ヴァイオリン
  

講師:根津 昭義


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楽器について奏法練習法アマチュア・オーケストラ


私のレッスン室

 私のスタジオです。今はピアノのレッスン室をリフォーム中なので、このレッスン室をピアノと共用しています。ピアノのレッスンがある時は下の段の玄関脇のレッスン室を使っています。
 ヴァイオリンは楽器と弓の構え、毎日の練習課題、その練習の仕方などがとても大事です。それらを抵抗なく毎日の練習で扱えるよう、永年の演奏経験を活かした課題の選定をしています。

 導入はまず楽譜の基本的な約束を覚えるソルフェージュから始めます。そして指を押さえずに(開放弦で)右手の練習をします。(左手を先に、弓を使わずピツィカートで弾かせるメソードもありますが、私はボーイングを先にします。)そしてスラー、移弦などが出来るようになったところで、左手を押さえる練習に移ります。(最初の開放弦の段階から生徒さんと合奏しています。)
  ここからが初級です。 そして4つの指の組み合わせ(G1:2と3がつく、G2:1と2がつく、G3:3と4がつく、G4:すべての指が離れる G=グループです。)を勉強して全調を弾けるようにします。
 この後ポジション奏法、ヴィブラート(早い場合はG3の頃から)を勉強して中級に移行します。ポジション移動以降については基本的な曲の他に生徒さんの状態に合わせて色々な曲を弾いてもらっています。そしてこの段階になると、音階練習(Sevcik、Flesch)、エチュード(Kayser 、 Kreutzer、 Rode 、 Dont 、 Paganini)、曲の3本立てで行きます。

 中途入室の方の場合には、演奏を聴かせていただいて、その様子によりレッスンの仕方を決めます。

 ソルフェージュは最初に曲を間違えて覚えないためにとても大切です。(間違えて覚えたものを直すのは、新しく白紙で覚えるのの何倍もの労力を必要とします。上達しない最大の原因は最初に間違えて覚えてしまうところにあります。)初心の方はもちろん、中途入室の方もぜひソルフェージュを受講して下さい。

 生徒さんには私がお世話になっている楽器屋さんをご紹介致します。初心の方のヴァイオリンのセットからご相談に乗ります。お気軽にご相談下さい。


教本について

基本的にはHugo Selingの教本に基づいています。現在Selingの教本(音楽之友社)は絶版ですので、その内容をアレンジしたものを使っています。


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