張感の中でしっかりと自分を見つめよく音を吟味する余裕有る姿には時間を忘れて見入ってしまいました。演奏中の集中の度合いはその目つきや表情などから伺い知れますが本番でここまでやれるのは凄い事です。自分がどのように弾きたいか、それを心の底からどのようにして聞き手に伝えようか!!という強い意志や情熱が強烈に伝わってくるのです。今年全国大会の審査をしていても同じようなことを感じましたが、魅力有る演奏が出来る人はやはりテクニックに捕らわれるのではなくその作品を自分自身が楽しみ、その魅力を解ってもらいたくて実に素直な気持ちで聴衆に訴えかけてくるのです。余裕がなければ人に聴かせるどころではないですから、そのためは想像をはるかに超えるテクニック練習や、研ぎ澄まされた感性が必要なことは言うまでもありません。受賞者の皆さんに心から称賛の拍手を送りたいです!!!本当におめでとうご ざいます!!私の生徒達もこんな演奏が出来るよう頑張りたいです。
最近レッスンしていてつくづく思うことは、勿論こつこつさらうことも大事なのですが、楽しい経験も沢山して欲しいし、日頃から多くのCD も聴いて欲しい・・・あ〜ぁそれなのに生徒達の時間の無いことときたら・・・学校からの帰宅時間は信じられないほど遅いは塾は有るは・・・練習時間の確保さえ難しい世の中で悩みは尽きません。
今日のN響定期公演でのアシュケナージさんの事件には驚かされました。詳しくは昭義先生のページをご覧下さい。アシュケナージさんどうかお大事になさって下さい!!一日も早いご快復をお祈りいたします。
やっと手首の痛みも治まり、どうにかレッスンでも少しずつ弾けるようになってきました。ご心配をおかけいたしました!!普段何気なく出来てしまう日常生活の全てが、右手首が故障しているだけで出来ないことが多く本当に辛い思いをしました。健康ってなんてありがたいことでしょう!!
ということで嬉しくなり今日は久しぶりに、お天気も良くなったので朝から銀行、郵便局、買い物・・・と慌ただしく走り回りました。午後からは昨日台風で出来なかった生徒達のレッスンに追われました。もうすぐに控えているコンクールやステップに向けて生徒達は難しい課題にあえて挑戦して頑張っています。でもショパンコンクールなど課題が相当難しいので皆それぞれに四苦八苦で、頑張ってはいますが、到底間に合いそうもない生徒もいて、何だか憂うつです。部活や文化祭で相当忙しい生徒達。その中を練習して行くことはよほどの信念がなければ出来ることではありません。中学生などはコンクールの前後がまともに試験とぶつかるようです。ただでさえ忙しい生徒達なので自宅で無駄な練習をせず、的を得た練習で上達して行って欲しいものです。
理恵子に送る段ボール
そんなとこにいるとワルシャワに送っちゃうぞ
この度フィットペダルのチラシが新しくなりました。推薦のお言葉を金子勝子先生と長谷川淳先生のお二人にお願い出来ました。昨年三月の発売当初は江崎光世先生と渡部由記子先生にお願いしました。この一枚目のチラシが出来た時はまだどなたも使っていらっしゃらず実際に私が先生方のもとへ持参して、ペダルを作った理由や使用方法など詳しく説明した結果ご推薦の言葉を頂けました。この時点で私はフィットペダルがここまで日本中に行き渡るとは想像もしていませんでした。江崎先生も渡部先生も今では生徒さんのほとんどが 使って下さっている様です。
今回はすでにコンペでも多くの方にご使用頂き、金子先生、長谷川先生両先生とも生徒さんに充分ご活用頂いての推薦文ですからまた感激もひとしおです。
私自身もでき上がってきたチラシを嬉しくて何度も読み返してしまいます。次回のピティナの会報に同封される予定ですので会員の皆様のお手元に届くのももうすぐです。どうぞお楽しみに!!
今日はショパンの命日、一年前の今日は理恵子がポーランドへ旅立った日でもあります。後一年充実した留学生活が送れるように祈るばかりです。
私の方の手首の痛みは相変わらずで、未だに弾くことは全く出来ない状態です。痛くて寝返りもうてないので昨晩はよく眠れませんでした。手首の腫れが首や背中まで伝わっているようで身体中がだるく今日のレッスンは辛いものがありました。弾かずに身振り手振りや言葉だけでレッスンするのって本当に生徒に伝わらないので、普段の何倍も疲れてしまいます。やっとの思いで5人のレッスンをしましたが普段元気な時には感じない健康のありがたみをひしひしと感じています。病院には行きたくないので・・・なぜなら先日理恵子が腱鞘炎の治療で病院に行った時、朝7時半に家を出てたった一本の注射をするだけで帰りは5時を過ぎてしまいました。通院は一日仕事になってしまうのです!!
明日には傷みが少しは改善されるよう願って今日は早めに休むとしましょう。
今日は普段のレッスンに加え先週台風で出来なかったソルフェージュとレッスンの振替えもあり、かなりハードな一日でした。今日は新しくピアノを始める4歳の男の子のレッスンをしました。2歳年上のお姉さんのレッスンにいつも付いてきていて、慣れてはいるのですが、今日は自分が習う立場なので幾分緊張気味。その小さな瞳のなんと純粋でひた向きなことか!!小さい子どもが特に大好きな私はその純粋な笑顔に心が吸い込まれてしまいます。どの生徒のレッスンも楽しいけれど特に導入のレッスンでは手がかかり大変ですが、これほどやり甲斐があり楽しいものはありません。生徒と共に楽しみながらも、初めが肝心なので、同時に責任の重さも感じていました。
それにしても今日は手首が一日中痛くて辛かったです。昨日久々に庭の手入れをした時から右手首に傷みがあったのですが、それほど気にもせず昨夜は2時間ほど自分の練習をしていました。ところが今朝起きるとその傷みが信じられないほど進行していたのです。歯磨きも辛いので左手でやらなければなりません。レッスンで手首を動かす度にものすごい激痛が走りとても弾けない状態。今日レッスンだった生徒さんほとんど弾いてあげられなくごめんなさい!!実は昨日と一昨日、この夏から秋にかけて頑張って咲いてくれたお花から冬のお 花に衣替えの準備をしたのですが、あまりに夢中になりすぎて手首に支障を来してしまったようです。やり出したら全部やってしまわないと気が済まないという何でも中途半端が嫌いな性格は困ったものです・・・
でもこれほど夢中になった原因は・・・じ・つ・は・この1週間以内に300個のパンジーの苗がお花屋さんから届く事になっているからなのです。例によって注文してある花の色は大好きな純白とブルー、パープル系。今年は一体どんなお花が届くのか、そのことを考えると、嬉しくていてもたってもいられないのです。一日も早く手首を治しておかないとお花が植えられない!!?
ああ緊張しました!!今日は年に一度のスリッパのワクチン接種日。様々な感染症にかからないよう猫ちゃんにも万全の対策が必要なのです。そのため近くの獣医さんに行くまでがとにかく大変!!煮干しやかつお節で釣るのですが なかなかケージに入ってくれません。用心してなかなか近づいてきてくれずついにクローゼットの奥にこもってしまったり、やっとの思いで入ったかと思う とすき間から抜け出したり・・・・昭義先生は手首を引っ掻かれ私も首から腕の辺り何ヶ所も引っ掻かれ、もう散々でした。といってもスリッパはただ逃げ回っているだけなのですが、爪が長いので引っ掛かってしまうのです。スリッパはとてもやさしい子なのです・・・・
痛々しい昭義先生の手
でも獣医さんの所に着くと観念したらしくおとなしい猫ちゃんに変身したスリッパは魔女のように伸びた長〜〜〜い爪を先生の奥様に切ってもらいました。それにしても先生ご夫妻の手際の良さにはため息です。私たちは何ヶ月かかってもまともに1本の爪も切ることが出来ませんがあっという間に20本切ってしまわれるのですから・・・どの道もプロは凄い!!!
家に戻るとワクチンを打ってもらい爪を切られたスリッパは信じられないほどおとなしく良い子になりました。爪が伸びていると廊下を凄い勢いで走り回ったり色々な所に爪研ぎを始めるのですが当分その悩みからは開放されそうです。
おとなしくなったスリッパ君
最近フィットペダルがまたブレークしているようです。先日行われた千葉コンクールでも昨年はほとんど見かけませんでしたが、今年は入賞者のほとんどが使用していたのには驚きました。そして千葉コンクールの会場では見ず知らずの数名の方からいきなり声をかけられホームページを見て下さっていることや、フィットペダルのことを詳しく教えて欲しいと言われてしまいいささか参ってしまいました。なぜならその時生徒がその後すぐに出番で、気もそぞろだったのでゆっくりお話している余裕がなかったのです。大変申し訳なく思っています。(お分かりにならないことがありましたらメールを頂ければお答え出来ますのでよろしくお願いいたします。)このように最近ではピティナ以外の様々なコンクールでも見かけるようになってきたフィットペダルです。さらに驚いたことに昨日、名古屋の著名なS先生から音楽雑誌にフィットペダルのことを是非紹介したい!!!との嬉しいFAXを頂いてしまいました。まさかこのような著名でご多忙な先生からこのようなお話を頂けるとは想像もしていませんでした。しかもこの先生と私は4年前ワルシャワで行われたショパンコンクールでお会いしていますが、その時のことまで覚えていて下さったのには大感激でした。
こうして素晴らしい先生方に認めて頂けることは、その昔コンペでよく見かけた肩をあげて中途半端な姿勢で弾きにくそうにピアノを弾く子供たちがどんどん減ることなので、私にとってこれほど嬉しいことはありません。
やっと待望の新しいコピー機が到着しました。
何年か前までは練習をしてこない生徒がいて頭の痛い事が多かったのですが、最近ではその様な生徒はほとんどいなくなりました。今では全くその逆で練習してきたものを全部聴く時間がなくストレスがたまってしまいます。私の生徒は現在幼児から音大受験希望者まで幅広くいます。そのレヴェルには当然大きな差がありますが、コンクールを受ける受けないにかかわらず目的意識がはっきりしていて日々惜しまず努力を重ねている生徒のレッスンは格別楽しいものです。最近特に嬉しく感じるのは停滞気味だった生徒達がぐんぐん伸びてきていることです。もしかしてもうやめてしまうのかな?と思っているような生徒が突然目覚めて巧くなってきたりする事程嬉しいことはありません。他の教室から移ってきた生徒たちも最初の内はどうしても言いにくいことが多く遠慮気味のレッスンになってしまいますが時期を見て何が良くて何を直さなければいけないのかをはっきり告げると次のレッスンから別人のように努力するようになります。導入期の幼児の場合もお母様方の自宅でのフォローが完璧なのでほぼ全員が理想的に伸びてきています。毎日精一杯努力する生徒達を見ていると「疲れた〜〜〜」なんて言っている暇はなさそうです。
台風22号 が接近している中、今日N響は赤坂のサントリーホールでアシュケナージさんの『音楽監督就任記念特別演奏会』という大切な日です。しかも演奏会後はレセプションもあるとのことで帰りは丁度台風が東京を直撃する頃になるので心配です。昨日のNHKのニュースではアシュケナージさん本人が是非コンサートにいらして下さい!!と呼びかけ一方気象庁は外出を控えるように。。。でした。果してこんな悪天候の中、どれだけのお客様がいらして下さるのでしょうか。
私の方はこの暴風雨の中、生徒達のレッスンをすることは不可能ですから、朝から夕方までびっしり詰まっていたレッスンをこの連休中に振替えることにしました。結局朝からぽっかりと空いてしまった時間に溜まりにたまったアイロンがけや掃除、片づけそして忙しくて出来なかった自分の練習時間もどうにか確保出来ました。日頃の忙しさでピアノにまともに触れていなかったのでそのツケはあまりにも正直に表れ指は当然まともに動いてくれず、がっくり来ます。毎日少しでも弾く時間を作れるようにしなくては・・・
毎週金曜日にはピティナからメールが送られてきます。その中でも楽しみなのが今週の1曲。今日は待ってました!!いよいよ福間洸太朗さんの登場です。ムソルグスキーの『展覧会の絵』です。早速聴いてみることに。。。ぞくぞくするような素晴らしい演奏。動画もあり画像と音にくぎ付けでしばし我を忘れるほどの演奏です。今年の夏ドゥシニキ音楽祭で理恵子が福間さんのあまりに素晴らしい演奏に感動し、(理恵子自身はいつも腱鞘炎などの悩みを抱えているので)『演奏するためにどこか身体的に悩みや問題がある?』と尋ねると福間さんは『うん・・・風邪引くことかな・・・』とまじめな顔でおっしゃったそうです。この演奏を聴きながらふとその話を帰国していた理恵子から聞いたことを想い出しました。こんなにも完璧な演奏をされる福間さんですが、純粋で可愛らしい(ごめんなさい!!)別の一面も垣間見た気がしました。先日の理恵子のリサイタルには光栄にも福間さんのお母様が聴きにいらしてくださいました。私のホームページを読んで下さっていらっしゃるとのこと。嬉しいような恥ずかしいような気持ちです。
表参道で用事を済ませたあと葛飾シンフォニーヒルズへドイツで勉強中の大場温子さんのリサイタルを聴きに行ってきました。慌てて家を出たのでデジカメを忘れてせっかくの素晴らしいステージの様子をご紹介することが出来無いのが残念です。大場さんは、理恵子の尊敬する先輩で小学生から大学生まで播本先生の下で共に学んできました。現在デトモルト音楽大学大学院でJ-E.バブ ーゼ教授の下で研鑽を積まれていらっしゃいます。帰国理由は千葉県の権威あるコンクールの一つ「八千代音楽コンクール」でかつての優勝者ばかりを集め たガラコンサートに出演されるためです。大場さんは美しい音と並外れた大胆な演奏で聴衆を魅了します。ドイツで充実した勉強をされていらっしゃることがひしひしと伝わってきて幸せな気分で帰路につきました。また次に聴かせて頂ける日を楽しみにしたいと思います!
プログラムはJ.S.バッハ フランス組曲第5番
ベートーベン ピアノ・ソナタ第31番
シューマン クライスレリアーナ
アンコールは シューマン トロイメライ
でした。
今日は帰国を間近に控えた理恵子が生徒のレッスンを手伝ってくれました。たまたま今回のリサイタルで弾いた曲目を練習中の二人の生徒のレッスンです。マズルカop.24−2 エチュード三度op. 25−6です。二人ともやっと譜読みが出来始めたところなのでレッスンといっても全く捗らないものでしたが、二人の生徒は「りえこ先生」に教わってとても嬉しそうでした。ペダリングや弾きやすい指遣いなど細かく教えてくれましたが、なかなか短い時間の中では消化し切れませんでした。りえこのレッスンを見学しながら、いつもこうして手伝ってくれたらどんなにか楽しくて捗るだろうか、と夢のようなことを考えていました。ポーランドの留学を終えたら今度はまた別の国へ行って勉強したい!!等といっているのでその夢の実現はほど遠いことでしょう。
先日のリサイタルにいらして下さった御木本先生がコンサートの成功を大変喜んで下さり、光栄にも来年一月にご自宅のホール「トモノホール」で理恵子のリサイタルを開いて下さることになりました。一月にはもう一つ高松の四国村異人館という所でもリサイタルが決まっており、来年早々にはまた日本に帰国することになり、また慌ただしいお正月を迎えることになりそうです。
今日は朝、家族をそれぞれ送り出すとここ2〜3日気分が悪くレッスンもやめていたので、夢遊病者のごとくベッドに倒れ眠り込んでしまいました。ふと気が付くともう2時。起きた瞬間はぼ〜っとしていましたが暫くするとやっとやっと日頃の寝不足解消で気分もすっきり!!
今日は千葉コンクールの日、千葉コンも毎年レベルが上がり本選に残るだけでも大変な事になってきました。その10倍の難関を突破して本日の最終審査である本選に出場していた生徒二人の演奏を聴きにぱるるプラザホールまで出かけてきました。会場に着くと小学校3〜4年生部門がすぐに始まりました。今日出場の二人ともそれぞれの部門で丁度良い順で弾かせて頂きました。欲を言えばきりがありませんが一人は直前まで心配していた割には驚くほど美しい音でテクニック的にはほぼ問題点無く弾いてくれました。もう一人は今年ピティナ でも全国に行っていますが今回の曲に関しては直前になっても自信が持てず、やはり今日は気合いの入らない気力の感じられない演奏になってしまいました。当たり前のことですがこどもは自信があるか無いかで全く別人のような演奏になってしまうという事を思い知らされたコンクールでした。そして惜しくも入賞は出来ませんでしたが周りの素晴らしい方々の演奏を聴き今後の直すべき課題の輪郭がくっきりと見えてきました。
左から応援に駆けつけてくれた 昨年第3位の有海友加里ちゃんと 最終審査本選会に出場した 二人大澤葵(小4)、立石実桜(小1)さん |
応援に来ていた昨年千葉コンクール 1〜2年部門1位の北林大生君と 昨年3位の友加里ちゃん |
フィットペダルに関し沢山のご質問メールをいただいておりますが、多忙と過労が重なり現在返信不可能な状態です。
申し訳ございません。必ずお返事いたしますので今暫くお待ち下さい。