立ち方 ヴァイオリンを弾くうえで一番大事なことは、立ち方です。 |
脱力楽器を構えるときに一番大切なことは身体に余計な力を入れないことと、呼吸を止めないことです。楽器は肩に載せるもので、顎で押さえるものではありません。また右手も脱力が大切です。必要な力は入れなければいけませんが、無駄な力は抜きましょう 脱力と関連して、楽器や弓を持つ時に手応えを求めないことが大切です。たとえば楽器を鎖骨に載せた時に、あごで楽器を押さえないことです。あごはあご当てに載せるだけです。また弓も強く持たないことです。楽器も弓も支える感じで持つだけにしましょう。 |
楽器の構え方 まず身体の重みが両足に均等にかかるように立ちます。それから左腕を前に出し、左肩を少し前に出します。 |
弓の持ち方 弓の持ち方の練習は写真のようにボールペンなど(写真はApple Pencilです。)ですると良いです。 2.親指を中指の反対側に置き弓を挟む。 3.手を回して弓を持つ形にする。 |
カール・フレッシュやガラミアンのような具体的な弾き方を書いた本ではなく、弾くことに対するイメージについて書いた本として私が読んで面白いと思ったのは、ドミニク・オプノというフランス人の女性の書いた「内なるヴァイオリン」(「演奏についての考察」という副題付き。音楽之友社刊)です。私がこの本が気に入っているのは左の写真の通りイラストがとても分かりやすくて要領を得ているからです。 ただ残念ながらこの本はいささか読みにくいです。原書をフランス語が堪能な生徒さんに訳してもらいましたが、それでも理解し切れませんでした。その点を別にすると、この本の中には面白い指摘がたくさんあります。 |
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サルヴァトーレ・アッカルドの書いた本で、奏法に関する本とは言えない部分もありますが、前半の左手右手の章はとても参考になります。 | |
イヴァン・ガラミアンの書いた本で、音楽之友社から翻訳版が出ています。Kindle版もあります。それほど難しい英語ではないので、英語で読むほうがお奨めです。(写真がKindle版の方がきれいです。) |