昭義のひとりごと2013年6月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

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6.29

 今年も前半が終わろうとしています。本当に月日の経つのは速いですね。

 最近のレッスンでとても印象的だったのが、すぐ力んでしまうアマチュアの方のレッスンでした。基礎に立ち返って立ち方、楽器の持ち方などすべて見直したのにあまり大した効果がありません。打つ手がないのか?と思って、試しにその人のヴァイオリンを弾いたら、楽器に対して弦が太すぎました。(それで無理して弾いていたのでした。)そこで弦を少し細くしてみたら、とても楽に良い音が出てくるようになりました。
 弦、特にG線を太くすると全体の音量は増しますが、 ある限界を超えると柔軟性がなくなり、小音量の音が死んでしまいます。この量と柔軟性の接点をどこにとるかは、微妙な問題です。
  私自身も色々試してみましたが、私の持っている2台の楽器の持ち味はまるで違うのに、ゲージは同じものに落ち着きました。どうも弾き手によってゲージが決まるようです。傾向としてはゲージが細いと弾くのは楽ですが、音の張りと明るさが失われます。でも太すぎると細かい表現力は間違いなく失われます。


6.20

 今日は2日目、無事終わりました。印象は昨日と同じです。お客様にはとても好評でした。

 明日は月曜日の伊藤楽器船橋店に続いて、銀座のヤマハで「こどものためのスケール・アルペジオ」(音楽之友社)の講座があります。今までスケールなど敬遠していた子供たちがこの本を使うと、目を輝かせてどんどん弾いてくるという話を聞いています。この本は子供だけでなく、副科でピアノを弾く方にもぜひお奨めしたいです。ハ長調と同じ指使いで10ヶの調が弾けてしまいますし、弾きやすい順に並んでいるので、知らないうちにどんどん弾けてしまいます。
 そしてこの先には東音から出版された「チェルニー30番 30の小さな物語」が控えています。どちらも易しい順に並べているので、抵抗なく進められるでしょう。


6.19

 B定期の初日、11:00からゲネプロ、プロ順にモーツァルト、マーラーを弾きました。とても颯爽としたモーツァルトのピアノ協奏曲には驚きました。本番も特に第3楽章が快速に進みました。そしてマーラーの5番は前半とは打って変わって、ゆったり目のテンポで進みました。音のタイミングを合わせることにはほとんど気を遣わずに、音楽的な表情に集中しています。ですから速い所など縦の線はほとんど分からないのですが、チョンさんはそんなことほとんど気にされていません。終わっても爽快感というより、「???」が去来する不思議な本番で妙に疲れました。

 ゲネプロが終わってiPhoneを見たら家から電話、急遽家に戻ることになり、用を済ませてからホールに戻りました、それから遅いお昼を食べて楽屋で昼寝、5時半位に起きたので、時間の過ごし方に悩む暇もありませんでした。朝は錦糸町から渋滞していましたが、家に戻った時は行きも帰りもほとんど渋滞することもなくて、助かりました。


6.18

 午後の1コマ目までマーラーの5番を、そして最後の1コマでモーツァルトのピアノ協奏曲を弾きました。とても細かく念入りに問題点を洗い出していかれました。まだ思ったようにはなっていないのでしょうが、いよいよ明日は本番です。
 明日はサントリーが会場ですが、残念ながら時間を過ごしにくいところです。 まず楽屋に寝る設備がなく、近くに気分転換のできるところもありません。家に戻っても2時間位しか居られないのでは落ち着きません。明日はどうしようかなぁ?


6.17

 今日は1日マーラーの5番の練習でした。魂からの音楽になるように、発音したあと抜かずに音を保つように、何度も何度も言われました。確かに音はまるで違います。本番がどうなるのか、楽しみです。

 今朝は7号線が事故で渋滞していたので、下で回り道をして小松川から乗りましたが、そこから錦糸町までも渋滞していました。下に降りたら思ったより渋滞していなくて、普段より20分位余計にかかっただけですみました。
 練習のあと大崎の歯医者さんに行ってから帰りましたが、今度は銀座で事故、浜崎橋から渋滞しているので、湾岸に回って帰りました。この気候のせいか、とても事故が多いです。


6.16

 明日から6月のB定期の練習が始まります。モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番ハ長調(ピアノ:チョ・ソンジン)、マーラー/交響曲第5番というプロで、指揮はチョン・ミュンフンさんです。ピアノのチョ・ソンジンさんは2009年11月の「第7回浜松国際ピアノコンクール」で弱冠15歳で優勝した逸材で、とても楽しみです。

 栄子先生が明日17日は船橋の伊藤楽器で、21日は銀座のヤマハで音楽之友社から出版された「こどものためのスケール・アルペジオ」の講座を開きます。明日はすでに満席キャンセル待ちだそうですが、21日はまだ余裕があるそうです。皆様どうぞ21日はヤマハにいらして下さい。


6.15

 いま月1のペースで通っている整骨院の院長先生の書かれた本(酒井式肩こり・腰痛が治る体の動かし方)を読んでいたら、とても面白い記述がありました。
 「 立ち方がすべての基本であり、そのためには体の柱を正しく扱うことが大事です。その柱について重要なことが2つあり、1つは柱がS字状にゆるやかに曲がっていることです。もう1つは「柱」が体の一番後ろ側についているという点です。」 (これは私の理解したことをまとめたもので、原文通りではありません。)
 この本の中にはこの他にもとても有益なことが書かれています。 たとえば「頭の重さは体重の10%、体重60kgなら頭は6kgもあります。この頭を「柱」にしっかり載せることが大切です。」
 始めは「ふんふん」という程度にしか読んでいなかったのですが、「柱」(背骨)は体の一番後ろについているというあたりから、思い当たることがたくさん出てきました。これはヴァイオリンを弾く時にもとても関係してくることで、注意点を守りながら弾いてみたら、とても楽に弾けるようになりました。


6.9

 朝9時から市川市文化会館の大会議室で勉強会を開きました。本番を控えていたり色々なコンペを受ける人たちにとっては、小さいホールではあっても人の前で弾くのはとても良い経験になります。11時過ぎには一度家に戻って、少し休んでからホールに向かいました。

 今回下野さんの振り方は、今までのイメージとは一味違いました。全体にゆったりとした悠揚迫らぬ進行です。惑星の大きく3楽章にとる持っていき方は、なかなか面白く効果的に感じましたが、全体としてはとても長いプロでした。
 昨日の夜普通に演奏会があった後、朝から勉強会をしたので、曲降りのシューマンの時に楽屋で寝てしまいました。休憩の時に同室の人に「行くよ!」と起こされたので良かったのですが、起こされなかったらそのまま寝てたかも.........おかげで惑星は最初は蚊帳の外のような感じでしたが、 段々調子が出てきて木星あたりからは普段通りに戻りました。


6.8

 今日はA定期の初日でした。無事終わったのですが、明日午前中に勉強会をするので、今日のご報告は明日まとめてします。


6.7

 午前中に惑星とバッハの幻想曲とフーガを弾き、午後はシューマンのピアノ協奏曲を練習しました。下野さんは惑星を始めの3曲、木星、終わりの3曲という大きく3つの部分にまとめたいそうです。明日の本番がどうなるのか、楽しみです。

 夜はティアラこうとうに堀口さん杉浦さんのデュオ・リサイタルを聴きに行きました。2人ともとても頑張っていて、なかなか良い演奏会でした。生徒のコンサートを客席で聴くというのは、かなり緊張しますし、得るものもたくさんありました。


6.6

 今日は惑星のSaturnから始まりました。下野さんはJupiterとSaturnにとても時間をかけられていました。そしてエルガーがアレンジしたバッハの幻想曲とフーガを弾きました。とても細かくしっかりとご自分のイメージを持たれていて、出来上がりがとても楽しみです。
 どうも夜寝違えたようで、朝から横を向こうとすると背中に鈍痛があり、練習の間中違和感の連続でした。家に戻って湿布薬を貼って昼寝をしたら、かなり良くなりました。でもまだ振り向くと(特に右を向くと)首が痛いです。明日は治ると良いなぁ?

 明日はこの前ご紹介した私の生徒、堀口さんのデュオ・リサイタルです。皆さんどうぞお聴きになって下さい。


6.5

 6月A定期の練習、惑星のJupiterから始まりました。下野さんはスコアの指示通りにテンポをとりたいということで、同じような進行のVとXVで、Vの方は四分音符が同じ速さで、XVの方は1小節が同じテンポです。聴いていると同じ形なのにテンポが違うように聞こえますが、Holstの指示通りにされています。他の細かいところもスコア通りにされています。その後曲順にNeptuneまで行き、その後1楽章Marsに戻り3楽章まで行きました。その後バッハの幻想曲とフーガを弾いて、今日の練習を終わりました。

 練習後銀座のAppleStoreに行って、生徒のレッスンに使うiPad miniを1台買いました。導入から初級の生徒に音と楽譜、鍵盤を結びつけるのに、iPadとMacをどう使うか今色々の教材(アプリ)研究をしています。


6.4

 今週の金曜日7日19:00から武蔵野音大付属江古田音楽教室で教鞭をとられている私の生徒 堀口洋子さんが、ティアラこうとう小ホールでピアノの杉浦菜々子さんとデュオ・リサイタルを開きます。詳細はこちらをごらんください。杉浦さんは他の私の生徒さんの伴奏もしていただいています。お近くの方はぜひ聴きにいらっしゃって下さい。

 栄子先生はこのところ音楽之友社の「こどものスケール・アルペジオ」、東音企画の「チェルニー30番 小さな30の物語上下巻」の出版とその講座が続いているので、今日はそれを祝って横浜町田インターから10分ほどのところにある鉄板焼きのお店にランチを食べに行きました。(チェルニー30番の下巻は今日発売されました。)店内のインテリアは鹿鳴館時代の華やかさと重厚さを伝えるすばらしいもので、目の前で料理を作るパフォーマンスともども、しばしすべてを忘れて楽しみました。家からは東京を横断して1時間ほどかかりますが、出かけた甲斐がありました。
 行き帰りの首都高はほとんど渋滞していませんでしたが、ちょっと走るとすぐ前がつかえてしまい、思ったように走れるわけではありません。このような時にはECO PROで踏み込まずにのんびり走るのが良いようです。 今までの経験では、Comfortモードで普通に走ると9.5〜10km/l、ECO PROで流して走ると12km/l弱という感じです。

 明日からは6月のA定期の練習が始まります。今日は良い骨休みができたので、また頑張ります。下野さんの指揮で、
 J.S.バッハ/幻想曲とフーガハ短調
 シューマン/ピアノ協奏曲(ピアノ:ネルソン・ゲルネルさん)
 ホルスト/組曲「惑星」
というプロです。


6.2

 オーチャード定期の本番でした。ポーガさんは楽に構えて振られるので、響きが硬くならずに進んでいきます。とても楽しみな指揮者の登場です。チャイコフスキーは前向きに進んでいましたが、ブラームスはゆったりと構えて、かなり雰囲気が違っていました。ブルッフのソリスト南さんはアンコールにイザイの無伴奏ソナタ第2番の第1楽章を弾かれましたが、とても迫力がありました。
 今月はこのあとA定期とB定期に出演します。


6.1

 今日から6月、月日の経つのは早いですね!今日もチャイコフスキー、悲劇的序曲の後、ブルッフのヴァイオリン協奏曲を南紫音さんのソロで弾きました。本番は明日ですが、とても楽しめる演奏会になると思います。

 iPadのアプリに音やリズムを教えるものがあります。何種類かダウンロードしてみました。まだオールマイティに使えるものは見つかっていませんが、それぞれのアプリの得意分野をつかめば便利に使えそうです。今日レッスンした生徒に試しに使ってみたら、夢中になってはまっていました。導入には持って来いです。ただその先にも使えるものがあると良いのですが........


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