昭義のひとりごと2014年1月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

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生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2014.1.11)必ずご覧下さい。

〜栄子の花日記〜...ときどき音楽こちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。


1.31

 ショスタコーヴィッチ、レオノーレの順に練習しました。細かくニュアンスを追求しながら、練習は進んでいきました。明日は今日の2曲の他にラヴェルのピアノ協奏曲を練習します。
 自分の手応えもよく確認できました。最初良く感じても、2〜3日でその感激がなくなる事がありますが、今回はずっとその良い感じが続いています。


1.30

 明日から来月2日のオーチャード定期の練習が始まります。
 ベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第3番
 ラヴェル/ピアノ協奏曲ト長調
 ショスタコーヴィッチ/交響曲第5番
高関健さんの指揮、小川典子さんのピアノというプロです。

 このところの追試で松脂NYMANとシベリアの毛で決まりになりました。この時の手応えがスーパーツイーターのセッティングにとても大きく影響しています。毛の方はシベリアとファインモンゴルの2つが候補でしたが、私の弾き方ではシベリアの方が色々な色が出てきます。そして松脂も最後に残ったのはNYMANとBernardelでしたが、こちらも出てくる色でNYMANに決めました。明日オーケストラの中で弾いて、その手応えを再確認します。


1.26

 スーパーツイーターの件は昨日見つけた位置で決まりです。今まで私の出したことのないタイプの音になりました。

 そして今日は松脂の追試をしました。気になっていたBernardelと今使っているNYMANを試してみました。私の場合(楽器と弓、弾き方)にはNYMANの方が合います。今回私がNYMANを見つけるにあたっては、楽器屋さんのご好意もあって、7つの松脂の中から選ぶことが出来ました。その時の印象はこちら。(ここに出てこない松脂もあります。でもあまり手を広げすぎると、まとまらなくなってしまうので、今はこれで打ち止め!)


この他にBernardelがあります

 愛用の松脂が決まっている方も、ぜひ一度弾き較べをされることをお奨めします。新発見があるかもしれません。


1.25

 レッスンの合い間を縫って、スーパーツイーターの位置を更に追い込んでみました。昨日振動板の位置を合わせたことは書きましたが、今日は更に微妙に(1cm位ずつ)前後に動かしてみました。そうしたらなんと標準の位置から1cm位下がったところがスイートポイントでした。今まで奏者がそこで弾いている音を再現するようにしてきたのですが、この前サントリーホールのゲネプロを録音してみて感じるところがあり、もう少し距離感をとった響きの方向に寄せました。(2階のStirlingも1階のDevonもともに同じような位置になりました。)
 同時にネットを被せるので1段階上げていた高域のEnergyをLEVELまで下げました。
 すべてはその音を聴いて、自分がどう感じるかで決めるしかありません。音の方向性を自分の判断で決めるという作業が、自分の音を作ってくれます。
 それに新しいことを試した時は良く感じても、 しばらく経つとそうではないということがよくあります。ですから何か新しいことをしたら、必ず追試をしないといけません。そして今回スーパーツイーターの位置については、納得のいく結果(音)が出ました。


1.24

 名古屋福岡への演奏旅行も無事終わりました。名古屋で大橋さん、横山さんと一緒に飲み楽しい時を過ごしました。その感激の薄れないうちに、スーパーツイーターの位置を再確認してみました。
 まず最初にスーパーツイーターの有無からやってみました。さすがにこれはある方が圧倒的に良かったです。ないと音が団子のようにくっついて聞こえますが、つけると音の粒子が細かくなります。次はスーパーツイーターの位置です。この前と同様、奥、振動板の位置を合わせる、前の3つを試しました。
 やはり前に出した方がクッキリはするのですが、少し音が硬いです。振動板を合わせた時が全体のバランスが一番良かったです。その位置を中心にもっと細かく位置を決めるべきかもしれませんが、しばらくこのままにして、音が気になるようだったら微調整することにしました。

 娘夫婦のピアノ室で弾いたら、遮音はきちんと出来ているのに、部屋の中の響きがとても良いのには驚きました。わが家の離れのレッスン室は遮音は完璧ですが、部屋の響きはとてもデッドで、あまり弾いて楽しくありません。娘夫婦の調律師さんやピアノ室を作った設計士さんのお話を総合すると、天井と床が良くないようです。天井をはがして貼り直し、床も今の合板ではなく、母家のようなオークの床にすると良いようです。ピアノのオーバーホールもしているので、この際部屋も手直ししようか?と話しています。

 オーバーホールと言えば、私のヴァイオリンも今オーバーホール中です。ネックが細くて弾きにくかったので、それを交換してもらうのを機会に全体を見直してもらうことにしました。1月位かかるそうです。
 つい最近毛替えをして、毛の種類を変えたら音がガラッと変わりました。店頭で色々な毛を試奏した時にはあまりよく分からなかったのですが、家に帰って弾いてみたらその違いに驚きました。今までは音量が大きくて明るい音の毛だったのですが、今回は音量は少し落ちますが、とてもニュアンスに富んだ緻密な毛です。私の場合には今の方が絶対に合っています。


1.19

 名古屋から福岡へは新幹線で移動しました。

 関ヶ原がご覧のような状態だったので、博多には8分遅れで着きました。でもこの程度ですんで良かったでした。
 今日の会場はアクロス、天井のシャンデリアが特徴です。

 ズィッツプローベのあと軽く食事がしたくて喫茶店に行ったら、大分から今日の演奏会を聴きに来られた方に声をかけられました。

 今回のブルックナーは独特な表現に満ちていて、今まで色々な指揮者で弾いたブルックナーとは一線を画していますが、とても面白い表現でした。段々テンポが落ちていったのが気にはなりましたが........


1.18

 今日は名古屋での演奏会、いつもの愛知県芸術劇場です。天気は一応晴れだったのですが、富士山は雲の中でした。ホテルのチェックインは14:00なので、荷物を預けるだけでもと思ってフロントに行ったら、部屋に入れました。それからズィッツプローベをして、遅いお昼を食べました。

 今回のブルックナーはいわゆる正統派的なブルックナーではありませんが、独特な魅力を持ったブルックナーになっています。マーラー的な香りをちりばめたブルックナーとも言うべき、面白い表現です。

 終演後サンバレーの大橋さん、横山さんと一緒に飲みに行きました。3人で飲むのは久し振りなので、話が盛り上がりアッという間に3時間が過ぎました。

 明日は福岡のアクロスでの演奏会です。10時過ぎののぞみで福岡に向かいます。


1.16

 B定期2日目、サントリーホールに行く前に東京駅の大丸に寄って行きました。週末の名古屋福岡への演奏旅行は行きは新幹線ですが、帰りは飛行機に乗ります。今まで使ってきたカバンのハンドルが壊れてしまったので、MacBook ProとD7000を入れられる、機内持ち込み可能なサイズのカバンが欲しかったのです。その後アークヒルズにあるチャーハンの店で軽く食べて本番に備えました。このお店は今日初めて入りました。

 本番の印象は昨日と同様です。明日はお休み、あさっては名古屋、次は福岡です。名古屋は3時開演なので、5時過ぎには終演です。その後サンバレーの大橋さんと一緒に飲みます。今回は明日家にいないといけないので、土曜日の朝に名古屋に向かいます。


1.15

 本番前に楽屋でしていた話ですが、今のメンバーでマタチッチ先生を知っている人はほとんどいません。今回エキストラで出演している私たち世代より上の人たちがその時代を一番知っている世代です。
 今日の本番を弾いて、やはり世代の違いを強く感じました。その昔の音とはやはり違います。でも全体のイメージとしてはルイジさんの求める音は、古き良き時代のドイツ流のようです。その昔のメンバーで今日の本番を弾きたかったです。

 今日は外に出ると寒そうなので、アークヒルズで過ごしました。久し振りに1階のスターバックスで昼寝して、4時過ぎには楽屋に戻りました。
 今日は新しいZOOMのH4nでピアノ協奏曲のゲネプロを録りました。 ヘッドフォンで聴いた限りでは良い音で録れていますが、明日スピーカーで聴いてみます。


1.14

 ファビオ・ルイジさんはその昔のドイツ系指揮者を思い起こさせるような注文と練習のしかたをされます。"Only forte,yeah!"、その昔ライトナー先生がよく言われたセリフですが、同じ主旨の注文をされています。オーケストラの方が当時とは様変わりしているので、出てくる音は往年の響きとは違いますが、当時を思い起こさせるような音が出てくるのではないかと思っています。
 いよいよ明日は本番初日です。どんな響きになるのかとても楽しみです。 名古屋、福岡の皆様もご期待下さい。

 家に戻ってそろそろ夕飯にしようと話し合っていたところに、思いも寄らない事件が起きまた出かけました。8時半位に家に戻り、やっと一息つけました。


1.13

 今日は1日ブルックナーを弾きました。午前中はほぼ1楽章を、お昼前から終わりまで2〜3楽章を練習しました。ff でも無理をしないように、何度も言われて、とても細かくニュアンスを詰めていかれます。このような練習は久し振りに経験しました。本番が楽しみです。
 明日はブルックナーの後、モーツァルトのピアノ協奏曲を練習します。土曜日は名古屋の愛知県芸術劇場の演奏会ですが、その後サンバレーの大橋さんとご一緒することになりました。

 サンバレーのコラムは使いこなしについて色々のヒントをいただけます。この前試したスーパーツイーターの位置も、これがヒントになっています。サブウーファーもとても興味があります。そして今日は”LM86B”,”LM91A”が取り上げられています。わが家ではこれ以上ステレオを入れる場所がないので手は出せませんが、音はぜひ聴いてみたいです。


1.12

 明日からは1月のB定期の練習です。水木はサントリー・ホールでB定期、1日おいて土曜日が名古屋、日曜日が福岡というスケジュールです。ファビオ・ルイジさんの指揮で
 モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番
 ブルックナー/交響曲第9番ニ短調
というプロです。


1.7

 今日はDevonでスーパーツイーターの位置を試してみました。昨日と同様のやり方で傾向をつかみました。やはり前に出した方が好みの音でした。
 Devonの奥行きが薄いので、最初にスーパーツイーターの前面をDevonの前面に合わせました。音はハッキリするのですが、きつい音です。後にずらして音を聴きましたが、位置が1cmズレるだけでかなり音が変わります。かなりシビアな調整が必要です。色々場所を変えていると、スピーカーの存在が消えるようなポイントがあります。これがベストの位置でしょう。
 この感じだとAutograph miniのスーパーツイーター(こちらはパイオニアのPT-R4です。)も前に出した方がまとまるかもしれません。今度セッティングする時に試してみます。
 近いうちにステレオのページ、書き換えます。

gっh90000000000000000000 (これスコちゃんが打ちました。)


1.6

 今日は栄子先生が朝から横浜みなとみらいでショパン・コンクール・イン・アジアの全国大会の審査に出かけました。私はこの前欠けてしまったセラミックの歯を入れ直してもらいに出かけました。そして夜になって栄子先生を迎えにみなとみらいに行き、そこで一緒に食事をしました。

 それから家に戻って、気になっていたスーパーツイーターの位置の聴き較べをしました。傾向をつかむことが目的なので、下の2つの写真のようにしてみました。

 オーケストラとヴァイオリンソロを聴くと、前に出した左の方がはるかに好みに合いました。
 これについては、2013,12,30付けのザ・キット屋コラム
「ツィーターを設置する前後位置は、主スピーカーの振動板位置と同じになるように合わせるのが原則ですが、少し前側に設置することを高域の輪郭感を強調させたり、少し後ろ側に設置することで奥行き感を出すことも出来、非常にクリティカルですので慎重に試聴を繰り返しながら最適な場所を決定することになります。」
という記述があります。これを自分で聴いて確認してみたかったのです。演奏する立場から言うと、前に出した方が説得力があります。後にすると円やかではあるのですが......
 今日はリビングのStirlingを聴いたのですが、明日Devonで試してみます。

 スリッパもスコちゃんもこのオケやヴァイオリンの音が好きではありません。スコちゃん、自分からケージのハンモックに飛び上がって寝てしまいました。スコちゃん、ごめんね!


1.3

 午後から船橋駅前のデパートに行ってきました。まずスコちゃんを買ったペットショップに行き、キトン(kitten:子猫)用の餌を買い、それから駅の反対側にあるデパートの地下の食品売り場で手巻き寿司のネタを買いました。3が日の最終日、道は基本的には空いていますが、駅前だけは混んでいました。
 ペットショップにはスコちゃんの後釜が2匹、新しいご主人様を待っていました。スコちゃんがわが家に来た時のことを思い出しました。 体重は2倍になり、私たちの言葉もかなり分かっています。


1.1続

 恒例の新年の根津家の顔合わせを、隣に住む両親の家でしました。集まったのは弟夫婦とその子供2人、私たち夫婦と娘夫婦という総勢10人の会でした。昨日というか今朝3時過ぎまで片付け+掃除をしていたので、乾杯のワインが妙によく利き、眠くて困りました。私は今日届くはずのプリンタの事が気になっていたので、電話の通話記録を確認しに時々家に戻っていました。

 実は今日娘達と映画を見に行く約束をしていたのですが、プリンタが届かないので、私だけ家にいました。4時過ぎになってやっとプリンタが届きましたが、新しいプリンタは実際は40kgでした。前のC8600(32kg)なら一人で取り回せましたが、40kgになると自信がありません。娘の主人に手伝ってもらって、チェストベンチにプリンタを載せました。

 そして夕食後、セッティングに取り掛かりました。マニュアルを見ながら、保護用のシートを取り外し、トナーを取りつけ、テスト印刷をしました。次はMacとの連携です。プリンタをAirMac Expressと繋ぎ、Macにドライバをインストールしたら、なんの問題もなく完了!
 そしていよいよ年賀状のプリントです。今までのC8600だと、何十枚に1つは必ず紙送りのエラーが出ていました。それが今度のC811は800枚近くプリントしてもノーエラー、その上スピードはほぼ5割アップです。
 今までのC8600も結構良いと思っていたのですが、すべての点で新しいC811の方が良いです。7年も経てば、技術は格段に進歩しているということでしょう。

 最後に「クリーム大福ほうじ茶味」で〜す!今はケージの中のハンモックで夢を見ています。


2014.1.1

明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします

 今年も良い1年でありますように!ついこの間まで暑くて大変だったのに、今は寒さが身にしみます。

 やっと新年を迎える準備が出来るようになりました。色々片付けをしていると、やり残した宿題が........離れのステレオの組直し、Pro Toolsのシステム作成、SV-192SのDSDオプションの稼働などです。
  29日にトラブルを起こしたプリンタの後継機はまだ届きません。まあ29日の深夜に頼んでいるのですから、無理はないのですが。今度のC811dnは性能が上がっているのに今のC8600の半値、iPadより安いです。何よりありがたいのは、サイズがホンの少しではありますが小さくなっていることです。重さはほぼ30kgでほとんど変わりません。セッティングする時にギックラないように気をつけないと......置くのは1階なので、その点救われます。

 実はこれはNHK Eテレの第9を見ながら書いています。感想はステージで弾いていた時と同じですが、印象的なのはやはりそのテンポです。部分的に見ると決して速くはないし、聴いていてもそんなに速くは感じないのですが、基本的なテンポはかなり速いです。特に3楽章がどんどん進んでいきます。弾く側から言うとこのテンポはとても弾きやすいのですが、聴いて軽く感じるのではないかと心配でした。でもその心配は必要ありませんでした。


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